日光澤温泉を訪ねる②(R6.10.28)

二日目は5時過ぎに目が覚めました。
部屋の窓を開けて外を見ると結構な雨が落ちています。

この時点で今日の鬼怒沼湿原訪問は中止することを決意しました。
5時半に朝風呂に行き、貸し切りの温泉を堪能しました。
その後一階に下りてみると薪ストーブに火が入っています。暖かい😚。

外にも出てみましたが、やはり結構な雨が落ちています。

都岳連やジローの提携施設になっています。

朝食は7時からです。
美味しいご飯をお代わりしていただきました。

こちらが私が泊まった部屋です。
こたつがあります。
もう少し寒くなるとファンヒーターが入るそうです。

他のメンバー4人は隣の大部屋に寝ました。
一番年長の私に個室を割り当ててくれたわけです(^^♪。

部屋を出るとすぐ一階食堂へ下りる階段があります。
突き当り左手には風呂とトイレへ通ずる階段があります。

こちらは洗面所です。
真ん中の蛇口からはお湯が出ます。これからの季節には有り難い。

雨装備を着装して8時半には小屋を後にします。
出発時ご主人が挨拶に出て来てくれました。
我々も「お世話になりました。また来ます。」とご挨拶。

小屋からちょっと登ったところにある温泉神社に参拝。

こちらが小屋の全景です。
結構大きな木造建築です。

小屋のすぐ近くにある滝です。
冬に氷結するとアイスクライミングゲレンデになるようです。

さあ帰りましょう。

私以外の4人のメンバー

こちらは春日野部屋の加仁湯合宿所です。
今でも現役の模様です。

紅が目を惹きます。

加仁湯を通過し、八丁の湯に到着です。
八丁の湯には20年以上前に泊まりました。当時は送迎はありませんでしたが、今は送迎をしているようです。
時代の流れでしょうか…。

雨に濡れた紅葉も美しい。

ちょっと色がくすんでますかね…。

こちらはコザ池の滝です。
岩を穿って落ちる滝はなかなかの迫力です。

帰路は下り基調なので余裕がありますね…。写真のとおり一旦レインウエアーを脱いでいます。

やはり美しい。

鉄橋を渡ると女夫渕駐車場は目と鼻の先です。

途中再び雨が降り出してしまい、再度レインウエアーを着込んでいます。
無事に駐車場到着です。

今回のハイキングは、職場の仲間との共同企画だったのですが、一人を除きほとんど本格的登山経験はありません。
ですので、鬼怒沼湿原までの往復にはやや不安があったのですが、雨のため中止したので結果として取り越し苦労となりました。
私の次に年長(と言っても一回りは若い(‘_’))のNU君は、「正直ほっとした…」と年下の仲間に漏らしていたそうです😚。

それでも「普段できない経験ができて来て良かった」というのが皆の共通の感想でしたので、良い企画だったのではないでしょうか。
「次は鬼怒沼湿原まで行ってみたい」という声もあるので、機会があれば「日光澤温泉」再訪を企画したいと思います。

お疲れ様でした。

※ ヤマレコの記録

日光澤温泉を訪ねる①(R6.10.27)

日曜日から職場の仲間4人と共に奥鬼怒温泉郷の最奥部に所在する「日光澤温泉」を訪ねるハイキングに出かけて来ました。
初日は女夫渕(めおとぶち)の駐車場から日光澤温泉まで足慣らしで歩いて一泊、翌日に鬼怒沼湿原を往復して女夫渕駐車場に帰還するという計画です。

アクセスはNI君が車を出してくれ、往路は北千住に集合して現地に向かいました。
日曜日の割に東北道、日光道ともに順調で、道の駅日光のこちらのベーカリーに立ち寄ってまずは腹ごしらえします。

さらに、こちらで女夫渕に向かう道中でおすすめのお蕎麦屋さんがあるか尋ねました。

こちらが観光案内所で教えていただいた、旧栗山村に所在するお蕎麦屋さんです。

舞茸天ぷら蕎麦をいただきましたが、大変美味しかった。

食後は女夫渕駐車場を目指します。
女夫渕駐車場手前には、以前は立派なホテルがあったのですが、廃業してしまったようです。
2013年に日光地方で発生した地震の影響もあるようです。

