会津駒ケ岳山開き参加見送り

今夜の毎日アルペン号で会津駒ケ岳登山口の福島県桧枝岐村へ向かい、三年連続三回目の山開き(7月1日)に参加する予定でした。
ところが、天気予報が思わしくありません。
今日まで予報をウオッチしてきましたが、好転の兆しはなく大変残念なのですがキャンセルすることとしました。
毎日アルペン号のチケット代は8,800円。今日は出発当日なのでキャンセル料は50%になりますが仕方ありませんね…。

咲き始めの高山植物と

たおやかな稜線散歩

はお預けとなりました(写真はいずれも昨年の山開き(その時の記録はこちら。)に撮影したものです。)。

花が豊富な山なので山開きにはこだわらず来週リベンジするという選択肢もあります。来週半ばまで天気予報と引き続きにらめっこしようと思っています。

筑波山・お中道一周

筑波山には「お中道」と呼ばれるコースはありません。
これは私が富士山のそれに倣って勝手にネーミングしたもので、コースは筑波山の中腹を林道と登山道を繋いで鉢巻状にぐるりと一回りするものになっています。
一昨年は時計回りで一周に挑戦した(その時の記録はこちら。)のですが、筑波高原キャンプ場からつつじが丘へ向かう途中で痛恨のコースミスをしてしまい、当初の計画どおりに歩けませんでした。
したがって、今日はそのリベンジなのです。

所用で東京に出掛ける細君を駅まで送り届け、そのまま筑波山の市営第三駐車場に向かいます。
9時過ぎには駐車場に到着しました。
日曜日のこの時間ですので満車の可能性もあると思っていたのですが、幸い無事に駐車することができました。
今日は駐車場を拠点に反時計回りで一周するつもりです。
まずは迎場コースでつつじが丘を目指します。

迎場コースは、きつい傾斜もなく大変登りやすい。このコースを登りに使うのは初めてかもしれません。

駐車場から40分強でつつじが丘に到着しました。まずまずの天気です。東京は昼間の気温が30℃になるという予報です。

つつじが丘の公衆トイレの脇に、国民宿舎つくばね(廃業)につながる林道へと下っていく登山道があります。
こちらから下りて行けば、前回登りで見失ったつつじが丘コースの入口もたやすく発見できるだろうという作戦です。

ほどなくして未舗装林道の終点に到着です。

しばらく林道を辿ると登山道の入路に立つ指導標がありました。

南側のコースに比するとトレイルが若干不明瞭と感じるところもあります。
指導標もこんな感じです。

植林帯を進んでいきます。

こんな情景も…。

前回見過ごしてしまったつつじが丘への分岐点です。

やはりマイナーコースなんですね。

奥に見える太い樹の根元に上の写真の道標があります。わかりづらい。
これで次回からは迷いませんね…。

トリアシショウマです。

ツルアジサイです。

未舗装林道を進んでいきます。トレイルランナーに何人かすれ違い、追い越されました。

こちらもトリアシショウマ。

チェーンゲートまで下りてきました。
右へ行くと国民宿舎「つくばね荘」(廃業)、左へ行くと「筑波高原キャンプ場」です。

この紫の指導標は目立ちますね。

筑波高原キャンプ場です。小休止します。
今日は管理人さんがいました。

キツネノボタン

相変わらず進入禁止です。もう解除になることは期待できないのかも知れませんね…。

途中の伐採地から見る北筑波の峰々です。

八郷盆地です。

ピンボケですが、ニガナです。

男の川です。こちらの沢沿いのトレイルも進入禁止です。

ヒヨドリバナです。

ヤブジラミです。なんだか有難くないお名前ですね。

テイカカズラです。

オカノトラノオです。

ウツボグサです。

テイカカズラです。

クマノミズキです。

林道から見上げる筑波山です。

間もなくつくば梅林です。結構長かった。

展望四阿まで来るとアジサイが咲いていました。

数は少ないですが美しい。

四阿で小腹を満たします。宝篋山が良く見えるポイントです。

今日のシューズはサロモンです。今日はショートパンツにTシャツの軽装です。
虫刺されを心配しましたが、虫もほとんどいない感じでした。

第三駐車場まで戻ってきました。ロープウエイの山頂駅が良く見えています。
所要3時間50分でした。

今日はヤマレコの調子が悪く、途中からログも現在地もとんでもない場所を示すようになってしまいました。
そのためヤマレコのコース図と高低図は下山後に手書きで作成したものになっていますのでご容赦を…。
せっかく予定どおり歩けたのにログが取れなくて残念。

