丹沢 木ノ又小屋の山バッジ

昨年暮れの忘年山行で宿泊した丹沢「木ノ又小屋」(山行の記録はこちら)で山バッジを購入しました。

これがまた大変お洒落…。
山バッジの販売が始まったのは確か去年だったような気がします。

下の写真のような素敵な版画の台紙とパッケージされていて、台紙だけ別に飾ろうかと…。

私はこちらの紺色のバッジを買い求めましたが、同じデザインで臙脂(えんじ)色のものもありました。
ちなみに同宿の女性陣は両色ともお買い上げされていたので、それだけ女性受けするデザインなんだと思います。

デザインは、「OMOTE TANZAWA」という小屋所在地と小屋のコーヒーカップ(下の写真です。)、

そして「Kinomata」の表記と標高があしらわれています。
何とも可愛らしく素敵なデザインです。

今まで多くの山バッジを収集してきましたが、私のコレクションの中でも一二を争うデザインではないかと思います。
バッジを眺めていると山行の情景が思い出されます。

良いバッジが入手出来て何よりでした😚。
次も星の綺麗な季節に是非再訪したいと思っています。
その時は臙脂色バージョンを買い求めるつもりです🌝。

檜洞丸の思い出

昨年一泊で出かけた丹沢・檜洞丸(その時の記録はこちら)では下の写真の二点の記念グッズを買い求めました。

左の木製札は青ケ岳山荘で、右の山バッジは下山後のビジターセンターでそれぞれ買い求めたものです。

こちらは裏に「御守」と焼き印がされています。
「檜洞丸」の焼き印は先代のオーナーのお手製なんだそうです。
花は「シロヤシオツツジ」と「コイワザクラ」です。
山行の際のお供にしたいと思います。

こちらは下山後にビジターセンターで買い求めました。
他に「犬越路」のものもあったのですが、残念ながら「売り切れ」でした。
こちらは「ニホンカモシカ」と「シロヤシオツツジ」が描かれています。
ちょっとお洒落なバッジですね…。

西丹沢では大室山や畦ヶ丸にも是非登ってみたいと思っているので、必ず再訪して違う山のバッジも入手したいと目論んでいるところです。

葬儀を終えて

昨日、義父の葬儀を無事に終えることができました。
斎場や火葬場、菩提寺の住職の都合等から、亡くなってから8日目の葬儀となりました。
喪主の意向で家族葬となったので、親族に見守れながら穏やかな表情で旅立って行きました。
改めて亡父の恩に報いるべく、これからの人生を細君と共に歩んでいく決意をしたところです。

次に親族が亡父を偲んで集まるのは四十九日法要になります。
阿弥陀如来のおられる極楽浄土での平穏で幸福に満ち溢れた日々が送れるよう祈るばかりです。

義父との別れ

正月七日の午前9時前に細君から私の携帯に「じいちゃん(彼女は父親のことをこう呼んでいました。)がきとく」というLINE連絡が来ました。
もっとも私はすぐには気が付かず、自身の職場を離れた場所で移動中にLINEを開きました。
細君はすぐに車で1時間半ほどかかる義父が入所している県内の介護施設に向かったのですが、その後「間に合わなかった」というLINEが来ました。

あまりに突然のことでにわかに義父の死を受け入れられません。
私は二人の息子に連絡をして、職場に一度戻り仕事の段取りを済ませて自宅に帰りました。
長男が車を出し、次男を途中で拾い、自宅に帰宅していた私も拾って県内H市の細君の実家に向かいます。

実家に着くと既に義父の遺体は到着していました。
義父は6年近く施設に入所していたので、本当に久し振りの我が家です。

無言の対面をします。
細君と結婚して39年になりますが、私の実父が60代で他界したこともあってか、義父は義理の息子の私を大変可愛がってくれました。
受けた多くの恩を忘れることはありません。

来週葬儀となります。
長男は夫婦で孫娘(彼女は曾祖父には施設で二度会っています。)を連れて参列するそうです。
次男も参列します。
良い旅立ちをさせてあげたいと願うばかりです。

日光澤温泉の思い出

遅くなってしまいましたが、昨年秋に訪問した日光澤温泉(その時の記録はこちら)で買い求めた山バッジと手ぬぐいを紹介します。
まずは山バッジです。
大変小振りのバッジです。

