走り&登り納め

丹沢から帰ってから朝のトレーニングを二日間サボってしまいました。
今日は大晦日ということもあり、厳しい寒さですが気合を入れて走り&登り納めに「たつのこやま」までランニングに行ってきました。
「たつのこやま」は龍ヶ崎ニュータウンができた際に「りゅうがさきのこども⇒たつのこ」のために造成された人工の山で市のシンボル的存在です。

往路は約4.5km走り、たつのこやま下で筋トレをして山頂に登ります。

今日は日光、赤城方面は見えません。
筑波山は御覧のとおり。

牛久の大仏様も…。

そして、雲量多めなのに富士山が見えています。

西の富士に東の筑波を見ることができ、登り納めに相応しい(^^)/。

無事に下山し(笑)復路は3.5km走って、今年の走り&登り納めとしました。

読者の皆様、一年間お付き合いいただきましてありがとうございました。
新年も野外活動を中心に可能な限り記事を書いていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

忘年山行 丹沢塔ノ岳(木ノ又小屋泊)②(R6.12.28)

おはようございます。
昨夜は、モンベルのアルパインウルトラライト・ダウンハガー#7(もう10年以上前にモンベルの福袋で入手しました。冬場の小屋泊まりのお供としては軽量コンパクトで最高です。今の後継モデルは3万円越えでファスナーも付いていますが、私の愛用モデルにはファスナーすらありません。現物はこちら。)とダウンジャケット、ダウンパンツ、そしてダウンソックスと完全装備したおかげで1時半ころ一度目が覚めただけで大変よく眠れました。
朝食時に女性陣のお一人は「足が冷えてよく眠れなかった。」と言っていました。
この時期の丹沢は冷えますからね…。

5時半過ぎに起床し、階下に下りました。
まずは、固形燃料クッカーでポット用のお湯を沸かします。
このクッカーですが、前回の檜洞丸でデビューしました。
超軽量で少しでも軽量化を図りたい泊りがけの山行では大変有利だと思います。
ガスバーナーだとどうしても重いガス缶にお供してもらう必要がありますからね。

6時頃から空が明るくなり始めますが、結構雲が多い。
小屋番氏曰く今朝の温度は氷点下8℃とのこと…。
朝食は6時半からです。
昨日と同様にお代わりしていただきました。

食後に富士山ビュースポットに女性陣と三人で行ってみます。
気温は低いですが、風がないので助かります。
だいぶ雲が減って素晴らしい景観が広がっています。

小屋で窓からご来光を見たので、既に陽が昇りつつあります。

見飽きることがありません。

富士山の雲も取れそうです。
手前に見えているのが大倉尾根です。
今日はあの尾根を下ります。

こちらは朝日を受ける尊仏山荘です。

彼女たちも大喜びでした。

私も一枚撮ってもらいました。

小屋に戻ってパッキングして記念に山バッジを買い求めて、7時40分に小屋番氏と女性陣に見送られて出発しました。

塔ノ岳まではところどころ眺望が開けて気分がいい登山道が続きます。

富士山も

尊仏山荘がだいぶ近づいてきました。

少しですが霧氷ができています。

すっかり晴れてくれて良かった。
青空に霧氷が映えます。

8時05分に塔ノ岳山頂到着です。
流石に登山者が少ない。

尊仏山荘のカレーもまた食べてみたくなりました。
2021年の最初の忘年山行(その時の記録はこちら)で宿泊しています。

居合わせた男性登山者にシャッターをお願いしました。

山頂からは江の島が見えています。

大島もうっすらと…。

こちらは箱根外輪山です。
駒ケ岳と金時山が見えます。

そして富士山です。

丹沢山から蛭ヶ岳までの主稜線です。
こちらは2022年の忘年山行(その時の記録はこちら)で歩いています。

さあ下山しましょう。
昨日に続いて風もなく穏やかな天気になりました。

どこかしらで富士山が望めるのが丹沢山塊の魅力でしょうか…。

大倉尾根はよく整備されています。

金冷やし通過です。
今日もまずまずの体調です。

尊仏山荘の名物歩荷「チャンプ氏」にすれ違いました。

ロートルなので無理をしないペースで下ります。

花立山荘到着です。
営業していませんでした。
今日あたりから営業開始となるんでしょうか?