コースの5分の2は舗装林道ですが、木陰も多く、涼しくかつ飽きずに歩ける良いコースだと思います。トイレもキャンプ場のトイレが使えるのでお勧めです。

次回はいよいよ会津駒ケ岳山開きです。

※ヤマレコの記録

山岳遭難防止講習会受講(R5.6.20)

今週火曜日の19時から日比谷図書文化館で開かれた「山岳遭難防止講習会」を受講してきました。
主催は東京都山岳連盟・遭難防止対策委員会です。

私は事前にネットで開催情報を知り、申し込みをしました。
ちなみに受講料は500円です。

日比谷図書文化館には18時過ぎに着いてしまったので、一階PRONTOでコーヒーとパウンドケーキで腹ごしらえします。
こちらは文具店と書店が併設された大変居心地の良い空間でした。

今日の講師は長野県警察山岳遭難救助隊の岸本隊長です。
信州大学山岳会のOBです。

配布されたレジメの表面のみ参考に貼っておきます。
私のメモ書きがありますがご容赦ください。
岸本隊長のお話の中で特に印象に残ったのは、現在長野県警察が運用しているヘリコプターの名称「やまびこ」の由来です。
一つは、やまびこ本来の「こだま」という意味。
二つは、まさに「こだま」は必ず戻ってくるという意味。
つまりは危険な現場に出動しても必ず無事に帰ってくるという願いを込めて命名されたものだそうです。
常に危険を伴う救助活動を無事に完遂しようという意気込みも込められているのではないかと…。

講義はここ十年来の山岳遭難事故の統計及び近年の遭難者の傾向を踏まえ、登山者の意識がいかにあるべきかという話から装備や行動食に至るまで実に幅広いもので、大変勉強になりました。
私が高校や大学で学んだことと基本においてはほぼ同じですが、ヘルメットの着装やGPSの活用はここ十年くらいで急速にスタンダード化してきたものだと改めて認識しました。

受講者は40人ほどで大変盛況で、最後の質疑も活発に行われました。
講師の岸本隊長は本講義終了後、本日中に長野に帰られるそうで、日常の救助活動のご労苦に改めて敬意と感謝を表する次第です。

大変ありがとうございました。
合わせて貴重な機会を設けていただいた都岳連のスタッフの皆様にも御礼申し上げます。

PENTAX・K-70再入手

先日、現在愛用のPENTAX・K-7が不具合となったためAmazonでPENTAX・K-70を入手したものの、手元にやってきたK-70にも異常が認められ直ちに返品したところまでは記事を書きました(前回の記事はこちら。)。

今回、平標山に行くにあたり懲りずに再びAmazonで中古のK-70を入手しました。
左がK-7、右が今回再購入したK-70です↓。

K-70です。ダイヤルがK-7とは反対になっています。

バリアングル液晶になっているのがウリです。

平標山では、まったく使用に問題なく良い仕事をしてくれました。
ただ、バリアングル液晶を使ってローアングル撮影をする際のオートフォーカスがなかなか合わない。
ここはマニュアルフォーカスの方が確実なのかも知れません。
とは言えまだ、実戦経験は一度きりなので、今後現場投入を重ねながら扱いに精通していきたいなと思っています。

なお、K-7の方は単焦点レンズを購入してもう少し活躍してもらうつもりです。

平標山フラワートレッキング

昨夜、越後湯沢駅近くのホテルに投宿し、今朝の始発バス利用で平標山に登ってきました。
目的は表題のとおりフラワートレッキングです。
平標山に前回登ったのは2012年の10月でした(その時の記録はこちら。)。
今回は平標山の家に一泊して、仙ノ倉山や大源太山にも足を延ばそうと思っていたのですが、肝心の小屋が満室で予約が取れませんでした。
そこでやむなく前夜に山麓の街、越後湯沢に前泊することにしたわけです。
新幹線の始発で現地入りしても、平標登山口に運んでくれる始発バスに間に合わないんです。

