上高地遊山①(R6.5.17)

松本市内で前泊した我々はホテルで朝食を済ませて7時半過ぎには沢渡駐車場に向けて出発しました。
昨夜はゴーゴーという風の音がしていましたが、今日も強めの風か吹いています。

駐車場はいつもの「ひぐちドライブイン」さんを利用します。
さわんど大橋9時03分発のバスに乗車します。
バスはほぼ満席でした。

毎度おなじみの「ひぐちドライブイン」さんです。

当初は終点のパスターミナルまで乗車して徳沢までピストンするつもりだったのですが、大正池で下車しました。この時点で徳沢行は見送りです(^^)/。

大正池池畔に降り立ちます。
焼岳の山頂は雲の中ですね…。
日本人よりも外国人観光客の方が多い感じです。

穂高も見えそうで見えない。

これはこれで趣があります。

この辺も私の好きなポイントです。

カモのつがいが仲良く餌をついばんでいます。

両岸のケショウヤナギの新緑が素晴らしい。

水の美しさに感動です。

田代湿原に向かいます。
平日というのに何と人が多いことか…。

田代湿原に到着です。
穂高はやはりまだ雲に巻かれています。

前穂から吊尾根は何とか見えている感じです。

こちらは田代池です。
ずっと居たくなる場所です。
この奥まで船を浮かべて行ってみたいと思うのは私だけでしょうか…。

霞沢岳は霧氷でしょうか…白くお化粧しています。

イワナ君が遊泳中です。

結構な白さです。

今日は林間コースを通って田代橋に向かいます。
ツキノワグマの生息エリアといった感じです。

本日初めてのニリンソウです。
まだ、お眠ですね☺。

梓川コースと合流です。

雪解けの今の時期は水量豊富です。

田代橋から穂高連峰を仰ぎます。だいぶ雲が取れました。

まさに山岳リゾート地ですね。

こちらの新芽は何でしょうか…?

ちよっとアップしてみました。

左から六百山、三本槍、霞沢岳です。

オーッ! 前穂と明神はくっきり。

久々に背負う50ℓザックはそこそこ重い(‘_’)

ウエストンレリーフ。

ここもクマ君が好きな場所のようです。

六百山を見上げます。

新緑の遊歩道を歩きます。
ウグイスがうるさいくらいに囀っています。
顔が見えませんが姿を捉えました。

さて今宵の宿泊地「上高地アルペンホテル」に到着です。
松本市営のホテルで、今回が初めての利用になります。

瀟洒な佇まいです。

ホテルに荷物を預けるためにフロントにて宿帳の記載をします。
すると対応してくれた女性スタッフが住所地の記載を見て「茨城のR市ですか?私も日立市の出身なんです。」と…。
春から秋までこちらのホテルで働いておられるそうです。
茨城県や日立市の話ですっかり盛り上がりました。旅先での出会いは本当に不思議ですね…。それが旅の魅力かもしれません。

その後、荷物をまとめてサブザックに必要品をパッキングして明神までのハイキングに出発しました。
こちらは河童橋付近からの穂高連峰の眺め…。また雲がかかってしまいました。

それでも上高地らしい景観です。

スミレが咲いています。オオタチツボスミレでしょうか?

このブログではおなじみのイチイの巨木です。

風の影響はほとんどありません。
なんて素晴らしい雰囲気でしょう…。

岳沢湿原のウッドデッキに到着です。
細君はここが上高地で一番好きな場所だそうです。

六百山はここから見るのが一番スタイリッシュかもしれません。

キラキラした水面が美しい。

六百山の反対側の明神と穂高の眺望です。

こちらの芽は何でしょうか?