山荘前から富士山を望みます。

こちらは営業中です。

通過すると登山道沿いにこんな案内が出ていました。

登ってくる人たちとすれ違います。
後ろ姿を失礼します。

あと3km

見晴茶屋です。
ここで靴紐を締めなおすために出発以来初めてザックを下ろしました。

車道に出ました。

こちらが丹沢山塊の入口ですね…。

この後は大倉バス停に向かってのんびりと歩いていきます。
バス停に到着するとバスが停車しています。
小走りで駆け寄ると10時38分の発車と運転士氏が案内しています。
迷わずバスに乗り込みました。
到着と同時に発車でしたので、木ノ又小屋を出てからちょうど3時間で下山したことになります。
本当は、山カフェ丹沢に立ち寄って一服するつもりだったのですが、それはまた次の機会に…。

こうして今年の忘年山行も無事に終了することができました。

丹沢表尾根を最初に歩いたのは1975年(昭和50年)11月16日です。
高校山岳部の歩荷訓練で大倉尾根を尊仏山荘の米の荷揚げのアルバイトを兼ねて登り、帰りは表尾根を蓑毛まで歩いて下りました。
当時の山行記録を見ると渋沢から大倉までのバス運賃が80円、蓑毛から大秦野が110円です。そうです現在の秦野駅は大秦野という駅名でした。隔世の感ありです。

さて、お世話になった木ノ又小屋の印象を…。
小屋はこじんまりしていて極めてアットホーム
小屋番の「とよだ」さんも極めてフレンドリー、もうひと方も非常ににこやかで、宿泊者ファーストという接客が居心地の良さに一役も二役も買っている印象でした。
さらに宿泊料8,000としては夕食のポトフも朝食の半熟目玉焼きもそして白米も味噌汁も大変美味しかった。これで採算合うんでしょうか…。
前回の青ヶ岳山荘もそうでしたが、電気も水道もないのになぜか大変ホッとできる。そんな感じの山小屋でした。
是非再訪したいと思います。

※今回のヤマレコの記録

忘年山行 丹沢塔ノ岳(木ノ又小屋泊)①(R6.12.27)

恒例の小屋泊まり忘年山行も今年で四度目となりました。
今回は、当初の予定では昨年と同じ八ヶ岳「夏沢鉱泉」泊まりで初日に天狗岳、二日目に硫黄岳に登る予定を立てていました。
当初は天気が良い見込みだったのですが、出発が近づくにつれて予報が悪化しました。
西高東低の冬型の気圧配置が強まり寒気が南下して「中部山岳は大荒れ」と…( ;∀;)。

天気には抗えないので、寒さは厳しくとも太平洋側の安定した晴天の見込まれる丹沢に計画変更することにしました。
目指すピークは塔ノ岳、宿泊小屋は前々から気になっていた「木ノ又小屋」に12月24日にショートメールを送信したところ「大丈夫です。」との回答が…。助かった(^^)/。

かくして出発日の昨日を迎えたわけです。
自宅最寄り駅から常磐線始発に乗り、新宿に出て小田急ロマンスカーで「秦野」下車します。
バスの出発まで30分ほど時間があるのでコンビニでも寄ろうかとバスロータリーに出てみるとヤビツ峠行きバス乗り場には既に長蛇の列が…。
平日なのに…。

結局8時25分発のパスは増便され、二台運行でヤビツ峠へ向かいます。
私は運悪く一台目の座席がすべて埋まったタイミングで乗車したのでヤビツ峠まで40数分立ちんぼでした。

峠のトイレを拝借しようと立ち入ってみると「故障中」です。男子トイレだけかと思いきや女子トイレも同様に故障していて女性陣は悲鳴を上げていました。

トイレは我慢するほかありませんね…。
おそらく県の管理なんだと思いますが、年末年始の登山者増を見込んで早めに対処すべし思ったのは私だけではないはずです。
この道標の立つ分岐にも立派なトイレがあるのですが、こちらは施錠されていました。

三ノ塔のトイレに期待するしかありません。

丹沢名物木段道です。

二ノ塔に到着です。素通りします。

富士山もちょっと雲に巻かれ気味です。

三ノ塔が見えています。

三ノ塔の登りで振り返ると左に相州大山が右手に二ノ塔が見えています。二ノ塔の上には相模湾も…。

右手に見えるのは真鶴半島です。

三ノ塔は近い。

三ノ塔山頂到着です。
富士山は隠れてしまいました。
左に裾野を辿ると愛鷹連峰が見えていますね…。

こちらは塔ノ岳方面です。尊仏山荘が見えています。

大山にも多くのハイカーが登っていますね…きっと。

三ノ塔のトイレです。
利用可能でしたが、今宵の宿の木ノ又小屋の小屋番氏の言によれば「冬季閉鎖される」そうです。
利用できて幸運でした。
(調査の結果、後掲の「烏尾山荘が12月29日をもって営業終了となるため、隣接する山岳公衆トイレも閉鎖されます。つきましては、三ノ塔の山岳公衆トイレを臨時開放しますので、登山の際はご利用ください。」とのことでした。)

