上高地遊山②(R6.5.18)

二日目の朝です。
5時半にホテルの玄関がオープンになるので、5時半過ぎにカメラ片手に河童橋まで行ってみました。(細君は留守番です。)
冷え込みが予想されたので持参のフリースを着込んでいます。
それでも寒いくらいです。

空は快晴で雲一つなく、河童橋から仰ぐ穂高連峰も御覧のとおりです。

最高です。

西穂も…。

これぞ上高地です。

振り返れば焼岳も…。

この時間の河童橋にいる人達は周辺の宿泊者と始発のシャトルバス利用者でしょうか…。

この景観を堪能できるのは宿泊者の特権ですね(^^♪。

ホテルに戻ります。

我々は3階に宿泊しました。

7時からの朝食をお腹一杯頂いて清算を先に済ませて部屋に戻ります。

その後パッキングをしてフロントに荷物を預けてチェックアウトしました。
再び河童橋です。
絵はがきのようです。

まだ8時だというのに結構な人出です。
我々はバスターミナルから大正池まで8時15分発のシャトルバスで移動して、大正池からホテルまでハイキングで戻る予定です。

大正池です。
既にこの人出です(‘_’)

ただ、天気が抜群なだけに景観が素晴らしい。

焼岳のビューポイントで…。

惚れ惚れします。

原宿並みの人出です。

田代湿原です。素晴らしい。文句なし。

田代池です。今朝は霞沢岳も霧氷はありません。

チェアーを持ち込んでゆっくり過ごしたい(^^♪

田代湿原に戻ります。

初めて訪れた人は何を思ったのでしょう…。

ニリンソウ発見です。
開花しています。

今日は梓川コースで田代橋に向かいます。

色鮮やか‼

ホテルに戻って預けていたザックを受け取って河童橋の白樺荘と五千尺ホテルの売店で細君が土産物を調達している間、私は五千尺ホテル売店前のベンチで留守番します。

人だらけだ(‘_’)

直射日光下では何と30℃あります。

買い物を済ませた細君と合流し、いよいよ上高地ともお別れです。
「また来よう」

バスターミナル発10時45分のシャトルバスで「さわんど大橋」まで帰還しました。

かくして今回の「上高地遊山」も無事に終了です。

今回は穂高の景観と可憐なニリンソウの姿に恵まれて思い出深い二日間にすることができました。

今年中にあと一度くらい出かけられるでしょうか…?

※ 今回のヤマレコの記録(android版の不具合で二日目のログは無し)

上高地遊山①(R6.5.17)

松本市内で前泊した我々はホテルで朝食を済ませて7時半過ぎには沢渡駐車場に向けて出発しました。
昨夜はゴーゴーという風の音がしていましたが、今日も強めの風か吹いています。

駐車場はいつもの「ひぐちドライブイン」さんを利用します。
さわんど大橋9時03分発のバスに乗車します。
バスはほぼ満席でした。

毎度おなじみの「ひぐちドライブイン」さんです。

当初は終点のパスターミナルまで乗車して徳沢までピストンするつもりだったのですが、大正池で下車しました。この時点で徳沢行は見送りです(^^)/。

大正池池畔に降り立ちます。
焼岳の山頂は雲の中ですね…。
日本人よりも外国人観光客の方が多い感じです。

穂高も見えそうで見えない。

これはこれで趣があります。

この辺も私の好きなポイントです。

カモのつがいが仲良く餌をついばんでいます。

両岸のケショウヤナギの新緑が素晴らしい。

水の美しさに感動です。

田代湿原に向かいます。
平日というのに何と人が多いことか…。

田代湿原に到着です。
穂高はやはりまだ雲に巻かれています。

前穂から吊尾根は何とか見えている感じです。

こちらは田代池です。
ずっと居たくなる場所です。
この奥まで船を浮かべて行ってみたいと思うのは私だけでしょうか…。

霞沢岳は霧氷でしょうか…白くお化粧しています。

イワナ君が遊泳中です。

結構な白さです。

今日は林間コースを通って田代橋に向かいます。
ツキノワグマの生息エリアといった感じです。

本日初めてのニリンソウです。
まだ、お眠ですね☺。

梓川コースと合流です。

雪解けの今の時期は水量豊富です。

田代橋から穂高連峰を仰ぎます。だいぶ雲が取れました。

まさに山岳リゾート地ですね。

こちらの新芽は何でしょうか…?

ちよっとアップしてみました。

左から六百山、三本槍、霞沢岳です。

オーッ! 前穂と明神はくっきり。

久々に背負う50ℓザックはそこそこ重い(‘_’)

ウエストンレリーフ。

ここもクマ君が好きな場所のようです。

六百山を見上げます。

新緑の遊歩道を歩きます。
ウグイスがうるさいくらいに囀っています。
顔が見えませんが姿を捉えました。

さて今宵の宿泊地「上高地アルペンホテル」に到着です。
松本市営のホテルで、今回が初めての利用になります。

瀟洒な佇まいです。

ホテルに荷物を預けるためにフロントにて宿帳の記載をします。
すると対応してくれた女性スタッフが住所地の記載を見て「茨城のR市ですか?私も日立市の出身なんです。」と…。
春から秋までこちらのホテルで働いておられるそうです。
茨城県や日立市の話ですっかり盛り上がりました。旅先での出会いは本当に不思議ですね…。それが旅の魅力かもしれません。

その後、荷物をまとめてサブザックに必要品をパッキングして明神までのハイキングに出発しました。
こちらは河童橋付近からの穂高連峰の眺め…。また雲がかかってしまいました。

それでも上高地らしい景観です。

スミレが咲いています。オオタチツボスミレでしょうか?