デザインが超レトロ…。
キスリングを背負った登山者がピッケル片手に登行する姿がシンプルに描かれています。
昭和を彷彿とさせていますね…。

つづいて手ぬぐいです。
我が家の和室に額装して飾ってあります。
こちらはリピーターの方がデザインされたものなんだそうです。
三匹いたワンコは今では一匹になってしまったようです。
雪景色ですが、宿の暖かさが伝わってきます。

その後の山行でも山バッジを入手していますので追々紹介していきます。

MEINDLのインソール交換

昨年末の丹沢・忘年山行の際に履いたMEINDLのブーツ(購入時の記事はこちら)ですが、購入以来ずっと純正品のインソールで使用してきました。
かなりへたってきたので、新年を機に交換することにしました。
新しいインソールは、価格がリーズナブルで比較的ユーザー評価の高い下の写真の製品です。
メーカーはMIZUNOです。
Amazonでの販売価格は2,500円とこの種のインソールの中では極めて低価格ですが、一応トレッキング専用の設計とのことです。

登山靴本体は昨日の筑波山初詣登山でかなり汚れていたので、本日午前中に手入れをした後の写真を載せておきます。

これが今まで使用していた純正品のインソールです。
プリントされたMEINDLの文字が消えかかっています。
注文すべきは左右を比較してみると、利き足の右のインソールの方が文字が薄くなっているのがわかります。

足先部分は薄目で、かかと部分は浅いヒールカップ成型となっています。
さらに土踏まずの部分も若干アーチ状になっていますね。

こちらが今回新たに投入したインソールです。
筑波山での履き心地は、まったく違和感なく快適で、ファーストインプレッションとしては上々でした。

見た目は今までの純正品と極端に違わない感じです。

横から見てみると土踏まずからかかとにかけての厚みが結構あります。

この辺の細工が違和感のない快適な履き心地に繋がっているのかもしれません。
後は耐久性ですが、今のビブラムソールがへたるまでは充分使えるのではないかと思います。

私としては、MEINDLの本体の方も、あと一回くらいはソールを張り替えて履き続けたいと思っているのですが…こればっかりはわかりませんね。

筑波山初詣登山(令和七年)

毎年恒例の筑波山初詣登山に今年も行ってきました。
例年ですと三が日過ぎの土日に行っていたのですが、今年は休みの期間が長いので混雑覚悟で今日1月3日に出かけてみることにしました。

昨夜の予報では日中、特に昼過ぎまでは🌤マークでしたので、運が良ければ富士山や浅間山、そして赤城山や谷川連峰、日光連山も見れるのではないかと期待しつつ、自宅を4時半過ぎに車で出発しました。

途中コンビニでコカ・コーラにパンやチョコバーを補給して、つくば市営第三駐車場に到着したのは5時40分を少し回ったところでした。
駐車車両は5台ほどでした。
駐車場に到着する少し前に小雨が降り出しました…幸い到着時には止んでくれています。
ローカットシューズから登山靴に履き替えて、トイレを済ませて、フリースを脱いで、ジャケットだけを羽織って55分には出発です。

駐車場の出入り口ですが、まだ真っ暗です。路面が濡れていますね…。
冷え込みはさほどでもない気がします。

流石にこの時間ですから登山者はまばらです。

新年に相応しい清々しい気持ちになります。

早くも神職の皆さんが参拝客の受け入れ準備をされています。

今回私は大きなミスを二つ犯しました。
ひとつは眼鏡の曇り止め処理をしてこなかったこと。
曇り止めスプレーを携帯するのも失念しました。
おかげで登りでは、数分ごとに立ち止まり眼鏡をふきふき登る羽目になり、大変後悔しました。
ただでさえヘッドランプを照射しながらの登りですから、視界の悪さが雨で濡れた岩や木の根でのスリップの誘因になります。
大失態でした😭
MINANO HUTを通過する頃には多少明るくなり始めます。