綺麗なトイレでした。

こちらは山頂の休憩所

内部も清潔

私は外のベンチで早めの昼食をとりました。
永谷園のカレーピラフです。
まずまずでした(^^♪。

烏尾山の小屋を見下ろします。
結構下ってまた登り返します。

右手の三つの瘤は丹沢三峰でしょうか…?。

お地蔵さん

烏尾山荘と同じ高度くらいまで下降してきました。

結構痩せ尾根になっていて鎖場もありました。

間もなく烏尾山荘

烏尾山荘です。
今年いっぱいで閉鎖になるとの木ノ又小屋の管理人氏の情報でした。

山と高原地図の破線の登山道の分岐ですね。

秦野の街と相模湾です。

三ノ塔を振り返ります。

烏尾山頂にもトイレが設置されていて利用可能でした。
ただ、こちらも冬期は使えなくなるのが通例だそうです。(三ノ塔のトイレのところで記載したとおり、烏尾山荘の営業終了に伴いトイレも使えなくなる模様です。)

真鶴半島の奥に見えているのは初島でしょうか…。

イイ感じの登山道です。

行者ヶ岳到着です。

右手に見えているのが新大日です。
手前のピークには人がいますね。
行者ヶ岳の下りには結構長い鎖場がありました。

このまま崩落が進むと、あと100年もしたら丹沢表尾根の様相もかなり変貌するかもしれませんね。

「政次郎ノ頭」です。
木ノ又小屋でこの登山道補修の募金活動を行っていました。

左手奥が「塔ノ岳」、尊仏山荘が見えています。

新大日に到着です。

神奈川県も丹沢山塊の登山道整備、あるいは植生対策に相当の財政支出をしているのではないでしょうか…。

塔ノ岳まであと1.4km‼ 木ノ又小屋は近い。
長尾尾根の分岐がありますが、歩く人がどのくらいいるんでしょうか…。

新大日の茶屋跡です。
これも木ノ又小屋のオーナーとスタッフが中心となって解体作業と荷下ろしをしたそうです。

木ノ又小屋の屋根が見えました。

小屋には予定よりだいぶ早い13時半には到着しました。
小屋の温度計の写真を撮ったのですが、判然としません。目視では5℃を示していました。

可愛らしい山小屋です。

早速受付をして寝場所を案内してもらいました。
今日の宿泊者は私以外には女性一組二名で計三名とのことでした。

荷物を若干整理した後、階下でウェルカムドリンクである「昆布茶」をいただきました。
その後一服してからコーヒーをオーダーしました。
非売品のオリジナルカップ&ソーサーで提供されます。500円也…リーズナブルです。

達磨ストーブが鎮座しています。朝晩火が入ります。

こちらが食堂兼談話室といったところでしょうか…。

小屋の全景です。

こちらが小屋トイレ兼公衆トイレです。
足踏みポンプ式ですが、冬期はバケツの水を柄杓ですくって流します。
ちなみに土足厳禁です。

こちらは小屋裏の秘密?のビュースポットから見た富士山です。

塔ノ岳は目と鼻の先です。

伊豆大島まで指差せます。画像はもちろん結構ズームしていますが…。

こうした展望と相まって大変居心地の良い小屋だというのが第一印象です。

時間はたっぷりあるので小屋の書棚にあったこちらの本をパラパラとめくりました。
雁峠山荘は私が高校生の頃には営業小屋だったと記憶していますが、今や廃屋になってしまっているようです。
残念…。
何だか奥秩父の山々ももう一度歩いてみたいという衝動に駆られました。

ランプに灯が入りました。
同宿の女性二名は15時頃には到着していました。

秘密のビュースポットに夕日を見に行きました。

素晴らしい夕景です。
富士山をズームします。
スマホなので画像粗々ですがご容赦を…。

間もなく日没です。

同宿の女性二人組です。
彼女たちは四角友里さんのファンとのことで、四角氏が今年の丹沢まつりの際に木ノ又小屋に立ち寄ったとの情報を得て宿泊に来られたそうです。
ブログ掲載はお二人の了解をいただいています。

良い景色を堪能できました。

小屋内点景

美味しくいただきました。

夕闇が迫りつつあります。

食事の前に蓬莱という飛騨高山のお酒をいただきました。
彼女たちにもおすそ分け😚

食事の前に上映会

木ノ又小屋名物「ポトフ」の夕食です。
ポトフも白米も大変美味しかった。

白米もつやつやでした。

いただいたのはこちらのお酒です。

食後は星座観察会が…今日の小屋番氏は宇宙と星が大好きという方で、大変楽しい時間を過ごさせていただきました。
スマホで撮影した星空の写真を一枚だけ上げておきます。

外での観察会を終えてからも小屋内で宇宙と星の話で盛り上がりました。
二階の布団に入ったのは21時半過ぎでした。

前回の青ケ岳山荘に続いて中身の濃い夜になりました。

さて、明日の天気はどうでしょうか?

