北アルプス,  山歩きの記録,  立山

念願の立山三山縦走②(R7.7.29)

二日目は4時半前に起床し、洗面を済ませて4時50分には小屋を後にしました。
朝はもっと冷えるだろうとウインドブレーカーを用意していたのですが、思いのほか暖かく、ファイントラックのアンダーの上に速乾性のハーフスリーブジップシャツを着て、腕にアームカバーをしました。

天気は快晴です。
まずは立山室堂山荘を目指します。

血の池です。

ホテル立山です。
情報によれば8月一杯で宿泊営業を終了するとか…。

ミソサザイ君が一生懸命囀っています。

雷鳥荘を見下ろします。

こちらは奥大日岳です。

室堂山展望台から槍ヶ岳を遠望します。

槍ヶ岳ズーム

このピークは?

こちらは薬師岳ですね。

鬼岳、獅子岳でしょうか?

こちらは大日連山ですね。

浄土山の分岐まで戻ります。

イワカガミ

チングルマ

沢山咲いていました。

ここからの登りは結構きつかった。

小さな雪渓を横断します。

オンタデの群落です。

イブキジャコウ

イワツメクサ

こうした露岩帯の登りでは道標を見つけるとホッとします。

天狗平を見下ろします。
左が昨夏泊まった天狗平山荘…。
食事の美味しい快適な小屋だった。

イワギキョウ

ミヤマアキノキリンソウ

浄土山のピークは判然としません。
北峰に軍人霊碑があり、南峰には富山大学立山施設があります。
結局北峰には立ち寄らずに南峰に向かいました。
写真のシルエットの登山者は一の越から南峰に向けて登っています。

イワギキョウが多い。

剱岳が見えて胸が高鳴ります。

ズームすると素晴らしい。
剣御前小舎が見えています。

五色ヶ原方面へ歩く機会はあるでしょうか?

コバイケイソウ

富山大学立山施設

右端が北峰とされているようです。

南峰の山頂は小広く休憩適地になっています。

荒々しい龍王岳

ミヤマアキノキリンソウ

ビラミタルな山容を見せているのは鹿島槍ヶ岳ですね。

一の越の鞍部を挟んで反対側に聳えるのが雄山です。

立山三山は別山が締めくくりの山になります。

一の越山荘が見えてきました。

迫力を増す龍王岳

雷鳥沢のキャンプ場を遠望します。

室堂越しに奥大日岳を望みます。

一の越山荘に到着です。

雄山が3,003mですからちょっと頑張らないといけません。

朝ご飯をいただきます。
みくりが池温泉のお弁当に入っていたパンは美味しかった。

イワヒバリ君がお散歩中

雄山の登山道は一方通行になっています。

ペンキ印を見落とさないように…。

奥大日岳よりも高くなりましたね。

なかなかの景観です。

浄土山の頂稜部は本当に平坦です。

雄山神社社務所までもう一息

一等三角点(2,991.6m)に到着

雄山神社本宮で御祈祷があります。

社がある地点が山頂(3,003m)です。

神職に祝詞をあげていただき無事に御祈祷終了です。

それにしても凄い場所に鎮座おわします。

社務所は大変立派な建物です。
記念に山バッジを購入しました。

次に富山県最高峰「大汝山」へ向かいます。

途中写真を撮りませんでしたが、こちらが山頂(3,015m)です。

映画「春を背負って」の舞台となった大汝休憩所で私もしばらく休憩しました。

イワギキョウですね。

次は立山最後のピーク「富士ノ折立(2,999m)」です。
ここの分岐にザックをデポして空身で登りました。

先行のお兄さん二人と入れ違いで山頂に立ちました。
なかなかの岩場なので、苦手な人は慎重に…。

大汝山を振り返ります。

別山越しに剱岳を望みます。

手前から真砂岳、別山、剱岳です。
大きな雪面が内蔵助カールです。
夏山Joyって感じです(^^♪。

今宵の泊地「内蔵助山荘」が視界に入ります。

小屋をズームしてみました。

富士ノ折立を過ぎるとめっきり人が減りました。

真砂岳は本当に穏やかな山です。

内蔵助カールを稜線から俯瞰します。正面が鹿島槍ヶ岳です。

大走りの分岐です。

写っている登山者は大走りの下りに向かいました。

立山(富士ノ折立、大汝山、雄山)を振り返ります。

真砂岳山頂までもう一息です。

真砂岳の巻道との分岐です。

山頂到着です。

居合わせたソロ登山者の皆さんとお互いに写真を撮りあいました。

明日登る立山三山最後のピーク「別山」は、なかなか堂々とした山容です。

内蔵助山荘には11時24分に到着です。
玄関先のベンチで作業していた親父さんに
「ちょっと早く着いちゃったんですが…」
と言うと
「なんだ休憩のお客さんかと思った。泊まりのお客さんね…。早立ち早着きは大原則だから…。受付しましょう。」
と小屋内に呼び込んでくれました。
ちなみに写真は受付後に撮影したものですのであしからず。
他にお客さんがいなかったので親父さんと四方山話ができたのは収穫でした。