照度が足りないため、ちょっとボケていますが、男女川の水場到着です。
パイプからはポタンポタンという感じで水が落ちていました。

ここで二つ目のミスに気が付きます。
何と、途中でジャケットを脱いだ際に首から下げていたカメラを岩陰に置いて、そのまま忘れてきてしまったのです。
これには流石に焦りました。とにかくジャケットを脱いだ場所まで戻ることにしました。
10分少々登ってきた登山道を戻りました。
記憶に近い場所で注意深く探すと「ありました、ありました。」…。
良かった良かった(^^)/。
気を取り直して下ってきた登山道を登り返します。

それにしても新年早々やらかしました。
昨年もやらかしています。(去年の記録はこちら)
これも神様の私に対する戒めと受け止めるつもりです。
ただ、私が神様でしたら「懲りない奴…少しは学習しろ‼」とお怒りになられるだろうな…と。
来年は気を付けます…はい。

こちらも照度不足でだいぶボケていますがご容赦ください。
この階段道が始まれば、御幸ヶ原まではもうひと頑張りです。

御幸ヶ原に到着です。
天気は曇りで風は穏やかですが、気温はそこそこ低い。
日光連山はちょっと見えにくかったですが、那須方面と思われる山々は見ることができました。
写真ではわかりづらいですね…。

男体山神社を見上げます。

御幸ヶ原はうっすらと雪化粧しています。

まずは男体山へ向かいます。

男体山御本殿に到着です。
伊弉諾尊に昨年一年の御礼と新年のご挨拶をしました。

この真っ白な山波は谷川連峰でしょうか…?
本白根山から横手山辺りでしょうか…?
ちょっと判然としません。
どなたかご教示を…。

陽の当たっている場所と日陰になっている場所、明暗が分かています。

こちらは赤城山方面でしょうか…?
これも正直なところよくわかりません。

山肌に沿って雲が上がってきます。

これはこれで趣がある。

ホームマウンテン筑波山には何度も登っていますが、悪天にあたったことはあまりないんですよね…。

再び御幸ヶ原に戻ってきました。
次は女体山に登ります。

女体山山頂直下です。

女体山神社御本殿に参拝し、伊弉冉尊に昨年の御礼と新年のご挨拶をします。

居合わせた男性二人パーティーに写真撮影をお願いされたので撮ってあげたところ、私の写真もお返しに撮ってくれました😚

このセキレイ茶屋には一昔前に細君と細君の友人を案内して訪れ、「つくばうどん」を食しました。
最近筑波山に登るのはロープウエイもケーブルカーも動く前なので、店も開店前のため、なかなか立ち寄る機会がありません。

御幸ヶ原まで戻ってきました。
今日は「紫峰杉」に寄り道してみます。
実は何十回と筑波山に登っていながら紫峰杉を訪れたことがないんです。

紫峰杉は男女川源流にあります。

水は出ていません。

さあ、こちらが紫峰杉です。

迫力です。
ただのまっすぐの巨木ではなく、力強さ漲る樹形が素晴らしい。

一見の価値はありますね。

こちらは紫峰杉に行く途中にあるブナの巨木です。

こちらにも圧倒されます。

御幸ヶ原に戻って下山前の腹ごしらえを…。

カップラーメンを食べる準備はしてきたのですが、座布団マットを持参していないので腰が下ろせず断念😭
パンは白湯で食べました。

今日はなぜ下山に登りと同じ御幸ヶ原コースを選んだかと言うと、いつもの下山路、白雲橋コースは岩場もあり、濡れているとスリップしやすいと見込んでの判断です。

ただ、濡れている岩よりも断然木の根の方が滑りやすい印象でした。

無事に下山です。
無事下山を拝殿にてご報告。

神宮大麻と筑波山神社のお神札をいただいて初詣登山の任務完了(^^)/
後はガマの油売りの口上に耳を傾けつつ、出発点の市営第三駐車場までゆるゆると歩きます。

拝殿前は思ったよりも混雑しておらず参拝もスムーズにできましたが、駐車場へ入ろうとする車は長蛇の列…。
筑波山初詣登山はやはり暗いうちに登り始めるのが正解のようです。