一足早いクリスマスランチ

昨日は、ここ数年毎年クリスマスシーズンや記念日にランチにお伺いしているつくば市所在の「藤右エ門・栄」さんに細君と連れ立って行ってきました。
少々風があるものの陽射しが暖かい良い天気になりました。

今日で何回目でしょうか…。

変わらぬ雰囲気です。

事前に予約の電話を入れた際に、「クリスマスランチ希望なんですが…」と伝えたところ「クリスマスランチは23日からなんです。」との返答だったので、今日は通常のランチメニューをいただきました。

我々はBコースにしたので、前菜を一種類、主菜を二種類選びます。
細君も私も前菜は「7」番、主菜は「8」番と「11」番にしました。

まずは全粒粉のパンをいただきます。
バターはアンチョビバターです。

お洒落なお箸です。

以下料理の説明は省略します。

サラダです。

口直しのシャーベット

デザートはチョコレートムースでした。

いつもながら大変美味しくいただきました。
最後のコーヒーは細君はアメリカン、私はブレンドにしました。
こちらも大変美味しいコーヒーでした。

なお、コースとは別にドリンクはジンジャエールをオーダーしました。

いつ来ても安定して気持ちの良い接客と美味しい料理がいただける店はそうそうない気がします。
そういう意味で「藤右エ門」は間違いのない店だと思います。

次回は5月の記念日に訪問する予定です。

ご馳走様でした(^^)/。

大子広域公園オートキャンプ場グリンヴィラ③(R6.12.10)

最終日の朝となりました。
昨日同様5時半にはシュラフから出てインナーテントからサーカス内に移動します。
寒いですが、体感的には昨日より少々ましな気がします。

薪ストーブに着火してガンガン焚きます。

サーカスBig+はトリプルファスナーなので煙突の取り回しもらくちんです。

外に出たところ、フリードもカチンコチン(‘_’)。

あらゆるものが霜で真っ白…。

薪ストーブ大活躍です。

今朝は昨夜の残りのポトフと自宅から持参したパンで朝ご飯にします。
まずはポトフを温め中。

サブでこちらのカセットガスストーブも活躍中です。

場内全体が寒々としています。

炊事場の気温は0℃です。

フリードに付いた霜の様子を見ると昨日より寒いのかも知れません。

朝ご飯をいただきます。
漸く陽が当たり始めたので、幕内がオレンジ色に染められています。

食後にヨーグルトをいただきました。

一休みしてから徐々に撤収作業を開始します。

インナーテントも乾燥させます。

薪ストーブは、今年の春のシーズン終わりに煤掃除をしていなかったのですが、ちょうどサイトの向かいに炭捨て用のドラム缶があったので、ブラシで本体と煙突の煤掃除を実施しました。

そんな作業をしたこともあり撤収には結構時間がかかってしまい、完全にサイトがクリアーになったのはチェックアウト時間の11時を10分過ぎたところでした。

そのためセンターハウスには11時15分の到着でした。

カウンターの女性に「遅くなってごめんなさい。」とファイルを差し出すと「ありがとうございました。」と気持ちよく言われただけで、特に時間の遅れについての指摘はありませんでした(^^♪。

帰り道に道の駅「奥久慈だいご」で温泉に入ります。
施設はこじんまりしていますが、お湯は熱めで3日間で3回入った温泉のうち一番良かった。

風呂上がりに2階のテラスから見た道の駅前です。

その後は道の駅「常陸大宮」で小休止とお昼ご飯を食べて安全運転で無事に帰宅しました。

今回のキャンプは3日間とも晴天で(初日の設営中にちょっと雨に降られました(‘_’)が…。)、寒さは厳しかったものの薪ストーブのお陰で快適なキャンプ生活を送ることができました。
これにて今年のキャンプはお終いです。

来年も細君共々楽しいキャンプが実践できればなと思っています。

※ 今年のキャンプは15泊で、去年の16泊には一泊及びませんでした。
体調不良や天候不良に見舞われたのが原因かと…。
来年は、もう少し泊数を伸ばせるように頑張りたいと思います。

※ グリンヴィラは今回で実に13泊の利用となりました。
やはり、同一県内なので利用しやすいのがポイントです。

大子広域公園オートキャンプ場グリンヴィラ②(R6.12.9)

