筑波山初詣登山(令和七年)

毎年恒例の筑波山初詣登山に今年も行ってきました。
例年ですと三が日過ぎの土日に行っていたのですが、今年は休みの期間が長いので混雑覚悟で今日1月3日に出かけてみることにしました。

昨夜の予報では日中、特に昼過ぎまでは🌤マークでしたので、運が良ければ富士山や浅間山、そして赤城山や谷川連峰、日光連山も見れるのではないかと期待しつつ、自宅を4時半過ぎに車で出発しました。

途中コンビニでコカ・コーラにパンやチョコバーを補給して、つくば市営第三駐車場に到着したのは5時40分を少し回ったところでした。
駐車車両は5台ほどでした。
駐車場に到着する少し前に小雨が降り出しました…幸い到着時には止んでくれています。
ローカットシューズから登山靴に履き替えて、トイレを済ませて、フリースを脱いで、ジャケットだけを羽織って55分には出発です。

駐車場の出入り口ですが、まだ真っ暗です。路面が濡れていますね…。
冷え込みはさほどでもない気がします。

流石にこの時間ですから登山者はまばらです。

新年に相応しい清々しい気持ちになります。

早くも神職の皆さんが参拝客の受け入れ準備をされています。

今回私は大きなミスを二つ犯しました。
ひとつは眼鏡の曇り止め処理をしてこなかったこと。
曇り止めスプレーを携帯するのも失念しました。
おかげで登りでは、数分ごとに立ち止まり眼鏡をふきふき登る羽目になり、大変後悔しました。
ただでさえヘッドランプを照射しながらの登りですから、視界の悪さが雨で濡れた岩や木の根でのスリップの誘因になります。
大失態でした😭
MINANO HUTを通過する頃には多少明るくなり始めます。

照度が足りないため、ちょっとボケていますが、男女川の水場到着です。
パイプからはポタンポタンという感じで水が落ちていました。

ここで二つ目のミスに気が付きます。
何と、途中でジャケットを脱いだ際に首から下げていたカメラを岩陰に置いて、そのまま忘れてきてしまったのです。
これには流石に焦りました。とにかくジャケットを脱いだ場所まで戻ることにしました。
10分少々登ってきた登山道を戻りました。
記憶に近い場所で注意深く探すと「ありました、ありました。」…。
良かった良かった(^^)/。
気を取り直して下ってきた登山道を登り返します。

それにしても新年早々やらかしました。
昨年もやらかしています。(去年の記録はこちら)
これも神様の私に対する戒めと受け止めるつもりです。
ただ、私が神様でしたら「懲りない奴…少しは学習しろ‼」とお怒りになられるだろうな…と。
来年は気を付けます…はい。

こちらも照度不足でだいぶボケていますがご容赦ください。
この階段道が始まれば、御幸ヶ原まではもうひと頑張りです。

御幸ヶ原に到着です。
天気は曇りで風は穏やかですが、気温はそこそこ低い。
日光連山はちょっと見えにくかったですが、那須方面と思われる山々は見ることができました。
写真ではわかりづらいですね…。

男体山神社を見上げます。

御幸ヶ原はうっすらと雪化粧しています。

まずは男体山へ向かいます。

男体山御本殿に到着です。
伊弉諾尊に昨年一年の御礼と新年のご挨拶をしました。

この真っ白な山波は谷川連峰でしょうか…?
本白根山から横手山辺りでしょうか…?
ちょっと判然としません。
どなたかご教示を…。

陽の当たっている場所と日陰になっている場所、明暗が分かています。

こちらは赤城山方面でしょうか…?
これも正直なところよくわかりません。

山肌に沿って雲が上がってきます。

これはこれで趣がある。

ホームマウンテン筑波山には何度も登っていますが、悪天にあたったことはあまりないんですよね…。

再び御幸ヶ原に戻ってきました。
次は女体山に登ります。

女体山山頂直下です。

女体山神社御本殿に参拝し、伊弉冉尊に昨年の御礼と新年のご挨拶をします。

居合わせた男性二人パーティーに写真撮影をお願いされたので撮ってあげたところ、私の写真もお返しに撮ってくれました😚

このセキレイ茶屋には一昔前に細君と細君の友人を案内して訪れ、「つくばうどん」を食しました。
最近筑波山に登るのはロープウエイもケーブルカーも動く前なので、店も開店前のため、なかなか立ち寄る機会がありません。

御幸ヶ原まで戻ってきました。
今日は「紫峰杉」に寄り道してみます。
実は何十回と筑波山に登っていながら紫峰杉を訪れたことがないんです。

紫峰杉は男女川源流にあります。

水は出ていません。

さあ、こちらが紫峰杉です。

迫力です。
ただのまっすぐの巨木ではなく、力強さ漲る樹形が素晴らしい。

一見の価値はありますね。

こちらは紫峰杉に行く途中にあるブナの巨木です。

こちらにも圧倒されます。

御幸ヶ原に戻って下山前の腹ごしらえを…。

カップラーメンを食べる準備はしてきたのですが、座布団マットを持参していないので腰が下ろせず断念😭
パンは白湯で食べました。

今日はなぜ下山に登りと同じ御幸ヶ原コースを選んだかと言うと、いつもの下山路、白雲橋コースは岩場もあり、濡れているとスリップしやすいと見込んでの判断です。

ただ、濡れている岩よりも断然木の根の方が滑りやすい印象でした。

無事に下山です。
無事下山を拝殿にてご報告。

神宮大麻と筑波山神社のお神札をいただいて初詣登山の任務完了(^^)/
後はガマの油売りの口上に耳を傾けつつ、出発点の市営第三駐車場までゆるゆると歩きます。

拝殿前は思ったよりも混雑しておらず参拝もスムーズにできましたが、駐車場へ入ろうとする車は長蛇の列…。
筑波山初詣登山はやはり暗いうちに登り始めるのが正解のようです。

