おはようございます。
4時半過ぎには布団から出て階下に下りました。
トイレに行くため外に出ますが、さほど冷え込んでいない感じです。
トイレは神奈川県が設置した協力金100円を投函するもので、個室2室があります。
共に和式で、足踏みポンプで水を流すシステムですが、残念なことに水が出ず、大の時のみバケツに汲み置きしてある水をひしゃくですくって流すようになっていました。
紙を持ち帰るための袋も備えてあります。
照明がないので夜間はヘッデン必携です。
こちらは小屋裏から撮った夜景です。
シルエットは蛭ヶ岳です。
お湯を沸かしてモーニングコーヒーをいただきます。
5時には朝食をいただきました。
おでんです。
熱々で美味しかった。
白米も一昨年泊まった蛭ヶ岳山荘の白米より美味しかった。
おーっ。かなり焼けてきました。
宿泊料金は一泊二食付きで9,300円です。
こちらの「500円」込みの値段です。
こちらが名物練炭掘りごたつ。
とても暖かで会話も弾みました。
記念にこちらの木札を購入しました。
焼き印はオーナーの父君が作られたものだそうです。
ほとんどの皆さんが出発された後、6時半前に私もオーナーにお礼を言って小屋を後にしました。
山頂の祠に低頭します。
犬越路方向に少々下りた地点から見た富士山です。
ズームしても素晴らしい。
こちらは荒川三山でしょうか…。
スマホのズームは光量が足りないとこんな感じになってしまいます。
こちらは白峰三山です。
不明瞭ながら仙丈と甲斐駒です。
こちらは雲取山です。
大菩薩連嶺と奥には甲武信や金峰が見えています。
一眼レフを持ってくれば良かったかしらん…。
山頂に戻って富士山ズーム。
さあ、ビジターセンターへ向かって下りましょう。
奥に相模湾が見えています。
ちょっと進んだところで御来光を見ることにします。
おっ‼ 出ました。
素晴らしい。
富士山も赤富士になって素晴らしい。
インバウンドの皆さんをこの山が魅了するのもわかります。
最高ですね。
山頂下はしばらく木道が続きます。
石棚山稜の分岐です。
白峰三山
展望台到着です。
テーブルベンチは登りの登山者で一杯かつ展望も木が育ってしまったのか、あまりパッとしなかったので素通りしました。
思ったより急な下りが続きます。
西へ向かって下るのでなかなか日が射しません。
ゴーラ沢の渡渉点に到着です。
ゴーラ沢を渡ってから振り返ります。
渡渉はまったく問題ありません。
続く東沢の渡渉も問題ありませんでした。
東沢を渡渉した地点にある指導標です。
紅葉の向こうに見える丸っこい頭の山は畦ヶ丸でしょうか…。
この分岐はつつじ新道をチョイスします。
やはり日が当たると素晴らしいですね。
以下紅葉、黄葉をご覧ください。
人が入るとさらに絵になります。
なかなか言い表せない美しさ。
指導標が立っているところが、最後の渡渉点です。
こんな細い流れでも増水すると渡れなくなることがあるそうです。
昨日見送ったつつじ新道分岐に下り立ちました。
あとはビジターセンターまでのんびりと歩きます。
センターに到着するとバスが停まっています。
運転士氏に出発時間を確認すると9時15分発だと…。
あと8分ほど時間があるので、トイレを済ませ記念の山バッジを購入しました。
予定は10時55分のバス乗車でしたから、大幅に早く地元に戻れることとなりました。
新松田駅には定刻に到着し、何本か電車を乗り継いで無事に茨城県南の自宅駅に戻ることができました。
今回の山行は、比較的急に思い立ったものでした。
最初に電話した木ノ又小屋に空きがあれば表尾根⇒塔ノ岳⇒大倉尾根というコースになっていたはずです。
それが高校時代からの宿題となっていた、檜洞丸に登り青ヶ岳山荘に宿泊し、そこで中身の濃い夜を過ごせたのは何か運命的なものを感じました。
通常このコースは日帰りコースだと思いますが、茨城県南地域に居住する私にとって、この山域はアプローチに結構時間がかかります。
しかし、そのおかげで山行計画も一泊にして、結果として山の朝夕の情景を存分に楽しむことができたので、逆にアプローチが遠いことに感謝しなければならないと思っています。
青ヶ岳山荘のオーナーが淹れてくれた「スペシャルコーヒー」…是非また飲みに行かなければなりませんね(^^♪。
次回は忘年山行の予定です。今年は、昨年同様に八ヶ岳・夏沢鉱泉に宿泊してコンディションがよれば天狗岳と硫黄岳に登るつもりです。
※ 今回のヤマレコの記録