このブログではおなじみのイチイの巨木です。

風の影響はほとんどありません。
なんて素晴らしい雰囲気でしょう…。

岳沢湿原のウッドデッキに到着です。
細君はここが上高地で一番好きな場所だそうです。

六百山はここから見るのが一番スタイリッシュかもしれません。

キラキラした水面が美しい。

六百山の反対側の明神と穂高の眺望です。

こちらの芽は何でしょうか?

いつも思うのですが、亡き父母を一度でいいから連れてきたかったと…。

言葉は要りませんね。

新緑が目に沁みます。

イワナ君たちにとっても天国なんでしょうね…。

コケが可愛らしい。「アラハヒツジゴケ」ですかね…。

頭上には若葉が…。

河童橋から明神の間のトレイルは流石に人も減り、なかなか良い雰囲気です。

振り返ると焼岳が見えています。雲が取れましたね。

体が緑に染まっていくようです。

コケ君再び(^^♪。
コケの名前は難しい。

ニリンソウ

イイ感じです。

明神は近い。

明神・奥穂高神社に到着です。

まずは嘉門次小屋で食事を取ります。

細君はおでんを…。

私はざるそばを…。

そして嘉門次小屋名物「岩魚の塩焼き」をいただきます。
私の知る限り、ここの岩魚の塩焼きがナンバーワンです。

明神池を参観します。

明神岳がクリアーにそそり立っています。

訪れるたびに違う表情を見せてくれます。

カモ君が泳いでいるのがお判りでしょうか…。

グリーンの味わいが何とも言えない。

こちらは二之池です。

細君も岩に上がって一休み。

参拝を終えて梓川の左岸に渡ります。

明神橋を渡って振り返る明神岳

橋から明神館まではニリンソウの群落が続きます。

ちょうど良いタイミングだったかもしれません。
今日前半の写真はPENTAX・K70にタムロンの17~50mmズームの組み合わせで撮影しています。

明神館でカメラのレンズをマクロレンズに交換。

徳沢まで行くにはちょっと時間的余裕がないので、徳本峠の分岐までニリンソウ見物に行くことにします。

今回マクロ撮影用に一脚を準備していたのですが、見事に忘れてきました。

コケもマクロレンズで…。

こちらはシロバナエンレイソウですかね。

去年は「サンカヨウ」をたくさん見かけたのですが、今日はさっぱり。
もっとも明神と徳沢の間に多く自生しているようです。

徳本峠の分岐まで足を延ばしました。

スミレちゃん。タチツボスミレですね。

ニリンソウ

細君はグリーンのニリンソウを探しています。

新緑を愛でつつ明神館まで戻ります。

徳沢まで行かずとも十分楽しめます。

グリーンのニリンソウ発見です。「原始ニリンソウ」と言うそうです。

明神館からは梓川左岸の遊歩道で河童橋まで戻ります。
明神からもところどころにニリンソウの群生が見られます。

見えているのは蝶ヶ岳でしょうか…。

明神岳も大迫力。

こちらは西穂の稜線でしょうか…。

大袈裟に言うと命の躍動を感じます。

この小さな花は…

「コミヤマカタバミ」です。

こちらは綺麗に撮れました。

子ザル君が新芽を夢中で食べていました。

小梨平まで戻ってきました。

キャンプ場から見上げる奥穂高の稜線。

こちらは西穂の稜線です。

小梨平キャンプ場に一週間も連泊するキャンパーの気持ちがわかるような気がします。

こちらは…調査中です。「ハクサンハタザオ」でしょうか?

コナシの樹には蕾がたくさんついていました。

キジムシロ

清水川の清流

芸術作品のよう(^^♪

ムシカリ

今回もやはり「来てよかった」と思えて何より。

ホテルに帰る前にこちらでコーヒーブレイク

名物アップルパイを細君とシェアします。

こちらの窓側のカウンター席からは居ながらにして穂高連峰を望めます。

その後河童橋を渡って無事にホテルに帰還しました。

冒頭でも書いたように当初は徳沢まで行くつもりでしたが、病み上がりということもあり明神までの無理のないコース取りにしたことで、時間的にも余裕ができて写真撮影も十分に楽しめました。

ホテルにチェックイン後はまずは入浴です。
そして18時からお待ちかねの夕食となりました。

細君は信州牛のしゃぶしゃぶが一番美味しかったそうです。

最後に鰆の焼き物でご飯をいただきます。

そしてデザートわらび餅です。

満腹です。ご馳走様でした。
一階ホールはこんな感じです。

フロントです。

お洒落な雰囲気が漂っています。

明日は8時台のバスで大正池まで行き、朝の大正池と田代池を楽しんでホテルに戻るつもりです。

晩秋の上高地遊山②(R5.11.3)