二日目の朝です。
寒い。
シュラフに入っていても顔が冷え冷えとします。
5時半には起きだして、早速薪ストーブに点火します。
気温は確実に氷点下だと思われます。

今日も快晴です。
冷えているのは放射冷却のためですね。

テントも真っ白になっていました。

今朝は白米を炊きます。

我が家の定番キャンプ朝ご飯です。

薪ストーブのお陰で幕内はポカポカです。

シュラフを干します。

日当たりが良いため、内部が結露していたサーカスもみるみるうちに乾燥していきます。

分かりにくいですが、奥の方に二組いらっしゃいます。

こちらの炊事棟も寒々としています。

キャンパーが少ないため、シンクも大変奇麗(^^)/。

9時近くなって漸くこの気温です。

最後の紅葉ですね…。

今日は道の駅「常陸大宮」まで薪の補充に行って、その後、袋田の滝を見学して若干の買い出しと温泉入浴して帰幕する予定です。

常陸大宮では「なら、くぬぎ」の良質な薪を段ボールに詰めて500円程度で販売していたので、アテにして行ってみたのですが、段ボール詰めの薪は杉しかありませんでした。残念…。
束で販売していたアカシヤとクルミの薪を一束ずつ購入しました。

帰り道にこちらのお店で納豆を買い求めました。
初めて立ち寄りました。

さて、袋田の滝に到着です。

平日なので閑散としています。
帰りに中国人の団体さんに行き会いました。

こんなところもあります。「恋人の聖地」です(^^♪。

いやあ、水量も多く迫力があります。

エレベーターで上部の観瀑台に上がるとこの展望です。
紅葉は流石にほぼ終わっていますが、見ごたえがありますね…。

最上部をズームしてみました。

トンネル内は寒い。

滝見物の後、車を停めた土産物&食事処で昼食をとりました。
天ぷらそば1,500也でしたが、笠間辺りのそばに比べると今ひとつかな…(‘_’)。

食後は昨日に続いてTAIRAYAで若干の食材とアルコールを補給します。

グリンヴィラへ帰る途中の「やみぞ」の温泉で入浴を済ませました。
昨日入った「森林の温泉」は設備修繕のため今日からしばらく休館となるため、今日はこちらの温泉をグリンヴィラで案内されたんです。

昨日と同じく200円で利用できました。
ただし、昨日の「森林の温泉」もそうですが、200円で入浴できるのは、キャンプ場利用者が事前にセンターハウスで前売券?を購入した場合のみですのであしからず。

キャンプ場に戻ってから、道の駅「常陸大宮」で仕入れてきたおやつ類をいただきます。

奥のサイトにキャンパーの姿はありません。

こちらもゼロ。

こちらには親子連れ一組…。
結局、今日の個別サイトは我々を含めて二組のみでした。

炭を熾して家から持ってきた栗をスキレットで焼きます。

陽が落ちるのが早い。

今日のメインはポトフです。

ダッチオーブンに活躍してもらいます。

ポトフを煮込んでいる間にこちらをいただきます。

カンパーイ。

そうこうするうちにポトフ完成です。
大変美味しく出来上がったのですが、キャベツを入れ忘れていることに気が付きました(‘_’)。

満天の星空です。

私がわかるのはオリオン座くらいです(‘;’)。

この星空が見れただけでも来てよかったと思えます。

幕内はポカポカですが、外は冷え込んできました。

少々日本酒をいただいてから、シュラフにもぐりこみました。
電気毛布と湯たんぽでポカポカです。

明日も好天の予報なので乾燥撤収可能ですね…。

大子広域公園オートキャンプ場グリンヴィラ①(R6.12.8)

一昨日から二泊三日で県内大子町所在の「大子広域公園オートキャンプ場・グリンヴィラ」に今年のキャンプ納めに行ってきました。(キャンプ場名称が長いので以下「グリンヴィラ」と言うことにします。)

今回は、テンマクデザイン「サーカスTC Big+」のデビューキャンプでもあります。(「サーカスTC Big+」試し張りの記事はこちら。)
グリンヴィラは人気キャンプ場ですが、平日狙いで行けば拍子抜けするほど空いているのは、経験則上分かっていたので、今回も日曜から火曜日までの二泊三日の日程で計画しました。

通常アーリーチェックインは9時から入場できるのですが、日曜日で前日からのお客さんでほぼ満サイトということもあり、11時のチェックアウト時間の30分後の11時半から入場可能となります。
ただし、アーリーチェックイン料金は通常と変わらず1,600円ですのでご注意を…。

初日は自宅を8時過ぎに出発して、途中常陸太田市の「薪屋KOBAYASHI」さん(二回目の利用です。)に立ち寄って薪ストーブ用に二ケース分のカシの薪を購入してから現地へ向かいます。
大子町ではスーパーTAIRAYAで買い出しの後、グリンヴィラへ到着となりました。
時刻は11時15分です。
センターハウスのカウンターでチェックイン手続きをしましたが、「入場は11時半です。その時に入口のゲートキーの入ったサイト指定のファイルをお渡しします。」とのことでしたので一旦車に戻りました。
グリンヴィラは入場時間が厳格に運用されていて、11時半に再度カウンターを訪れてファイルを受領し、やっと入場できました。