かくして無事に駐車場に帰還することができ、新年第一回の山行も怪我無く終了することができました。

いただいたお神札は帰宅後早速神棚におまつりしました。

本年も事故無く怪我無く野外活動を楽しんでいきたいと思います。

※本日のヤマレコの記録はこちら

つくし湖から筑波山に登る

昨日の天気予報からすると本日は絶好の山日和間違いなしという判断で、早起きして5時過ぎには自宅を出発…。
つくし湖無料駐車場を拠点に筑波山に登ってきました。

駐車場に到着したのは6時15分…登山靴を履き、トイレを済ませて6時23分には駐車場を後にしました。
写真は、駐車場から見る日光連山…つくし湖の水面からは水蒸気が上がっています。気嵐(けあらし)ですね。

薬王院コースに取り付きます。

薬王院の境内は静寂そのものです。
大修理のための寄進を求めていたので、賽銭箱にお札を入れさせていただきました。

鬼ヶ作林道を横切ります。

木段祭りの始まりです。
たっぷり絞られました。

木段を終えて一安心です。
朝日が射し込んできます。

自然研究路の分岐です。

紅葉はまだのようです。

途中の露岩の展望台から富士山を望みます。
今日もスマホでの撮影なので画像が粗々なのはご容赦を…。

伊弉諾尊にご挨拶

御幸ヶ原まで下りてから男体山を仰ぎます。

男体山を遠望します。
ちょっと雪が着いているような…

ケーブル始発前なので御幸ヶ原にも人影まばら…

伊弉冉尊にご挨拶……次回は新年に参ります。

今年三度目の筑波山です。

霞ケ浦もクリアーに見えます。

筑波山神社の赤い大鳥居も良く見えています。

男体山もパッチワークになるのかな…?

帰路はキャンプ場コースで下ります。

私の好きなエリアです。春にはカタクリが咲き乱れます。

キャンプ場に到着です。
ミニマムな湯沸かしセットでお湯を沸かして、カップラーメンの朝ご飯をいただきました。

キャンプ場には何組かキャンパーが泊まっていたようです。

女の川…
件の立入禁止の標札は無くなったままです。

日光白根山も男体山も遠目に白く見えるのは、あとどのくらい先になるのでしょう。

男の川…
こちらも標札は無くなったままですね…。

歩いている林道は「関東ふれあいの道」になっています。

よくよく見てみると、昭和59年に整備されたようです。
私が社会人になった翌年です。

薬王院まで下りてきました。

つくし湖の駐車場には10時38分に帰還しました。
行動時間はそんなに長くはないのですが、800メートル以上の標高差をひたすら登るコースなので、良いトレーニングになります。
これから初夏までのシーズンが地元茨城県の低山のベストシーズンなので、是非コンスタントに山に出かけて行きたいと思います。

※本日のヤマレコの記録

つくし湖から筑波山に登る

今日は筑波山に登ってきました。
ただ、いつもの筑波山登山とは異なり、今日はトレーニング目的です。
日帰り登山用の装備を入れたザックにプラティパスに入れた水4.5ℓをプラスして、計測はしていませんがザックの重量は10㎏超だったかと…。

何故そんなことを思い立ったかというと、次の週末に夜行日帰りで谷川連峰の平標山に登るのでそのためのトレーニング目的なんです。
何せ昨年夏に至仏山に登った以降、そこそこの荷物を背負った山歩きをしていないもんですから(‘_’)。

というわけで今日は5時前に自宅を出発し、筑波山西麓のつくし湖無料駐車場に向かいました。
下の写真はつくば市内で信号待ちの時に撮影した筑波山です。

こちらはつくし湖畔の無料駐車場です。
まだ6時前なのにそこそこの埋まり具合です。

登山靴に履き替えて出発です。

薬王院下の林道に出ました。

薬王院です。

安全登山の祈願をします。
今日はfoxfire製のウール混の半袖シャツを着用してますが、既に汗をかいています。

朝日が射し込んできました。美しい。

薬王院コース名物の階段登りです。
ここの登りでその日の体調がわかります。
今日は水を余計に背負っているのでいつも以上にきつい(‘_’)。

もうすぐ階段道も終了です。
バテ気味(‘_’)。

美しい樹です。

男体山頂には出発から約2時間で到着です。
ガスに巻かれてしまって眺望は無しです。

男体山頂から御幸ヶ原に下り立ち、山頂を振り返ります。

早出のハイカーがちらほらといった感じです。

女体山頂下です。

女体山神社御本殿に参拝

山頂です。
クリアーな眺望は得られません。

下りは筑波高原キャンプ場を経由します。
緑濃い登山道

防火帯の登山道。春にはカタクリで一杯になります。

コアジサイ

コゴメウツギ

コアジサイ
色が美しい。

コアジサイの群落

キャンプ場まで下りてきました。

コアジサイ

女の川の立入規制看板も無くなったままです。

ヒメウツギ

ニガナ

タツナミソウ

伐採地から見下ろす八郷盆地

スイカズラ

昨日温帯低気圧に変わった台風一号の影響か、水量豊富な男の川

ヒメウツギ

薬王院分岐まで戻ってきました。

朝露に濡れるシダは美しいですね。
この後、濡れた岩に足を取られて派手に転びました。
左下肢を打撲しましたが歩くのに支障はありません。

無事に?出発点のつくし湖畔の無料駐車場に帰還しました。

今日は4時間半の短い時間でしたが、トレーニングの目的は果たせたのではないかと思います。
登りの階段道は流石にキツカッタですが、その後は割と調子よく歩けました。

初夏の山野草のいくつかにも出会うことができ満足です。

さて平標山はバテずに登れるでしょうか?