おはようございます。
二日目の朝です。
どうやら快晴のようです。
明るくなった6時過ぎにカメラ片手に外に出てみます。
徳沢ロッヂの正面からですと木立に阻まれて前穂の雄姿はすっきりとは見えません。

早立ちの人達は5時頃からヘッデンを点けて出て行きました。
我々が泊まっているのは丁度「徳」の字の下の部屋になります。

徳沢の公衆トイレは全面改修工事中で、仮設トイレが設置されていました。

キャンプ場の方まで来るとモルゲンロートの前穂が見えてきます。

素晴らしいですね。

河童橋から見る屏風のような穂高連峰も素晴らしいですが、こちらはこちらで迫力があります。

前穂ですね。

明神主峰ですね。

結構冷えています。撮影を切り上げてロッヂに戻ります。
ラウンジは薪ストーブが燃えていて暖かい。

家具類は松本民芸家具で統一されているようです。

部屋はこちらのストーブで暖かいので助かります。

洗面所脇にはこんな水道が引かれています。

洗面所の蛇口は自動でお湯が出ました。

トイレはすべてウオッシュレット完備のようです。

7時から朝食をいただきました。
デザートはわらび餅です。
夕食同様、美味しかった。

食後に歯磨きを済ませて7時50分にはチェックアウトしました。
大変快適に過ごせました。お世話になりました。
今シーズンは11月5日までの営業だそうです。

いやあ、それにしてもいい天気です。雲一つありません。

前穂高大迫力ですね。

お月様も出ています。

振り返れば蝶ヶ岳が…。多分。→ 後日「大天井岳」と判明しました。

ズームしてみます。

カラマツも最後の輝きでしょうか…。

古池通過です。

かなりの冷え込みです。

明神館到着です。
トイレ休憩しました。

明神館からしばらく進むと、絶景スポットがあります。

明神橋が見えています。

落ち葉の絨毯を歩む。

間もなく小梨平です。

本日のベストショットです。

奥穂の稜線は真っ白です。

昨日見れなかったのでなんだか興奮します。

奥穂のピークは河童橋周辺から見るとのっぺりした様子に見えます。

ビジターセンターに寄り道します。

お目当てはこちらです。

印象に残った言葉…。

河童橋の上からの定番の景観です。

反対側の焼岳も…。

これにて上高地ともお別れです。

バスターミナルから10時15分のバスに乗車して…フリードのデポ場所に帰還しました。

かくして今回の上高地遊山も無事に終了です。
ここ数年は比較的静かな上高地でしたが、今回は外国人が大変多い印象で、宿泊施設や土産店はかなりコロナ前の売り上げ状態に近づいてきたのではないでしょうか…。
喜ばしいことですが、自然へのローインパクトとのバランスをどう取っていくかも課題になるような気がします。

さて、今回は松本市営の「徳沢ロッヂ」に初めて宿泊しました。
今までは徳沢での宿泊ではもっぱら徳沢園を利用していました。
印象としては必要にして十分な施設で、スタッフも親切。満足のいく宿でした。
徳沢園が華やかな施設だとすると、徳沢ロッヂは質実剛健といった感じでしょうか…。

蝶ヶ岳登山の起点としての利用価値は高いと思うので、是非今度は山登りとセットで利用できればと思います。

※ ヤマレコの記録です。

晩秋の上高地遊山①(R5.11.2)

前日松本で宿泊した我々は、ホテルで朝食を取り、7時半過ぎには沢渡大橋のひぐちドライブインに向けて出発しました。
同所には8時半には到着したので、身支度をして9時03分のバスを待ちます。

