大子広域公園オートキャンプ場グリンヴィラ③(R5.11.25)

昨夜は8時過ぎには消灯してしまったので、午前2時にはトイレに起きだしました。
その際のシェルター内の気温は5℃でした。そして満天の星空が…。
その後私は午前5時過ぎに起床しましたが、その際のシェルター内の気温は3℃とかなりの冷え込みです。
400ワットの電気ストーブを点けっぱなしにしていてこの気温ですので、火の気がなかったらもっと冷え込んでいたと思われます。

下の写真は、起床後にアルパカ君に点火してしばらくしてからのものです。
午前6時過ぎには15℃くらいまで上がりました。

朝のルーティンでブラックコーヒーをいただきます。

昨夜は200Aに頑張ってもらいました。

今日は朝から快晴です。その分冷え込んでいますが…。

キャンプ場外周の山の斜面も綺麗な色合いに染まっています。

朝食は昨日仕入れたお餅です。

伸びも良く大変美味しいお餅でした。

食後にはヨーグルトを…。

陽が昇ると幕内の気温もぐんぐん上昇します。

ツインビルツはアイボリーホワイトの幕体なのでモミジの赤が映えます。

あらかた撤収完了です。

こたつスタイルは敷物が多いので、撤収にも時間がかかります。
作業を完全に終了したのは10時40分でした。
御覧のように他のサイトのキャンパーはほぼ撤収済みです。

今日は天気はイイものの、風が少々強そうです。
場内放送で「大変乾燥しているので火の取り扱いに十分注してください」とアナウンスしていました。

チェックアウトを済ませた我々は、途中地元の和菓子屋さんでまんじゅうを買って、こちらの温泉に向かいました。

休日大人800円で、少々お高めですが場内は露天風呂にサウナもあり施設としては立派なものです。
我々は昼食もこちらで済ませました。

かくして今回のキャンプ旅も無事に終了しました。
初期の目的はすべてクリアーできて満足です。
欲を言えばりんごだけがちょっと残念でしたが、訳アリりんごでも入手できただけ良かったかなと…。

今回、グリンヴィラは多くのキャンパーで賑わっていましたが、洗い場も綺麗に使われ、夜間もサイレントタイムが守られていて皆さんグッドキャンパーだったようです。
なお、グリンヴィラの利用は今回で5回目、通算9泊したことになります。

来月は県内の初お目見えのキャンプ場で一泊キャンプを計画しています。
それが今年のキャンプ納となる予定です。

※ ツインピルツフォークTCは今回で14泊目の登板となりました。

大子広域公園オートキャンプ場グリンヴィラ②(R5.11.24)

昨夜は午前4時まで熟睡できました。
4時にトイレに起きると雲間から星が良く見えていました。

5時過ぎに起床してアルパカ君に点火します。それからホットカーペットもスイッチを入れてこたつ用の豆炭あんかの豆炭も入れ替えました。
シェルター内は11℃ありますから暖かい朝です。
外に出てみると濃い霧に覆われています。
焚火テーブルも霧の結露でびっしょりです。

大子グリンヴィラの個別サイトは隣同士と十分に距離があるので快適です。

通路Eのサイトはすべて埋まっています。

昨夜の残りをアルパカ君で温めます。

いただきます。

とろとろで大変美味しい。ダイコンだけがちょっと堅かった。細君は「十分じゃない。でも今度おでんダイコンでやってみようか…」と言っていました。

場内でも十分に紅葉が楽しめます。

お向かいのサイトには大きなモミジの樹があります。

次第に晴れてくるという予報です。

10時頃にサイトを出発して袋田の滝に向かいます。
すっかり晴れ渡りましたね…。
こちらは先週歩いた生瀬富士からかずまに続く稜線です。

ちょっと水分を帯びた紅葉も風情があります。

思わず「オーッ!」と声が出てしまいます。

滝へのトンネルは電飾が施されていました。

エレベータで一番高い観瀑台へ登ります。するとこの景観です。
残念なのは逆光で少々写真が冴えないこと…。

山肌のモミジは美しい。

一番上の滝をズームしてみます。

こちらは下の観瀑台からの眺め…。

水量が多く迫力がありますね!