※今日のヤマレコの記録

筑波山・お中道一周+α

四月になってからまだ山歩きをしていないので、手近な筑波山のお中道(私の勝手な命名)を一周してきました(前回の記録はこちら)。
ただ、折しもニリンソウとカタクリの開花時期なので途中これらの群生地に寄り道します。
そのため表題に「+α」を付けました(^^♪。
(コースはヤマレコの記録を参照してください。)

自宅を5時20分に出発し、つくば市営第三駐車場には一時間余りで到着しました。
駐車場は2割程度の埋まり具合です。
身支度をして同所を6時32分に出発しました。

駐車場からは筑波山の中腹を時計回りで歩き始めます。
最初につくば梅林に向かったのですが、カメラとSDカードの相性が悪く、まったく写真が記録されていませんでした。

写真は林道途中からのものになります。

これは何でしょうか…要調査です。
どうやら「キブシ」のようです。

シロバナノヘビイチゴです。

山桜ですね。

こちらも要調査かと…。
「ニワトコ(接骨木)」のようです。へんちくりんな名前です。

こちらが歩いている林道の正式名称です。

みかん園付近の分岐です。直進すると薬王院に向かいます。
私はここを右折します。

正面に男体山頂が見えます。

こちらも要調査
「クロモジ」のようです。

こちらは私の好きなポイントです。
立ち枯れの雰囲気が良いんです。

時刻は8時ですが、この気温です。カメラ寄せ過ぎてピンボケですが…。
今日は暑くなる予報です。

山桜

親切な指導標です。

薬王院コースの分岐です。

ランナーに追い抜かれました。

新芽が美しい。

先行者に追いつきました。

途中から林道鬼ヶ作線を歩いてきました。

男の川のトレイル入り口です。
数年前に筑波山神社のクレジットの入った進入禁止掲示板が設置されたのですが、今日確認するとなくなっています。
また、県の自然環境課が出していた進入禁止掲示板もなくなっていました。
そんな経緯を知ってか知らずか登っていくハイカーが見受けられます。
進入禁止措置が解除されたものと理解して良いなら嬉しいことですが…。
南面の梅林あたりから立身石近くの登山道に突き上げる古道の入口には「進入禁止」の掲示板が未だに出ていたので、解除になったというわけではないような…。何か判然としません(-_-)。

キャンプ場分岐です。

途中の伐採地からは素晴らしい展望が得られます。
山桜の咲く山肌がパッチワークのようです。
正に山笑う季節です。

女の川の進入禁止掲示板もやはりなくなっています。

でも撤去されたというか、むしり取られたようにも見受けられます。

キャンプ場に向かう林道沿いにはニリンソウが…。

キャンプ場下の水洗トイレはオープンしていました。

モミジイチゴです。

ここから登山道になります。

つつじケ丘の分岐です。
ここは一旦見送って護摩壇への登山道をニリンソウとカタクリの群生地まで進みます。

群生地到着です。

今年はカタクリの当たり年かも知れません。

素晴らしい。

今日一番のショットでしょうか…。

来てよかった。

カタクリとニリンソウは甲乙付け難いですね。

ピントが甘い…。

十分に花を楽しんで、先ほどの分岐点まで戻ってつつじが丘へ向かいます。
途中には立派な案内標識が設置されています。

沢の渡渉点がちょっとわかりにくいかもしれませんが、赤テープ等があるので周囲をよく見れば迷うことはありません。

再び林道に出ます。

要所には指導標もあります。

林道沿いにもニリンソウが…。

たんぽぽも…。

つつじが丘まであとわずかです。

到着しました。

駐車場はほぼ満車状態でしょうか…。

さてあとは「迎場コース」で下山するだけです。

無事に下山しました。

気温は20℃ほどあります。
春霞でしょうか…。
まったく遠望は利きません。

筑波山神社の大杉です。
天狗が住んでいると言われても不思議でないような巨木です。

本殿に一礼して石段を下りました。

女体山頂が見えています。

市営第三駐車場には11時前には無事に帰還しました。

お中道コース(非公式名称)はほとんどが舗装路という欠点はあるものの、なかなか楽しめる良い周回コースだと思います。
何よりも迎場コース以外は会う人もまばらで静かなハイキングが楽しめます。

また、今頃の時期はカタクリとニリンソウが楽しめるので護摩壇コースを少し登ってみることをお薦めしたいと思います。
ただ、冷え込みの強い朝等は早い時間だと花が開いていないこともあるのでタイミングの見極めも重要かと…。

次の山歩きはどうするか…。

※今日のヤマレコの記録

筑波山初詣登山(令和六年)

新春恒例(昨年の記事はこちら。)となった筑波山初詣登山に本日行ってきました。
自宅を午前5時前に出発して、途中コンビニで行動食を仕入れて、つくば市営第三駐車場に向かいます。
駐車場には6時ちょうどに到着しました。
外の気温は御覧のとおり氷点下3℃ですが、無茶苦茶寒いという感じではありません。
風がほとんどないせいかもしれません。

身支度をして出発します。
今日は一眼レフを持参したのですが、間抜けなことにSDカードを入れてくるのを忘れました。
カードが入っていないことに、中の茶屋跡四阿を過ぎてしばらくするまで気が付かないというおめでたさです(‘_’)。

さらに…今日の目的は自宅の神棚の「神宮大麻」と「筑波山神社」のお札を納めて新しいお札をいただくことにあるのですが、何と古いお札を持ってくるのをすっかり忘れました。本殿手前のお焚き上げの受付テントを通過した際に気が付きました。
いやはや…。

幸い体のコンディションはまずまずで、あまり汗をかかないように一定のペースで登りました。
男女川(みなのがわ)の解説版通過です。

水場は完全に枯れています。

ここでジャケットを脱いでザックに入れました。
今日は一本締めのシンプルなザックにお供してもらっています。

杉木立の中の急登を登ります。

この長い階段道が直角に右に曲がると御幸ヶ原まで一息です。

御幸ヶ原に到着です。

凍結個所は全くありませんでした。

男体山御本殿到着です。

秀麗な富士山が見えると心が洗われます。

アップしてみますがスマホのレンズの解像度だとこれが限界です。

伊弉諾尊に新年のご挨拶です。

山頂下のベンチでレーションとコーラで小腹を満たします。

御幸ヶ原から見る日光連山です。日光白根山は結構白くなっています。

女体山頂を目指します。

女体山頂下です。

山頂到着です。写真は撮り忘れましたが女体山神社御本殿に参拝し、伊弉冉尊に新年のご挨拶をしました。

霞ケ浦を望みます。

宝篋山を見下ろします。

山頂岩場は木製柵が設置されていて立入禁止になっています。初詣の期間の安全対策ですね…。はじめてこの柵を見た時はてっきり事故があったのかと早合点しました。

下山途中こちらに立ち寄りました。

こちらの社に参拝するのは初めてです。

この岩が屏風岩でしょうか?