かくして無事に駐車場に帰還することができ、新年第一回の山行も怪我無く終了することができました。

いただいたお神札は帰宅後早速神棚におまつりしました。

本年も事故無く怪我無く野外活動を楽しんでいきたいと思います。

※本日のヤマレコの記録はこちら

謹賀新年

あけましておめでとうございます

若干の風はあるものの、比較的穏やかな元日の朝となり何よりです。
今年一年が今日の天気と同じように穏やかに過ぎて行くのを願うばかりです。

例年どおり我が家では朝食におせちとお雑煮をいただきました。

この後、初詣に車で行くためアルコールはお預けです。
昨夜、一生懸命準備してくれた細君にまずは感謝です。

その後、氏神様である「女化神社」に昇殿参拝に伺います。

昨年の元日に比べると参拝客が多かったような気がします。

帰宅してから、ようやくスパークリングワインで新年に乾杯です。
プラス私の65歳の誕生日を細君にささやかにお祝いしてもらいました。

正直なところ65歳になった実感はまったくありません。
気持ちだけは若い頃と同じと言っていいと思います。
ただ、またひとつ歳を重ねたことには違いはないので、このブログのメインテーマの野外活動では、自らの年齢をより一層自覚した行動が必要になることを肝に銘じなければなりませんね…。

(閑話休題)
昨年一年を家族揃って無事に過ごせたことに感謝しつつ、今年一年も実り多い年になることを願う清々しい元日です。

読者の皆様、今年一年どうぞよろしくお願いいたします。

走り&登り納め

丹沢から帰ってから朝のトレーニングを二日間サボってしまいました。
今日は大晦日ということもあり、厳しい寒さですが気合を入れて走り&登り納めに「たつのこやま」までランニングに行ってきました。
「たつのこやま」は龍ヶ崎ニュータウンができた際に「りゅうがさきのこども⇒たつのこ」のために造成された人工の山で市のシンボル的存在です。

往路は約4.5km走り、たつのこやま下で筋トレをして山頂に登ります。

今日は日光、赤城方面は見えません。
筑波山は御覧のとおり。

牛久の大仏様も…。

そして、雲量多めなのに富士山が見えています。

西の富士に東の筑波を見ることができ、登り納めに相応しい(^^)/。

無事に下山し(笑)復路は3.5km走って、今年の走り&登り納めとしました。

読者の皆様、一年間お付き合いいただきましてありがとうございました。
新年も野外活動を中心に可能な限り記事を書いていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

忘年山行 丹沢塔ノ岳(木ノ又小屋泊)②(R6.12.28)

おはようございます。
昨夜は、モンベルのアルパインウルトラライト・ダウンハガー#7(もう10年以上前にモンベルの福袋で入手しました。冬場の小屋泊まりのお供としては軽量コンパクトで最高です。今の後継モデルは3万円越えでファスナーも付いていますが、私の愛用モデルにはファスナーすらありません。現物はこちら。)とダウンジャケット、ダウンパンツ、そしてダウンソックスと完全装備したおかげで1時半ころ一度目が覚めただけで大変よく眠れました。
朝食時に女性陣のお一人は「足が冷えてよく眠れなかった。」と言っていました。
この時期の丹沢は冷えますからね…。

5時半過ぎに起床し、階下に下りました。
まずは、固形燃料クッカーでポット用のお湯を沸かします。
このクッカーですが、前回の檜洞丸でデビューしました。
超軽量で少しでも軽量化を図りたい泊りがけの山行では大変有利だと思います。
ガスバーナーだとどうしても重いガス缶にお供してもらう必要がありますからね。

6時頃から空が明るくなり始めますが、結構雲が多い。
小屋番氏曰く今朝の温度は氷点下8℃とのこと…。
朝食は6時半からです。
昨日と同様にお代わりしていただきました。