お世話になったホテルはこちらです。
素泊まりで7,000円でした。駅からは徒歩5分ほどです。

今朝はホテルを5時に出て駅に向かいました。
バス停には誰もいません。
ほどなくするとソロの女性が現れ、その後も…。
結局10人ほどの登山客がこのバスを利用しました。

平標登山口バス停からトイレのある駐車場までは5分ほど歩きます。

駐車場は誘導のスタッフが出ていましたが、既にこのトイレのある登山者駐車場は満車となっていて、松手山コースの入口に近い臨時駐車場もかなりの車が駐車していました。
私もトイレを利用させていただきました。チップ制で大変奇麗なトイレです。

今日は松手山コースで登ります。こちらは花が豊富で途中から展望も開けます。

初っ端から樹林帯の急登が続きます。送電鉄塔までが頑張りどころです。
高嶺桜でしょうか…。いや葉っぱは桜のようですが、タニウツギですね。美しい。

ハナニガナです。

シロニガナです。

4合目(送電鉄塔)まで登ってくると展望が開けます。

鉄塔の下で小休止。暑くなりそうな感じです。

再びタニウツギ。

こちらはマイヅルソウです。

アカモノです。

再びマイヅルソウです。

アカモノとマイヅルソウのコラボ。

ベニサラサドウタン。平標山の家公式Twitterによれば今年は当たり年なんだそうです。鈴なりとはこのことです。

こちらは全く自信がないんですが…キヌガサソウですかね?いやシロバナエンレイソウでしょうか…。

遠景は佐武流山方面です。

稜線は風が抜けるので助かります。

それにしても人が多いですね。

イワカガミです。

ツマトリソウ

テーブルマウンテン苗場山です。

春の谷川岳並みに登山者が続いています。

ツマトリソウ

イワカガミの群落です。

ベニサラサドウタンです。

アカモノです。

人気の山ですねえ。

ハクサンチドリです。

こちらのツマトリソウはシャープに撮れました。

新緑の山肌も素晴らしい。

ハクサンチドリです。

こちらはホワイトバージョンです。

いやあ百花繚乱です。

こちらはドウタンツツジかな?

平標山頂は近い。

標高が上がって漸く現れたハクサンイチゲです。何とも見栄えのする花です。

ハクサンチドリとミヤマキンバイのコラボ。

ミヤマキンバイです。

やっとこさ山頂に到着です。写真を撮りながらのゆっくりペースでしたが、おおむねコースタイムどおりに登ってこれました。

山頂は腰を下ろす余地がないほど多くの登山者が休憩中でしたので、カメラとポーチと飲料だけ持って仙ノ倉山方面に下ってみます。
平標山頂から少し下ると一面のお花畑が広がっています。

お花畑の主役はやはりハクサンイチゲですね。

イワカガミも…。

イワカガミの白い株がありました。

ハクサンコザクラとのコラボです。

ミヤマキンバイです。

ハクサンコザクラです。

天気に恵まれて良かった。

ハクサンコザクラです。

コラボが楽しめるのもイイですね。

ミヤマキンバイは目が痛くなるような黄色です。

写真を撮ってもキリがありませんね…。

ミヤマキンバイは蕾もたくさんあるのでまだまだ楽しめそうです。

ハクサンコザクラは会津駒のシンボルフラワーですが、こちらもなかなかのものです。

ミヤマキンバイ

お花畑は今週末までは楽しめそうな感じです。

以下解説省略させていただきます。

仙ノ倉方面に向かう登山者も非常に多い。

十分にお花畑を楽しみ、かつ、たくさんの写真を撮ったので仙ノ倉行はあっさりとカットすることにしました。
早いバスで越後湯沢に出て温泉とランチを楽しんで帰路につくことにします。
平標山頂に登り返します。