この辺りのブナ林は、私の一番好きなポイントなんです。

弁慶の七戻りまで下りてきました。

弁慶茶屋跡の四阿です。

立派です。

私が「天狗の腰掛」と勝手に呼んでいる巨木です。

こちらも素晴らしい枝ぶりです。

白蛇弁天にお参りします。

迎場コース合流点まで下りてきました。
ここでトレラングループに追い越されました。

白雲橋登山口に到着です。

筑波山神社本殿に参拝し、家内安全と安全登山の祈願をします。
お札をいただきました。

これにて本日のミッションは完了です。

登りでは流石に汗をかいたものの、その他はなかなか快適に行動できました。
白雲橋コースの下山では、いつもだいたい尻餅をつくのですが、今日は登山道も岩も乾燥していてスリップすることがなかったせいか、一度もこけることがありませんでした。
これは年始早々縁起がいいかと…いや、二つも忘れ物をしていたんでは縁起が良いどころではないですね(+_+)。

今年も精力的に野外活動の記事をアップしていきたいと思いますのでお付き合いのほどよろしくお願いいたします。

※ヤマレコの記録

薬王院から筑波山に登る

二か月振りの筑波山に登ってきました。
この8月、9月は坐骨神経痛で思うような山登りができませんでした。
明日からもう10月になるので、何とか今月中にもう一山登ろうと思い(9月10日に宝篋山に登っています。)、今日筑波山に行くことにしたわけです。

コースは薬王院コースを取ります。
車は薬王院の登山者専用駐車場に停めました。
登り始めたのは6時40分です。

一旦薬王院に寄り道してお参りしました。

鬼ヶ作林道までは比較的緩やかな登りですが、林道を横切ると名物と言っていい急登が始まります。
気温は低めですが、たまらず汗が吹き出します。

経年劣化で朽ちて不安定になった木製手すりは、ポリエステルロープに取って代わられていました。

木道が終わると再び穏やかな尾根道になります。

自然研究路南回りで男体山を目指します。

男体山神社から見下ろす関東平野です。涼やかです。

神社に参拝して御幸ヶ原を目指します。

御幸ヶ原まで下りてきました。
大気の状態が不安定という予報でしたが、比較的遠望が利きます。

毎度のことながらケーブルカー運行前なので人影まばらな御幸ヶ原になっています。

女体山頂には10人近い外国人パーティーが休憩中でした。

写真だけ撮って早々に退散しました。

こちらのモミジの大木も紅葉準備中でしょうか…。

コヨナメです。

今日は深峰歩道を下山に使います。

ところどころ簡易舗装でよく整備された歩道が旧ユースホステル跡地駐車場まで続いています。

途中のベンチで小休止。腹ごしらえしました。

登ってくるハイカー1人とすれ違い、同じく3人を追い越しただけで、極めて静かなルートでした。
簡易舗装は御幸ヶ原のトイレ改修工事の資材搬送のために施工したものかもしれません。

春にカタクリの群落がみられるこの付近は土のトレイルのままです。

旧ユースホステル跡駐車場まで下りてきました。

立派なルート図があります。

鬼ヶ作林道で目にしたキノコ?

キンミズヒキです。

センニンソウです。

薬王院分岐まで戻ってきました。

無事下山です。
今年5回目の筑波山でした。

ここ何日かだいぶ涼しくなりましたが、今日はシャツもロングパンツも汗でびっしょりになりました。

今回は、前回の宝篋山同様に坐骨神経痛のチェックとヤマレコのログの確認だったのですが、前者はほぼ問題なしです。
また、後者もなぜかがっちりログが取れました。
体のコンディションもまずまずで、年末恒例の忘年山行に向けてトレーニングを継続していきたいと思っています。

※今回のヤマレコの記録

筑波山に登る

前線の影響による悪天予報を勘案して昨日の会津駒ケ岳遠征は中止しました。
何となくフラストレーションが溜まっている気がしたので、本日、あさイチ登山で筑波山に登ってきました。
天気は「晴れ」で、男体山、女体山から見下ろす下界は緑が美しかった。
出掛けて正解でした。

自宅を5時前に出発し、つくば市営第三駐車場に到着したのは5時45分でした。
今日もショートパンツにショートカットブーツなのでトイレを済ませてすぐに出発です。
流石に朝は涼しい。