食後に富士山ビュースポットに女性陣と三人で行ってみます。
気温は低いですが、風がないので助かります。
だいぶ雲が減って素晴らしい景観が広がっています。

小屋で窓からご来光を見たので、既に陽が昇りつつあります。

見飽きることがありません。

富士山の雲も取れそうです。
手前に見えているのが大倉尾根です。
今日はあの尾根を下ります。

こちらは朝日を受ける尊仏山荘です。

彼女たちも大喜びでした。

私も一枚撮ってもらいました。

小屋に戻ってパッキングして記念に山バッジを買い求めて、7時40分に小屋番氏と女性陣に見送られて出発しました。

塔ノ岳まではところどころ眺望が開けて気分がいい登山道が続きます。

富士山も

尊仏山荘がだいぶ近づいてきました。

少しですが霧氷ができています。

すっかり晴れてくれて良かった。
青空に霧氷が映えます。

8時05分に塔ノ岳山頂到着です。
流石に登山者が少ない。

尊仏山荘のカレーもまた食べてみたくなりました。
2021年の最初の忘年山行(その時の記録はこちら)で宿泊しています。

居合わせた男性登山者にシャッターをお願いしました。

山頂からは江の島が見えています。

大島もうっすらと…。

こちらは箱根外輪山です。
駒ケ岳と金時山が見えます。

そして富士山です。

丹沢山から蛭ヶ岳までの主稜線です。
こちらは2022年の忘年山行(その時の記録はこちら)で歩いています。

さあ下山しましょう。
昨日に続いて風もなく穏やかな天気になりました。

どこかしらで富士山が望めるのが丹沢山塊の魅力でしょうか…。

大倉尾根はよく整備されています。

金冷やし通過です。
今日もまずまずの体調です。

尊仏山荘の名物歩荷「チャンプ氏」にすれ違いました。

ロートルなので無理をしないペースで下ります。

花立山荘到着です。
営業していませんでした。
今日あたりから営業開始となるんでしょうか?

山荘前から富士山を望みます。

こちらは営業中です。

通過すると登山道沿いにこんな案内が出ていました。

登ってくる人たちとすれ違います。
後ろ姿を失礼します。

あと3km

見晴茶屋です。
ここで靴紐を締めなおすために出発以来初めてザックを下ろしました。

車道に出ました。

こちらが丹沢山塊の入口ですね…。

この後は大倉バス停に向かってのんびりと歩いていきます。
バス停に到着するとバスが停車しています。
小走りで駆け寄ると10時38分の発車と運転士氏が案内しています。
迷わずバスに乗り込みました。
到着と同時に発車でしたので、木ノ又小屋を出てからちょうど3時間で下山したことになります。
本当は、山カフェ丹沢に立ち寄って一服するつもりだったのですが、それはまた次の機会に…。

こうして今年の忘年山行も無事に終了することができました。

丹沢表尾根を最初に歩いたのは1975年(昭和50年)11月16日です。
高校山岳部の歩荷訓練で大倉尾根を尊仏山荘の米の荷揚げのアルバイトを兼ねて登り、帰りは表尾根を蓑毛まで歩いて下りました。
当時の山行記録を見ると渋沢から大倉までのバス運賃が80円、蓑毛から大秦野が110円です。そうです現在の秦野駅は大秦野という駅名でした。隔世の感ありです。

さて、お世話になった木ノ又小屋の印象を…。
小屋はこじんまりしていて極めてアットホーム
小屋番の「とよだ」さんも極めてフレンドリー、もうひと方も非常ににこやかで、宿泊者ファーストという接客が居心地の良さに一役も二役も買っている印象でした。
さらに宿泊料8,000としては夕食のポトフも朝食の半熟目玉焼きもそして白米も味噌汁も大変美味しかった。これで採算合うんでしょうか…。
前回の青ヶ岳山荘もそうでしたが、電気も水道もないのになぜか大変ホッとできる。そんな感じの山小屋でした。
是非再訪したいと思います。

※今回のヤマレコの記録

忘年山行 丹沢塔ノ岳(木ノ又小屋泊)①(R6.12.27)

恒例の小屋泊まり忘年山行も今年で四度目となりました。
今回は、当初の予定では昨年と同じ八ヶ岳「夏沢鉱泉」泊まりで初日に天狗岳、二日目に硫黄岳に登る予定を立てていました。
当初は天気が良い見込みだったのですが、出発が近づくにつれて予報が悪化しました。
西高東低の冬型の気圧配置が強まり寒気が南下して「中部山岳は大荒れ」と…( ;∀;)。

天気には抗えないので、寒さは厳しくとも太平洋側の安定した晴天の見込まれる丹沢に計画変更することにしました。
目指すピークは塔ノ岳、宿泊小屋は前々から気になっていた「木ノ又小屋」に12月24日にショートメールを送信したところ「大丈夫です。」との回答が…。助かった(^^)/。