両岸の紅葉は見ごろを少々過ぎた感はありますが、まだまだ楽しめます。

つり橋を見下ろします。

電飾は「大子来人」とネーミングされているようです。

ところどころに目を奪われる紅葉が…。

美しい。

おまんじゅうをいただきました。

次に向かったのは、福島県境を越えた塙町所在の道の駅「はなわ」です。
奥久慈にキャンプに来た際には必ず寄っています。

まずはお昼にしました。

食後におにぎりとお餅を仕入れます。おにぎりは今夕、お餅は明日の朝ご飯用です。

続いて向かったのはこちらのケーキ屋さん。今回で2回目の訪問です。
自動車整備工場の娘さんが工場内の事務所でケーキ屋さんを営んでいます。

右端のゲージ内にいる柴犬は「さくら」という名前の看板犬だそうです。
細君がロールケーキとプリンを買い求めました。

最後にりんご園へ向かいました。

今シーズンは、猛暑等の影響があってあまり数が取れなかったそうで、キズありの訳アリリンゴしか入手できませんでした。残念…。

リンゴ園の奥の月待の滝を見学します。

ここの川沿いのモミジは素晴らしかった。

赤と黄と緑の競演です。

キャンプ場に戻る前に夕食の食材をスーパー(TAIRAYA)に立ち寄って調達しました。
サイトに戻ってちよっとのんびりします。
シェルターに付いたモミジの葉っぱをパシャリ…。

シェルター内から見る景色も絵になりますね。

買ってきたロールケーキでコーヒータイムです。

今日は5時前に乾杯です。

気温が徐々に下がってきたので、シェルター内でこたつに入って焼き物をします。

ビールの後にはこちらを…。

少しずついただいているのですが、結構お腹一杯になります。
写真はありませんが、最後に道の駅「はなわ」で買ってきたおにぎりを焼いてみそ汁をいただきました。
あー美味しかった(^^♪。

遊歩道をちょっと登ったところから我がサイトを見下ろします。

寒くなってきました。
夜半には風が出るということなので、焚火台は撤収し、椅子はシェルター内に収納しました。

センターハウスまで散歩に行ってハーゲンダッツを購入。
初めて食べた味でしたが、大変美味しかった。

かくして第2日目も無事に終了です。
明日は最終日です。
予報も晴れなので乾燥撤収できそうです。

おやすみなさい。

大子広域公園オートキャンプ場グリンヴィラ①(R5.11.23)

一昨日から二泊三日で当県の誇る高規格キャンプ場「大子広域公園オートキャンプ場グリンヴィラ」に出掛けてきました。
今回の目的は
①袋田の滝で今シーズン最後のモミジを愛でる。
②姫ヶ滝りんご園で奥久慈りんごを購入する。
③道の駅「はなわ」でつきたての餅を購入する。
以上の三点です。

では初日から振り返りたいと思います。
当初はアーリーチェックインも考えたのですが、出発前日が仕事だったので、無理することなく13時のチェックインに照準を合わせて9時半前に自宅を出発しました。
順調に行けば大子町で買い出しと昼食を済ませても余裕で13時に間に合うはずでした。
ところが常磐道の土浦北インター付近でバイク事故のため7kmほどの渋滞が発生しているとのことです。そのため圏央道のつくばジャンクション付近から渋滞が始まっていてまったく進まなくなりました。
そこで圏央道でつくば中央まで行き、一般道で土浦北インターまで迂回する作戦?を取りました。
結果はどちらが早かったのかわかりませんが、大子町で買い出しを済ませてチェックインしたのは14時を少々回ったところでしたので、まずまずだったのではないかと思います。