男体山頂が見えています。

神橋の上には女体山頂が…。

立派な石柱です。

筑波山神社に参拝して道中の安全を祈願しました。

ケーブルカー沿いの登山道はのっけから結構きつい。

既に汗びっしょりです。

きつい登りですがコンスタントに登っていきます。

「MINANO HUT」つまりは「男女小屋」ですね。
立派な四阿になっていてびっくり。今年の初詣登山の時にはまだ何も立ち上がっていなかったのに…。

内部の使い勝手はどうなんでしょうか…。

ここを通ると陽成院の歌をどうしても詠んでしまいます。

昨日雨が降ったせいかまずまずの水量です。

御幸ヶ原に到着です。日光連山がクリアーに見えています。

男体山をアップ。

八郷盆地の水田の緑が美しい。

女体山頂を仰ぎます。

まだ夏の花はこれからです。トリアシショウマはあちこちで見かけました。

アジサイですかね…。いやノリウツギですね。

男体山頂から見下ろす関東平野。
富士山は残念ながら見えませんでした。

宝篋山です。

コカ・コーラとコッペパンで朝食にしました。

御幸ヶ原のこちらの道標も今年設置されたんでしょうか…。

ケーブルカー始動前の静かな御幸ヶ原です。

女体山頂です。

今日は気温高めの割には大気の透明度が高く、霞ケ浦もクリアーに見えます。

私の好きなブナの森です。

弁慶の七戻り。今日は親子パーティーとよくすれ違いました。

弁慶茶屋跡にも立派な四阿ができました。
悪天時や、陽射しが強い時には良い退避場所になりますね…。
ケーブル沿いの中の茶屋跡の四阿よりも広い感じです。

立派な杉の木。

下りは昨日の雨の影響で滑りやすいので、ゆっくりペースです。
白蛇弁天です。

白蛇にお目にかかりたいものです。

先週は、こちらを右に進みました。

結局平たい岩の上で二度ほど足を取られて尻餅をつきましたが、泥だらけになるのは回避できて何より…(^^)/。

こうして急に思い立ってでかけた初夏の筑波山登山は無事に終了です。
ただ、結論から言って暑すぎでした。
幸い夏の筑波山の名物のアブはほとんど見かけず(ハッカ水が効いたのかも…)、暑さ以外は特に問題なく歩くことができました。

次回は尾瀬の至仏山フラワートレッキングを予定しています。

 

※今日のヤマレコの記録

 

 

筑波山・お中道一周

筑波山には「お中道」と呼ばれるコースはありません。
これは私が富士山のそれに倣って勝手にネーミングしたもので、コースは筑波山の中腹を林道と登山道を繋いで鉢巻状にぐるりと一回りするものになっています。
一昨年は時計回りで一周に挑戦した(その時の記録はこちら。)のですが、筑波高原キャンプ場からつつじが丘へ向かう途中で痛恨のコースミスをしてしまい、当初の計画どおりに歩けませんでした。
したがって、今日はそのリベンジなのです。

所用で東京に出掛ける細君を駅まで送り届け、そのまま筑波山の市営第三駐車場に向かいます。
9時過ぎには駐車場に到着しました。
日曜日のこの時間ですので満車の可能性もあると思っていたのですが、幸い無事に駐車することができました。
今日は駐車場を拠点に反時計回りで一周するつもりです。
まずは迎場コースでつつじが丘を目指します。

迎場コースは、きつい傾斜もなく大変登りやすい。このコースを登りに使うのは初めてかもしれません。

駐車場から40分強でつつじが丘に到着しました。まずまずの天気です。東京は昼間の気温が30℃になるという予報です。

つつじが丘の公衆トイレの脇に、国民宿舎つくばね(廃業)につながる林道へと下っていく登山道があります。
こちらから下りて行けば、前回登りで見失ったつつじが丘コースの入口もたやすく発見できるだろうという作戦です。

ほどなくして未舗装林道の終点に到着です。

しばらく林道を辿ると登山道の入路に立つ指導標がありました。

南側のコースに比するとトレイルが若干不明瞭と感じるところもあります。
指導標もこんな感じです。

植林帯を進んでいきます。

こんな情景も…。

前回見過ごしてしまったつつじが丘への分岐点です。

やはりマイナーコースなんですね。

奥に見える太い樹の根元に上の写真の道標があります。わかりづらい。
これで次回からは迷いませんね…。

トリアシショウマです。

ツルアジサイです。

未舗装林道を進んでいきます。トレイルランナーに何人かすれ違い、追い越されました。

こちらもトリアシショウマ。

チェーンゲートまで下りてきました。
右へ行くと国民宿舎「つくばね荘」(廃業)、左へ行くと「筑波高原キャンプ場」です。

この紫の指導標は目立ちますね。

筑波高原キャンプ場です。小休止します。
今日は管理人さんがいました。

キツネノボタン

相変わらず進入禁止です。もう解除になることは期待できないのかも知れませんね…。

途中の伐採地から見る北筑波の峰々です。

八郷盆地です。

ピンボケですが、ニガナです。

男の川です。こちらの沢沿いのトレイルも進入禁止です。

ヒヨドリバナです。

ヤブジラミです。なんだか有難くないお名前ですね。

テイカカズラです。

オカノトラノオです。

ウツボグサです。

テイカカズラです。

クマノミズキです。

林道から見上げる筑波山です。

間もなくつくば梅林です。結構長かった。

展望四阿まで来るとアジサイが咲いていました。

数は少ないですが美しい。

四阿で小腹を満たします。宝篋山が良く見えるポイントです。

今日のシューズはサロモンです。今日はショートパンツにTシャツの軽装です。
虫刺されを心配しましたが、虫もほとんどいない感じでした。

第三駐車場まで戻ってきました。ロープウエイの山頂駅が良く見えています。
所要3時間50分でした。

今日はヤマレコの調子が悪く、途中からログも現在地もとんでもない場所を示すようになってしまいました。
そのためヤマレコのコース図と高低図は下山後に手書きで作成したものになっていますのでご容赦を…。
せっかく予定どおり歩けたのにログが取れなくて残念。

コースの5分の2は舗装林道ですが、木陰も多く、涼しくかつ飽きずに歩ける良いコースだと思います。トイレもキャンプ場のトイレが使えるのでお勧めです。

次回はいよいよ会津駒ケ岳山開きです。

※ヤマレコの記録

筑波高原キャンプ場から筑波山に登る

今日は当初の計画だとみなかみの松田さんのガイドで谷川岳に登る予定でした。
ところが先週木曜日に松田さんから「今度の日曜日の谷川岳山頂付近は風速20m近い強風が見込まれ、登ったとしても途中で引き返す可能性が高いため中止にします。」との連絡がありました。
(※事実、本日は谷川岳ロープウエイは強風で運休になったそうです。)