登りの途中で振り返ると、なかなかの絶景が広がっています。
谷川連峰の主脈ですね。

オキの耳、トマの耳は遠い。

奥に見えるのは燧ケ岳と至仏山でしょうか…。

残雪が目立つ山は…。どなたかご教示いただければと思います。

平標山頂はパスして山の家目指して下山です。

まだまだ多くの人が登ってきます。

仙ノ倉山の雄姿です。

イワカガミ

立派な株です。

熊笹のスロープも素晴らしい。

アップしてみました。

再びイワカガミです。

この鋭鋒は…。こちらもどなたか教えていただけると助かります。どうやらエビス大黒の頭のようです。

いつか歩いてみたい主稜線です。

ベニサラサドウタン。本当に当たり年なんですね…。

平標山の家に到着です。小屋から平標山を振り返ります。

こちらは仙ノ倉山です。

今日はキャンセルが出て泊まれるとTwitterに情報が出ていました。

トイレをお借りして下山します。

ナナカマドの花ですね。

大きな木でした。

下りはペースを上げました(^^♪。
今日は前半の松手山までの登りは絞られましたが、足も攣らず割と調子が良かったかと…。

林道歩きが待っています。

ゲートを過ぎてしばらく行くと川沿いの登山道に誘導されます。
最後はこちらに出てきます。国道から臨時駐車場に行く橋の袂です。

取りあえずバス停に行ってみると次のバスは13時ちょうどでした。

予定よりも大幅に早く越後湯沢に帰還したので、まずは昼食を駅前の蕎麦屋でいただくことにしました。

天ぷら蕎麦をいただきましたが、蕎麦はへぎ蕎麦で大変美味しかった。
また、蕎麦つゆも今までに経験したことのない味わいで美味しくいただきました。

温泉の方は駅前にある日帰り温泉は15時からの営業ということで✖。
駅中にある温泉は、「混雑してますが…」という受付嬢の案内で止めにします。
結局待合室で一人祝杯を上げて15時過ぎの新幹線に乗車し、茨城の自宅最寄り駅には17時20分過ぎに到着。
当初予定より大幅に早い時間に帰宅することとなりました。

今回は、フラワートレッキングが目的でしたが、開花のタイミングもドンピシャで大変充実した山行となりました。
ただ、いかんせん人が多すぎた。
前回の平標山は秋山の静寂を堪能したので、来夏は花の時期に、平日狙いの小屋泊で是非とも再訪したいところです。

※ヤマレコの記録

次の山行計画(続報)

昨日の記事で上越国境の平標山に平標山の家一泊でフラワートレッキングに行く計画を上げました。
今日の昼休みに小屋に電話を入れて
「18日の日曜日は泊まれますか?」
と尋ねると
「ちょっと待ってくださいね…」
という女性の声。
待つこと数分。日曜なので正直間違いなく予約が取れると高を括っていたのですが、結果は
「満員です」
というまさかの回答でした。

これにて稜線の小屋に泊まるのは断念。
ただ、どうしてもハクサンイチゲやシラネアオイの群落を見てみたいという思いは捨てきれず、どうしたらゆとりのある山行ができるだろうかと検討しました。
結果は、越後湯沢駅近くに前泊して始発バスを利用するという代替案です。
早速、駅近のリーズナブルなホテルの空き状況を検索して無事に予約を入れることができました。

出発も一日繰り上げて、土曜日の夕方に新幹線で越後湯沢駅に向かいます。
残すは天気に恵まれることと体力・体調です。
天気は今のところ大丈夫そう。
体力の方は分かりませんが、少なくとも前泊して万全の体調で臨もうと思います。

このブログで良い記事が書ければなと思っています。

※写真は、平標山の家公式Twitterからお借りしています。

次の山行計画

来週日曜日から一泊で上越国境の平標山と仙ノ倉山にフラワートレッキングに出掛けようと思っています。
天候も週末から週明けまでは晴れマークが続いているのでこの機会を逃す手はないなという感じです☺。

新幹線の始発で行って日帰りすることも可能ですが、せっかく天気が良さそうなので平標山の家に泊まって朝夕の谷川連峰の眺望も楽しみたいと…。

平標山・仙ノ倉山には2012年の10月8日にマイカー利用のソロ日帰り山行で登っています。
この時は自宅を午前2時過ぎに出発する強行軍でした(山行記録はこちら。)。
下の平標山の家の写真はその時に撮影したものです。

明日、小屋に電話して宿泊予約を入れたいと思っています。

安達太良山の山バッジ

土曜日から2泊で訪れていた「フォレストパークあだたら」キャンプの中日に安達太良山ロープウエイ山麓駅へ向かいました。
目的はロープウエイで山頂駅まで上がって安達太良山の雄姿を間近で見ようというものでした。
ところが折からの強風で、ロープウエイは運行休止となっていたので、止むを得ず山麓駅レストハウスで安達太良山の山バッジだけを買い求めて退散しました。