「さわんど大橋」バス停周辺は紅葉の盛りという感じです。

大正池でバスを降ります。
天気は良く風も穏やかですがちょっと雲が出ています。

焼岳の山肌をズームしてみます。カラマツが美しいですね。

穂高は完全に雲の中です。
雪雲でしょうか…。

カラマツの黄葉も終盤戦の雰囲気です。

それでも自然の造形は美しいです。

ドライフラワー

いつもの焼岳絶景スポット…。

明神岳は見えていますね…。

西穂高方面は全く見えません。

再度焼岳を…。

8月以来目撃されていないようですが、安心はできませんね。
ただ、今日は中国系の外国人のツアー客が大変多く、クマの心配は必要なさそうです。

5月にはなかったクマベルが設置されています。

ドライフラワー第2弾(^^♪

サルオガセです。入笠山のそれと比較すると随分こじんまりしています。

田代湿原まで来ました。残念ながら穂高は見えません。

田代池です。
水の美しさにいつも感動します。

霞沢岳の稜線を仰ぎます。

お魚君遊泳中。

カラマツと空の青とのコラボ

田代池に別れを告げます。

田代橋から上流を見たところです。
前穂と吊尾根の一部が見えてきました。

右岸の遊歩道から明神岳を遠望します。
雲が取れてくれると嬉しいのですが…。

ゴールドですね。

ウエストンレリーフです。
この辺りもクマが良く出没しているようです。

絵になります。

バスターミナル周辺のカラマツが一番美しい。植林ですが…。

二度お世話になった西糸屋さんです。

11時になったので、白樺荘でちょっと贅沢なコーヒータイムを…。

ケーキセットをいただきました。
細君曰く「コーヒーお代わりできると良いのにね」と…。
確かに(*^^)v。

白樺荘側の河畔から見る明神岳。

吊尾根は再び厚い雲に覆われてしまいました。

人身事故があってから一月少々経ちました。
細君はクマ鈴を鳴らして歩きます。
私はホイッスルを出しました。

イチイの巨木を通過。
結構な観光客やハイカーとすれ違います。
気温は高めで細君も私も厚手のソフトシェルジャケットから一枚生地のウインドブレーカーに換装しました。

間もなく岳沢湿原です。

岳沢湿原の木道の核心部にクマベルが設置されていました。

変わらぬ美しさ。

明神岳を仰ぎ見ます。

川床が美しい。

岳沢分岐を過ぎます。

イワナ君遊泳中。

良い雰囲気ですね。
あまりの暑さにウインドブレーカーも脱ぎました。
11月なのにどうなってるんでしょうか…。

焼岳が大きい。

明神は近い。

迫力ある明神岳。

穂高神社奥宮に到着です。

休憩舎の電気にも風情が…。新しくなったような気がします。

カラマツの落葉と池の水が良い感じです。

こちらは嶺宮遥拝所です。

後は解説不要ですね。

ズームするとすごい迫力です。

黄葉が輝く。

明神池参拝終了です。

明神橋から上流を見たところです。

明神橋と明神岳

明神館は4日まで営業だそうです。去年は3日でした。

時間は13時でお昼ご飯の時間ですが、お腹もあまり空いていないので今日の目的地の徳沢まで行くことにします。

一番高く見えるのが第5峰なんですね。

1095(トクゴー)登山道整備隊の皆さんの尽力で、長い間通行止めになっていた島々からの徳本峠越えクラッシックルートが通れるようになるそうです。
嬉しいですね。

古池の水面。

ここも見通しが悪いのでクマベルか設置されています。

奥に見える尖ったピークは蝶槍でしょうか?

一度確認したいところです。
この稜線歩いてみないといけませんね…。

※後日確認したところ「大天井岳」でした(^^)/。

明神から前穂高の全容。

河原の白さが美しさを際立てています。

徳沢に到着です。

今宵の宿はこちらです。
時刻は13時50分、お疲れ様でした。

玄関を入ってチェックイン手続きを済ませました。
洋室は一人18,000円です。

これが我々の部屋。大変快適でした。

2段ベットがあるので4人は泊まれるかと。

チェックインの際に間もなくお風呂に入れますと言われたので、お風呂をいただきます。
湯船のお湯は熱めで大変いいお湯でした。
お隣の徳沢園もそうですが、奥上高地でまったりとお風呂に浸かれるというのは大変幸せなことかと(^^)/。

ラウンジには薪ストーブがあります。
これがとても暖かい。

時間つぶしのための書棚も。

ラウンジは吹き抜けになっています。

夕食前に徳沢園のみちくさ食堂に偵察に行きました。
目当てはコーヒーソフトです。
ところが今シーズンのソフトクリームの販売は終了しましたという張り紙が…。

あきらめてロッジに戻ります。

本当に残念でした。

夕食は17時30分からでした。
メインはビーフシチュー。
こちらは細君の嗜好に非常に合ったようで「美味しい。」と言ってペロリと平らげていました。
信州サーモンの刺身もマスの甘露煮も白和えも大変美味しくいただきました。

特に白米が大変美味しかった。
ご馳走様でした。

これにて1日目の予定はすべて消化です。
部屋に戻ってからラジオを聴きながらベッドでくつろぎ、早めに就寝しました。

明日は朝食後に河童橋に戻る行程です。
穂高が見えると良いのですが…。

新緑とニリンソウの上高地遊山②(R5.5.23)

上高地二日目の朝は5時半に起きて朝風呂をいただきました。
朝食は6時45分からで、バイキングになります。
美味しいご飯と種類豊富なおかずが沢山あって目移りしますが、還暦過ぎの我々は、目が欲してもすぐにお腹がいっぱいになってしまいます。

雨は小降りなので、予定どおりバスで大正池まで行き、河童橋まで遊歩道で戻ってくることにしました。
フロントでチェックアウト手続きをして大きなザックと細君のザックを預けます。

平日朝の河童橋は静か。

河童橋からの眺めです。ガスガスです。

岳沢もこんな感じです。

ただ、雨に濡れた緑の美しさは格別です。

バスターミナルのチップ制トイレはウオッシュレット完備です(^^♪。

7番乗り場からさわんど駐車場行きに乗車します。

大正池で下車しました。大正池のトイレ工事も完了していて大変清潔なトイレに生まれ変わっていました。
大正池池畔に出てみるとガスがかかってなかなか趣のある景観になっています。

