山歩きの記録,  奥多摩

おくたま登山学校「登山の装備と歩き方」講習(R8.4.11)

東京都山岳連盟(都岳連)・おくたま登山学校委員会主催の「登山の装備と歩き方」講習会に参加してきました。
フィールドは高水三山です。

おくたま登山学校には2022年に会員登録しました。
委員長の松本圭司氏(山のアプリ・ジオグラフィカの開発運営者)にメールで入会の相談をしたところ「登山経験からするとやや物足りなく感じるかもしれませんが歓迎します。」といった趣旨の返信をいただきました。
会員登録してから一度講習に申し込んだのですが、体調不良でキャンセルせざる得なくなり、その後は茨城県南の我が家からはアプローチに時間がかかり、集合時間に間に合わないことが多く、ずっと参加を見送ってきました。
今回は、ギリギリ間に合う集合時間設定のため、参加を決めたというわけです。

当日、JR青梅線軍畑駅で定刻の8時35分に下車すると駅前には参加者の大半の方が集合されていました。
参加者は16名で講師陣が4名の総勢20名です。

こちらの資料と地図が配布されました。

その後点呼が取られてA班、B班に班分けされ、私はA班になりました。
8時48分に駅前出発です。

こちらの写真は駅を出発し都道193号線に出たところです。

途中の運動広場で準備体操したのち、日帰り登山の装備品とパッキング要領について講師の佐藤氏から説明がありました。
改めて納得です。

続いて山の歩き方についての説明が中村講師からありました。
写真は「フラットフィッテイング」についての実演です。
このあと「二軸歩行」についても説明がありました。
フラットフィッテイングと二軸歩行を心掛ければスリップや転倒のリスクが軽減され、パンツの裾の内側が汚れることもなくなるということでした。
何十年も山歩きをしてきて目の前で歩き方のレクチャーを受けるのは初めて…新鮮でした。

歩き方講習の後は個々人のザックの計測です。
松本講師曰く「ベースウェイト(水分、食料を除いたザックの重さ)はザックの軽重にもよりますが4~5㎏がベター」だと…。
さらに、「ザックは軽ければ良いというものではなく、体に合った丈夫なものが良い」とのことでした。
キスリング世代の私は、どちらかというと「体をザックに合わせる派」ですが…。
計測結果、私のザックは7.3㎏でした。
水1.2ℓ、テルモス(内容量750ccで自重265g)、昼食+行動食(非常食含む)込みですから私としては軽い部類に入るかと…。

さて事前講習を終えていよいよ出発です。
春爛漫ですね…。

親切な指導標です。

高水山登山道の分岐です。
庚申塚がありました。

髙源寺の山門でトイレ休憩となりました。
洋式水洗の奇麗なトイレでした。

気温がぐんぐん上昇し暑いくらいです。
ところどころで先頭を歩く松本氏のオリエンテーションがあります。
こちらは合目標柱です。

車道を離れ登山道となります。
私は最後尾を歩く遠藤講師と同学年ということもあり、すっかり意気投合してしまいました。

こちらはミヤマカタバミです。
植物の説明もあります。

植林帯は涼しい。

小休止です。
ここで地図読みとコンパスの正しい使い方についての説明がありました。
コンパスの正しい使い方を実地に学ぶのも初体験です。
これも新鮮…。

わあー!ミツバツツジが満開だ!