我々は駐車場で準備をして12時半過ぎには同所を出発しました。

天気も良く気温も高めで絶好のハイキング日和です。

紅葉も美しい。
今度の週末がこの辺りではピークでしょうか…。

今年初めて見る紅葉のような気がします。

良い雰囲気です。

気分よく歩を進めて行きます。

歩いているだけで癒されます。

ナチュラルな美しさ…。

ブナ系の黄葉も綺麗ですが、やはり紅が入るとひときわ美しい。

紅葉の競演です。

こういう雰囲気が私は好きです。

山肌はパッチワークになってますね。

体が染まっていきそうです。

まだまだ紅くなりそうです。

加仁湯を通過します。
2013年の6月25日にこちらに前泊して鬼怒沼湿原を訪れています(その時の記録はこちら。)。

岩壁に映える紅葉

一日目のハイライトでしょうか…。

日光澤温泉に到着です。
ワンコに出迎えてもらったのですが、写真を撮り忘れました。

明日天気が持てば、こちらから鬼怒沼を目指すつもりです。

小屋の下をくぐるように登山道が続いています。

館内の様子です。昭和レトロ満載です。
ちなみに日光澤温泉は昭和6年に開業したそうです。今年で93年ですね。

売店です。

右手に見える畳の広間が食堂です。

結構広い。

まずは温泉です。
こちらは内湯です。
丁度良い湯加減でした。
ちなみに温泉は24時間入浴可能です。

露天風呂です。木の囲いの向こう側の下にもう一つあります。

こちらですね…。

紅葉を愛でながらの入浴は最高でした。
こちらは二階から温泉に下りる階段です。

全員風呂に入った後、食前ですが乾杯します。

外はすっかり暗くなりました。

18時からお待ちかねの夕食となりました。
おかずも豊富でしたが、何と言っても白米の美味しさが際立っていました。
女将さんに聞いたところではガス釜で炊いているとのこと…。山の天然水も味に影響しているのかもしれません。

食後は部屋でまったりとして、私は20時には消灯しました。
私以外のメンバーは、消灯時間後も語り合っていたようです。

明日の天気はどうでしょうか…。

日光・庵滝を訪ねる(R5.2.5)

一昨日の日曜日は関東地方は穏やかな晴天に恵まれるという予報でした。
そこで以前から気になっていた日光外山沢奥にかかる庵滝(いおりたき)の氷瀑見物に細君と出かけてきました。

今シーズンは2月12日まで赤沼茶屋裏の駐車場(例年冬季閉鎖)が実証実験で解放されているので、満車になる前(収容は150台とのこと)に到着せねばと自宅を5時15分には出発しました。
途中のいろは坂にもまったく雪はありません。
極めて順調に8時には赤沼茶屋に到着しましたが、7割程度の埋まり具合だったでしょうか…。

下の写真は赤沼の自然情報センターです。右奥にあるのがトイレですが、こちらは冬季閉鎖になっています。
オールシーズンオープンの赤沼茶屋前のトイレに寄って8時50分には同所を出発しました。

湯川の流れです。
今年は去年に比べると雪が少ない感じです。

奥日光のこの森が私は大好きです。

間もなく小田代ヶ原です。

小田代ヶ原到着です。

豆大福で腹ごしらえします。地元のスーパーで調達しましたが、柔らかくて美味しかった。

貴婦人と太郎山です。
それにしても雲一つない大快晴になりました。おまけに風もほとんどありません。

貴婦人をアップしてみました。

外山沢の入口まで林道を歩きます。綺麗に除雪されていました。
ただ、日陰はアイスバーンになっています。
小田代ヶ原展望所のベンチでチェーンスパイクを着けましたが正解でした。
結局持参のワカンの出番はなく(細君用にはスノーシューを準備したのですが、雪が少ないようでしたので車で留守番してもらいました。)、その後赤沼茶屋に帰還するまでずっとチェーンスパイクで通しました。

弓張峠を通過します。

外山沢出合から林道と別れて庵滝へと向かいます。

途中の開けた場所から撮った写真ですが、関門のように聳える岩山のちょうど谷間のところに庵滝があります。
奥に見えているのは前白根山辺りの稜線でしょうか…。見事に真っ白です。

途中暑いくらいでしたので、細君も私もジャケットを脱ぎました。

庵滝に到着です。言葉ではなかなか表現できない素晴らしさです。
写っている女性ハイカーと比べるとその大きさがお分かりいただけるかと…。

細君をパチリ。

「どういうふうに凍っていくのかな?」と細君が素朴な疑問を持っていました。
こちら↓は細君に撮ってもらいました。

上部に穴が開いており、水流が見えています。

来た甲斐がありました。

滝の裏側に入ってみました。

氷が青い。

1月号のヤマケイにガイド記事が掲載されたためなのか、近年の傾向なのか、多くのハイカーで賑わっています。

こちらでランチをとることにしました。

滝も見えてなかなかいい場所です。

細君はこちらを…。

私はこちらを…。何とフォークを忘れてしまいスプーンでいただきました。

食後は林道出合まで一気に下りました。

ちょっとわかりにくいですが、こちらが林道から庵滝へのトレースが分岐している地点です。

弓張峠です。

帰りもチェーンスパイクで快適に歩くことができました。

青空と樹々のコントラストが素晴らしい。

小田代ヶ原から見る太郎山の雄姿です。

前白根山辺りでしょうか?

ズームしてみます。

肉眼ではこんな感じです。

林道から遊歩道への分岐点です。

気分のいい森の散歩道です。

戦場ヶ原展望台からの太郎山です。

少々のアップダウンをクリアーして…。

美しい。

男体山が正面に見えています。

しゃくなげ橋を渡ります。

赤沼茶屋までもう一息…。

無事に駐車場に帰還しました。お疲れ様でした!。

庵滝は想像以上に迫力があり、好天の下訪ねることができラッキーでした。
トレースが踏み固められていて、チェーンスパイクで軽快に歩くことができたのも良かったなと…。
細君はこの冬初めての雪山ハイクでしたが、元気に歩いてくれて何よりでした。

今度の週末には北八ヶ岳に遠征する予定ですが、天気がやや心配されるところです。

※今日のヤマレコの記録です。