晴れももちろん素晴らしいですが、ガスに巻かれたこの雰囲気も味わいがあります。

この辺りの雰囲気も私は好きなんです。

大正池の上流側の端っこです。

置物のようです。

仲良くつがいでいました。

上流を見るとこんな感じです。

新緑と水面の美しさは格別です。細君もにわかカメラマンに…(^^)/。

田代湿原を目指します。

シラカバの森を進んでいきます。

喧騒とは無縁の田代湿原に到着です。

田代池にも誰もいません。

しっとりとした緑が美しい。

水面はこんな感じです。油絵のようです。

去り難い雰囲気です。

田代池を後にして田代湿原に戻ります。

梓川沿いの遊歩道を経由して田代橋へと向かいます。

秋の紅葉のカラマツも素晴らしいですが、新緑のカラマツも美しい。

まっすぐ帰らずに予定どおり大正池へバスで出て大正池、田代池を訪問して大正解でした。

河童橋に戻ってきました。結局行程のほとんどで傘は不要でした。
五千尺ホテルの売店でお土産を調達し、その後白樺荘の売店でもお土産を買い求めます。

フロントに預けていたザックを受け取り、お世話になった白樺荘を後にバスターミナルへ向かいます。
10分少々の待ち時間で無事にバスに乗り込みました。

終点さわんど大橋でバスを降車して無事にひぐちドライブインに駐車したフリードに帰還しました。

今回の上高地遊山はニリンソウが目的でしたが、明神から徳沢にかけてまずまずの群落を見ることができて良かった…。
昨年のリベンジが果たせました。
ただ、欲を言えばもう一週間ほど早いタイミングの方がさらに美しかったかも…です。
また、宿の白樺荘は昨年11月以来の宿泊でしたが、安定の快適さでした。

次回の上高地訪問はいつにしようかと帰路の車の中で細君と相談しました。できれば秋に…。ただ、突然思い立って短いスパンで再訪することになるかもしれませんし、来年になるかもしれません。
上高地はずっとそこにあるのでいつでも大丈夫ですね…。

※ヤマレコの記録

新緑とニリンソウの上高地遊山①(R5.5.22)

二日目の朝です。
ホテルの部屋からは松本城の天守が見えます。雲量多めですが、今のところ雨の心配はなさそうです。

ホテルで朝食を済ませて7時半には出発しました。
目的地は上高地の入山口である沢渡(さわんど)駐車場地区です。
ここのところ我が家御用達のひぐちドライブイン駐車場に当着したのは8時半ちょっと前でした。
バスは5分後の8時33分発とのことでしたので次の9時05分発のバスに乗ることにして、ゆっくりと身支度をします。

バスは定刻に出発です。

上高地バスターミナルに到着です。

梓川沿いの遊歩道を経由して河童橋に向かいます。
対岸の山々の新緑が素晴らしいですね…。

今日の相棒はミロの45ℓザックです。私と細君の雨衣や防寒具、そして着替え等が入っています。
天気は高曇りで吊尾根は見えませんが正面には明神岳が見えています。気温は15℃くらいでしょうか。
モンベルのウィックロンロングスリーブシャツにクラックジャケットの重ね着でちょうどいい。

河童橋が近づいてきました。

橋の上から梓川上流を見下ろします。岳沢小屋辺りから上部は完全にガスっています。

ガスっていてもやはりこの景観は美しい。

こちらは焼岳方面。焼岳はかろうじて山頂まで姿を見せてくれています。

今日の宿はこちらです。
我々夫婦にとっては、気軽に利用できるリーズナブルな宿ではないのですが、年に一度の贅沢として見晴らしの良い部屋を取り、美味しい料理に舌鼓を打つことにしてもいいかなと…(^^♪。
今回で3度目の利用です。

チェックイン手続きをします。もっとも部屋に入れるのは15時からになります。
ロビーで今日の主目的である徳沢トレッキングに必要な装備をサブザックに詰め込み、残りは宿に預かってもらいました。

さあ、徳沢トレッキング出発です。
明神までは梓川右岸の遊歩道を辿ることにします。
水流は流石上高地…清流です。

イチイの巨木。千手観音ですね。

岳沢湿原到着。何度来ても素晴らしいところです。
今日はこちらのデッキで絵を描かれている方がお二方いらっしゃいました。

透明な水と川床の美しさが印象的です。

六百山はここでは脇役です。もちろんなくてはならない脇役ですが…。

飽きることがありませんね…。

岳沢分岐を分けます。

陽の光がないのが少々残念です。

平日ですが、そこそこのハイカーとすれ違います。

目を奪われた鮮やかな新緑。

アップしてみました。

自然の造形です。

穂高神社奥宮に到着です。

流石に月曜日で人影も少なめです。

静かな明神池を満喫します。

何だかザックがだらしない(>_<)。

この構図の写真を今までに何枚撮ったでしょう…。

ホントに素晴らしい情景です。人工物と自然が見事に調和しています。

二之池も静かです。

木道の先端から一之池の写真を撮りまくりました。

最後に二之池をパチリ。

明神池に別れを告げます。

奥宮に参拝。

いつもなら嘉門次小屋でイワナの塩焼きをオーダーして昼食にするのが定番なんですが、今日は徳沢園のみちくさ食堂でランチ予定です。
明神橋から見る梓川と新緑です。

こんなところにお猿さんが。

なんか眠そうだな…。

見事なラショウモンカズラです。

橋から明神館までの間にもニリンソウの小群落があります。

明神館もパスです。先を急ぎましょう。

明神館と徳本峠分岐との間にはニリンソウの群落があります。満開で見ごろでした。

徳本峠の島々側登山道は現在「1095(とくごう)登山道整備隊」の皆さんが整備作業に取り組んでおられます。
たやすいことではないと思いますが、復旧の暁には是非島々から徳本峠越えをしてみたいと思っています。

