美鈴湖もりの国オートキャンプ場③(R5.5.5)

最終日の朝です。
天気予報では朝から曇りになっていましたが、なかなかの好天じゃないですか。うれしい誤算。
気温は、昨日の朝より体感的に高めの感じがします。

少々薄雲が広がっているところもありますが、まずはこの晴天を素直に喜びたいと思います。

これで本日の乾燥撤収も約束されました。

サイトの真ん中付近からも常念山脈が良く見えます。

ポリエステル幕のサーカスSTもほとんど結露していません。

これでこの眺望も見納めですね。

常念岳から右へ大天井岳、燕岳へと続く稜線。

まだ登ったことがないんですよね…。

蝶ヶ岳へと続く稜線。奥に見えるのは穂高の稜線でしょうか…。

美しいです。

乗鞍岳。結婚した年の夏に細君と一緒に登りました。

多分中央アルプス。昨年、桂小場から将棋頭山、木曽駒ケ岳、中岳、宝剣岳と歩きました。

松本城。

我がサイトのリビング。テーブルクロスは細君の新作です。

奥に一段低くなっているサイトが「広場サイト」です。眺望は望めませんが、大型テントも余裕で張れそうです。

昨日仕入れた調理パンで簡便な朝食にします。
朝食後は徐々に撤収作業を…。

乗鞍岳も見納めです。

次回は秋口を狙って再訪したいですね。

撤収完了です。
テントもタープも陣幕もすっかり乾燥撤収できました。もっとも結露は極めて少なかった…。

チェックアウト時間は10時15分でした。

3日間とも大変快適に過ごせました。
ただ、主に洗い場の使用マナーの悪いキャンパーが散見され、焚火台を洗わないように掲示がしてあるにもかかわらず、知らん顔の半兵衛を決め込んで洗っている輩も見受けられました。
またシンクの排水溝が生ごみで詰まっていることもあり、生ごみをサイトで処理してから洗い場に持ち込むということを個々のキャンパーが心掛ければもっと綺麗に施設を利用できるのに…とやや残念な気持ちにもなりました。
「人の振り見て我が振り直せ」と自戒します。

さてキャンプ場を後にした我々は、「鹿教湯(かけゆ)温泉」で撤収作業の汗を流すとともに昼食も済ませていくことにしました。
国道254号線で松本へ何度か通う際に鹿教湯温泉の案内標識を見て、ずっと気にはなっていたんです。

観光案内所で日帰り入浴したい旨伝えると、こちらの施設を教えてくれました。
何と大人一人300円と極めてリーズナブル。
館内は最小限の設備ですが清潔に管理されています。
お湯も熱めでいい感じでした。

入浴後はこちらで

アップルパイを買い求めました。

そしてこちらのお蕎麦屋さんで昼食を取ります。

細君共々ミニ天丼セットをオーダーします。
昨日の蕎麦とはまた違う味わいで美味しくいただきました。

最後にこちらのお菓子屋さんで「翁まんじゅう」を買い求めます。
車中で食べましが、ちょっと餡子が甘かった。細君曰く「やっぱりお饅頭はみなかみの『仙ノ倉万太郎まんじゅう』か、青梅の『へそまんじゅう』が一番ね…」とのことでした☺。

その後は上信越道に東部湯の丸I.C.で乗り順調に帰宅できるかと思いきや、藤岡ジャンクション手前からの渋滞のため、ナビに従って吉井I.C.で高速を降り東北道の羽生I.C.まで一般道を走ります。
羽生で高速入りした以降はほぼ渋滞もなく無事に帰宅することができました。

今回は、昨年初めて訪れたキャンプ場のリピートキャンプでしたが、キャンプそのものは大変快適でした。
ただ、当たり前ではありますが、可能な限り丸々連休の日程はできれば避けた方が良いなというのが実感です。
どこのキャンプ場も同じだと思いますが、どうしてもサニタリー施設等がオーバーユースとなってしまいますからね…。
もちろん行き帰りの渋滞もですが…。

次回のキャンプは東北へ。こちらも昨年のリピートキャンプです。

美鈴湖もりの国オートキャンプ場②(R5.5.4)

