雑感

夏の思い出

先日、山友のN君から「今月下旬に、北アの五竜と唐松を計画しています。」というLINEが送られてきました。
私は、44年前に出身高校山岳部の夏山合宿に引率OBとして同行したのが、この山域に足を踏み入れた初めての経験でした。
我が母校の山岳部の夏合宿は南アルプスの縦走と決まっていて、北部と南部を順繰りに回していたので、一年で北部(三伏峠から北岳)を縦走すれば、二年で南部(畑薙大吊橋から入山して聖岳から荒川三山)を縦走するといった具合でした。

ただ、この年の夏は冷夏で悪天続きのため例年8月上旬から入山していた合宿が見送りとなっていました。
現役諸君(特に二年目の二年生)はどうしても夏合宿に行きたかったようで、お盆の期間中に山岳部の主将から合宿の引率要請があり、ようやく多少天気が安定してきたお盆明けの8月17日からの入山となりました。
目的地も南アルプス各地は大雨の影響で林道等の通行止めが発生していて、入山しやすい北アルプスを選択したというわけです。

結局、白馬大雪渓から入山して爺ケ岳までの縦走計画が、あまり芳しくない天候と慣れない岩稜帯の通過で当初の予定どおり進まなかったこともあり、白馬尻、白馬山荘、唐松山荘、五竜山荘とテン張り、四日目の幕営地五竜山荘から五竜をピストンして翌日遠見尾根を下山することとなりました。
下の写真は、唐松山荘のテン場を出発して牛首の鎖場を行く我がパーティーです。
現役が4人、OBが二人の構成です。

今思えば、このデカいキスリングを背負って不帰キレットから不帰Ⅰ、Ⅱ、Ⅲの岩場をよく頑張ったなと…。
トップとしんがりをOBでサンドイッチして慎重に通過したのも良き思い出です。

そして5日目はテレキャビンにも乗らず、大糸線の神城駅まで歩いて下ったのも現役諸君には勲章になったのではないかと思います。
合宿ですからね…。

そんなこんなでN君からのLINEが44年前の夏の一コマを思い出させてくれたというわけです。

若い頃から山が好きで、いろいろなところに出掛けてきましたが、社会人になってからはかなりのブランクがありました。 それでも40代過ぎから自転車を始め、組み立てまで自分でこなすほどののめりこみようでしたが、現在は再び山へと回帰しています。 ただ、キャンプも好きで細君と年に数回関東甲信越のキャンプ場を訪れています。 もう還暦も過ぎたので「今のうちに行きたいところへ行っておこう」と自分に言い聞かせているのですが、ここ数年はコロナ禍で山もキャンプも自粛ムードでした。 新しいブログを出発点に野外活動を一層充実させていきたいと思っています。

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