オオカメノキですね。

サンカヨウです。濡れると透明になります。一昨年会津駒ケ岳の山開きで初めて見ました。

ニリンソウの群落。

サンカヨウとニリンソウのコラボレーション。

緑のニリンソウだ…。

登山道の脇にニリンソウが続く。

古池に到着です。この場所はクマの目撃情報が多い場所です。

水があちこちで湧き出ています。

古池を過ぎて200mほど進むと5人ほどの登山者が立ち止まって梓川側の森を見ています。
近づくと「ツキノワグマがいるんです。」と。
彼我の距離は50m以上ありましたが、確かに体長1m少々あろうかというツキノワグマが何か夢中で食べているようです。
私のザックにはかなり高めの音が鳴る富山の猟師さん愛用のクマよけ鈴が付いていたのですが、この音が近付いてきても逃げることはなかったようです。
少々観察してからその場を後に徳沢へ向かいました。
念のため途中すれ違う人に注意喚起をします。

徳沢が近付くと再びニリンソウの群落が現れます。

キジムシロでしょうか。

タチツボスミレでしょうか。

この展望地に出ると徳沢まであと一息です。

徳沢到着です。ニリンソウだらけです。

大きな木と素敵なコラボレーションに…。

ニリンソウを十分堪能した後にみちくさ食堂で食事にします。

カレーと

チャーハンを細君とシェアしていただきました。価格は両者とも1,050円と山中でいただく食事としてはリーズナブル。かつ、味もまずまずです。
何より陶器の食器なのが素晴らしい。

食後にコーヒーソフトをいただきました。
昨年宿泊した際にもらっていた無料券があったので、そちらを使わせていただきました。使用期限がないのが嬉しい。
コーヒーソフトは絶対のおすすめです。

満腹になりました。ご馳走様です。
なお、クマの目撃情報は到着時に徳沢園のスタッフに伝えておきました。「連絡ありがとうございます。」とのこと…。
さあ、河童橋に戻りましょう。
昨年から徳沢ベースと称して常設テントも利用できるようになったようです。

復路はカメラのレンズをマクロレンズに交換しました。

なかなかシャープに撮れました。

前穂高の雪渓。

新緑のモザイク模様。

タチツボスミレ。

ルールは守らないといけません。

往路でクマを発見した地点で再度森の中を見ると、何と木の上にクマがいました。
満腹になってお昼寝中なのか、やはり、クマよけ鈴には反応しなかったようです。

古池です。

風情のある場所です。クマも好きなんでしょうね…。

サンカヨウです。

こちらはニリンソウです。ややピントが甘いですね。

もう一度サンカヨウ…。

こちらのニリンソウは花弁が六枚ありますね…。(調査してみるとニリンソウには花弁がなく花弁に見えるのは咢片(がくへん)と言うそうです。)

白とグリーンのカップル。

前穂の岩壁はガスに巻かれていてもなかなか迫力があります。

途中見事なシャクナゲを発見。

思いがけず綺麗な花を楽しめました。

さあ、小梨平は近い…。

小梨平キャンプ場です。

小梨の花の蕾です。蕾の時はピンクなのに花は白なんですよね。不思議。6月上旬の小梨のシーズンにも訪れたいですね…。

目撃情報の現実味が増しました。

清流清水川を清水橋で渡ると河童橋です。

河童橋到着です。
今日はとうとう穂高は見えませんでしたね…。

ホテルにチェックインして部屋から梓川を見下ろします。
居ながらにして梓川と穂高連峰の絶景が楽しめる最高の部屋なんですが、今日は残念ながら穂高連峰の方はお預けです。

夕食前に入浴を済ませます。
夕食は17時半のスタートです。

こちらが今日のメニューです。

大変美味しい料理の数々を楽しんでいただきました。

最後にコーヒーをいただいてディナータイムは終了となりました。
ご馳走様でした。

さて、明日は予報によると朝から雨とのこと。
予定ではバスで大正池まで行き、徒歩でホテルまで戻り、荷物を回収、土産物を調達して帰路につくことにしているのですが、本降りの雨だったら「潔く帰る」ということで細君と合意しました。

最終的には明日の朝食を食べながら判断したいと思います。
こうして新緑とニリンソウを堪能した充実の一日を終えました。
おっとクマとの遭遇も忘れてはいけませんね…。

P.S. 昨年もニリンソウ目当てに6月上旬に訪れています。徳沢園に宿を取り、横尾まで行きましたが、完全に時期遅れでした。今回はそのリベンジのための計画でした(その時の記録はこちら。)が、やや盛りは過ぎた感があったものの、まだまだ見応え充分で何よりでした。

晩秋の上高地遊山②(R4.11.5)