かくして出発日の昨日を迎えたわけです。
自宅最寄り駅から常磐線始発に乗り、新宿に出て小田急ロマンスカーで「秦野」下車します。
バスの出発まで30分ほど時間があるのでコンビニでも寄ろうかとバスロータリーに出てみるとヤビツ峠行きバス乗り場には既に長蛇の列が…。
平日なのに…。

結局8時25分発のパスは増便され、二台運行でヤビツ峠へ向かいます。
私は運悪く一台目の座席がすべて埋まったタイミングで乗車したのでヤビツ峠まで40数分立ちんぼでした。

峠のトイレを拝借しようと立ち入ってみると「故障中」です。男子トイレだけかと思いきや女子トイレも同様に故障していて女性陣は悲鳴を上げていました。

トイレは我慢するほかありませんね…。
おそらく県の管理なんだと思いますが、年末年始の登山者増を見込んで早めに対処すべし思ったのは私だけではないはずです。
この道標の立つ分岐にも立派なトイレがあるのですが、こちらは施錠されていました。

三ノ塔のトイレに期待するしかありません。

丹沢名物木段道です。

二ノ塔に到着です。素通りします。

富士山もちょっと雲に巻かれ気味です。

三ノ塔が見えています。

三ノ塔の登りで振り返ると左に相州大山が右手に二ノ塔が見えています。二ノ塔の上には相模湾も…。

右手に見えるのは真鶴半島です。

三ノ塔は近い。

三ノ塔山頂到着です。
富士山は隠れてしまいました。
左に裾野を辿ると愛鷹連峰が見えていますね…。

こちらは塔ノ岳方面です。尊仏山荘が見えています。

大山にも多くのハイカーが登っていますね…きっと。

三ノ塔のトイレです。
利用可能でしたが、今宵の宿の木ノ又小屋の小屋番氏の言によれば「冬季閉鎖される」そうです。
利用できて幸運でした。
(調査の結果、後掲の「烏尾山荘が12月29日をもって営業終了となるため、隣接する山岳公衆トイレも閉鎖されます。つきましては、三ノ塔の山岳公衆トイレを臨時開放しますので、登山の際はご利用ください。」とのことでした。)

綺麗なトイレでした。

こちらは山頂の休憩所

内部も清潔

私は外のベンチで早めの昼食をとりました。
永谷園のカレーピラフです。
まずまずでした(^^♪。

烏尾山の小屋を見下ろします。
結構下ってまた登り返します。

右手の三つの瘤は丹沢三峰でしょうか…?。

お地蔵さん

烏尾山荘と同じ高度くらいまで下降してきました。

結構痩せ尾根になっていて鎖場もありました。

間もなく烏尾山荘

烏尾山荘です。
今年いっぱいで閉鎖になるとの木ノ又小屋の管理人氏の情報でした。

山と高原地図の破線の登山道の分岐ですね。

秦野の街と相模湾です。

三ノ塔を振り返ります。

烏尾山頂にもトイレが設置されていて利用可能でした。
ただ、こちらも冬期は使えなくなるのが通例だそうです。(三ノ塔のトイレのところで記載したとおり、烏尾山荘の営業終了に伴いトイレも使えなくなる模様です。)

真鶴半島の奥に見えているのは初島でしょうか…。

イイ感じの登山道です。

行者ヶ岳到着です。

右手に見えているのが新大日です。
手前のピークには人がいますね。
行者ヶ岳の下りには結構長い鎖場がありました。

このまま崩落が進むと、あと100年もしたら丹沢表尾根の様相もかなり変貌するかもしれませんね。

「政次郎ノ頭」です。
木ノ又小屋でこの登山道補修の募金活動を行っていました。

左手奥が「塔ノ岳」、尊仏山荘が見えています。

新大日に到着です。

神奈川県も丹沢山塊の登山道整備、あるいは植生対策に相当の財政支出をしているのではないでしょうか…。

塔ノ岳まであと1.4km‼ 木ノ又小屋は近い。
長尾尾根の分岐がありますが、歩く人がどのくらいいるんでしょうか…。

新大日の茶屋跡です。
これも木ノ又小屋のオーナーとスタッフが中心となって解体作業と荷下ろしをしたそうです。

木ノ又小屋の屋根が見えました。

小屋には予定よりだいぶ早い13時半には到着しました。
小屋の温度計の写真を撮ったのですが、判然としません。目視では5℃を示していました。

可愛らしい山小屋です。

早速受付をして寝場所を案内してもらいました。
今日の宿泊者は私以外には女性一組二名で計三名とのことでした。

荷物を若干整理した後、階下でウェルカムドリンクである「昆布茶」をいただきました。
その後一服してからコーヒーをオーダーしました。
非売品のオリジナルカップ&ソーサーで提供されます。500円也…リーズナブルです。