設営を終了して火おこしをする時間には、だいぶ陽が傾いてきました。
ただ、気温が高めなので外での作業も苦になりません。

写真の火おこし兼火消し壺は、キャンプ場に向かう車中で炭と火消し壺を忘れたことに気付いたため、常陸大宮市街のホームセンターに立ち寄って購入したものです。

様々なテントが立ち上がっていますが、ツインビルツTCは我が家だけでした。

今日の夜のメニューは豚肩ロースブロック肉の煮込み料理です。
ダッチオーブンで適当にカットした豚肩ロース肉と野菜をしょう油、みりん、酒、砂糖とともに煮込むだけという簡便さが夫婦共々気に入って、今回で2回目の実践になります。

ランタンはColemanのシーズンズランタンと1960年代の200Aの2台体制です。
おっとオイルランタンも投入しています。

カンパーイ!

煮込み料理ができるまでに焼き鳥をいただきます。

幕内はこの気温です。シャツ1枚でOKです。

寝床にはDODのワンタッチカンガルーテントを設置しています。

なお、シェルター内はこたつスタイルにしています。あまり快適過ぎて外に出たくなくなります。

豚肩ロースの煮込み料理完成です。

いただきまーす。

シーズンズランタンも今日は快調に燃えてくれています。

焚火の薪は常陸大宮のコメリで買い求めました。結構火持ちのするいい薪でした。

食後はボジョレヌーボ(戴きモノの残り)をいただきます。

かくして第一夜は更けていきました。
サイレントタイムは21時からですが、我々は20時半過ぎには消灯です。
おやすみなさい。

生瀬富士とジャンダルムに登る(R5.11.20)

地元茨城県・奥久慈の袋田の滝近くに「生瀬富士」という標高400メートル余りの低山があります。
数年前の岳人11月号(まだモンベルに身売りする前)に紅葉の名所として紹介され、その時期を狙って行ってみたいとずっと思っていたのですが、今回ようやく実現することができました。

※改めて確認したところ、どうやら2012年11月号の岳人でした。数年前じゃなかったです(‘_’)。

また、生瀬富士から北方に続く岩稜の突端に近年「茨城のジャンダルム」(本家は言わずと知れた穂高連峰のジャンダルムです。)と言われて人気を集めている岩峰があるので、こちらにも是非登ってこようとプランニングしました。

奥久慈地区は公共交通機関はJR水郡線しか選択肢がないので、本来マイカーでアプローチしたいところですが、単独の長距離運転は細君の許可が下りません。
そこでやむなく最寄駅から始発電車に乗り、水戸駅で水郡線に乗り換えて生瀬富士の登山口に一番近い袋田駅で下車します。
ただ、今の時期はJR東日本水戸支社企画の「ときわ路パス」が利用できます。
本来私の自宅最寄り駅から袋田駅までは2,310円かかるところ(往復4,620円)、ときわ路パスですとフリーパスエリア乗り放題で2,160円で利用できます。さらに大人の休日クラブ会員は1,670円の会員価格で利用できるので、ものすごくお得になっています。
というわけで、迷わず「ときわ路パス」を利用しました。

袋田駅には8時49分に到着しました。トイレを済ませて9時前には出発します。
降車したのはハイカーばかり7~8人ほどだったでしょうか。
ちなみに水戸駅から水郡線には無事座って乗車できました。