白樺荘の二日目は5時前に起きて風呂に行き、5時15分に細君を起こして身支度をして、5時55分にはロビーに降りました。

昨日と同じガイドさんの下に集まったのは我々以外に4組でした。
ガイドさん曰く「今日は穂高のモルゲンロートが期待できます。」とのこと。
外に出るとやや雲量多めなるも西穂から前穂まで穂高連峰がくっきりと姿を現してくれています。

昨日月明かりで見た穂高はもっと白く見えたのですが・・・。

それでも姿を見せてくれたことに感謝しなければいけません。

梓川が生み出す水蒸気が雲になっているのでしょうか・・・大変趣のある情景です。

ガイドさんの説明を熱心に聞く参加者。

気持ち赤くなって来たでしょうか・・・。

イイ感じになってきました。

ただ、雲も多くなってきました。

綺麗な朝焼けになって欲しいところです・・・

残念ながらここまでで、モルゲンロートはお預けとなってしまいました。

雪と岩壁の織り成す風景は日本離れしているような・・・。

モルゲンロートを諦めた後は岳沢湿原に向かいます。
雲の流れが速いので穂高に掛かった雲も徐々に取れていくのではないでしょうか・・・。
早朝の岳沢湿原は初めてです。

水面から水蒸気が・・・。

不思議な雲です。

大分明るくなりましたが、陽射しは届きません。

やはりここの美しさは格別です。

ガイドさんの案内で水源地を訪れます。山の裾野から滾々と水が湧き出ています。一年中枯れずに一定の水温を保っているそうです。

早朝ガイドは1時間コースなのでこちらで折り返しました。

かなり青空がのぞいてきました。

こちらはイチイの巨木。千手観音と呼ばれているそうです。

ホテルに帰還しました。
昨夜と今朝は「竹内 博」ガイドのお世話になりました。

部屋に戻ってザックを置いてレストランに向かって朝食をいただきます。
レストランの窓からは。すっかり青空になった穂高連峰が一望できます。
素晴らしいの一言。

朝食はバイキング形式です。品数豊富でついつい食べ過ぎてしまいました。

普段どちらかというと小食の細君も白米のご飯を食べた後にマフィンを食べていました。
よほど美味しかったんだと思います。

食後に写真を撮りに表に出ました。
ジャンダルムから奥穂です。

これぞ上高地という景観ですね。ホテル前の展望所からの眺めです。

西穂もクリアーに・・・。

こちらは河童橋からの眺望です。

明神もくっきりです。

今回も来た甲斐がありました(^^♪。

焼岳も素晴らしい。

一旦ホテルに戻ってチェックアウトの準備をします。
9時過ぎにはチェックアウトを完了しました。
細君が土産物を買っている間に再び絶景をカメラに収めました。

  

これにて今回の上高地遊山は幕となります。
バスターミナルからシャトルバスに乗って沢渡のひぐちドライブインに戻りました。

今回の上高地は初日こそ生憎の天気でしたが、そこはやはり上高地・・・雨でも十分に楽しめました。
そして今日のこの冠雪の穂高連峰の絵のような風景に接し、毎度のことながら夫婦共々「来てよかった」と思うのでした。
また、宿の白樺荘は二回目の宿泊でしたが、何より穂高の眺めと我々の嗜好に合う美味しい食事が秀逸です。
できれば来年も宿泊したいと・・・。

さて来年はいつ頃訪問したらいいかと今から思案中です。

晩秋の上高地遊山①(R4.11.4)

今年二回目(前回の記録はこちら)の上高地を、秋も深まった11月4日~5日の一泊二日の日程で訪問しました。
前日松本市内のホテルに投宿した我々は、ホテルで朝食を済ませてからチェックアウトし、小一時間のドライブを経て沢渡大橋近くのひぐちドライブインに駐車しました。

身支度をして9時3分のシャトルバスに乗り・・・

大正池で下車します。
参考ですが、大正池の公衆トイレは未だに周辺整備工事を行っていて、大正池湖畔に降りてしまうと直接行くことができません。
池畔に降りる前にトイレは済ませましょう(^^)/。
ちなみに次々に観光バスがやってきて、ハイカーや観光客を降ろして行きます。
外国人の姿が際立って多いように感じました。

焼岳の眺望はまずまずです。

天気予報では午後から徐々に回復傾向とのことですが、今のところは完全に曇天です。

でかいザックを背負ってますが、ほぼ二人分の装備品が詰まっているからです。

カモのつがいが一心に毛づくろい中です。

天気は曇天でも水の美しさが良くわかります。

カラマツの黄葉が素晴らしい。

今日は11月4日なのでしばらくクマの目撃情報はないようですね・・・。

白樺の美林です。

田代湿原に到着です。穂高連峰は全く見えません。

それでも田代池はやはり美しい。

岳沢湿原に次いで我々夫婦のお気に入りポイントです。

こんなドライフラワーが。花の名前は残念ながらわかりません。どなたかご教示を・・・。

田代湿原を出る頃から雨が落ちて来ました。慌てて折りたたみ傘を出します。
田代橋までは川沿いの遊歩道を辿ります。
梓川のエメラルドグリーンが何とも綺麗です。

結構な雨です。ほんとに天気は回復するのでしょうか(-_-)。

カラマツの落葉が美しい。

途中、上高地帝国ホテルに寄り道します。
細君が帝国ホテルのオリジナルチョコレートを買い求めようとしたのですが、今シーズンは完売ということでした。残念・・・。
帝国ホテルの内部に初めて足を踏み入れましたが、やはり高級感が漂っていました。

