二日目は同宿の成田から来られている男性とほぼ同時に目を覚ましました。
午前4時半位だったでしょうか。
トイレを済ませて朝食を準備します。
辺りはすっかり明るくなりつつあります。
小屋前からの富士山です。
ちょっとアップしてみます。
こちらも絵になります。
ズームすると…。
ちょっと焼けてきましたかね…。
イイ感じです。
サブザックに必要品を入れて5時42分に雲取山ピストンに出発します。
水場からは明るいトラバース道を進みます。
鴨沢への下段のまき道の分岐です。
ブナ坂です。朝の清々しい空気感です。
迷走ルートの解説板もこちらで最後です。
物語はこれにて「完」。
飛龍山へと続く稜線が素晴らしい。
鹿君が登山道を横断していきました。
ヘリポート到着です。
流石にここで天張る御仁はいないでしょう。
最高の雰囲気です。
南アルプス南部の荒川、赤石、聖のジャイアント達。
右に目を転じて白いピークは塩見岳でしょうか…。
富士山も素晴らしい。
実際には結構距離があります。
富田新道の分岐です。日原に下る人はいるんでしょうか…。
違ったアングルの富士山。
小雲取山で再び富田新道を分けます。
素晴らしきかな富士山。相模湾側は雲海が出ているようです。
避難小屋は近い。
山梨側山頂です。
山梨県の道標があります。
少々進むと立派な石柱が…。山頂は東京都と埼玉県で二分している模様です。
原三角測点です。
今日は山頂にいた方にお願いしてシャッターを切ってもらいました。
右から甲斐駒ヶ岳、仙丈ケ岳、北岳です。その手前には鳳凰三山が…地蔵のオベリスクがわかりますね。
白峰三山よりも南部の山々の方が見易い位置関係にあります。
飛龍山が存在感を発揮しています。
南アルプス南部のジャイアント達をズーム。
仙丈ケ岳、北岳をズーム。
避難小屋も建て替わったのは知っていましたが、ここまで立派な施設とは思いませんでした。
内部の清掃も行き届いています。
コロナ禍の期間中は使用自粛の呼びかけがあったようです。
別棟になっているトイレも大変清潔に管理されていました。どなたがメンテナンスされているんでしょうか?。
さて七ツ石小屋へ戻りましょう。
同宿の成田から来られている常連の男性と山頂直下ですれ違いました。
彼は「雲取山から見る富士山が好きなんです。」と言ってました。
次回は秋にでも来てみたいと思います。
奥秩父連山です。
金峰山ですね。
甲武信ヶ岳です。
石尾根からの富士山はこれで見納めです。
小屋に戻ると時刻は8時半。当然ですがテントは一張もありません。
支配人がタンポポの花びらだらけになっています。
支配人を中心にまったりムードです。
さて下山することとします。
9時20分に小屋を出ました。
ブナ坂分岐通過。
マムシ岩通過。
富士山も見納めです。
新緑の中を下ります。
体が染まりそう(^^♪。
最高の空気感です。
小袖駐車場まで下りてきました。
鴨沢バス停には11時10分に到着。
鴨沢発のバスは12時半までないので、こちらのお店でのんびりしようかと立ち寄ったところ、まさかのclose!。
もう一軒のお店もまさかのお休み…。
この時点で留浦まで歩けば、11時20分、40分のバスがあることに全く気付いてなく、こちらのタクシーを依頼することにしました。
「15分ほど待ってください。」と言われたので、後から下りてきた二人の男性登山者に声を掛けて相乗りで奥多摩駅まで出ることにします。
結果としてタクシー料金が3,000円、割り勘で一人1,000円とバスよりちょっと割高でしたが結果オーライで、同乗のお二人にも喜んいただけました。
奥多摩駅には12時20分前に到着。
12時40分発の青梅行きに乗車して、その後は順調に帰宅することができました。
これにて今回の山行も無事に終了です。
最後に過去の雲取山山行の概略を掲載しておきたいと思います。
①昭和50年5月3日~5月4日 長沢背稜から鴨沢(酉谷山山頂下で幕営)
②昭和50年9月14日~15日 巳ノ戸谷林道(現在は廃道)から石尾根・飛龍山・サオラ峠を経て丹波(町営奥多摩小屋で幕営)
③昭和51年5月2日~5月3日 鴨沢から三峰神社経て大輪(町営奥多摩小屋で幕営)
④昭和52年3月27日~4月2日 奥秩父全山縦走 増富から奥多摩駅(合宿6日目に山頂を踏む。前泊は将監小屋、後泊は町営奥多摩小屋で幕営)
⑤昭和54年3月24日~3月30日 奥秩父全山縦走 瑞牆山荘から奥多摩駅(合宿6日目に山頂を踏む。前泊は将監小屋、後泊は鷹巣避難小屋で幕営)
⑥昭和56年10月31日~11月1日 三条の湯から鴨沢(三条の湯に宿泊)
したがって、雲取山頂を踏んだのは7回目となります。
今回は天気良し、小屋良し、眺望良し、体調良しと四拍子揃った山行でした。
私の天泊山行の原点はやはりこの山域にあると言えます。
是非機会を作って雲取山を再訪したいと思います。
※ヤマレコの記録