小町の里から小町山と鬼越山に登る

今日は細君が友人達とのランチ会のため上京したので、駅まで送り届けた後にそのまま土浦市まで移動して、小町の里を起点に朝日峠展望公園頂上から小町山、鬼越山を経由して小町の里に帰ってくる周回コースを歩いてきました。

小町の里の駐車場は満車でしたので、やむなく邪魔にならない路肩に駐車しました。

朝日峠方面を目指して登っていくとこんな意味ありげな建物が…(‘_’)。
側にはバンダナがタルチョ風にたなびいています。

こちらでは「旗」の由来を解説しています。

水飲み沢なのに水が飲めないとは、これ如何に?

洗顔沢という標識は、以前は無かったように思います。

もみじ谷の紅葉はやや見ごろを過ぎた様ですが、まだまだ楽しめました。

道祖神

朝日峠展望公園頂上を目指します。

水源の森にも多くのモミジが…。

朝日峠展望公園から見下ろす霞ケ浦です。天気は良いのですが、遠望は利きません。

宝篋山山頂のアンテナ等がくっきり見えています。

双耳峰の筑波山は本当に百名山に相応しい。

山頂の方位盤です。

小町山の山頂です。
パラグライダーの離陸場所が見えています。

朝日峠駐車場から少しの間は車道に沿ってハイキングルートが続いています。

やがて植林帯となり…

ハート石まで下ると再び登りとなります。
ロープのある結構急な登りです。

しばらく頑張ると山頂に到着です。
樹間から筑波山が見えています。
休憩せずに写真だけ撮って通過しました。

しばらく下ると再び車道に沿うようになります。

鬼越山頂下まで来ると御覧とおり通行禁止措置が取られていました。
国有林のため管轄は茨城森林管理署なんですね。

松の木広場で今日初めての休憩を取りました。

ウィンドスクリーンを忘れたため、お湯を沸かすのに難儀しました。
昼食はカップラーメンです。
松の木広場に一人先行者が休憩中で、私が休んでいる間にMTBが一台、ハイカーが二人下っていきました。

尾根上に突然デカイ石が…。
初めて来た時には驚きました。
こんな石が三つあるので「三ツ石」なんだと思います。

しずく石は経由せずに下ります。

東城寺へのルートは通行可能なようです。今度はその先を偵察しないといけませんね。

山の神まで下ってきました。
今日も感謝です。

小町の里まであと一息です。

小町の里に無事帰還しました。

今日はほとんど無計画な半日ハイクでしたが、天候にも恵まれてリフレッシュできました。
久しぶりに山中でカップラーメンを食べましたが、こんなにも簡便で美味しいものが食べられる日本人は幸せだと、変なことに感心してしまいました。
今月末には八ヶ岳の硫黄岳に遠征する予定です。
その前に一度冬靴を履いて歩いておかないといけないなと思っているところです。

※本日のヤマレコの記録(一部ログが飛んでいます。)

※ 小町山周辺は、宝篋山カテゴリーとしていますのでご承知おきください。

四国・香川を訪ねる②(R5.12.1)

二日目は午前6時にホテルのロビーで集合しました。
下の写真は、ロビーに飾ってあった高松琴平電気鉄道(ことでん)の模型です。
まさに今朝はそのことでんに乗って目当てのうどん屋さんへ向かいます。

ことでん長尾線の「かたはらまち」から「花園」まで二駅電車に乗って移動します。

目当てのお店はこちらです。
私の住んでいた場所から徒歩5分ほどなので良く通いました。

全員こちらのお店の看板メニュー「釜バター」をオーダーしました。
変わらぬ鉄板の美味しさです。

食後は20分少々歩いてホテルまで戻りました。
今日は、私がこちらで勤務していた時に一緒に仕事をしていたU氏が、一日休暇を取って自ら車を出してガイドしてくれることになっています。
彼は地元の役所ではかなり偉い人なので大変恐縮しています。

ホテルで待ち合わせて最初に向かったのはこちらです。
弘法大師生誕の地「善通寺」のすぐ近くにあります。

U氏の話では、この堅パンは日清戦争の時に兵隊さんの携行食として開発されたということです。
善通寺には現在も陸上自衛隊第14旅団司令部がありますが、明治の頃にも旧軍の第11師団司令部があり、初代師団長は乃木将軍だったのです。
その後日露戦争に従軍されたのは有名な話ですね…。
善通寺はお大師さんの街であるとともに現在では自衛隊の街でもあります。

この堅パン、しばらく口の中で転がしてからでないと、とてもかみ砕くことのできない硬さです。

次に向かったのは「こんぴらさん」です。
全員で758段の階段を上って本宮を参拝しました。

いいもも上げトレーニングになります。

本宮に到着です。

記念撮影…。

無事に参拝を終えて下の参道でこちらを見学します。

 

昼食の時間になりました。丸亀まで転進します。
こちらのお店で昼食休憩です。

「骨付鳥・ひな&とりめし」でそこそこのボリュームですが、女性陣も完食する美味しさでした。

昼食後は丸亀城に登ります。
石垣の美しさは特筆ものです。ただ、現在修復工事が行われています。

紅葉が見事ですね…。

我が国に現存する12の木造天守の一つです。

丸亀市は高松市に次ぐ県内第二の街です。

瀬戸大橋も岡山側まで良く見えています。
ただ、天守付近は強烈な風が吹いていました。

讃岐富士(飯野山)を眺める絶好の展望台でもあります。

さあ戻りましょう(^^♪。

当初は、こんぴら詣で後に「旧金毘羅大芝居・金丸座」を訪ねる予定だったのですが、丸亀の一鶴が込み合う前に食事をしようということで、先に丸亀を訪問しました。
ですのでU氏のご配慮により琴平町まで戻って金丸座を見学させてもらいました。

こちらでもガイドしてもらいました。

天井が格子になっていますね。これは「ブドウ棚」というそうで、この隙間から花吹雪や雪を降らしたりするという仕掛けなんだそうです。

来春は「第37回四国こんぴら歌舞伎大芝居」(令和2年から中止)の開催に向けて準備中ということです。
一度は観てみたいものです。

その後は途中一か所だけ寄り道(U氏が全員にお土産として「もち麦」を手配してくれていました。)をして高松空港まで送り届けていただきました。
すっかりお世話になったU氏とはこちらでお別れです。
彼とは私の四国在勤期間二年の前半一年でご一緒したのですが、もともと香川県の出身で言わばよそ者の私にも大変よくしてくれて、以来今日までのお付き合いになっているわけです。
今回も軽いつもりで四国訪問の連絡をしたところ、こんな「お接待」をしていただいて本当に恐縮しています。

その後は空港内の軽食レストランでコーヒータイムとして旅程を振り返りました。
私以外はの参加者は、四国初めて組が三人、上陸したことがある組が二人でしたが、それぞれ楽しい思い出が作れたようです。

こちらは空港内にある讃岐うどん出汁の無料サービスコーナーです。

羽田行きのJAL便の出発も20分程度遅延しましたが、無事に羽田に帰ってくることができました。
空港で解散です。
参加の皆さん大変お疲れ様でした。

私としては、二年間居住した香川県はもとより他の三県も仕事や余暇で足しげく通ったので、四国は第二の故郷「山形」に続く第三の故郷なのです。
今後もいろんな形で微力ながら四国のPRに協力していきたいと思います。

来年は今回同行できなかった細君と連れ立って再訪するつもりです。