さて二日目の朝も晴天です。
昨夜はよく眠れました。トイレには夜中に一度起きましたが…。

朝の松本平の景観です。言葉はいらないですね(^^♪。一番奥に見えているのが乗鞍岳です。

ズームするとこんな感じです。
空気の澄んだ早朝の山は美しさも格別です。

朝日を浴びる常念岳です。

常念山脈が屏風のようです。

松本城です。今日は大勢の観光客でごった返すのではないでしょうか。

こうした景観を居ながらにして見ることができるのが、美鈴湖もりの国オートキャンプ場の素晴らしさで私が一度で惚れ込んでしまった理由なのです。

いけませんね。テーブルの上に日本酒が出しっぱなしになっています。

山にあまり関心のないキャンパーは、「すごい。山が綺麗だね!」と言っておしまいなんでしょうけど…。

私は見ていて飽きることがありません。

手前の高い樹の真下に我が家のサイトがあります。

少々場内の散策を。こちらはトイレ、洗い場が併設された薪小屋です。
今回も広葉樹の薪を布バケツ一杯900円を購入しましたが、二日間十分に焚火が楽しめました。

センターハウスには夜間もスタッフが常駐していて何かと安心です。
ただ、営業は8時からです。

キャンプ場入口です。

夜間は御覧のゲートが締まります。防犯対策ですね。

サイトの一段下を通る作業道?を歩いてみます。

気持ちがいい。この時点で気温は10℃ありません。

こちらは中央アルプスでしょうか…。

ちょっとアップしてみます。一番高いのが木曽駒ケ岳か…。

再度常念岳をズーム。右隣は大天井岳です。

松本の街も動き始める頃ですね。

作業道の下の斜面では植林が行われています。
このキャンプ場は松本市から委託を受けた柳沢林業と言う林業事業者が運営しています。

燕岳へと続く稜線です。

さて朝ご飯の準備です。
お米を炊いています。

スキレットではソーセージと目玉焼きを…。

我が家のキャンプ定番の朝ご飯です。
やはり朝は米食が美味しい。

7時を過ぎてようやく10℃を上回りました。明け方は0℃近くまで下がった模様です。
標高1,000mありますからね。

サーカスSTはインナーテントを初めて使いましたが、大変快適でした。
ちなみにインナーテントの中で一晩中電気ストーブを付けていましたが、それで丁度良かった。

それにしても気持ちの良いサイトです。

食後は市内観光と昼食と買い出し、そして入浴に出発します。
G.W.のど真ん中だけあって松本城界隈の駐車場はどこも満車です。
我々は駅にほど近いコインパーキングにフリードを駐車して街中を散策することに…。
途中「深志神社」に参拝します。

南松本地域の総氏神様なんですね。私の好きな夏川草介氏の「神様のカルテ」にも登場する神社です。

艶やかな社殿。ちょうど神事が催行されていました。

続いてまた来てしまいました。旧制松本高等学校記念館。「ドクトルまんぼう青春期」ファンの聖地ですね。

ヒマラヤ杉の並木道も趣があります。

ここに来ると何故か胸の高鳴りを覚えます。

続いて国宝松本城。人、人、人で天守閣に登るのに100分待ちとアナウンスされていました。
松本城と常念岳は岳都松本のシンボルですね。

何度来ても素晴らしいお城です。

その後は市内を散策しながらお蕎麦屋さんを数軒回りましたがいずこも長蛇の列。
そこでまずはTSURUYAなぎさ店で買い出しをすることにします。
明日朝の調理パンとお焼き、それからTSURUYAオリジナルの商品をいくつか買い求めました。
TSURUYAの調理パンは信州キャンプ最終日朝の定番になっています。

その後ネットで検索してこちらの蕎麦屋さんへと向かいました。
入口に数名並んでいるだけなので安心したのですが、結局並んでから席に座って食事が運ばれてくるまで1時間は優にかかりました。

大正池定食なるものをいただきました。
味は確かで満足できるものでした。
ただ、少々人手不足の感が否めません。連休で混雑が予想されるんですから、もっと上手く商売すれば回転も上がって売り上げも伸びるのに…。おっと、余計なお世話でした。

そして最後に浅間温泉で400年の歴史があるというこちらの「琵琶の湯」に行きました。
一般800円のところキャンプ場で事前にチケットを購入すれば700円で入浴できます。
キャンパーから観光客まで人気の温泉で、何とタクシーで乗り付けている人もいました。

