墓参と郷愁の旅in東北①(R5.8.4)

8月4日(金)から本日まで東北地方を旅行してきました。
旅の目的は四つありました。

①山形と青森の親類訪問とそれぞれの墓参り
②大学生活を送った山形大学小白川キャンパスの訪問
③青森のねぶた祭観覧
④蔵王御釜の訪問

以上です。

8月4日は午前5時15分に自宅近くのG.S.給油&買い出し…そして出発です。

初日の目的地は山形県寒河江市に所在する亡母の実家の訪問と大叔母(亡母の叔母)、叔父二人の墓参です。
その前に一か所どうしても立ち寄りたい場所が…。母校山形大学小白川キャンパスです。
実は12年ほど前に仕事で山形に出張した際に28年ぶりに訪問しています。
今回は細君も亭主の卒業した大学を見てみたいということで再訪しました。

正直なところほとんど変わらぬ佇まいに感じました。
ただ、12年前に28年ぶりに訪問した際には言葉でなかなか表せないほど感動したのですが、今回はその時に比べると空白の期間が短かったせいか、冷静に観察できたような気がします。

正門から学内を見るとこんな感じです。入り口すぐの建物は博物館でしたが当時は無かった。その奥の人文学部3号館も無かったように思います。

人文学部1号館が私が学んだ学舎だと思われます。もしかすると当時のものではなく、建て替えられたものなのかもしれません…。

入口で守衛さんに見学したい旨お話しすると「自由に見学してください。ただ、建物の中には入らないように…」ということでした。

金曜日なのに学生の姿が少ないと思いきや、夏休みでした(‘_’)。

お洒落なフラッグです。

グラウンドまで来ました。
正面に見えているのが市民に愛される千歳山(471.3m)です。
在学中トレーニングで数えきれないくらい登っています。
途中、体育館から出てきた運動部と思しき男子学生が「こんちは~」と挨拶してくれました。

帰りがけに購買部の売店を覗いてみましたが、大学のオリジナルグッズで気に入ったものはありませんでした。残念…。

続いて私が当時住んでいたアパートを訪問します。
こちらはまったく別の建物になっていて、前の道路を進んだところにある神社だけが当時の空気感を伝えてくれていました。
こうして時間の制約の中、何とか母校を訪問することができ、幸せな気分になれました。感謝…。

この後、寒河江市に所在する亡母の実家を訪問し、二人の叔母と久方ぶりに話をして墓参りに行きました。
大叔母、叔父二人の計三人がそれぞれ亡くなった際に、私は仕事のやりくりがつかずに葬儀に出席できませんでした。
ずっと気になっていたので、今回夫婦共々念願の墓参ができ、なんだか本当にホッとしました。

墓参りを終えてから昼食をご馳走になり、今宵の宿泊先である盛岡市のビジネスホテルに向かいます。なぜ盛岡かといいますと、第二の訪問地である青森まで一気に行くには少々遠いので、盛岡を中継点として選んだわけです。
ホテルに到着したのは17時をちょっと回った頃でした。中継作戦は成功です。
ホテルは盛岡バスセンターの三階にあるちょっと風変わりなホテルでした。

荷ほどきをしてから、街に食事に出ました。最初に目を引いたのが旧岩手銀行の本館です。
東京駅と同じ技師による設計とのことで、このドームの雰囲気は東京駅とそっくりな気がします。

これはまったく予期していなかったのですが、盛岡では「さんさ踊り」が開催されていたのです。今日が最終日です。
おかげでどこへ行っても人、人、人です。

前を通ったこのお店で、お兄さんに「中で飲食できますか?」と尋ねると「OKですよ!」とのこと。
迷わず入店しました。

お握りがウリの明るい雰囲気のお店でした。

サッポロSORACHIで乾杯!
初めて飲みましたが、美味しいビールです。

SORACHIの後はこちらをいただきました。岩手のお酒「よえもん」です。
フルーティーな美味しいお酒です。

〆はお握りとみそ汁。最高でした。

帰りはほろ酔いで人ごみの中を縫うようにホテルに戻ります。
シャワーを浴びて早めに休みました。
いよいよ明日は青森です。