駅から袋田の滝方面に向かって歩き始めます。
私の前を歩いているのは青年ハイカーです。

こちらの信号機で国道461号を横断します。
御覧のとおり天気は快晴です。
駅からグローブを装着して歩き始めましたが、太陽の当たる場所ではまったく必要ありません。

袋田小学校は創立150年だそうです。おめでとうございます。

正面の双耳峰が月居山(つきおれさん)ですね。

こちらを左折すると生瀬富士の登山口に至ります。写真下部に写っているのが目印です。

しばらく進むと突き当りにこちらの標識が出ているのですが、ちょっとわかりにくかった。

最初は植林帯の緩やかなトラバース道を進みます。

アザミの咲き残りでしょうか…。

ジクザクを交えた急登になるとお待ちかねのモミジ登場です。
今シーズンはモミジの紅葉を見るのは初めてのような気がします。

いやあ来た甲斐がありました。

黄葉も美しい。

山頂手前にこちらの露岩があって、ロープがかかっています。
結構な角度の岩ですので慎重に登ります。

ここから山頂までは一息でした。
山頂は二畳ほどの広さで数人が立つともう一杯です。
写真だけ撮って退散しジャンダルムへ向かいます。

北方へ続く岩稜の突端にジャンダルムがあります。
一か所岩を右から回り込むところ(鎖とロープあり)だけ慎重に行きます。
後は両側が切れ落ちているものの、岩稜の幅もそこそこあるので高度感はさほどでもありません。

ジャンダルム側から生瀬富士を振り返ります。
結構な鋭鋒になっています。
ロープや鎖が多いのも納得です。

アップしてみました。

こちらはジャンダルムの天辺からの北方の眺めです。

高いところが苦手なご婦人方は、そこそこ時間がかかっていました。

生瀬富士からは激下りになっていて、張られたロープを利用して下ります。滑り止めグローブかあるといいかもしれません。
私は全行程素手で通しましたが…。
傾斜が落ち着くと紅葉を愛でる余裕が出てきます。

いやあ…。

読者の皆さんもご一緒に楽しんでください。

アップダウンは結構あります。

ブナ、コナラ系の黄葉も美しい。

立神山の山頂も狭い。

輝いていますね…。

引き続きどうぞ…。

葉の間から見えるのは月居山です。

滝上展望台が楽しみです。

ハイライトですね。

凄い。紅葉の洪水だ!

月居山です。

袋田の滝が見えるポイントも…。

滝上展望台に到着です。

吸い込まれそうです。ちなみに柵も何もありません。

滝の両側の紅葉も綺麗ですね。

ズームしてみます。

もう一度…。

ズームも…。

滝上展望台からはあっという間に生瀬滝上流の渡渉点に降り立ちました。
一昨日の雨で結構な水量があります。

浅瀬を選んで渡りますが先行パーティーも結構難儀しているようです。

渡渉を終えて振り返るとこんな感じです。

渡渉点には山荘があってベンチも設置されていて休憩できるようです。
ここで私はルートミスしてしまい、10分ほど時間をロスしました。
ヤマレコのログを見ていただけるとお分かりになると思います。
山荘のところから尾根に取り付くのが予定ルートだったのですが、そのまま林道を進んでしまいました。
ヤマレコの「予定ルートから外れたようです。」という警告音で気付きました。

紅葉もこの週末が最盛でしょうか。

月居山に向かって尾根道をしばらく登ってから階段で急降下する感じです。

こんな見事な黄葉も…。

本日のベストショットでしょうか(^^♪。

石階段が鉄階段に変わると水平道に合流します。

生瀬滝方面の渓谷沿いの遊歩道は通行止めになっていました。

つり橋まで行って1枚パチリ。

先ほどまで歩いていた稜線を仰ぎ見ます。

車道に出て袋田駅まで戻ります。
紅葉最盛期の週末なので人出が多い。
土産物店や食事処はかき入れ時ですね。

こちらは生瀬富士のピークでしょうか…。ズームしています。

今日最後のモミジです。

駅までの道中には、こんな石碑がありました。

袋田駅に無事帰還です。
結局出発から帰着までジャケットを脱ぐ際に一度ザックを下ろしただけで、一度も休憩しませんでした。
休憩適地が比較的狭い上に紅葉目当ての多くのハイカーで賑わっていたので…(+_+)。
駅のベンチでカップラーメンを作ってお昼にしました(^^)/。