ただ、当茨城県の本日の天気予報は「晴れ」でしたので、代わりと言っては失礼ですが筑波山にカタクリとニリンソウを愛でに行くことにしました。
結論から言うと、今朝の厳しい冷え込み(ここ数日朝も暖かでした。)の影響か、カタクリもニリンソウも花を閉じてしまっていて、ちょっと残念な状況でした。
とりわけカタクリにその傾向が顕著でした。

さて自宅を出発したのは5時半前です。往路の失敗は、「筑波高原キャンプ場」をナビに入力して指示どおりに走ったところ、旧八郷町の国民宿舎「つくばね」(令和2年に閉館)の手前から仙郷林道を経由するコース取りとなったことです。
仙郷林道はMTBで何度も走っていたので様子は分かっているつもりでしたが、やはり一般向けとはなかなか言いにくい林道です。ジムニーなんかで走る分には良いダート林道だとは思いますが…。たまにはナビに従ってみようというのが間違いでした😎。

さて、筑波高原キャンプ場の駐車場に到着したのは6時45分、まだまだ余裕で駐車できる状況です。
車内でKeenのブーツに履き替えて出発します。
ファイントラックのノースリーブベースレイヤーの上にフォックスフアィアーのウール混の半袖シャツとアームカバー、さらにモンベルのライトシェルジャケットを着こんでちょうどいい感じです。
グローブをはめないと手が冷たい…結構冷え込んでいます。

朝早いですが、今日はトイレもオープンです。

仙郷林道からつつじが丘に向かう予定です。

湯袋峠の分岐です。

新緑のシーズンがもうそこまで来ていますね(^^♪。

要所に指導票があります。

林道脇にニリンソウが見られるようになります。まだお眠のようです(^^)/。

つつじが丘を示す道標です。「お中道めぐり」(その時の記録はこちら。)の時もこの先で護摩壇コースへ引き込まれてしまったのですが、今回もやってしまいました。

ただ、ニリンソウを見るならこのコースはお勧めです。幸い入口には進入を規制する看板の掲出もありませんので…。ただ、以前は規制されていた時期もあるようです。

ニリンソウについては解説不要かと思いますので…。

だんだんと花が開いてきましたね…。

こちらは「護摩壇」の祭壇です。

護摩壇の大岩周辺にもニリンソウが群生しています。

タチツボスミレも…。

ニリンソウは小さな可憐な花です。

こちらはニリンソウとカタクリが群生している場所です。

途中省略で女体山頂に到着です。
水たまりの薄氷が今朝の冷え込みを物語っています。

大鳥居と市営第三駐車場をズームしてみました。

こちらは男体山頂。この後向かいます。今日はいつもと順路が逆です(^^)/。

つつじが丘と霞ケ浦方面です。

今年3回目の登頂です。今日は冷え込んだ割にはあまり遠望が利かず、富士山も日光連山も見ることが叶いませんでした。

御幸ヶ原もまだ人が少ない。

ケーブルカーの筑波山頂駅は、はじめてまともに見た気がします。写真に収めたのも初めてかも…。
ケーブルカーには一度乗ったことがあるんですが…。

北筑波の山並みと八郷盆地です。

カタクリです。開いてくれそうもないですね…。

薬王院の分岐です。今日は自然研究路を一周するつもりです。
ところでこちらの道標、新しいのに変わりましたね。

自然研究路の南側にもニリンソウの小群落があります。

カタクリも。

こちらはタチツボスミレ。多分。

自然研究路から男体山をピストンしました。こちらは山頂から見下ろす大鳥居。

ブナの解説板もリニューアルされています。

自然研究路は立身石の手前が長いこと通行止めになっていたのですが、ここが崩落したんですね…。

立身石に立ち寄るのは3度目です。

筑波山中にはあちらこちらに大岩があります。不思議ですね…。

見上げる立身石。迫力があります。

解説板を読んで親鸞聖人縁の地であることにも納得ですね。

立身石を後にします。

自然研究路に戻ると右手に立身石の上の展望スポットに続く石段があります。
登ってみるとこの大展望。

宝篋山もハイカーで賑わっていることでしょう。

御幸ヶ原の女体山寄りのカタクリ群生地入口のベンチで小休止。

小腹を満たします。

女体山手前から筑波高原キャンプ場へと下ります。
この登山道沿いにはカタクリの群生地があるんです。
しかし今年は何となく今一つの感じがしました。
今朝の冷え込みのせいばかりではないようです。

ここの防火帯?の雰囲気が私は好きなんです。

ミヤマシキミです。

ゴールの筑波高原キャンプ場まで下りてきました。

八重桜が咲き始めています。

ベンチをお借りして一服してから駐車場に戻りました。

今回はカタクリとニリンソウに会えることを楽しみに訪れたのですが、ニリンソウはともかくカタクリの方は本当にダメでした。
暖かい日が続いていたのに急に冬に逆戻りでカタクリも驚いたのかも知れませんね…。
今月中に再訪するのはスケジュール上難しいので来年の楽しみに取っておこうと思います。

それから護摩壇コースについて一言。
最近、山中のあちこちに掲出されている筑波山神社クレジット入りの進入禁止看板は登り口にはありませんでしたが、つつじが丘から女体山頂へ続く稜線の登山道との合流点には設置されていました。ただ、人為的に引き裂かれたような感じに破損していました。
したがって、このコースを歩く場合は仙郷林道から護摩壇までの往復にされるのが無難かと思います。
ただ、やがてこちらも進入禁止措置が講ぜられるかも知れませんね …。

※ヤマレコの記録

つくし湖から筑波山に登る

今日の天気は昨夜の天気予報によると、「気温は低めながらもほぼ快晴」ということだったので、今年二度目の筑波山登山に出かけてきました。
コースは旧真壁町所在のつくし湖の無料駐車場を起点に薬王院コースで男体山・女体山に登り、下山は筑波高原キャンプ場から鬼ヶ作林道を経由して起点に戻るというものです。

