キャンプ場,  美鈴湖もりの国オートキャンプ場,  長野県のキャンプ場

美鈴湖もりの国オートキャンプ場②(R6.7.19)

昨夜は細君も私も強風に苛まれて、熟睡できませんでした。
ゴーッという風の音でガイロープを使わないコディアックの防風性を心配もしましたが、全く問題ありませんでした。
スプリングバーテントと呼ばれるこのタイプのテントは風にも強いんだと思います。
無事に朝を迎えかつ晴天に明けたことに感謝です。

少々朝の散策を…。
こちらはセンターハウスに近いサニタリー棟です。
薪小屋が併設されています。
画像に写っていませんが、建物の右手に洗い場があります。温水設備完備です。
ちなみにトイレは個室が2つで、洋式、和式一室ずつです。
洋式は温水洗浄便座完備です。
できれば二室とも洋式に改装して欲しいところです。

広場サイトは…

こんな感じです。
大型テントを余裕をもって張りたい方は、広場サイトがおすすめです。
個別サイトは広狭の差が激しく、指定サイトによっては大型テントは張りにくいサイトもあります。
心配な方は、事前にキャンプ場に相談された方が良いかもしれません。

A4サイトはこの眺望がウリですが、木立もあるのでクリアーには望めません。

こちらはサイト下の遊歩道から撮影しています。
松本城もくっきり。ズームレンズはタムロンの18-200mmです。
今回はこの他に同じくタムロンの17-50mmを携行しました。

常念です。

今朝は乗鞍は見えません。

一番奥まったサイトにも数組のキャンパーが泊まっています。
昨夜は全部で7組ほどの宿泊者だったようです。

それにしても良い立地にあるキャンプ場です。

こちらは一番奥のサイト用の洗い場です。温水設備ありです。

こちらはトイレ棟です。中は覗きませんでした。

こちらはキャンプ場のほぼ中央にあるサニタリー棟です。
男女別のシャワー室とコインランドリー、そしてトイレと洗い場があります。
正面右手のホースの付いた蛇口はバーベキューコンロや鉄板の洗い場です。
前回は食器や食材用の洗い場でバーベキューコンロを洗っている輩がいましたが、ルールは守りたいものです。

広場サイトはフリーサイトではなく、丸太でサイトが仕切られていて番号も付されています。電源も使えます。

標高1,000mでも既に22℃あります。

朝食準備開始。

我が家定番の朝食です。

食後にはヨーグルトを…。

天気予報には傘マークも付いていましたが、今のところ問題なしです。

常念は見飽きることがありません。

今日は彼に頑張ってもらいましょう。

コディアックの中は広々で使い勝手は良好です。

少々自信がありませんが、中央は大天井岳?、あるいは燕岳?

さて今日の予定は、まず最初に市立大町山岳博物館の見学に行き、その後安曇野の大王わさび農園、穂高神社、TSURUYA穂高店と立ち寄り、最後に豊科温泉 湯多理 山の神で入浴を済ませて帰幕しようというものです。

まずは大町山岳博物館を目指します。
私は、北アルプスは数えるほどしか登っておらず、こちらの博物館もその存在こそ知ってはいたものの、訪ねたことはありませんでした。なので今回是非訪れてみたいと思ったわけです。

キャンプ場から1時間強で現地到着です。

ニホンカモシカ親子の銅像と可愛らしいネーム字体が出迎えてくれました。

こちらは三階の展望ラウンジから望む爺ヶ岳です。
私はここに来てみて気付いたのですが、おそらく爺ヶ岳は大町に暮らす人々にとって安曇野に暮らす人々にとっての常念岳と同じような存在なのではないかと…。
まさに大町の街は爺ヶ岳に抱かれているようです。
ちなみに爺ヶ岳には2015年(平成27年)7月26日に柏原新道ピストンで登っています。
毎日アルペン号利用の夜行日帰りです。

