硫黄岳・横岳に登る(高山植物観察会)R8.6.24~25②
二日目の朝は4時過ぎには目が覚めました。
トイレに行ったついでに外の様子を窺うと結構な雨が降っています。
もう一度布団に入って5時前に起きだし、ある程度の荷物整理を行います。
5時半前に階下に降りると食事の準備が大体終わっているようです。

5時半ちょうどに朝食になります。
いただきます。

しっかり食べて、今日の行動に備えます。
食後は、玄関ホールに6時半に集合して出発です。
防水、防寒対策を完璧にというスタッフS氏の指示に従い、下半身は、フェニックスのオールシーズンパンツ、上半身は、モンベルのジオラインL.W.ハイネックシャツの上にクリマグリッドジャケットを着込みました。
レインウェアーは上下ともにファイントラックです。
モンベルのドライテックのスパッツも装着します。
グローブはアクシーズクインのレイン用のグローブを装着しましたが、スマホで写真を撮るには使い古しのグローブの指を切ったものが良いかもしれません。
まずは台座の頭を目指します。
雨は降ってはいるものの、いわゆる本降りではありません。
風は、場所によってあおられるものの、それでも5m/s~7m/sくらいでしょうか…。
さっそくチョウノスケソウが咲いています。

初めて見るかもしれません。

一見チングルマに似ています。

キバナシャクナゲです。

チョウノスケソウのアップ
葉っぱに特徴があります。
ミントみたいですね…。

チョウノスケソウとオヤマノエンドウ

イワウメとオヤマノエンドウ


ハクサンイチゲとコイワカガミ

横岳山頂に到着
積雪期一回、無雪期二回目

我が第二班の集合写真

チョウノスケソウ

岩場に映えます。

花の向こうに赤岳でも見えるとまた一味違うと思いますが、こればかりは致し方なし…。

イワヒゲ

ミヤマシオガマ

チョウノスケソウとオヤマノエンドウ

コイワカガミの群落

ヤツガタケキスミレの群生地


ウルップソウ

三色旗(^^♪

イワウメ

三叉峰まで来ました。
2013年の4月に残雪たっぷりの杣添尾根から横岳に登りました。
懐かしい。

チシマゲキショウ?

梯子ですね…。

振り向いているのが硫黄岳山荘グループのS氏です。

この付近でツクモグサを発見したのですが、写真を撮るのを忘れました。
来年の宿題です(^^)/。

9時過ぎに山荘に帰還しました。
雨衣類を乾燥室に干して、食堂でお昼のお弁当をいただきます。
到着前に、スタッフS氏が無線で山荘スタッフと連絡を取り、暖房等の指示をされたおかげで濡れた体もすぐに暖まりました。
感謝です。

10時に山荘を後にしました。
ミヤマシオガマ

硫黄のピークは通らずに赤岩の頭手前のオーレン小屋への下降点に到着です。
ここは強風が吹き荒れていました。

下り始めて樹林帯に入ると嘘のように静かになりました。
この下りでスタッフのS氏といろいろお話させていただき、大変勉強になりました。
小屋のスタッフとの距離が近いと、ユーザーがリピートする可能性が高まるのではないでしょうか…。
昨日の硫黄の登りでは、女性スタッフのK氏とも話をしましたが、このお二人との会話が「また、来よう」という動機付けになったのは間違いありません。
山小屋はハード面もソフト面も大切ですね…。
さて、こちらはバイケイソウの群生地です。

美しい苔の森

オサバグサです。

12時前にオーレン小屋に到着です。
オーレン小屋には泊まったことはありませんが、昭和56年の8月に大学の同級のO君と二泊三日で八ヶ岳を縦走した際に、二日目のテン場として利用したのですが、正直なところあまり記憶に残っていません。
さて、トイレ休憩後に出発します。

コフタバラン

奥の方にも自生していますが、わかりずらい。

自然庭園の趣です。

苔が美しい。

オサバグサです。

夏沢鉱泉には13時を少し回った時間に到着し、14時の出発時間までの間に入浴させてもらいました。
すっきり…。
その後パッキングを済ませて14時発で桜平まで歩き、山荘のハイエースに乗車して茅野駅まで送ってもらいます。
私のような単独での長距離運転をあまりしない人間には、この送迎サービスは本当にありがたい。
15時半には茅野駅に到着し、トイレで着替えをし、山靴をスリッポンタイプのスニーカーに履き替えて16時20分のあずさに乗って無事に家路につきました。と言いたいところですが、東海道線でのトラブルの影響で常磐線のダイヤが乱れており、最寄り駅に到着したのが30分少々の遅れとなりました。

今回の山行は、硫黄岳山荘グループの主催する高山植物観察会だったわけですが、二日間に渡って大変勉強になりました。
初めて見る花も多く、植物の世界の奥深さを改めて認識しました。
また、硫黄岳山荘グループのスタッフの皆さんも大変フレンドリーで好印象…そして何より硫黄岳山荘が最高の山小屋でした。
最後に講師の白鳥先生に改めて御礼を申し上げて、今回の山行記録の結びにしたいと思います。
ありがとうございました。
※今月の±2,000m登山の結果は
登り 2,310m
下り 2,321m
でした。
※今回のヤマレコの記録
2 Comments
白鳥保美
すてきな山登りブログをあげていただきありがとうございました。この自然観察会は私が講師を務めさせていただくようになってから23回、前任者ご15回ともうすぐ半世紀を迎えます。参加当初にアクシデントに見舞われたにも関わらず最後まで参加いただいた上に、このようなブログにまでまとめてくださるとは、すばらしいです敬服します。これからもすてきな山登りの思い出を積み重ねて下さいね
tatsunoko
白鳥先生!
コメントをいただきましてありがとうございます。
本文中にも書きましたが、先生の高山植物愛と八ヶ岳愛に心から敬意を表します。
私は、学生時代は高山植物には全く関心がありませんでした(重荷に喘ぐ合宿では、そんな余裕がなかったというのが本当のところです。)。
50過ぎたころから少しずつ勉強を始めて今日に至ります。
硫黄岳山荘グループの佐藤さんにもお話したのですが、学生時代は花の名前を後輩から聞かれても答えは「ミヤマシラネソウ」一択でした。
「ミヤマシラネソウ」⇒「ミヤマ知らねえソウ」
というなんとも高山植物に不敬なことを口走っていたのです。
そんな私ではありますが、現在はそこそこの関心を持ってここ数年の花のシーズンは会津駒ケ岳や平標山に登るのを恒例行事としています。
今後は八ヶ岳も加えなければならないなと考えています。
高山植物観察会には来年も参加するつもりですのでご指導のほどよろしくお願いいたします。
今回は本当にありがとうございました。