朝6時過ぎに駐車場に到着した際の駐車台数は10台ほどでした。

身支度をして6時18分に駐車場を出発します。
下半身はロングタイツにウールの膝丈パンツ、上半身は速乾性Tシャツにミズノブレスサーモのロングスリーブシャツにモンベルのライトシェルジャケット、そしてフリースのキャップとグローブです。

こちらが薬王院への登山口です。

お不動様に道中の安全を祈願します。

薬王院の山門です。薬王院は天台宗の古刹です。

三重塔は薬王院のシンボルです。男体山近くの自然研究路からもこの三重塔を見下ろすことができます。

この時間の境内はシーンと静まり返っています。

境内からは男体山の山頂を遠望できます。

この案内板は初めて真剣に読みました。

鬼ヶ作林道に出たところで、モンベルのジャケットを脱ぎ、若干の栄養補給をして、この後の急登に備えます。

何度登ってもきつい階段です。

先行者の姿が見えています。

自然研究路南回りコースで直接男体山頂を目指します。

こんな場所もあります。このブログで書くのは初めてかもしれません。

急斜面にトラバースするように付けられた自然研究路です。

男体山頂から見る富士山です。今日はクリアーに姿を見せてくれています。

もう少しズームしてみます。

アンテナ塔の左奥には日光男体山が見えています。
今日は浅間山をはじめとする上信越の山々は、残念ながら雲に隠れてしまっています。

男体山神社に拝礼。

御幸ヶ原に下る途中のベンチのある展望箇所から霞ケ浦を遠望します。

御幸ヶ原から八郷盆地を見下ろします。

女体山頂を望みます。女体山神社の社殿が見えています。

男体山頂を望みます。こちらも男体山神社の社殿が見えています。

女体山神社の直下です。

女体山頂到着です。

女体山頂から遠望する富士山です。

ちょっと倍率を上げてみました。

こちらは男体山です。

今日は霞ケ浦が大変くっきりと見えています。その奥には太平洋も…。

何となく気分がいいですね。

下山は筑波高原キャンプ場を目指します。
筑波山の北側には広葉樹林が多く私の好きな風景が広がっています。

筑波高原キャンプ場の上部から八郷盆地を見下ろします。

キャンプ場のベンチをお借りして遅い朝ご飯をいただきました。

今日はキャンプ場下にある水洗トイレはシャッターが下りていて使えなくなっていて、下の写真の左側にあるキャンプ場内のトイレを使用するように書かれた紙が貼ってありました。
なんででしょうか…。凍結で使用不能になったのかも…。

キャンプ場からはしばらく林道歩きが続きます。
女の川を渡る地点にある案内標識です。

女の川沿いにあるトレイルへの進入を禁止する筑波山神社社務所クレジットの張り札が新たに掲出されています。
「天罰下る」とはずいぶん強い表現ですが、何かあったんでしょうか…。
春にはニリンソウの群落が出現するので、トラブルにならないか少々心配です。

途中の伐採地から日光連山を遠望します。

今日は日光戦場ヶ原辺りも山日和でしょうね…。

薬王院コースに合流して林道と分かれて土の登山道を下ります。
こんな場所もあります。

4時間10分で駐車場に帰還しました。
こちらは本日お供してくれた相棒たちです。

今日の筑波山は登り始めが早かったせいか、そんなに人も多くなく、短時間ではありましたが気持ちよく歩くことができたと思います。
眺望もまずまずでこの時期らしい筑波山を楽しめました。

今度の週末は群馬にスノーシューに出掛ける予定をしています。

※ヤマレコの記録

筑波山初詣登山(令和五年)

今日は近年恒例の筑波山初詣登山に行ってきました。

実は一昨日、コロナ対応の5回目のワクチン接種を受けました。
過去4回は、いずれも発熱・頭痛の副反応に見舞われていたので、今回も覚悟はしていました。
しかし、接種から一日経った昨日に37℃を超える発熱はあったものの、その日のうちに36℃台に戻って一安心・・・また、幸い頭痛もなかったので、予め計画していた今日の初詣登山は予定どおり実行することと相成ったわけです。

昨夜は早めに休んで、今朝4時半過ぎに起きて5時15分に自宅を出発。途中コンビニに寄って、いつも利用するつくば市営第三駐車場へ向かいました。
1時間ほどで現地に到着し、身支度をして6時半前には出発です。
冷え込みもさほどでもなく、日の出までまだ時間がありますが、天気も快晴の模様です。

まずは筑波山神社に参拝します。
初詣の時は、最初に筑波山神社に参拝して、次に男体山神社に参拝、続いて女体山神社に参拝、最後に無事の下山の御礼に再度筑波山神社に参拝して、神札を受け頂いてお勤め終了というのが私のルールになっています。

神社山門をくぐります。

続いて本殿に参拝。ドラえもんの鈴健在です。

境内はまだお正月の設えになっていますね。

登山開始です。御幸ヶ原コースは基本的にケーブルカー沿いのため、結構な急登が続きます。

ケーブルカーの線路沿いのこちらの場所に休憩ベンチがあるのですが、取っ払って四阿を建設する工事が行われるようです。

どんな四阿になるんでしょうか…。楽しみですね。

男女川(みなのがわ)の水場ですが、凍結していて一滴の水も出ていませんでした。

朝日が射し込んでくると一気に色鮮やかになります。

御幸ヶ原に到着です。休憩せずに男体山へ向かいます。

初詣の参詣者対策でロープが張られています。

男体山頂です。快晴なのですが、遠方の山は富士山しか見えませんでした。
今日のカメラはコンパクトデジカメなので望遠撮影は厳しいので…(‘_’)。
残念ながら写真はありません。

山頂からちょっと下ったところにあるベンチで朝ご飯にします。
今日はこちら…。

食後は御幸ヶ原のトイレに寄って女体山へ向かいます。
男体山側のトイレの個室(大)は凍結のため水が出ず、悲惨なことになっていました。
女体山側のトイレは正常かつ快適に利用できました。参考にしてください。

