山歩きの記録,  筑波山,  筑波山系の山

筑波山・お中道一周

筑波山には「お中道」と呼ばれるコースはありません。
これは私が富士山のそれに倣って勝手にネーミングしたもので、コースは筑波山の中腹を林道と登山道を繋いで鉢巻状にぐるりと一回りするものになっています。
一昨年は時計回りで一周に挑戦した(その時の記録はこちら。)のですが、筑波高原キャンプ場からつつじが丘へ向かう途中で痛恨のコースミスをしてしまい、当初の計画どおりに歩けませんでした。
したがって、今日はそのリベンジなのです。

所用で東京に出掛ける細君を駅まで送り届け、そのまま筑波山の市営第三駐車場に向かいます。
9時過ぎには駐車場に到着しました。
日曜日のこの時間ですので満車の可能性もあると思っていたのですが、幸い無事に駐車することができました。
今日は駐車場を拠点に反時計回りで一周するつもりです。
まずは迎場コースでつつじが丘を目指します。

迎場コースは、きつい傾斜もなく大変登りやすい。このコースを登りに使うのは初めてかもしれません。

駐車場から40分強でつつじが丘に到着しました。まずまずの天気です。東京は昼間の気温が30℃になるという予報です。

つつじが丘の公衆トイレの脇に、国民宿舎つくばね(廃業)につながる林道へと下っていく登山道があります。
こちらから下りて行けば、前回登りで見失ったつつじが丘コースの入口もたやすく発見できるだろうという作戦です。

ほどなくして未舗装林道の終点に到着です。

しばらく林道を辿ると登山道の入路に立つ指導標がありました。

南側のコースに比するとトレイルが若干不明瞭と感じるところもあります。
指導標もこんな感じです。

植林帯を進んでいきます。

こんな情景も…。

前回見過ごしてしまったつつじが丘への分岐点です。

やはりマイナーコースなんですね。

奥に見える太い樹の根元に上の写真の道標があります。わかりづらい。
これで次回からは迷いませんね…。

トリアシショウマです。

ツルアジサイです。

未舗装林道を進んでいきます。トレイルランナーに何人かすれ違い、追い越されました。

こちらもトリアシショウマ。

チェーンゲートまで下りてきました。
右へ行くと国民宿舎「つくばね荘」(廃業)、左へ行くと「筑波高原キャンプ場」です。

この紫の指導標は目立ちますね。

筑波高原キャンプ場です。小休止します。
今日は管理人さんがいました。

キツネノボタン

相変わらず進入禁止です。もう解除になることは期待できないのかも知れませんね…。

途中の伐採地から見る北筑波の峰々です。

八郷盆地です。

ピンボケですが、ニガナです。

男の川です。こちらの沢沿いのトレイルも進入禁止です。

ヒヨドリバナです。

ヤブジラミです。なんだか有難くないお名前ですね。

テイカカズラです。

オカノトラノオです。

ウツボグサです。

テイカカズラです。

クマノミズキです。

林道から見上げる筑波山です。

間もなくつくば梅林です。結構長かった。

展望四阿まで来るとアジサイが咲いていました。

数は少ないですが美しい。

四阿で小腹を満たします。宝篋山が良く見えるポイントです。

今日のシューズはサロモンです。今日はショートパンツにTシャツの軽装です。
虫刺されを心配しましたが、虫もほとんどいない感じでした。

第三駐車場まで戻ってきました。ロープウエイの山頂駅が良く見えています。
所要3時間50分でした。

今日はヤマレコの調子が悪く、途中からログも現在地もとんでもない場所を示すようになってしまいました。
そのためヤマレコのコース図と高低図は下山後に手書きで作成したものになっていますのでご容赦を…。
せっかく予定どおり歩けたのにログが取れなくて残念。

コースの5分の2は舗装林道ですが、木陰も多く、涼しくかつ飽きずに歩ける良いコースだと思います。トイレもキャンプ場のトイレが使えるのでお勧めです。

次回はいよいよ会津駒ケ岳山開きです。

※ヤマレコの記録

若い頃から山が好きで、いろいろなところに出掛けてきましたが、社会人になってからはかなりのブランクがありました。 それでも40代過ぎから自転車を始め、組み立てまで自分でこなすほどののめりこみようでしたが、現在は再び山へと回帰しています。 ただ、キャンプも好きで細君と年に数回関東甲信越のキャンプ場を訪れています。 もう還暦も過ぎたので「今のうちに行きたいところへ行っておこう」と自分に言い聞かせているのですが、ここ数年はコロナ禍で山もキャンプも自粛ムードでした。 新しいブログを出発点に野外活動を一層充実させていきたいと思っています。

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