正月七日の午前9時前に細君から私の携帯に「じいちゃん(彼女は父親のことをこう呼んでいました。)がきとく」というLINE連絡が来ました。
もっとも私はすぐには気が付かず、自身の職場を離れた場所で移動中にLINEを開きました。
細君はすぐに車で1時間半ほどかかる義父が入所している県内の介護施設に向かったのですが、その後「間に合わなかった」というLINEが来ました。
あまりに突然のことでにわかに義父の死を受け入れられません。
私は二人の息子に連絡をして、職場に一度戻り仕事の段取りを済ませて自宅に帰りました。
長男が車を出し、次男を途中で拾い、自宅に帰宅していた私も拾って県内H市の細君の実家に向かいます。
実家に着くと既に義父の遺体は到着していました。
義父は6年近く施設に入所していたので、本当に久し振りの我が家です。
無言の対面をします。
細君と結婚して39年になりますが、私の実父が60代で他界したこともあってか、義父は義理の息子の私を大変可愛がってくれました。
受けた多くの恩を忘れることはありません。
来週葬儀となります。
長男は夫婦で孫娘(彼女は曾祖父には施設で二度会っています。)を連れて参列するそうです。
次男も参列します。
良い旅立ちをさせてあげたいと願うばかりです。