こちらはセキレイ茶屋前にある諏訪神社。数年前に改修されて新しい社になりました。筑波山の山中にはこうした摂社が結構散在しているようです。

セキレイ茶屋です。細君と細君の友人と一緒に、つくばうどんをいただいたことがあります。

女体山到着です。数人のハイカーに出会っただけで静かな山頂でした。

霞ケ浦がいまひとつ見えにくいですね。

弁慶茶屋跡経由で下山するつもりだったのですが、ここまでに岩に付いた霜に気付かず不用意に足を乗せて滑る場面が何度かあったので、岩がちな下山路を避けて往路を戻ることにしました。

さて、こちらのトレッキングポールは新登場です。
今までのポールはブラックダイヤモンド製でかれこれ10年以上愛用しているのですが、一度ポッキリ折れて部品交換、その後も転倒した際にポールが体の下敷きになって、かなりひん曲がったのを力づくで矯正して、だましだまし使ってきました。

今回、Amazonのタイムセールでカーボン製の折り畳みタイプのものが7,000円しない値段で出ていたのでポチってしまいました。

さて、使い勝手はどうでしょうか…。(結論から言って軽量なので大変取り回しが楽でした。あとは耐久性でしょうか(‘_’)。)

特徴ある御神木を通過。下りは早い。

ケーブル駅脇を通過。

筑波山神社に無事下山して御礼の参拝を済ませました。
その後にお札をいただく列に並びます。
まだ、時間が早いので大行列になってなくて良かった。そもそも松の内は過ぎだのでそう混雑はしないのかもしれません。

新しい神札をいただきました。と同時に古いお札を納めさせていただきました。
これにて任務完了です。
本来、年末に古いお札を納めて、新しいお札を受け頂き、新年を迎えるというのが基本のようですが、新しい年に山に登ることが必須の私としては、今のスタイルを続けるつもりでいます。

参道の階段も割と空いています。

ただ、車道に出てビックリ…。駐車場の入場待ちの車が長蛇の列を作っています。
渋滞の車の脇を通って第三駐車場へ向かいます。

無事に駐車場に帰還しました。
荷物を整理してブーツを脱いでローカットシューズに履き替えます。
帰りに沼田屋さんでカリントウ饅頭を調達して家路につきました。

こうして初詣登山は無事に終了しました。
次回は、22日、23日の二日間の日程で長野県に遠征します。

(追伸) 道中でウールのグローブを紛失しました(-_-)。新年早々…もっと大事なものを失くさないようにという神様のお告げかもしれません。
どうか今年一年家族共々無事に過ごせますように…。

※ヤマレコの記録(ログがあちこち飛んでいます。)

薬王院から筑波山に登る

八ヶ岳遠征を中止したので、ぽっかり空いた連休中日の今日、半年ぶりに筑波山に登ってきました。

コースは比較的人の少ない薬王院コースをチョイス・・・。
薬王院の登山者専用駐車場には6時半に到着しましたが、既に7割ほどの埋まり具合です。
今日はKeenのブーツを履いて出発です。

こちらから登山道に入ります。

鬼ヶ作林道を越えると本格的な登りの始まりです。

小腹が空いたのでバナナでエネルギー補給しました。
気温は低めですが、既に大汗です。

薬王院コース名物激階段道も大詰めです。

階段道が終わって平坦な山道になるこの辺りはなかなか好ましい雰囲気です。
春には山桜が綺麗なんですよね・・・。

今日も自然研究路南回りで男体山へ向かいます。

男体山頂に到着です。関東平野の眺望はまずまず。

男体山神社御本殿。伊弉諾尊が御祭神です。

宝篋山の頭越しには霞ケ浦が…。

御幸ヶ原に下りてきました。昨年から今年にかけて山頂トイレは大改修工事が行われていましたが、工事完了した模様です。

御幸ヶ原からは八郷盆地の眺めがいいんですが、今日は北風が抜けて寒い。

加波山から続く北筑波の峰々、そしてその奥には難台山と吾国山が・・・。

いつもの休日だとケーブルカーとロープウエイの運行前から御幸ヶ原は多くのハイカーで賑わっていることが多いのですが、今日は閑散としています。

女体山神社御本殿。伊弉冉尊が御祭神です。

山頂です。今年4度目です。

ハイカーは少なめです。

大鳥居と駐車場を見下ろします。

高曇りなので霞ケ浦は比較的クリアーに見えています。

下山はキャンプ場を経由します。

こちらのコースはいつも静かなハイキングが楽しめます。

イヌブナでしょうか・・・。

お名前は後ほど・・・。

アザミですが詳細なお名前は調査中。

いつものキャンプ場のベンチをお借りして小休止。

今日のザックはオスプレー。

筑波高原キャンプ場も老朽化が進んでいます。

ノコンギク?リュウノウギク?

今年4月にこちらを通った時には「進入禁止」プレートが出ていましたが、今日はなくなっています。とりあえず良かった。

伐採地は眺望に優れますね・・・。

八郷盆地をアップしてみました。

男の川も進入禁止が解除になっていると良いのですが・・・。

あらー!。進入禁止のプレートは出されたままになっていました。残念です。

林道沿いには栗の木がちらほらと・・・

栗の毬が落ちていましたが、中身は?

出発から3時間20分余りで駐車場に戻りました。
今日のブーツのKeenは大変快適でした。
日帰りで荷物が軽めの時には最高の相棒です。

筑波山は4月以来でしたが、やはり地元の山は登っていてホッとするような気がします。
今までに何度登ったか残念ながら定かでないのですが、今日のコースが一番楽しい気がします。
ただ、年始だけは筑波山神社に詣でて男体山神社と女体山神社にも参拝しないといけません。
今年ももう10月です。あっという間に初詣登山の時期になりますね・・・。

※ 本日のヤマレコの記録