梓川沿いのカラマツ林は植林の模様ですが、整然としていて美しさは格別ですね。

雨は降ったり止んだりの繰り返しです。

河童橋に到着しました。穂高は残念ながら雲の中です。

今宵の宿のこちらのホテルに荷物を預かってもらうために立ち寄りました。

レストランでコーヒーブレイクとします。

こちらは「ジャンボモンブラン」。

こちらは「アップルパイ」。
どちらも美味しくいただきました。

お昼ご飯は嘉門次小屋まで我慢することにします。
ホテルのロビーをお借りして、明神までのハイキングに必要なものだけサブザックに入れ、大型ザックはホテルに預けます。
また、雨衣のズボンを履きました。これは防寒の観点からも正解でした。
さて、明神目指して梓川右岸遊歩道を辿ります。
こちらは岳沢の眺め。

好ましい景観が広がります。ただ、何となくクマが出そうな感じも・・・。

イチイの巨木です。昨年、写真を西糸屋のご主人に見てもらって樹の名前を教えてもらいました。

岳沢湿原の一角です。

岳沢湿原に到着です。

大正池は立ち枯れの樹の数が年々減ってしまっていますが、こちらはまだまだです。

カモ君が遊泳中です。

陽が射し込むと美しさを増すんですが・・・今日は残念です。

何度訪れても感動します。

さて岳沢分岐を過ぎて直進です。

途中の木橋から岳沢湿原を見通します。

秋の名残り。

こんな天気なので行き交うハイカーは少なめでしょうか・・・。

対岸の美しいカラマツに目を惹かれます。

そうこうするうちに穂高神社奥宮に到着です。

小一時間歩いてお腹が空いたので参拝前にお昼にします。

今日はこちらを・・・。名物のイワナの塩焼きはホテルの夕食に出されるのではないかと思い遠慮しましたが→ホテルの夕食には出てきませんでした(-_-)。

社務所で参拝料500円を納めて明神池へ。

明神池にはいつもと同様に静寂な空間が広がっています。

カラマツの黄葉以外の紅葉は既に終わってしまっているようです。

神域に相応しい景観です。

少々青空がのぞいています。

期待できるか・・・。ただ、雨も落ちています。

雲はどうやら雪雲のようです。雨も冷たく気温を下げているような気がします。

参拝を済ませて社務所横のトイレをお借りします。
6月に来た際も左側の女性トイレは故障中だったと記憶していますが、あれからずっと直ってないんでしょうか。
ちなみに管理は穂高神社がされているようです。

河童橋には左岸遊歩道を辿って帰ることとします。
梓川河畔に出てみるとここにも青空が・・・。

明神館は昨日11月3日でクローズとなりました。明神館前にある公衆トイレも閉鎖となっています。

左岸遊歩道から見た明神岳です。

思わず目を奪われる苔の群生。

小梨平キャンプ場です。生憎の天気ですが、テントは10張ほどありました。

岳沢小屋も11月3日でクローズとなったはずです。

この頃には雨は上がりましたが、穂高の稜線は雲の中です。

その後ホテルに帰還し、無事にチェックインしました。
こちらはホテルの自室から見た明神岳です。居ながらにしてこの絶景です(^^♪。

こちらは吊尾根方面です。
とっぷりと日が暮れてから岳沢小屋の灯が見えました。
自宅に帰ってから岳沢小屋のブログで確認したところ、11月3日に今シーズンの営業を終了し、スタッフは11月5日に山を下りたそうです。
ですので4日の夜はまだスタッフが小屋で残務処理をされていたんでしょうね・・・。

17時近くになって明神の山肌を夕日が照らしていました。
今宵は19時半からホテル専属ガイドの主催するナイトウォークに参加します。
何とか晴れて欲しいところです。

ナイトウォーク参加のため夕食は17時半スタートとなりました。

こちらがディナーメニューとなります。以下料理の写真を順番に掲載しておきます。
いずれも大変美味しくいただきました。

以上でディナーは終了です。
19時半からのナイトウォークスタート時には天気は明らかに回復していました。
十一夜?の月が穂高連峰を明るく照らして、それはそれは素晴らしいものでした。
また、ガイド氏の星座解説も丁寧で、星座の名前のいくつかは記憶にとどめることができたように思います。
山好き(山屋)は遠くに見える山の名前を知りたがります。星座好きが夜空に広がる天体の名称を知りたがり、覚えたがるのはこの山屋の欲求に相通ずるものがあるのではないでしょうか・・・。

おおむね1時間15分程度のナイトウォークは色々と得るものも多く、参加して大正解でした。

ナイトウォーク後は入浴を済ませ若干のアルコールを補給して床に入りました。

第一日目はこれにて終了です。お疲れ様でした。

※今日のヤマレコ