三国峠から平標山を歩く(R7.6.13~14)②
昨日は、女性陣の熱量にすっかりやられた感がありました。
そんなわけで20時前には布団に入ったものの、熟睡したとは残念ながら言えません。
まあ山小屋の夜はこんなこともあるでしょう。
さて5時半に朝食をいただきます。
昨夜同様に美味しい朝ご飯でした。
満足…。
朝食後歯磨きとトイレを済ませてます。
外はそぼ降る雨といった感じです。
レインハットと雨衣の上衣だけ着込んで5時50分過ぎには平標山目指して出発しました。
出発してほどなくしてやはり雨衣ズボンも履きました。
終盤のオオカメノキです。
ウグイスが鳴いています。
イワカガミが非常に多い
頑張ります。
イワカガミです。
途中休み休み木段道を登っていきます。
石楠花は最終盤です。
雪渓が残っています。
やはり今年は雪が多かった。
ミツバオウレン
気品のある花です。
雪渓を横断します。
三年連続の平標ですが、登山道に雪渓がかかっているのは初めてです。
山頂到着です。
途中、下ってくるトレランの方に一名お会いしただけで山頂にも誰もいません。
風か吹いて雨があたって寒い。
仙ノ倉山方面もうっすら見えています。
仙ノ倉方面に少々下った最初のお花畑で写真撮影します。
今日のメインは何と言ってもハクサンイチゲですね、
花はまだ四分咲きといったところでしょうか…。
綺麗な花が見れて何より
色んな花がコラボする花畑も見頃はちょっと先になりそうです。
今の主役はハクサンイチゲです。
ハクサンコザクラも咲き出しています。
こちらはミネズオウ
初めて見ました。
ハクサンコザクラ
ハクサンイチゲ
ミヤマキンパイはまだまだこれから…
ハクサンイチゲ
ハクサンイチゲとミヤマキンパイ
ハクサンイチゲ
お花畑は花の密度がまだまだ薄い。
ハクサンイチゲ
イワカガミ
ハクサンイチゲ
石楠花
お花畑での写真撮影で体がすっかり冷え切ったので、山頂経由で急いで小屋に戻ります。
振り返る山頂は相変わらずガスガスです。
雪渓を渡ります。
眼下に小屋が見えたのでズームしてみました。
イワカガミ
この辺りも私の好きなポイントなんです。
雨にあたってワタスゲが萎んでしまっています。
ちよっとズームしてみました。
とにかくイワカガミ一杯です。
雪渓はいつまで残るんでしょう?
小屋まで下りてきました。
昨夜は5名ほどの宿泊者があった避難小屋を覗いてみますが、空っぽです。
正面の扉を開けるとトイレになります。
オーナーの奥様にコーヒーをオーダーしました。
綺麗な陶器のカップに入って出てきてちょっと感動です。
これで400円です.
8時12分頃オーナー夫妻に挨拶をして下山開始です。
この辺りも紅葉の時期は綺麗なんです。
最初に平標山に登ったのは2012年の10月8日でした。
この木は何の木?
途中地元の高校山岳部員と思しきパーティーが結構な人数で登ってきましたが、うち1名が丸太を抱えていた理由がこれでわかりました。
林道まで下りてきました。
昨年新調したファイントラックの雨衣は撥水性はまずまずでしたが、内部からの蒸れはいかんともしがたいですね。
以降単調な林道歩きが続きます。
元橋の登山口駐車場のトイレに寄ります。
こんな雨でも20台弱の駐車車両があります。
バスが来るまでちょうど一時間あります。
雨宿りできるところがないか探したところ、ありましたありました。
こちらはNTTの電話交換施設?のようで頑丈な建物になっています。
施錠されていて無人です。
雨風が凌げて大変ありがたかった。
本来駐車スペースなんでしょうね…。
軽食を取ったりして時間を潰して5分程度遅れてきたバスに無事乗車できました。
越後湯沢駅では、取っていた新幹線の指定席切符を2時間早い便に変更してから、構内にあるこちらの日帰り温泉に入浴しました。
お酒の入っている風呂ということで大変温まりました。
また、風呂はガラ空きで一人入浴しているだけでした。
二年前の時には満員状態で入れなかっのが嘘のようです。
最後の締めくくりに相応しい温泉でした。
こうして今回の山行も無事に終了です。
天候には今ひとつ恵まれなかったものの、多くの花々を見ることができ、また、平標山の家のオーナーの人柄にも触れることができ、大変収穫がありました。
山の家を後にする際に、オーナーご夫妻に「また来ます。」と言ってきたので、来年も早めに予約を取って再訪しないといけないなと思っています。
お疲れ様でした。
※ 平標山は今回で四度目の訪問ですが、山の家に宿泊したのは初めてでした。
※今回のヤマレコの記録です。