こうして本山行も終了です。

今回は
①生瀬富士に登る
②ジャンダルムに登る
③袋田の滝を上から見下ろす
④紅葉狩り
という自分自身のミッションがあったのですが、いずれも達成することができて満足です。
今日のコースは小粒ながらピリッとした味わいのある充実したものでした。
奥久慈周辺にはまだまだ行ってみたいところもありますので、少しずつ足跡を残せればと思っています。

※今日のヤマレコの記録

宝篋山に登る

今週末は遠出の予定はありません。天気も今一つパッとしないようです。
そんな中、細君が東京で友人達と会食するため午前中早い電車に乗るというので、車で最寄り駅まで送った後、そのままつくば市まで転進して「宝篋山」に登ってきました。

宝篋山や筑波山に登る場合は、自宅を4時半から5時半くらいの間に出発するのが慣例となっています。
ところが今日は登山口到着が既に10時を回っていて、まったくイレギュラーなパターンです。
小田山休憩所に隣接する駐車場はおそらく満車であろうという読みで「筑波山麓小田駐車場」にフリードを駐車します。

同所を出発したのは10時15分でした。
まずは小田休憩所を目指します。

休憩所までは10分ほどでしょうか…。

トイレをお借りして出発します。
今日の出で立ちは、ロングタイツにハーフパンツ、ロングスリーブのウール混紡シャツ、薄手のウィンドブレーカーです。

なだらかな稜線です。

ハイカーが歩いているのですが米粒よりも小さく、わからないですね…。

ススキが美しい。

登りは常願寺コース、下りは小田城コースを使います。

コヨメナです。

今月一杯はスズメバチに注意する必要がありそうです。

尖浅間(とんがりせんげん)に到着です。

コウヤボウキです。

オオフユイチゴです。

ちょっと気になって撮りました。

尖浅間と宝篋山の鞍部には東城寺へと続くトレイルがあるのですが、立入禁止の措置が取られています。
つい先日といった感じです。

手前が縦走路。奥が立入禁止になったトレイルです。

漸く比較的平坦な尾根道に出ました。

極楽寺コースと合流する尾根の突端から関東平野を眺めます。
雲は多いですが、遠望は比較的利くようです。

青空の下は比較的暖かい。
こちらは山桜の森です。

季節外れのツツジでしょうか…。

山頂直下です。

忍性菩薩が関東平野を見下ろされています。

筑波山の眺めが今日はとりわけ素晴らしい。

日光男体山と奥白根山が見えています。

赤城山、榛名山、浅間山も見えています。浅間山はちょっと雲に隠れていますが…。

宝篋印塔も健在です。

霞ケ浦も良く見えていますね。

残念ながら富士山は見えません。

青空と曇り空が半々といったところでしょうか…。

下りは小田城コースです。
ちょっと下ったところで男性二人パーティーとすれ違いました。


秋の装い。
紅葉はこれからなんでしょうか…。あまり目を惹く色合いはありません。

下浅間社にお参りします。

下浅間社下の展望ベンチで小休止。
こちらのベンチも結構痛んできていますね…。
写真のバームクーヘンは前回の上高地の帰路、買い求めたものです。

スカイツリーがくっきり見えています。

穏やかな尾根道を行きます。

この標識の前後はほとんどまっ平らです。

今日は富岡山頂に寄り道します。
これといった特徴のない山頂です。
何故か野鳥がたくさん集まっていました。

前回はこんな注意喚起はありませんでした。

愛宕神社に参拝。

八幡様は素通りしてしまいました。ごめんなさい。

駐車場に無事帰還しました。
所要2時間20分あまりのショートハイクでしたが、展望が良く意外と楽しめました

年末の忘年山行前にもう一度くらい足慣らしをしておく必要がありそうです。

※今日のヤマレコの記録です。

晩秋の上高地遊山②(R5.11.3)