〇今年は雪が多かったのに融けるのが早く、もう水源の心配をし始めている。いつもの年はお盆休み明け位から水源確保の心配をすれば十分なのに…。
〇雨も降らないので雨水タンクにもなかなか水がたまらない。
〇最近は小屋の周りの雪渓付近でよく熊を見かけるようになった。熊打ち(猟師)が減ってしまったので熊が増えているんじゃないか。

そんな話題が中心でした。
私が「三度目の正直でやっと来れたんです。」と言うと「この間もそんなお客さんが来たな。」と…。
なんとなく気持ちが温かくなるひと時でした。

丁度お昼時でしたので「内蔵助ラーメン」1,000円也をいただきました。

こちらが我が部屋「1号室」です。
上下の蚕棚式の部屋で、上下それぞれ四人ずつの定員となっていました。
私は上段の廊下寄りで、結局、下に三人、上に二人の宿泊者でした。

寝床の準備を済ませてから小屋裏の展望台へ行ってみました。
こんな展望図がありました。

内蔵助カールへの登山道沿いの雪渓で飲み物を冷やすための雪(氷)を親父さんが採取中です。

こちらは剱岳・八ツ峰

鹿島槍ヶ岳

富士ノ折立と内蔵助カール

五竜岳

別山

昼食後に若旦那(またはバイト長)に
「氷河まで行って来ようかと思うんだけど、アイゼン無しで大丈夫ですか?」
と尋ねると
「雪切りはしてあるからストックを携行すれば大丈夫です。氷河手前の雪渓だけ気を付ければ…」
とアドバイスしてくれました。
また、彼からは思いがけないことを言われました。
「お客さんは相当山に行かれてますよね…。こんな仕事をしているとお客さんを見ただけで、おおよそのキャリアみたいなものが想像できるんですよ!」
と…。
これにはびっくり。私からは
「高校から大学までは精力的に山に登ったけど、社会人になってからはずっとご無沙汰してしまって、40代の半ばから再開して今日に至る…そんな感じですかね(‘_’)」
とお返ししておきました。

カールへのルートで小屋方向を振り返ります。
チングルマのお花畑

ミヤマキンバイ、イワカガミ、チングルマ

チングルマの群落

カールの底から稜線を見上げます。

カールからは正面に鹿島槍ヶ岳

ひんやりした空気が気持ちいい。

稜線を登山者が歩いています。

このカールを横切っているのは小屋から黒部ダムまで続く登山道なんです。

存分に味わいました。

ハクサンイチゲ

ハクサンイチゲの群落

来てよかった。

ハクサンイチゲの大群落

チングルマ

チングルマの群落

ミヤマキンバイ

針ノ木岳から鳴沢岳

さあ小屋へ帰りましょう。

このカール周辺はまさに別天地です。

ツアーの団体さんとすれ違いました。

親父さんに聞いたところ、今年の小屋開けから二組がこの登山道を下って行ったそうです。

小屋へ戻ると親父さんと小屋のスタッフが展望台の先で、雪渓の方角を双眼鏡でのぞいています。

その先には何とツキノワグマがいました。

熊にとっても別天地に違いありませんね…。
こちらは針ノ木岳です。

富士ノ折立

赤沢岳と鳴沢岳

蓮華岳

針ノ木岳とズバリ岳

爺ヶ岳

真砂岳と内蔵助山荘

後立山の稜線も飽きずに眺めていられます。

ガスが抜けました。
別山もクリアーに…。

真砂沢雪渓

富士ノ折立

長次郎雪渓でしょうか?

白馬三山

唐松岳と五竜岳

鹿島槍ヶ岳

内蔵助山荘自慢の夕食レシピはアジフライとなめこ汁ですね。
大変美味しくいただきました。

食後に再び展望台に行くと、私より一回りほど年長と思われる男性に話しかけられました。
岡山の小売業会社のオーナー社長さんということで、50過ぎからソロで精力的に山歩きを始められたんだそうです。

年齢的(76歳)に立山も今回で最後かと思いつつ、奥様とお孫さん2人(高校生と中学生)と一緒に今朝雷鳥沢ヒュッテを出て剣御前小舎経由で登ってこられたそうで、ご本人曰く「もうヘロヘロですわ」とのこと(>_<)。
小一時間様々な話をさせていただき、私にとっても良い時間になりました。
その後寒くなって来たので二人揃って小屋に戻りました。
こうした人との出会いも泊りがけの山歩きの楽しみです。

日没後真っ暗になってから再び外に出てみると満天の星空です。
ただ、消灯時間も迫っていたので写真は撮りませんでした。

それでは、おやすみなさい。

若い頃から山が好きで、いろいろなところに出掛けてきましたが、社会人になってからはかなりのブランクがありました。 それでも40代過ぎから自転車を始め、組み立てまで自分でこなすほどののめりこみようでしたが、現在は再び山へと回帰しています。 ただ、キャンプも好きで細君と年に数回関東甲信越のキャンプ場を訪れています。 もう還暦も過ぎたので「今のうちに行きたいところへ行っておこう」と自分に言い聞かせているのですが、ここ数年はコロナ禍で山もキャンプも自粛ムードでした。 新しいブログを出発点に野外活動を一層充実させていきたいと思っています。

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