さっぱりした後キャンプ場に帰還して寝具類を日暮れまで干しました。

今日の夕食はバーベキューです。
まずは昨日買った焼き鳥を…。

今日は細君と乾杯です。

焼き鳥を美味しくいただきます。

今日の主役はイカの一夜干しです(^^)/。

これだけでお腹一杯になりそうです。

食事をしている間に気が付くと常念岳の向こう側に既に陽が沈んでいました。

美しいですね。

我がサイトにも夜の帳が下りました。

肉をサンチュで巻いていただきます。

街中からは花火が上がります。何のお祭りなんでしょう?。
手持ち撮影のためかなりブレていますが雰囲気だけお伝えしたく敢えてアップします。

最後は松本平の夜景です。

我々は日本酒で再度乾杯して夜の余韻を楽しみます。

サイレントタイムの21時過ぎには洗面をして消灯しました。
今日はG.W.らしい混雑で思うように動きが取れませんでした。ただ、それでも振り返れば満足のいく二泊三日のキャンプ中日を過ごせたと思います。

 

美鈴湖もりの国オートキャンプ場①(R5.5.3)

G.W.のど真ん中に長野県松本市所在の「美鈴湖もりの国オートキャンプ場」に二泊三日の日程で出かけてきました。
昨年夏に三連泊で利用して(その時の記録はこちら。)すっかりファンになってしまったキャンプ場なんです。

当初は天気予報があまり良くなく心配されましたが、出かけてみれば三日間とも快晴と言って良い天候で充実したキャンプライフを送ることができました。

茨城県の自宅を午前6時半に出発します。G.W.渋滞に捕まりはしたものの上信越道・東部湯の丸I.C.で高速を下りたのは11時半でしたので、平常時より1時間ほど余計にかかりましたが、ダメージはは少なくて済んだ方だと思います。
スーパー「ベイシア東御店」で買い出しをしてキャンプ場へ向かいます。チェックインしたのは13時15分位だったでしょうか。

我々のサイトは「I-4」で広さも十分、松本平と常念岳の眺望を居ながらにして楽しめる非常に好条件のサイトでした。
また、水道設備もあるので給水も楽チンでいいことずくめです。
こちらが設営を完了した図です。
この後やや南風が強まったので陣幕を張りました。

設営後にベイシアで買い出し時に調達してきたおこわとお稲荷で遅い昼食を済ませます。

その後、15時半から私はキャンプ場スタッフによる説明会に参加しました。
この説明会が、こちらのキャンプ場の特徴で、チェックイン時に渡されるガイドブックに基づいてスタッフから利用上の注意点等が説明されるものです。
出席対象は、そのシーズンの利用が初めてのソロ及びグループの代表者になります。したがって我が家のようなリピーターも対象です。
キャンパー同士が利用ルールを確認するための良いシステムだと思います。

さて、説明会終了後、炭を熾して夕食準備に取り掛かります。
今日のメインはスペアリブのコーラ煮です。
まずはダッチオーブンを温めます。

だいぶ陽が傾いてきました。常念岳が素晴らしい。

松本城もこのとおり。

こちらは乗鞍岳です。昨夏は乗鞍が見えることに気が付かなかったかも…です。

まずはスペアリブに焦げ目が付くくらい焼きます。

イイ感じですね。この後コカ・コーラ500mlを注ぎ、和風だしの素、みりん、しょうゆを加えて1時間半ほど煮込みます。

中火で煮込みました。

刻々と常念岳の風景が変化していきます。

乗鞍岳も…。

夏とは違い残雪の常念岳も素晴らしいですね。
この景観に接しただけで再訪の意味は十分にありました。

こちらはトンビ君でしょうか…。絵になります。

スペアリブを煮込む間に野菜やソーセージをいただきました。

炭熾しの前に陣幕を張っています。

細君はちょっと頭が痛いと言って初日はお酒を飲みませんでした。
私は2本目をいただきます(^^♪。

スペアリブコーラ煮の完成です。
大変美味しく仕上がりました。和辛子を付けていただくと絶品です。

その後私はいただきモノのこちらのお酒を少々味わいました。

気温は14℃ほどに下がり焚火が心地良い。

こちらが我がサイトのリビングです。陣幕の向こうには松本平の夜景が広がっています。
冷えて来たので細君はダウンを着ています。

夜景が美しい。このキャンプ場のセールスポイントの一つです。
昨年初めて見た時には本当に感動しました。

かくして第一日目の夜は更けていきました。
明日も好天ですが、暑くなるそうです。