ヒュッテ入笠 JAZZ LIVE②(R5.10.22)

二日目の朝は4時50分に起床しました。
細君に山頂ピストンに行ってくる旨を告げて、5時にはヒュッテを後にします。
外に出ると満天の星空です。
同宿者で山頂を目指している人はいない感じでした。
ただ、ヘッデンを点けて登っている途中ちらちらとしたヘッデンの灯が後を追ってきます。
私より二回りほど若い男性登山者でした。
彼とはほぼ同時に山頂に到着しました。
まずはスマホで富士山を撮影します。最高ですね…。

こちらは八ヶ岳。

こちらは奥秩父連山。

だいぶ明るくなってきて富士山がますますくっきり…。

山頂標識を撮影します。
標識の左手には中央アルプス。雪は少ない。
標識の右手には御嶽山と乗鞍岳が…。こちらは真っ白です。

硫黄岳から赤岳まで。

赤岳から権現岳、編笠山まで。

昨日の赤岳は白くなっていましたが、今朝は黒々としているように見えます。

こちらは甲斐駒ヶ岳です。

富士山です。

御岳山をズーム。赤く染まっています。

乗鞍岳もズーム。

穂高から槍ヶ岳まで。

仙丈ケ岳です。カール内には積雪があるようです。

甲斐駒ヶ岳と鋸岳です。

中央アルプスです。

爺ヶ岳、双耳峰の鹿島槍ヶ岳から白馬三山までの後立山連峰。

ご来光は金峰山の右手から昇ってくるようです。

再び富士山。

牧場を見下ろします。

だいぶ焼けてきました。

もう一息。

出ました。

ズームしてみます。

完全に出ました。

富士山も焼けています。

槍・穂連峰も素晴らしいモルゲンロート。

鹿島槍をはじめとする後立山連峰もモルゲンロートに…。

甲斐駒も…。

仙丈も…。

再び乗鞍岳。

再び槍・穂…。

十分に展望を楽しんで大満足です。寒い中登ってきた甲斐がありました。

結局、山頂には6人ほどの登山者が登ってきました。

ヒュッテに戻ってきました。

7時前に細君と共にボリュームのある朝食をいただきます。
お腹一杯です。

コーヒーを頂いた後、荷物をフリードに積み込みます。
今日は完璧な秋晴れになりそうですね。

8時50分には山口社長と聖子さんに見送られてヒュッテを後にします。
前回同様鐘の音に送られました。

途中の八ヶ岳展望スポットからの眺望です。最高ですね。

富士山も…。

昨夜はヒュッテのお風呂に入らなかったので、諏訪湖畔にあるこちらの日帰り温泉に立ち寄りました。
浴槽が少々狭いですが、入浴料は500円とリーズナブルです。
地元の方々に愛されている様子です。

その後は少々遠回りをしてこちらの道の駅に立ち寄りました。
しかしながら、駐車場が極めて遠い展望公園の駐車場しか空いていなかったので、店舗等のある建物までは行かず終いで写真だけ撮って出発しました。
展望は素晴らしいのですが電線がいかにも邪魔です。

人気の道の駅のようなので機会を作って訪問したいと思います。

塩尻インターから高速入りしました。
須玉付近の工事渋滞が心配されましたが大したことはなく、また、渋滞の名所である小仏トンネルも順調に抜け、その後はほぼ渋滞無しで帰宅できました。
写真は中央道走行中に細君が撮影したものです。

今回も昨年の「感謝祭」同様、山登りというより「ヒュッテ入笠」という山小屋を存分に味わうことを目的とした山旅でした。
中でもJAZZ LIVEは想像以上に素晴らしいものでした。
来年以降もスケジュールを調整して是非ともお邪魔したいと思います。

JAZZミュージシャンの矢羽さん、大月さん、そしてヒュッテ入笠の山口社長、聖子さん、スタッフの皆さん、心地良い時間を提供していただき本当にありがとうございました。

※入笠山は今回2回山頂を踏んだので、トータルで6回登ったことになりました。

※ヤマレコの記録

ヒュッテ入笠 JAZZ LIVE①(R5.10.21)

昨日から南アルプス前衛・入笠山に所在する「ヒュッテ入笠(旧マナスル山荘)」で開催される「JAZZ LIVE」に参加するため、一泊二日で同ヒュッテに宿泊してきました。
同ヒュッテに宿泊するのは昨年の感謝祭(その時の記録はこちら。)以来で二回目となります。

