八ヶ岳,  山歩きの記録

八ヶ岳・本澤温泉とみどり池を訪ねる(R7.10.12~13)①

八ヶ岳からも紅葉の便りが届き始めたので、15年ほど前に茅野からMTBで夏沢峠越えをした際に入った日本最高所の露天風呂を再訪すべく、本澤温泉に一泊するプランニングで湯治の山旅に出かけてきました。
今回はソロではなく、私がまだ50代の頃に何度か山行を共にしているN君にお付き合いいただきました。

当初、私は新幹線で佐久平経由で小海線小海駅にアプローチし、N君は高速バスもしくは「あずさ」利用で小淵沢経由で小海駅にアプローチする予定でしたが、結局、彼も新幹線アプローチで私と佐久平駅で落ち合って一緒に小海線の旅を楽しみました。

小海駅からは予約していたタクシーで本澤温泉登山口(本沢入口)にアプローチします。
タクシー代は6,900円、時間は30分弱でした。
運転手氏の話では、こちらの登山口は町営バスルートに入っていないので、タクシーの利用者が結構いるとのことでした。

登山口には多くの車が止まっていて、人気の登山口であることがうかがえます。

相棒のN君が出発準備中です。
彼は私より四つ年下です。

さて出発です。カラマツが色づき始めてますね。

しばらくは穏やかな未舗装林道ですが、この標識から一部つづら折りとなり傾斜が増します。
四駆でないと走破できないでしょうね。

ゲートに到着です。
四駆車が3台駐車していました。

黄葉を愛でながらのんびり歩きます。

富士見平通過
あいにく曇天で遠望は利きません。
黄葉が美しい。

ところどころ紅葉が目を惹きます。

山肌のパッチワークもきれいですね。

なかなか素晴らしい。

テン場まで来ると小屋までは一息です。

なんというネーミング(‘_’)

本日の宿泊地、本澤温泉に到着しました。

小屋にチェックインして予約していた新館の個室に案内されました。
写真を撮り忘れましたが、テーブルと布団が二組あり、快適そうな部屋です。
無事の到着を祝してビールで乾杯!
よもやま話に花を咲かせます。

外売店のスタッフのアドバイスを得て15時ちょっと前に露天風呂へ向かいます。
我々到着時には5人が入浴中でしたが、しばらくすると2名が上がり、女性を含む3人組が残りました。
彼らが出るのを待っていると(女性は沐浴着)、「おいでおいで」されたので、遠慮なく入浴させてもらいます。
15年前はちょっとぬるめの湯だった記憶があるのですが、今日は熱めの良い湯でした。
初めてのN君は「最高です!」と言っていました。
正真正銘の源泉かけ流しを堪能して露天風呂を出て小屋に戻ります。

小屋への道すがら振り返ると硫黄岳の爆裂火口が見えています。
写真下部に露天風呂が小さく映っているのがお判りでしょうか?

風呂上がりのN君もすっかりリラックスですね…。

新館への通路にこちらがありました。

こちらが新館入り口です。
我々の部屋は4号室で写真の右手一番手前の部屋です。

夕食は17時半からでした。
御覧のメニューですが、私としては十分でした。

食後小休止してから内湯の「こけももの湯」に入りに行きます。
こちらも源泉かけ流しの茶褐色のお湯で鉄分の匂いがしました。
ぬるめのお湯なのでずっと浸かっていられる感じです。

温泉を堪能した後は、洗面を済ませて消灯時間の20時には我々も布団の中に入りました。
ただ、私はなかなか寝付かれず、結局0時を回ったくらいにようやく眠りに落ちた気がします。

明日は、みどり池を経由して稲子湯に下山する予定です。

若い頃から山が好きで、いろいろなところに出掛けてきましたが、社会人になってからはかなりのブランクがありました。 それでも40代過ぎから自転車を始め、組み立てまで自分でこなすほどののめりこみようでしたが、現在は再び山へと回帰しています。 ただ、キャンプも好きで細君と年に数回関東甲信越のキャンプ場を訪れています。 もう還暦も過ぎたので「今のうちに行きたいところへ行っておこう」と自分に言い聞かせているのですが、ここ数年はコロナ禍で山もキャンプも自粛ムードでした。 新しいブログを出発点に野外活動を一層充実させていきたいと思っています。

Leave a Reply

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です