平標山フラワートレッキング

昨夜、越後湯沢駅近くのホテルに投宿し、今朝の始発バス利用で平標山に登ってきました。
目的は表題のとおりフラワートレッキングです。
平標山に前回登ったのは2012年の10月でした(その時の記録はこちら。)。
今回は平標山の家に一泊して、仙ノ倉山や大源太山にも足を延ばそうと思っていたのですが、肝心の小屋が満室で予約が取れませんでした。
そこでやむなく前夜に山麓の街、越後湯沢に前泊することにしたわけです。
新幹線の始発で現地入りしても、平標登山口に運んでくれる始発バスに間に合わないんです。

お世話になったホテルはこちらです。
素泊まりで7,000円でした。駅からは徒歩5分ほどです。

今朝はホテルを5時に出て駅に向かいました。
バス停には誰もいません。
ほどなくするとソロの女性が現れ、その後も…。
結局10人ほどの登山客がこのバスを利用しました。

平標登山口バス停からトイレのある駐車場までは5分ほど歩きます。

駐車場は誘導のスタッフが出ていましたが、既にこのトイレのある登山者駐車場は満車となっていて、松手山コースの入口に近い臨時駐車場もかなりの車が駐車していました。
私もトイレを利用させていただきました。チップ制で大変奇麗なトイレです。

今日は松手山コースで登ります。こちらは花が豊富で途中から展望も開けます。

初っ端から樹林帯の急登が続きます。送電鉄塔までが頑張りどころです。
高嶺桜でしょうか…。いや葉っぱは桜のようですが、タニウツギですね。美しい。

ハナニガナです。

シロニガナです。

4合目(送電鉄塔)まで登ってくると展望が開けます。

鉄塔の下で小休止。暑くなりそうな感じです。

再びタニウツギ。

こちらはマイヅルソウです。

アカモノです。

再びマイヅルソウです。

アカモノとマイヅルソウのコラボ。

ベニサラサドウタン。平標山の家公式Twitterによれば今年は当たり年なんだそうです。鈴なりとはこのことです。

こちらは全く自信がないんですが…キヌガサソウですかね?いやシロバナエンレイソウでしょうか…。

遠景は佐武流山方面です。

稜線は風が抜けるので助かります。

それにしても人が多いですね。

イワカガミです。

ツマトリソウ

テーブルマウンテン苗場山です。

春の谷川岳並みに登山者が続いています。

ツマトリソウ

イワカガミの群落です。

ベニサラサドウタンです。

アカモノです。

人気の山ですねえ。

ハクサンチドリです。

こちらのツマトリソウはシャープに撮れました。

新緑の山肌も素晴らしい。

ハクサンチドリです。

こちらはホワイトバージョンです。

いやあ百花繚乱です。

こちらはドウタンツツジかな?

平標山頂は近い。

標高が上がって漸く現れたハクサンイチゲです。何とも見栄えのする花です。

ハクサンチドリとミヤマキンバイのコラボ。

ミヤマキンバイです。

やっとこさ山頂に到着です。写真を撮りながらのゆっくりペースでしたが、おおむねコースタイムどおりに登ってこれました。

山頂は腰を下ろす余地がないほど多くの登山者が休憩中でしたので、カメラとポーチと飲料だけ持って仙ノ倉山方面に下ってみます。
平標山頂から少し下ると一面のお花畑が広がっています。

お花畑の主役はやはりハクサンイチゲですね。

イワカガミも…。

イワカガミの白い株がありました。

ハクサンコザクラとのコラボです。

ミヤマキンバイです。

ハクサンコザクラです。

天気に恵まれて良かった。

ハクサンコザクラです。

コラボが楽しめるのもイイですね。

ミヤマキンバイは目が痛くなるような黄色です。

写真を撮ってもキリがありませんね…。

ミヤマキンバイは蕾もたくさんあるのでまだまだ楽しめそうです。

ハクサンコザクラは会津駒のシンボルフラワーですが、こちらもなかなかのものです。

ミヤマキンバイ

お花畑は今週末までは楽しめそうな感じです。

以下解説省略させていただきます。

仙ノ倉方面に向かう登山者も非常に多い。

十分にお花畑を楽しみ、かつ、たくさんの写真を撮ったので仙ノ倉行はあっさりとカットすることにしました。
早いバスで越後湯沢に出て温泉とランチを楽しんで帰路につくことにします。
平標山頂に登り返します。

登りの途中で振り返ると、なかなかの絶景が広がっています。
谷川連峰の主脈ですね。

オキの耳、トマの耳は遠い。

奥に見えるのは燧ケ岳と至仏山でしょうか…。

残雪が目立つ山は…。どなたかご教示いただければと思います。

平標山頂はパスして山の家目指して下山です。

まだまだ多くの人が登ってきます。

仙ノ倉山の雄姿です。

イワカガミ

立派な株です。

熊笹のスロープも素晴らしい。

アップしてみました。

再びイワカガミです。

この鋭鋒は…。こちらもどなたか教えていただけると助かります。どうやらエビス大黒の頭のようです。

いつか歩いてみたい主稜線です。

ベニサラサドウタン。本当に当たり年なんですね…。

平標山の家に到着です。小屋から平標山を振り返ります。

こちらは仙ノ倉山です。

今日はキャンセルが出て泊まれるとTwitterに情報が出ていました。

トイレをお借りして下山します。

ナナカマドの花ですね。

大きな木でした。

下りはペースを上げました(^^♪。
今日は前半の松手山までの登りは絞られましたが、足も攣らず割と調子が良かったかと…。

林道歩きが待っています。

ゲートを過ぎてしばらく行くと川沿いの登山道に誘導されます。
最後はこちらに出てきます。国道から臨時駐車場に行く橋の袂です。

取りあえずバス停に行ってみると次のバスは13時ちょうどでした。

予定よりも大幅に早く越後湯沢に帰還したので、まずは昼食を駅前の蕎麦屋でいただくことにしました。

天ぷら蕎麦をいただきましたが、蕎麦はへぎ蕎麦で大変美味しかった。
また、蕎麦つゆも今までに経験したことのない味わいで美味しくいただきました。

温泉の方は駅前にある日帰り温泉は15時からの営業ということで✖。
駅中にある温泉は、「混雑してますが…」という受付嬢の案内で止めにします。
結局待合室で一人祝杯を上げて15時過ぎの新幹線に乗車し、茨城の自宅最寄り駅には17時20分過ぎに到着。
当初予定より大幅に早い時間に帰宅することとなりました。

今回は、フラワートレッキングが目的でしたが、開花のタイミングもドンピシャで大変充実した山行となりました。
ただ、いかんせん人が多すぎた。
前回の平標山は秋山の静寂を堪能したので、来夏は花の時期に、平日狙いの小屋泊で是非とも再訪したいところです。

※ヤマレコの記録

投稿者:

tatsunoko

若い頃から山が好きで、いろいろなところに出掛けてきましたが、社会人になってからはかなりのブランクがありました。 それでも40代過ぎから自転車を始め、組み立てまで自分でこなすほどののめりこみようでしたが、現在は再び山へと回帰しています。 ただ、キャンプも好きで細君と年に数回関東甲信越のキャンプ場を訪れています。 もう還暦も過ぎたので「今のうちに行きたいところへ行っておこう」と自分に言い聞かせているのですが、ここ数年はコロナ禍で山もキャンプも自粛ムードでした。 新しいブログを出発点に野外活動を一層充実させていきたいと思っています。

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