サーカスBigは一度試し張りをしているのでスムースに設営完了です。
高さがあるので、内部でも立って歩けてストレスがありません。

我々のサイトはB-9で日当たりも良く、すぐ目の前がサニタリー棟という極めて好環境の立地でした。

設営後にTAIRAYAで買ってきたタコ焼きと赤飯で昼食にします。

今シーズン初めての薪ストーブ運用ですが、やはり暖かい。

煙突からの排煙も問題なしです。

場内は極めて閑散としていて、結局この日の個別サイト利用者は4組です。
フリーサイトにも数組入場していました。

煙突が吐き出す煙がたなびく様子…何とも味わいのある光景です。自己満足ですね…。

キャンパーが少ないため場内の温泉は営業しないので、割引券を購入してこちらの温泉に…。
何と200円で入場できます。

温泉から帰ってから、買ってきた焼き鳥を炭火で温めてカンパーイ!
至福の時です。

この時期夜の帳が降りるのは早い。

細君が旅行土産に買ってきたサバのみりん干しを焼きます。

いやあ、このサバ、大根おろしで食べたら最高でした。

早い時間から湯たんぽをストーブにかけておきます。

今日もノーススターが活躍中です。

サバの次はイカの西京漬けを焼きます。

こちらも美味しくいただきました。

こうして初日の夜は更けて行きました。
初日の反省点は温度計を忘れたこと…。
幕内、幕外の温度を知ることができないのはちょっと残念…。
次回は気を付けます(‘_’)。

犬越路から檜洞丸に登る②(R6.12.1)

おはようございます。
4時半過ぎには布団から出て階下に下りました。
トイレに行くため外に出ますが、さほど冷え込んでいない感じです。

トイレは神奈川県が設置した協力金100円を投函するもので、個室2室があります。
共に和式で、足踏みポンプで水を流すシステムですが、残念なことに水が出ず、大の時のみバケツに汲み置きしてある水をひしゃくですくって流すようになっていました。
紙を持ち帰るための袋も備えてあります。
照明がないので夜間はヘッデン必携です。

こちらは小屋裏から撮った夜景です。
シルエットは蛭ヶ岳です。

お湯を沸かしてモーニングコーヒーをいただきます。

5時には朝食をいただきました。
おでんです。
熱々で美味しかった。
白米も一昨年泊まった蛭ヶ岳山荘の白米より美味しかった。

おーっ。かなり焼けてきました。

宿泊料金は一泊二食付きで9,300円です。
こちらの「500円」込みの値段です。

こちらが名物練炭掘りごたつ。
とても暖かで会話も弾みました。

記念にこちらの木札を購入しました。
焼き印はオーナーの父君が作られたものだそうです。

ほとんどの皆さんが出発された後、6時半前に私もオーナーにお礼を言って小屋を後にしました。

山頂の祠に低頭します。

犬越路方向に少々下りた地点から見た富士山です。

ズームしても素晴らしい。

こちらは荒川三山でしょうか…。
スマホのズームは光量が足りないとこんな感じになってしまいます。

こちらは白峰三山です。

不明瞭ながら仙丈と甲斐駒です。

こちらは雲取山です。

大菩薩連嶺と奥には甲武信や金峰が見えています。
一眼レフを持ってくれば良かったかしらん…。

山頂に戻って富士山ズーム。

さあ、ビジターセンターへ向かって下りましょう。
奥に相模湾が見えています。

ちょっと進んだところで御来光を見ることにします。

おっ‼ 出ました。

素晴らしい。

富士山も赤富士になって素晴らしい。

インバウンドの皆さんをこの山が魅了するのもわかります。

最高ですね。

山頂下はしばらく木道が続きます。

石棚山稜の分岐です。

白峰三山

展望台到着です。
テーブルベンチは登りの登山者で一杯かつ展望も木が育ってしまったのか、あまりパッとしなかったので素通りしました。

思ったより急な下りが続きます。

西へ向かって下るのでなかなか日が射しません。

ゴーラ沢の渡渉点に到着です。

ゴーラ沢を渡ってから振り返ります。
渡渉はまったく問題ありません。

続く東沢の渡渉も問題ありませんでした。

東沢を渡渉した地点にある指導標です。

紅葉の向こうに見える丸っこい頭の山は畦ヶ丸でしょうか…。

この分岐はつつじ新道をチョイスします。

やはり日が当たると素晴らしいですね。

以下紅葉、黄葉をご覧ください。

人が入るとさらに絵になります。

なかなか言い表せない美しさ。

指導標が立っているところが、最後の渡渉点です。
こんな細い流れでも増水すると渡れなくなることがあるそうです。

昨日見送ったつつじ新道分岐に下り立ちました。

あとはビジターセンターまでのんびりと歩きます。

センターに到着するとバスが停まっています。
運転士氏に出発時間を確認すると9時15分発だと…。
あと8分ほど時間があるので、トイレを済ませ記念の山バッジを購入しました。