おはようございます。
二日目の朝です。
どうやら快晴のようです。
明るくなった6時過ぎにカメラ片手に外に出てみます。
徳沢ロッヂの正面からですと木立に阻まれて前穂の雄姿はすっきりとは見えません。

早立ちの人達は5時頃からヘッデンを点けて出て行きました。
我々が泊まっているのは丁度「徳」の字の下の部屋になります。

徳沢の公衆トイレは全面改修工事中で、仮設トイレが設置されていました。

キャンプ場の方まで来るとモルゲンロートの前穂が見えてきます。

素晴らしいですね。

河童橋から見る屏風のような穂高連峰も素晴らしいですが、こちらはこちらで迫力があります。

前穂ですね。

明神主峰ですね。

結構冷えています。撮影を切り上げてロッヂに戻ります。
ラウンジは薪ストーブが燃えていて暖かい。

家具類は松本民芸家具で統一されているようです。

部屋はこちらのストーブで暖かいので助かります。

洗面所脇にはこんな水道が引かれています。

洗面所の蛇口は自動でお湯が出ました。

トイレはすべてウオッシュレット完備のようです。

7時から朝食をいただきました。
デザートはわらび餅です。
夕食同様、美味しかった。

食後に歯磨きを済ませて7時50分にはチェックアウトしました。
大変快適に過ごせました。お世話になりました。
今シーズンは11月5日までの営業だそうです。

いやあ、それにしてもいい天気です。雲一つありません。

前穂高大迫力ですね。

お月様も出ています。

振り返れば蝶ヶ岳が…。多分。→ 後日「大天井岳」と判明しました。

ズームしてみます。

カラマツも最後の輝きでしょうか…。

古池通過です。

かなりの冷え込みです。

明神館到着です。
トイレ休憩しました。

明神館からしばらく進むと、絶景スポットがあります。

明神橋が見えています。

落ち葉の絨毯を歩む。

間もなく小梨平です。

本日のベストショットです。

奥穂の稜線は真っ白です。

昨日見れなかったのでなんだか興奮します。

奥穂のピークは河童橋周辺から見るとのっぺりした様子に見えます。

ビジターセンターに寄り道します。

お目当てはこちらです。

印象に残った言葉…。

河童橋の上からの定番の景観です。

反対側の焼岳も…。

これにて上高地ともお別れです。

バスターミナルから10時15分のバスに乗車して…フリードのデポ場所に帰還しました。

かくして今回の上高地遊山も無事に終了です。
ここ数年は比較的静かな上高地でしたが、今回は外国人が大変多い印象で、宿泊施設や土産店はかなりコロナ前の売り上げ状態に近づいてきたのではないでしょうか…。
喜ばしいことですが、自然へのローインパクトとのバランスをどう取っていくかも課題になるような気がします。

さて、今回は松本市営の「徳沢ロッヂ」に初めて宿泊しました。
今までは徳沢での宿泊ではもっぱら徳沢園を利用していました。
印象としては必要にして十分な施設で、スタッフも親切。満足のいく宿でした。
徳沢園が華やかな施設だとすると、徳沢ロッヂは質実剛健といった感じでしょうか…。

蝶ヶ岳登山の起点としての利用価値は高いと思うので、是非今度は山登りとセットで利用できればと思います。

※ ヤマレコの記録です。

晩秋の上高地遊山①(R5.11.2)

前日松本で宿泊した我々は、ホテルで朝食を取り、7時半過ぎには沢渡大橋のひぐちドライブインに向けて出発しました。
同所には8時半には到着したので、身支度をして9時03分のバスを待ちます。