今回は茨城県・県南の自宅から圏央道経由でアプローチしたのですが、八王子ジャンクション手前から大渋滞、加えて韮崎~須玉間の工事渋滞の影響もあって自宅を6時半前にスタートしたにも関わらず、ヒュッテ入笠に到着したのは12時50分とえらく時間を要しました。
まずは受付をするとスタッフの聖子さんが「お昼を食べてなければ何か召し上がります?」と…。
結果としてはヒュッテ入笠名物のビーフシチューを細君とシェアして食べることにしました。
ヒュッテに伺うのは今回で5回目なのですが、細君も私も名物のビーフシチューを食べたことがなかったのです。

ビーフシチューはこちらです。

細君はビーフがあまり得意でないので、私がほとんど頂きました。ご馳走様でした。

食後にチェックイン手続きを済ませて部屋に案内してもらいました。
我々の部屋は二階の「カンチェンジュンガ」です。
カンチェンジュンガはヒマラヤの8,000メートル峰で世界第三位の高峰です。

部屋で荷物整理を済ませてから入笠山ビストンに出発します。
こちらは最近新設されたパオですね…。お洒落です。

屋号は変わっても小屋の佇まいは変わりませんね(^^♪。
古い屋号の「マナスル山荘」の看板類もそのまま使われています。

ランチはいつも大賑わいの模様です。

こちらが新しい看板です。

外は大変寒く、ウールの帽子とネックウォーマーを装着します。

土曜日とは言え、既に14時近くなので登山者はほとんどいません。

ヒュッテの聖子さんの話では、ここ数日で急激に紅葉が進んだそうです。

なかなか美しい。ちょっと陽が陰ってしまったのが残念です。

山頂に到着です。まずはドーンと八ヶ岳連峰が…。
赤岳は白くなっていますね。

アップするとこんな感じです。去年の秋に頂上小屋泊まりで登るはずだったのですが、天候不順でキャンセル。
今年は坐骨神経痛でチャンスに恵まれませんでした。

北横岳、蓼科山もくっきりです。

諏訪盆地を見下ろしているのは霧ヶ峰です。

陽射しがなく風もあるので寒い。
残念ながら八ヶ岳以外の山々の眺望には恵まれませんでした。残念…( ;∀;)。

細君もスマホで撮影中です。

帰路は迂回コースで下ります。

入笠山には何故かサルオガセが一杯…。

細君も不思議そうに見上げています。

本当にそこかしこにあります。

黄葉も美しい。

夏のお花畑コースを下ります。

カラマツが多いですね。

日が射すと大変美しい。

お日様の威力を感じます。

明日の天気に期待しましょう。

美しいカラマツの黄葉。

蓼科山が顔を覗かしています。

良いショットが撮れました。ちょっと電信柱が邪魔ですが…。

風がかなり強まってきました。

薪ストーブはオーナーによると昨日が今シーズンの初点火だったそうです。
今年は冷え込みが来るのが遅かったとか…。

味のある薪ストーブ。

こちらは館内の廊下です。ピカピカです。

看板犬「あじ君」の家です。

外は寒い。

宿泊者はコーヒー、紅茶、日本茶が滞在中フリードリンクとなっています。

ヒュッテ入笠のイベント時は飲み放題が定番となっています。
我々も夕食の前に生ビールで乾杯。

こちらが飲み放題のドリンクコーナーです。
ビールサーバーは食堂にあります。

スタッフ氏が夕食のテーブルセット中です。

さて夕食です。バイキング形式です。
メインは山口オーナーの自信作「ローストビーフ」です。
美味しくいただきました。

こちらがメニュー表です(^^)/。

脈略なく写真を掲載しますが、夕食後はJAZZ Liveが始まるまでの間に寝床を準備しておきます。
湯たんぽが配られました。

Liveの開演は19時半です。
我々は薪ストーブの近くに陣取りました。

大寒の水が…。
私の関心はマルキルのボトルです。グランテトラか…?。

ホエブス725です。通称「小ブス」です。私の在籍した高校山岳部の団体装備がホエブス625「大ブス」で、私は高校一年から二年に進級する際に個人装備として小ブスを購入しました。

さてお待ちかねのJAZZ LIVEが開演しました。
・ギター 矢羽佳祐
・ウッドベース 大月裕信
・ボーカル 飯倉聖子(ヒュッテ入笠)
の皆さんです。

一言で言って最高の時間を過ごすことができました。

左端が聖子さんです。

カッコいい(^^)/。

休憩を挟み(デザートのケーキが配られました。)…

山口社長も参加(^^)/。

アンコールに応えて…

9時半近くになってお開きとなりました。
細君も私も大人の時間が過ごせて満足です。

その後飲み放題でほろ酔いになっていたので、ぐっすりと眠りにつくことができました。
申し込み時には、「JAZZ LIVEってどんな感じなんだろう?」と少々心配もしていましたが、まったく心配無用でした。
演奏してくれたナンバーもほとんど聞いたことのある曲で、選曲の良さも心地良さに繋がったんだと思います。