こちらのバッジですが、なかなかの出来栄えです。

安達太良山とロープウエイと白い花はミネズオウでしょうか…。素敵なデザインかなと。

ちなみに安達太良山に登ったのは、昭和54年10月13日から14日にかけての一泊二日の山行でした。なんと44年前です。
相棒はワンダーフォーゲル部同級生の教育学部のM君(小学校の教員を定年まで地元で勤めて今は悠々自適。)。
コースは初日に二本松から岳温泉までバスに乗り、そこから塩沢登山口までタクシー利用。
同所から入山し、くろがね小屋で宿泊。
当時の我々にとっては有人小屋に泊まるのは極めて貴重な機会で、小屋で温泉に浸かれることに大感激したのを覚えています。
さらには当時の山行ノートには、東京から来ていた社会人のIさんパーティと仲良くなって、夜にはお酒やおつまみまでご馳走になったと書いてあります。
二日目は安達太良山に登り鉄山、箕輪山、鬼面山を縦走して野地温泉に下山し、Iさんパーティーとタクシーで福島駅に出たようです。
見頃を迎えた紅葉を愛でながらの秋合宿(森吉山)後の気楽な山行でした。
また、小屋泊まりの楽しみを初めて知った山行でもありました。

そんな思い出の安達太良山でしたので、是非ロープウエイて薬師岳展望台に上がってみたかったので本当に残念…。

それでも素敵な山バッジを入手できたのでちょっとうれしくもあり、これもまた良き思い出となりました。

今年の上高地バッジ

5月22日から一泊で訪れた上高地で今年の上高地バッジを購入しました。
上高地観光旅館組合が共同して作成しているバッジのようで、私は2021年から購入しています。

2021年は、コロナ禍を反映してアマビエと梓川と河童橋と穂高がデザインされていました。
2022年は、梓川と河童橋と焼岳が…。
そして今年は、写真のとおり鉄板の梓川と河童橋と穂高のデザインとなっています。

重い上高地病(☺)を患っている我々夫婦としては、気力体力の続く限り上高地を訪問して上高地バッジを求め続けたいと思っています。

フォレストパークあだたら(R5.6.3~6.5)

一昨日から2泊3日で福島県大玉村所在の「フォレストパークあだたら」に行ってきました。
福島県民の森になっていて極めて高規格のキャンプ場です。
昨年11月にも訪問しています(その時の記録はこちら。)が、その時の印象が良かったので、今回の再訪となりました。

前日から台風2号の接近で、出発当日の朝になっても本降りの雨が続き、車への積み込みにも難儀しました。
それでも何とか準備を終えて雨の降る中10時過ぎに自宅を出発です。
ところが台風の影響で自宅最寄りの圏央道のインターが流入規制となっていて、一般道で北関東道の笠間西まで行ってようやく高速入りとなります。
この頃にはほとんど雨も上がっていました。
期せずして東北道周りとなり、途中大谷PAで昼食を取ります。
結局買い出しをしたりして(一眼レフのSDカードを忘れたことに気づいて地元スーパーで調達しました。これが手痛い写真エラーを招くとは…。)、キャンプ場に入場したのは3時半前でした。

ただ、今の時期は陽が長く余裕をもって設営完了です。
サイトはC-11です。下の場内図の赤丸表示です。ちなみに昨秋はC-17でした。

奥行十分の余裕のあるサイトでした。
サニタリーハウスにも近く使い勝手はベストかと…。

また、特筆すべきはサイトの水はけのよさです。
ここ大玉村でも朝まで雨が降ったようですが、サイトはさらりとしていて水たまり一つありませんでした。

今回の幕はColemanのアテナです。
最終日まで晴天予報なのでタープを張るのはやめました。

彼は我々の守護神です。

アテナは二人で使用するには少々、いや、かなり広いのですが、連泊の場合は非常に快適な住まいになります。

Cサイトは満サイトの様子でした。

こちらは場内に咲くヤマボウシ。

丁度満開のタイミングだったようです。

ビジターセンターは立派な施設。こちらの地下に温泉がありキャンパーは無料で利用できます。

快適なサイトで乾杯です。

今回はこちらのColemanシーズンズランタンを利用しましたが不具合があることが判明。もともと購入時に不具合があってメーカーに送って修理してもらったのです(その時の記事はこちら。)。
今回の症状はポンピングして明るくなったと思いきや、ほどなくして暗くなってしまうというものです。
ポンプに問題がありそうなのでリュプリカントを差して(持参していないので帰宅してから…になりますが。)再点火してみてまたダメだったら、再びメーカー送付かと…。