予定は10時55分のバス乗車でしたから、大幅に早く地元に戻れることとなりました。

新松田駅には定刻に到着し、何本か電車を乗り継いで無事に茨城県南の自宅駅に戻ることができました。

今回の山行は、比較的急に思い立ったものでした。
最初に電話した木ノ又小屋に空きがあれば表尾根⇒塔ノ岳⇒大倉尾根というコースになっていたはずです。
それが高校時代からの宿題となっていた、檜洞丸に登り青ヶ岳山荘に宿泊し、そこで中身の濃い夜を過ごせたのは何か運命的なものを感じました。
通常このコースは日帰りコースだと思いますが、茨城県南地域に居住する私にとって、この山域はアプローチに結構時間がかかります。
しかし、そのおかげで山行計画も一泊にして、結果として山の朝夕の情景を存分に楽しむことができたので、逆にアプローチが遠いことに感謝しなければならないと思っています。

青ヶ岳山荘のオーナーが淹れてくれた「スペシャルコーヒー」…是非また飲みに行かなければなりませんね(^^♪。

次回は忘年山行の予定です。今年は、昨年同様に八ヶ岳・夏沢鉱泉に宿泊してコンディションがよれば天狗岳と硫黄岳に登るつもりです。

※ 今回のヤマレコの記録

犬越路から檜洞丸に登る①(R6.11.30)

西丹沢の檜洞丸(ひのきぼらまる)は高校時代からずっと行ってみたかった山です。
そして当時は、西丹沢ビジターセンター(当時は西丹沢自然教室という名称だったように記憶しています。)からつつじ新道を登り、山頂から犬越路を回ってビジターセンターに戻るというコースを山行計画のストックとして持っていたように思います。

今回たまたま細君が土日を利用して友人達と旅行に出かける予定だったので、私も一泊の山行を計画しようと、当初は表丹沢の木ノ又小屋に電話を入れたのですが、「満室」という残念な回答でした。
木ノ又小屋の親父さんの話では「この時期は表丹沢の小屋はみんな満室だと思うよ…」ということだったので、それではと西丹沢唯一の営業小屋の「青ヶ岳山荘」にメールを入れてみると「大丈夫です。」との回答…。
早速予約を入れたというわけです。

コースは一泊なので高校時代の想定とは逆回りで計画しました。
犬越路も武田信玄が小田原攻めの際に犬を先頭に越えたという言い伝えがある由緒正しき峠です。

さて当日は最寄駅から常磐線始発電車に乗って新宿駅を目指します。
小田急新宿駅7時発のロマンスカーに乗り、町田駅で急行に乗り換えて新松田駅で下車します。

駅前で待っている8時25分発の西丹沢ビジターセンター行きのバスに乗車すると約70分の旅で終点に到着です。
自宅から4時間以上かかるアプローチですから、結構な遠征登山と言っていいのではないかと…。

西丹沢ビジターセンターで降りた乗客は5名ほどで、途中の玄倉(くろくら)で多くの登山者・ハイカーが下車しました。
ビジターセンターでトイレをお借りします。
センター前では神奈川県警察の山岳救助隊の隊員とセンター職員が何事か打ち合わせているようでした。

センターを後に出発します。
乗ってきたバスが方向変換して停まっています。

正面に見えているのは大室山でしょうか…。
それにしても雲一つない晴天になりました。
この後、パトカー2台とビジターセンターの車両と思われる4輪駆動車に追い抜かれました。
何かあったんでしょうか?

つつじ新道の分岐を通過します。
明日はこちらに下りてくる予定です。

犬越路の分岐に到着です。
ここから未舗装の林道を進みます。

用木沢を立派なアーチ橋で右岸から左岸に渡ります。

最初の渡渉点です。
特に問題ありません。

この黄色の指導標が大変目立って有難い。

水害が多いと見えて結構奥まで堰堤が造られています。
2019年の大雨の際には相当荒れた模様です。

見えている稜線は小笄(ここうげ)辺りでしょうか?

まだ、傾斜は緩やかです。

青空に紅葉が映えます。

素晴らしい。

この雰囲気は植林帯では決して味わえませんね。

今日もマジックマウンテンの36ℓ一本締めザックにお供してもらっています。
使い勝手は最高です。

距離数表示が励みになります。

新しい指導標が要所にあります。

歩いて来た道を振り返ります。

犬越路沢沿いに入ると傾斜が増します。

さてもう一息…。

犬越路に到着しました。

この解説板は「いぬごえじ」となっていますが、「いぬこえじ」との呼び方もあるようです。
いずれにしろロマンを感じる名称です。
念願の場所に立てて満足です。

私の高校時代にも避難小屋はあったやに記憶していますが、今は水洗トイレも併設された立派な小屋が建っています。
奥の扉がトイレの入口です。
洋式便器で壁に設置されている大きなレバーを前後に動かして水を流すシステムです。紙は持ち帰りです。
確か黍殻山の避難小屋も同じシステムのトイレでした。

小屋では先着の男性が昼食休憩中でした。
私もカップラーメンの昼食をとります。
このクッキングシステムは超軽量で風よけさえ工夫すれば十分使えます。

昼食休憩の後、小笄(ここうげ)へ向かいます。途中の稜線上から富士山を望みます。
最高です。
手前の山は畦ヶ丸でしょうか?