ヒトリシズカです。

高水山常福院は近い

山門をくぐります。

境内には満開のミツバツツジが…。

本堂です。

本堂裏の平坦な広場で昼食休憩となります。
私はモンベルのポットに入れてきた冷たいアミノバイタル・クエン酸チャージとカステラ、そして魚肉ソーセージとナッツのレーションで簡単なお昼にしました。

昼食を済ませた後境内で写真撮影します。

本堂で手を合わせます。

ミツバツツジの名所ですね。

さて、休憩時間を終了し、再スタートです。
山頂へ向かう途中、カタクリが一輪だけ咲いていました。

高水山頂到着です。
奥多摩の貴公子(私が勝手に命名)大岳山を遠望します。
山桜とミツバツツジがいかにも春の奥多摩を表しています。

最後に高水山に登ったのは高校山岳部二年生の時の新入生歓迎山行です。
1976年の4月27日ですからちょうど50年前になります。
前日の土曜日のお昼に相棒のO君と学校を出発し、常福院の境内隅の鐘楼の近くでビニールシートを張ってビバーク…。
翌朝、高水山に登ったあと岩茸石山まで進み、山頂にて豚汁づくりを行い、登ってくる顧問の先生、OB、OG、そして新入生を待ち受けました。
当時の記録には「ビニールシートを敷いて昼寝をした。相棒のOはクソ真面目に数学の問題を解いていた。」との記載があります。
10時半頃から豚汁づくりを始めるも意外に時間がかかって必死になった旨の記載も…。
結果として15人ほどのメンバーが集まり、豚汁も好評で山頂で歌を歌ったりして楽しい時間を過ごして軍畑に下山した模様です(記憶があいまいなんです(‘_’))。
青春の輝かしい?一頁です。

高水山を後に岩茸石山へ向かいます。

岩茸石山山頂です。
高水三山の中でもっとも展望に恵まれていると思います。

遠くに見える頭が平らなピークが棒ノ折山です。
1975年3月31日に白谷沢から棒ノ折山に登りその後、岩茸石山、惣岳山を経て御嶽駅に下山しています。
叔父に高校入学祝に買ってもらったICI石井スポーツの表出しのオールレザーブーツの履き慣らしが目的でした。
この時の私は4月に進学する都立O高校で山岳部に入部することを既に決めていたと思います。
その山岳部も今は休部となってしまっています。

新芽とミツバツツジが春を奏でています。

高水山を振り返ります。

山頂で参加者みんなで記念撮影をして三山最後のピーク惣岳山へ向けて出発します。
ところどころに山桜が咲いています。

開けた伐採地に出ます。
右が高水山、左が岩茸石山です。

立川方面を望みます。

山桜が満開です。

惣岳山に到着しました。

山頂に鎮座まします青謂神社です。

下山中の一コマ
要所要所で松本氏のオリエンテーションがありました。

車道まで下りてきました。
桜が満開です。
ちょっと種類がわかりませんが…。

こちらは諸葛菜です。

沢井駅までもう一息

こちらはヒエンソウです。
松本氏に教えてもらいました。

沢井駅前でB班の到着を待って解散です。
スタッフの皆さん大変ありがとうございました。
また、参加者の皆さんお疲れさまでした。
今回は実技講習という位置づけでしたが、「装備品、パッキング、歩き方、読図、コンパスの使い方」をトータルで学び直す良い機会になったと思います。
次回の登山学校は「読図とコンパス」がテーマです。
私は都岳連の別の講習に参加予定なのでお休みします。

今回、本当に久方ぶりに奥多摩(雲取山を除く。)を歩いて思ったのは、父方のルーツが西多摩地区にある私にとってこの山域はDNA由来の何かほっとするものを感じるエリアだということです。
機会を見つけて大岳山あたりに出かけてみようかと思い始めています(^^♪

※ 今回のヤマレコの記録です。

若い頃から山が好きで、いろいろなところに出掛けてきましたが、社会人になってからはかなりのブランクがありました。 それでも40代過ぎから自転車を始め、組み立てまで自分でこなすほどののめりこみようでしたが、現在は再び山へと回帰しています。 ただ、キャンプも好きで細君と年に数回関東甲信越のキャンプ場を訪れています。 もう還暦も過ぎたので「今のうちに行きたいところへ行っておこう」と自分に言い聞かせているのですが、ここ数年はコロナ禍で山もキャンプも自粛ムードでした。 新しいブログを出発点に野外活動を一層充実させていきたいと思っています。

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