出演者のお二人には感謝です。
おっと山口社長と聖子さんの出演も忘れてはいけませんね…。

マナスル感謝祭②(R4.11.13)

第二日目は「天気は下り坂で昼から雨」という予報でした。

朝の様子次第で山頂まで行こうと思っていたのですが、5時過ぎに玄関ホールへ行くと三宅 岳氏が撮影機材の入ったザックを背負って山靴を履いているところです。
一緒に外へ出てみると空には結構な雲が・・・私は三宅氏を見送って日和ることにします。気温も高めで暖かい朝です。
その後、起きだした細君を誘って6時頃に山荘裏のドッグランに登ってみます。
すると綺麗な朝焼けを見ることができました。

分かりづらいですが、よく見ると雲海になっています。

いい色です。

こちらの一枚が一番良いでしょうか・・・。

お月さんも出ています。

雲が美しい。

だいぶ明るくなってきましたね・・・。

山荘に戻ると玄関ホールでも朝食準備が進んでいます。

6時半には朝食をいただきました。
大変美味しかった。
お腹がすぐに一杯になり、カレーと玉子かけご飯が食べられなかったのが残念・・・。

朝食後部屋を整理して荷物のパッキングを済ませ、フリードに積み込みます。

8時10分には山口社長と三宅 岳氏の見送りを受けて山荘を後にしました。
その際に山口社長に撮っていただいた一枚です。
車で山荘前を通過する際に三宅氏が鳴らしてくれた鐘の音が何とも素敵で今でも耳に残っている気がします(鐘は写真に写っています。)。

入笠林道を下る途中の八ヶ岳ビューポイントで一枚。

同じ場所で富士山を一枚。笠を被っていますね・・・。

「ゆーとろん」という日帰り入浴施設が一番近いのですが、オープンは11時からということでしたので、ネットで9時からやっている日帰り入浴施設を探して諏訪湖畔にあるこちらの施設に立ち寄ります。
銭湯のようなアットホームな施設で、入浴料も400円と極めてリーズナブル。おまけにできてから日が浅いようで館内も綺麗といいことづくめ。
マナスル山荘でも入浴しましたが、基本1名しか入浴できないため、汗を流すだけにとどめていたので、こちらの施設でゆっくり温まりました。

その後は諏訪I.C.から中央道に乗ってまったく渋滞につかまることなく帰宅しました。

今回は山歩きは入笠山頂ピストンのわずか1時間強の行程のみであとはマナスル山荘という山小屋にどっぷりと浸かり切った山旅でした。
過去にランチで利用したことはあったものの、やはり山小屋は泊まってみないとその真価は分かりません。
我々夫婦の印象は館内はどこも清潔に保たれ、山口社長以下のスタッフは極めて親切。食事は品数豊富で極めて美味しい・・・と欠点が見当たらないというものでした。

山荘屋号も来春からは正式に「ヒュッテ入笠」に変わるということですので、引き続きウオッチして行こうと思います。
もちろん再訪しないといけませんね・・・。

以上が「マナスル感謝祭」のご報告でした。

マナスル感謝祭①(R4.11.12)

11月12日(土)から翌13日(日)まで南アルプス前衛・入笠山に所在する「マナスル山荘本館」で開催された「マナスル感謝祭」に参加してきました。
感謝祭とは、グリーンシーズンの最終宿泊営業日に開催される山荘のお祭りです。
入笠山には過去三回登っていて(一回目はこちら二回目はこちら三回目はこちら)、今回が四回目の訪問なのですが、マナスル山荘本館に宿泊するのは初めてです。

感謝祭に参加したきっかけは、いつも覗いている同山荘のfacebookに募集広告が載っていたので一度は泊まってみたいと以前から思っていたこともあり、迷わず申し込んだというわけです。

第一日目はマナスル山荘本館まで入笠林道を通ってフリードで乗り付けました。
写真の建物の前を奥に進むと駐車場かあります。入笠林道はマイカー規制がされていて、入笠山の宿に宿泊する場合に限ってマイカー入山が認められるので要注意です。
なお、ウインターシーズンになると入笠林道も沢入登山口から上は通行止めになるので、車での入山はできなくなります。