「さわんど大橋」バス停周辺は紅葉の盛りという感じです。

大正池でバスを降ります。
天気は良く風も穏やかですがちょっと雲が出ています。

焼岳の山肌をズームしてみます。カラマツが美しいですね。

穂高は完全に雲の中です。
雪雲でしょうか…。

カラマツの黄葉も終盤戦の雰囲気です。

それでも自然の造形は美しいです。

ドライフラワー

いつもの焼岳絶景スポット…。

明神岳は見えていますね…。

西穂高方面は全く見えません。

再度焼岳を…。

8月以来目撃されていないようですが、安心はできませんね。
ただ、今日は中国系の外国人のツアー客が大変多く、クマの心配は必要なさそうです。

5月にはなかったクマベルが設置されています。

ドライフラワー第2弾(^^♪

サルオガセです。入笠山のそれと比較すると随分こじんまりしています。

田代湿原まで来ました。残念ながら穂高は見えません。

田代池です。
水の美しさにいつも感動します。

霞沢岳の稜線を仰ぎます。

お魚君遊泳中。

カラマツと空の青とのコラボ

田代池に別れを告げます。

田代橋から上流を見たところです。
前穂と吊尾根の一部が見えてきました。

右岸の遊歩道から明神岳を遠望します。
雲が取れてくれると嬉しいのですが…。

ゴールドですね。

ウエストンレリーフです。
この辺りもクマが良く出没しているようです。

絵になります。

バスターミナル周辺のカラマツが一番美しい。植林ですが…。

二度お世話になった西糸屋さんです。

11時になったので、白樺荘でちょっと贅沢なコーヒータイムを…。

ケーキセットをいただきました。
細君曰く「コーヒーお代わりできると良いのにね」と…。
確かに(*^^)v。

白樺荘側の河畔から見る明神岳。

吊尾根は再び厚い雲に覆われてしまいました。

人身事故があってから一月少々経ちました。
細君はクマ鈴を鳴らして歩きます。
私はホイッスルを出しました。

イチイの巨木を通過。
結構な観光客やハイカーとすれ違います。
気温は高めで細君も私も厚手のソフトシェルジャケットから一枚生地のウインドブレーカーに換装しました。

間もなく岳沢湿原です。

岳沢湿原の木道の核心部にクマベルが設置されていました。

変わらぬ美しさ。

明神岳を仰ぎ見ます。

川床が美しい。

岳沢分岐を過ぎます。

イワナ君遊泳中。

良い雰囲気ですね。
あまりの暑さにウインドブレーカーも脱ぎました。
11月なのにどうなってるんでしょうか…。

焼岳が大きい。

明神は近い。

迫力ある明神岳。

穂高神社奥宮に到着です。

休憩舎の電気にも風情が…。新しくなったような気がします。

カラマツの落葉と池の水が良い感じです。

こちらは嶺宮遥拝所です。

後は解説不要ですね。

ズームするとすごい迫力です。

黄葉が輝く。

明神池参拝終了です。

明神橋から上流を見たところです。

明神橋と明神岳

明神館は4日まで営業だそうです。去年は3日でした。

時間は13時でお昼ご飯の時間ですが、お腹もあまり空いていないので今日の目的地の徳沢まで行くことにします。

一番高く見えるのが第5峰なんですね。

1095(トクゴー)登山道整備隊の皆さんの尽力で、長い間通行止めになっていた島々からの徳本峠越えクラッシックルートが通れるようになるそうです。
嬉しいですね。

古池の水面。

ここも見通しが悪いのでクマベルか設置されています。

奥に見える尖ったピークは蝶槍でしょうか?

一度確認したいところです。
この稜線歩いてみないといけませんね…。

※後日確認したところ「大天井岳」でした(^^)/。

明神から前穂高の全容。

河原の白さが美しさを際立てています。

徳沢に到着です。

今宵の宿はこちらです。
時刻は13時50分、お疲れ様でした。

玄関を入ってチェックイン手続きを済ませました。
洋室は一人18,000円です。

これが我々の部屋。大変快適でした。

2段ベットがあるので4人は泊まれるかと。

チェックインの際に間もなくお風呂に入れますと言われたので、お風呂をいただきます。
湯船のお湯は熱めで大変いいお湯でした。
お隣の徳沢園もそうですが、奥上高地でまったりとお風呂に浸かれるというのは大変幸せなことかと(^^)/。