鎖場も何か所かありますが、登りの場合は使わなくて大丈夫なのではないでしょうか…。もちろん個人差もあると思います。

振り返ると大室山が立派な山容で横たわっています。
目を凝らすと鞍部に犬越路避難小屋が見えています。

ズームしてみました。

明るい尾根道です。
丹沢特有の痩せ尾根もところどころにあるので注意が必要です。

大笄(おおこうげ)への登りです。

もう一息です。

小笄も大笄も山頂には標識すらありませんでした。
富士山に雲がかかってしまいました。

矢駄尾根コースの分岐です。私は正面の木段を下りてきました。

見下ろす谷間はゴーラ沢でしょうか?

この分岐は明るく開けていて気分の良いところでした。

さあ、いよいよ檜洞丸への登りです。

何と優美な山姿なんでしょう。

アップすると山中湖が良く見えます。

南斜面は崩落地になっています。

霜が融けて泥濘状態になっています。

最後の木段道を頑張ると檜洞丸山頂です。
高校時代からの宿題の山に来れてバンザーイ(^^♪。

山頂の一角から富士山を望みます。

指導標は近年リニューアルされたようで、見易いものでした。

こちらは蛭ヶ岳です。山頂の蛭ヶ岳山荘が見えています。
塔ノ岳方面から見る丸っこい山容とはちょっと違いますね。

今宵の宿の青ケ岳山荘に到着です。
小屋には16時までには到着しますと連絡しておいたんですが、予定より早い14時45分に到着できました。
ペースも上々でした。

小屋からは蛭ヶ岳がくっきり。
この縦走路も来年あたりに歩いてみたいなと…。

夕食前に夕日見物に…。
同宿の皆さんに図らずも山名解説することに…(^^♪。

夕食はカレーライスとわかめスープでした。
あらかじめオーナーがライスの量のオーダーを取るので希望を伝えます。
全員大盛希望でした。
コクのある美味しいカレーでした。
ちなみに宿泊者は10名です。

ランプとLEDライトが照明です。
ずっとランプの小屋だったところ、ソーラーシステムを導入して電気が使えるようになったんだそうです。

夜景の写真を撮ったのですが、スマホなのでダメでした。
蛭ヶ岳の左側でひと際強い光を放っているのがスカイツリーですね…。
星も大変よく見えました。
写真ではなかなかわかりませんが…。

食後しばらくしてから希望者は「スペシャルコーヒー」をいただきました。
オーナーが豆を挽いて淹れてくれる本格ドリップコーヒーです。
エチオピアの豆でモカということです。
200gで5,000円の豆だそうです。
オーナーは女性で基本的にお一人で小屋の切り盛りをされています。
青ケ岳山荘は彼女の父君が建てられたそうです。
コーヒーを飲みながら四方山話をしてくれました。

〇父君は今上陛下が皇太子時代に山荘に立ち寄りコーヒーを飲まれたことを自慢にされていたこと
〇コーヒー豆は父君の代は青ヶ岳山荘にちなんでブルーマウンテンNo.1を使っていたこと
〇自分は特にこだわりなく、美味しいと思ったものをお客さんに味わってもらっていること
〇母親のお腹にいたころからこの山に登っているので、足掛け50数年山暮らしを続けている自分だからこそわかる山の様子があると思っていること
〇野生鹿の駆除がずっと続けられていて、最近ではほとんど鹿を見かけなくなってしまったこと
〇鹿駆除には反対の立場を取っていること なぜなら子供のころからずっと親しんできた野生鹿がめっきり数を減らしてしまい、鹿避け柵がそこら中に張り巡らされて逆に景観を損ねてしまったと感じていること

等々、なかなか有意義なお話をたくさん聞かせていただきました。

淹れていただいたコーヒーは大変美味しかった。
一杯1,000円でしたが、またコーヒーを飲みに来たいという気持ちになるような味わいでした。

20時半過ぎには全員(ご夫婦一組は1階の個室でした。)2階の寝床に上がりました。
布団はフカフカの布団でしたが夜は結構冷え込んで、モンベルのコンパクトダウンシュラフを持ってくれば良かったかなと少々後悔しました。

明日は、日の出と朝の富士山を見てつつじ新道で下山する予定です。
明日も快晴が期待できそうです。