自宅を6時過ぎに出て10時半過ぎまでには山荘到着の予定だったのですが、圏央道と中央道との合流点から手前10kmほどの渋滞につかまり、山荘到着はお昼直前になりました。

山荘スタッフの聖子さん(詳細は山荘ホームページ「スタッフ紹介」をご覧ください。)の指示に従って、まずは部屋に荷物を入れさせてもらいます。
そしてチェックイン手続きと精算。全国旅行支援で一人15,000円(感謝祭の飲み放題付き)のところ5,000円引きで10,000円、さらに一人1,000円分のクーポンが付きました。

さてまずはお昼を・・・。早速クーポンを使って私はマナスル塩ラーメンのハーフを、細君は鍋焼きうどんのハーフをいただきます。
美味しかった。

腹ごしらえを済ませ、山頂ビストンに向かいました。
風も穏やかで快適です。

岩場コースをチョイス。

山荘から30分弱で山頂に到着です。
まずは八ヶ岳の大パノラマが目に飛び込んできます。

赤岳、阿弥陀岳、横岳をズーム。雪はほとんどないようです。

東西の天狗岳です。

霊峰富士です。

甲斐駒ヶ岳です。

甲斐駒の右隣は鋸岳です。

鋸岳の右隣は仙丈ケ岳です。来年は甲斐駒&仙丈に久々に登ってみたい。

こちらは槍穂連峰です。

諏訪湖と諏訪の街です。

中央アルプスです。

御嶽山でしょうか・・・。

多くの登山者、ハイカーで賑わっています。

下山前にもう一度富士山をパチリ。

山荘に戻るとランチタイムは終了していました。
入笠山ピストンは1時間強で、これまでの私の山の記録の中では最短の山歩きかもしれません(^^)/。

マナスル山荘はワンコも泊まれるのでイヌ用アメニティ?も充実しています。

マナスル山荘の看板犬あじくんの家です。別の場所でお昼寝してました。

こんな渋い看板も・・・。オーナーの思い入れが伝わります。

ランチタイムが終わったので山荘も何となく静かになりました。

15時から感謝祭の飲み放題が開始となります。生ビールが美味い。

山口社長の山の歩き方教室が始まりました。ピンボケご容赦。社長ごめんなさい。
冒頭にここ数年のコロナ禍における厳しい山荘運営と、最近の爆発的な登山者増にやや戸惑っている旨のお話がありました。
もちろん利用者への感謝も改めて表明されていました。
講座の方は大変わかりやすく、来シーズンは実践教室も企画されるということでしたので、チャンスがあれば参加したいと・・・。

講座終了後、山岳写真家三宅 岳氏の夕日撮影に同行させてもらいました。
写真はあじくんと遊ぶ細君です。

夕景の中央アルプスです。素晴らしい。

槍穂連峰です。

乗鞍岳です。

再度槍穂。

中央アルプスが一層くっきりしてきました。

木曽御嶽山です。9月に中央アルプスから見た印象と異なります。

山荘に戻りました。
こちらが我々の部屋です。

こちらが部屋名。部屋にはすべてヒマラヤの山の名前が付いています。

夕食前に再びビールをいただきます。

豪華な夕食。バイキング形式なのでお代わりができます。

こちらは飲み放題コーナーです。

薪ストーブの暖かさは格別です。キャンプにも導入したいのですが・・・。

シンガーソングライター「はしもとよしはる」氏のミニコンサートの歌集です。
右側の「ヒュッテ入笠へ」は、コンサートの休憩時間に山口社長からマナスル山荘本館の屋号が来春から「ヒュッテ入笠」に変更されるという重大発表がなされたのですが、それを祝して、新たにはしもと氏が作られた歌だそうで今宵が初披露の場となりました。
ただ、公式発表まで新屋号共々SNSに上げないようにと注意がありました(*^^)v。
今日11月14日に新屋号がfacebookで公表されました(^^♪。

はしもと氏ミニコンサート。

休憩時間にサプライズで振る舞いケーキが配られました。女性陣大喜び。

美味しかった。原村のケーキ屋さんにオーダーして作ってもらったそうです。

山口社長と山岳写真家三宅 岳氏。

2つ目も出ました。「ようこそヒュッテ入笠へ」。

三宅 岳氏の即興ジャパニーズロックライブ?です。
盛り上がりました。ありがとうございます。

かくして夜は更けていきました。10時に中締めとなりましたので、我々は失礼して自室に戻ります。
湯たんぽも配られましたが、結構冷えましたので、部屋にあった余分の毛布と布団を使わせていただいて暖かく休むことができました。

第一日目終了です。

※本日のヤマレコの記録です。