こちらは蓮華岳です。なかなか堂々とした山容です。

ラウンジには見えている山々の解説板が設置されていて、非常にわかりやすい。

生憎の天気でちょっとクリアーさに欠けますが、それでも大満足です。

こちらは餓鬼岳です。
下の解説板と見比べると一目瞭然です。

この三階ラウンジからの眺望を楽しむだけで、十分に訪ねる価値のある施設だと思いました。
下の写真は、針ノ木岳の大雪渓の取り付きにある大沢小屋の古い小屋をモデルに再現したものです。

その他なかなか興味深い展示がありました。

付属園には動植物が展示されています。

高山植物も…

そして雷鳥君も…
ちなみにニホンカモシカも展示されていますが、ここの動物たちは何らかの理由で野生では生活できないものが大切に保護飼育されているそうです。

次に向かったのはこちらです。
三度目の訪問です。

農場と呼ぶに相応しい大規模なものです。

暑かったのでこちらをいただきました。
アフォガートです。
モンベルカードで割引になります。

管理するのに人手がかかりますね。

昼食は大王庵で本わさび飯をいただきました。
シンプルな定食です。

我々が食事を終える頃には本日分の本わさびが品切れとなっていました。人気です(^^♪。

次に向かったのは穂高神社です。
日本アルプス総鎮守です。
こちらにお参りするのも三回目でしょうか…。
お札をいただきました。

そしてTSURUYA穂高店で今宵の食材を仕入れてこちらの日帰り温泉・山の神に立ち寄りました。
キャンプ場の管理棟で割引券を購入できます。
こじんまりした温泉ですが、お湯はヌルっとしていて肌がすべすべになります。
美肌の湯と言われる由縁ですね。

こうして大町、安曇野観光を終えてキャンプ場に無事帰還です。
天気予報は午後に☂マークが出ていましたが、雨に降られることは無くラッキーでした。

まだ西日が当たるのでタオル類を干します。

サイトの環境は最高です。

TSURUYAで買ってきたトウモロコシを焼きます。

ここでちょっとテント内の寝床を紹介。
今回はコット利用です。

今日はできあいの焼き鳥を買ってきて炙って温めていただきました。美味しかった。

乾杯です。

今日のメインディッシュはラザニアです。
使用したスキレットは8インチです。上火を使うために厚手のアルミホイルを円柱形にしたものを上蓋に載せ、その中に炭を入れましたが…

大成功です。

やはり上火を使うのがポイントです。
今までのキャンプ料理の中でも最上位にランキングされる出来栄えでした。

今日も夜景が最高です。

食後はまったり。

焚火も楽しみます。
こちらのキャンプ場は柳沢林業という事業者が松本市から委託を受けて運営していますが、販売している薪は極めて高品質で火持ちも良いものです。流石は林業を営む会社だけのことはあります。
広葉樹が布バケツ一杯1,200円ですが、三日間持ちました。

これを見るだけでリピートする価値があります。

夜のサイトも良い雰囲気です。
ただ、やはり風が強い。

早めに就寝しましたが、夜半になっても強い風は止む気配がなく、未明には風で何かが飛ばされる音で目が覚めました。
日中は充実した観光が楽しめ、夕食も美味しくできたのにちょっと、いや、かなり残念な状況でした。

若い頃から山が好きで、いろいろなところに出掛けてきましたが、社会人になってからはかなりのブランクがありました。 それでも40代過ぎから自転車を始め、組み立てまで自分でこなすほどののめりこみようでしたが、現在は再び山へと回帰しています。 ただ、キャンプも好きで細君と年に数回関東甲信越のキャンプ場を訪れています。 もう還暦も過ぎたので「今のうちに行きたいところへ行っておこう」と自分に言い聞かせているのですが、ここ数年はコロナ禍で山もキャンプも自粛ムードでした。 新しいブログを出発点に野外活動を一層充実させていきたいと思っています。

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