今宵は焼き物です。

地元スーパーで仕入れた焼き豚です。

なかなか良い雰囲気です。

前回の上高地のお土産を持ってきました。
この後も焚火を楽しんで休みました。
写真はたくさん撮ったのですが、現地で購入したSDカードとカメラの相性が悪かったのか半分以上が再生不可状態となってしまいました。残念…。
したがって写真が極めて少なく、いつもでしたら日ごとに記録をアップするのですが、今回は3日分をまとめてアップしますのでご容赦を…。
色々あった初日は20時半には消灯しました。

2日目のの朝です。
昨夜はゴーッという安達太良颪の風の音に何度か目を覚ましました。
昨秋もやはり冷たい風の洗礼を受けたのを思い出します。
聞けば大玉村は風の名所だとか…。
朝のお約束…場内散策です。
こちらはサニタリー棟の洗い場です。こちらで食事もできるようになっています。奥に見えているのがトイレとシャワー室の入口。右奥のコンクリート壁の向こうはごみ集積所となっています。

今日は暑くなりそうです。

こちらはBサイト入口。

散策を終えてサイトに戻った午前6時の時点でこの気温です。
結構寒い。

今朝はご飯を炊きます。

我々のサイトはこちら。

大きなアテナを張っても有り余るほど余裕があります。

朝食後安達太良山ロープウエイに乗るべくロープウエイ山麓駅を目指しますが、着いてみてびっくり強風のため一時運行休止になっていました。
何とロープウエイ駅では登山靴のレンタルまでやっています。

がっかりした我々はこちらのケーキ屋さんでプリンを購入して二本松市内まで下りてヨークベニマルで買い出しをしました。

お昼ご飯をいただいた温泉施設です。フォレストパークあだたらから車で数分のところにあります。

キャンプ場に帰還して場内の温泉で汗を流してさっぱり…。こちらの温泉はぬるぬるしたお湯で湯上りには驚くほど肌がすべすべになります。

キャンパーは滞在中何度入っても無料というのが嬉しい。

入浴後、夜の焚火に備えて焚き付けを集めました。

夕食はスキレットで作った蒸し野菜、さつま揚げ、昨夜の焼き豚の残り、牛バラ肉の鉄板焼き等をいただきましたが、すべて写真はエラー( ;∀;)。もちろん満腹です。
食後は焚火を楽しみます。

夜は冷えるのでアテナのリビングではカセットガスストーブを点けています。こんな小さなストーブですがこの時期の暖房としては十分です。
なおインナーテント内では電気ストーブを一晩中点けっぱなしで丁度良かった。それほど標高600mは下界とは違います。
近くのサイトの皆さんも日没後はダウンを着ていらっしゃる方も多かった。
我々はフリースを着用しました。

第2日目は21時過ぎには就寝しました。

最終日の朝も御覧の晴天です。

モーニングコーヒーを頂いて朝食を済ませた後はひたすら撤収作業…。

テントは全く結露なし。グランドシートの裏も水滴一つなしで撤収は極めて順調…。
センターハウスでチェックアウト手続きしたのは9時50分でした。

その後「アットホームおおたま」で撤収作業の汗を流しました。
入浴料は500円と極めてリーズナブル。フォレストパークあだたらと同様にぬるっとしたお湯で、いかにも美肌効果が期待できそうなお湯に細君も満足…。

入浴後は磐越道経由で14時には無事に帰宅しました。

今回のキャンプは出鼻をくじかれた感もありましたが、予定どおり2泊のキャンプライフが遅れて何よりでした。
ただ、ランタン不調と写真のエラーは著しくモチベーションを下げました。

次回は7月に長野県下の天空のキャンプ場を訪問する予定です。

※ Colemanアテナは今回で15泊目の使用となりました。ちょっと図体がでかいですが良い幕です。