ラウンジには薪ストーブがあります。
これがとても暖かい。

時間つぶしのための書棚も。

ラウンジは吹き抜けになっています。

夕食前に徳沢園のみちくさ食堂に偵察に行きました。
目当てはコーヒーソフトです。
ところが今シーズンのソフトクリームの販売は終了しましたという張り紙が…。

あきらめてロッジに戻ります。

本当に残念でした。

夕食は17時30分からでした。
メインはビーフシチュー。
こちらは細君の嗜好に非常に合ったようで「美味しい。」と言ってペロリと平らげていました。
信州サーモンの刺身もマスの甘露煮も白和えも大変美味しくいただきました。

特に白米が大変美味しかった。
ご馳走様でした。

これにて1日目の予定はすべて消化です。
部屋に戻ってからラジオを聴きながらベッドでくつろぎ、早めに就寝しました。

明日は朝食後に河童橋に戻る行程です。
穂高が見えると良いのですが…。

善光寺参りと松本平(R5.11.1)

11月1日に善光寺参りに出かけてきました。
今年は5月に一度お参りしていますので2度目の訪問になります。
翌2日から徳沢ロッヂ一泊で晩秋の上高地を楽しむ予定でしたので、お参り終了後は、松本へ移動して一泊します。
最近は上高地へ行く際に、長距離運転の負担軽減のため、入山前か入山後には松本で一泊することにしているんです。

自宅を午前7時半に出発します。
流石に平日だけあって長野インターまでスムースに走ることができ、善光寺にはお昼前に到着しました。

境内は紅葉が美しい。

戒壇巡りをしてお参りします。

戒壇巡りも平日でスムースです。

お参りを終えてからお土産屋さんを覗きながらお蕎麦屋さんに向かいます。

結構な人出です。

レトロな建物も…。

こちらのお菓子屋さんに立ち寄ります。
元治元年と言いますと1864年です。池田屋事件のあった年ですね。

続いて5月にも立ち寄ったこちらのお店に。

古い街並みに目をやりつつ

こちらは長野の老舗旅館の建物です。
現在は善光寺郵便局として使用されています。

お蕎麦はいつものこちらのお店へ。

今日は天ざる更科そばをいただきました。
蕎麦は絶品でしたが、天ぷらが冷めているのがいただけない。大丸さん!アツアツの天ぷらを是非お願いします。

食後は参道を歩いて戻ります。良いお天気です。

こちらで漬物を購入。

仲見世通りは様々なお店があっていつ来ても楽しめます。

その後は高速で松本へ移動して、今宵の宿である「いろはグランドホテル」に15時過ぎにはチェックインしました。

夕方から今宵の食事会場の実査に駅前まで散歩します。
草間彌生さんの作品イメージのこんなラッピングバスが走っています。
空が多少黄昏てきたこの時間でも24℃あります。半袖でもいいくらいでした。

ちょっと距離がありますが、松本に来て松本城に行かないという選択肢はないということで、お城まで散策します。
絵になる佇まいです。

常念の左には槍ヶ岳の穂先が見えています。

お城の園地内は外国人観光客で大変賑わっていました。

心が落ち着きます。

一旦ホテルに戻って6時前に今夜のお食事処であるこちらのお店へ向かいました。

串揚げを二人で10本少々とその他おつまみを何点かいただいて満腹です。
お店は二人の女性が切り盛りしていて好感が持てます。
実は2回目の訪問であることを告げると話も盛り上がって楽しかった。
旅先では地元の人と触れ合うのが一番ですね…(^^♪。

来年も来ますと約束してお店を後にしました。

陽が落ちると流石に気温が下がってきています。
15℃です。

その後はホテルに戻ってまったりして、シャワーを浴びて心地良い眠りにつきました。
明日も天気が良さそうで期待できます。