達磨ストーブが鎮座しています。朝晩火が入ります。

こちらが食堂兼談話室といったところでしょうか…。

小屋の全景です。

こちらが小屋トイレ兼公衆トイレです。
足踏みポンプ式ですが、冬期はバケツの水を柄杓ですくって流します。
ちなみに土足厳禁です。

こちらは小屋裏の秘密?のビュースポットから見た富士山です。

塔ノ岳は目と鼻の先です。

伊豆大島まで指差せます。画像はもちろん結構ズームしていますが…。

こうした展望と相まって大変居心地の良い小屋だというのが第一印象です。

時間はたっぷりあるので小屋の書棚にあったこちらの本をパラパラとめくりました。
雁峠山荘は私が高校生の頃には営業小屋だったと記憶していますが、今や廃屋になってしまっているようです。
残念…。
何だか奥秩父の山々ももう一度歩いてみたいという衝動に駆られました。

ランプに灯が入りました。
同宿の女性二名は15時頃には到着していました。

秘密のビュースポットに夕日を見に行きました。

素晴らしい夕景です。
富士山をズームします。
スマホなので画像粗々ですがご容赦を…。

間もなく日没です。

同宿の女性二人組です。
彼女たちは四角友里さんのファンとのことで、四角氏が今年の丹沢まつりの際に木ノ又小屋に立ち寄ったとの情報を得て宿泊に来られたそうです。
ブログ掲載はお二人の了解をいただいています。

良い景色を堪能できました。

小屋内点景

美味しくいただきました。

夕闇が迫りつつあります。

食事の前に蓬莱という飛騨高山のお酒をいただきました。
彼女たちにもおすそ分け😚

食事の前に上映会

木ノ又小屋名物「ポトフ」の夕食です。
ポトフも白米も大変美味しかった。

白米もつやつやでした。

いただいたのはこちらのお酒です。

食後は星座観察会が…今日の小屋番氏は宇宙と星が大好きという方で、大変楽しい時間を過ごさせていただきました。
スマホで撮影した星空の写真を一枚だけ上げておきます。

外での観察会を終えてからも小屋内で宇宙と星の話で盛り上がりました。
二階の布団に入ったのは21時半過ぎでした。

前回の青ケ岳山荘に続いて中身の濃い夜になりました。

さて、明日の天気はどうでしょうか?

一足早いクリスマスランチ

昨日は、ここ数年毎年クリスマスシーズンや記念日にランチにお伺いしているつくば市所在の「藤右エ門・栄」さんに細君と連れ立って行ってきました。
少々風があるものの陽射しが暖かい良い天気になりました。

今日で何回目でしょうか…。

変わらぬ雰囲気です。

事前に予約の電話を入れた際に、「クリスマスランチ希望なんですが…」と伝えたところ「クリスマスランチは23日からなんです。」との返答だったので、今日は通常のランチメニューをいただきました。

我々はBコースにしたので、前菜を一種類、主菜を二種類選びます。
細君も私も前菜は「7」番、主菜は「8」番と「11」番にしました。

まずは全粒粉のパンをいただきます。
バターはアンチョビバターです。

お洒落なお箸です。

以下料理の説明は省略します。

サラダです。

口直しのシャーベット

デザートはチョコレートムースでした。

いつもながら大変美味しくいただきました。
最後のコーヒーは細君はアメリカン、私はブレンドにしました。
こちらも大変美味しいコーヒーでした。

なお、コースとは別にドリンクはジンジャエールをオーダーしました。

いつ来ても安定して気持ちの良い接客と美味しい料理がいただける店はそうそうない気がします。
そういう意味で「藤右エ門」は間違いのない店だと思います。

次回は5月の記念日に訪問する予定です。

ご馳走様でした(^^)/。