いつも思うのですが、亡き父母を一度でいいから連れてきたかったと…。

言葉は要りませんね。

新緑が目に沁みます。

イワナ君たちにとっても天国なんでしょうね…。

コケが可愛らしい。「アラハヒツジゴケ」ですかね…。

頭上には若葉が…。

河童橋から明神の間のトレイルは流石に人も減り、なかなか良い雰囲気です。

振り返ると焼岳が見えています。雲が取れましたね。

体が緑に染まっていくようです。

コケ君再び(^^♪。
コケの名前は難しい。

ニリンソウ

イイ感じです。

明神は近い。

明神・奥穂高神社に到着です。

まずは嘉門次小屋で食事を取ります。

細君はおでんを…。

私はざるそばを…。

そして嘉門次小屋名物「岩魚の塩焼き」をいただきます。
私の知る限り、ここの岩魚の塩焼きがナンバーワンです。

明神池を参観します。

明神岳がクリアーにそそり立っています。

訪れるたびに違う表情を見せてくれます。

カモ君が泳いでいるのがお判りでしょうか…。

グリーンの味わいが何とも言えない。

こちらは二之池です。

細君も岩に上がって一休み。

参拝を終えて梓川の左岸に渡ります。

明神橋を渡って振り返る明神岳

橋から明神館まではニリンソウの群落が続きます。

ちょうど良いタイミングだったかもしれません。
今日前半の写真はPENTAX・K70にタムロンの17~50mmズームの組み合わせで撮影しています。

明神館でカメラのレンズをマクロレンズに交換。

徳沢まで行くにはちょっと時間的余裕がないので、徳本峠の分岐までニリンソウ見物に行くことにします。

今回マクロ撮影用に一脚を準備していたのですが、見事に忘れてきました。

コケもマクロレンズで…。

こちらはシロバナエンレイソウですかね。

去年は「サンカヨウ」をたくさん見かけたのですが、今日はさっぱり。
もっとも明神と徳沢の間に多く自生しているようです。

徳本峠の分岐まで足を延ばしました。

スミレちゃん。タチツボスミレですね。

ニリンソウ

細君はグリーンのニリンソウを探しています。

新緑を愛でつつ明神館まで戻ります。

徳沢まで行かずとも十分楽しめます。

グリーンのニリンソウ発見です。「原始ニリンソウ」と言うそうです。

明神館からは梓川左岸の遊歩道で河童橋まで戻ります。
明神からもところどころにニリンソウの群生が見られます。

見えているのは蝶ヶ岳でしょうか…。

明神岳も大迫力。

こちらは西穂の稜線でしょうか…。

大袈裟に言うと命の躍動を感じます。

この小さな花は…

「コミヤマカタバミ」です。

こちらは綺麗に撮れました。

子ザル君が新芽を夢中で食べていました。

小梨平まで戻ってきました。

キャンプ場から見上げる奥穂高の稜線。

こちらは西穂の稜線です。

小梨平キャンプ場に一週間も連泊するキャンパーの気持ちがわかるような気がします。

こちらは…調査中です。「ハクサンハタザオ」でしょうか?

コナシの樹には蕾がたくさんついていました。

キジムシロ

清水川の清流

芸術作品のよう(^^♪

ムシカリ

今回もやはり「来てよかった」と思えて何より。

ホテルに帰る前にこちらでコーヒーブレイク

名物アップルパイを細君とシェアします。

こちらの窓側のカウンター席からは居ながらにして穂高連峰を望めます。

その後河童橋を渡って無事にホテルに帰還しました。

冒頭でも書いたように当初は徳沢まで行くつもりでしたが、病み上がりということもあり明神までの無理のないコース取りにしたことで、時間的にも余裕ができて写真撮影も十分に楽しめました。

ホテルにチェックイン後はまずは入浴です。
そして18時からお待ちかねの夕食となりました。

細君は信州牛のしゃぶしゃぶが一番美味しかったそうです。

最後に鰆の焼き物でご飯をいただきます。

そしてデザートわらび餅です。

満腹です。ご馳走様でした。
一階ホールはこんな感じです。

フロントです。

お洒落な雰囲気が漂っています。

明日は8時台のバスで大正池まで行き、朝の大正池と田代池を楽しんでホテルに戻るつもりです。

投稿者:

tatsunoko

若い頃から山が好きで、いろいろなところに出掛けてきましたが、社会人になってからはかなりのブランクがありました。 それでも40代過ぎから自転車を始め、組み立てまで自分でこなすほどののめりこみようでしたが、現在は再び山へと回帰しています。 ただ、キャンプも好きで細君と年に数回関東甲信越のキャンプ場を訪れています。 もう還暦も過ぎたので「今のうちに行きたいところへ行っておこう」と自分に言い聞かせているのですが、ここ数年はコロナ禍で山もキャンプも自粛ムードでした。 新しいブログを出発点に野外活動を一層充実させていきたいと思っています。

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