玉原高原スノーシュー(R5.3.3)
昨日は群馬県沼田市所在の玉原高原にスノーシューハイクに出かけてきました。
今までに何度もお世話になっている、みなかみ山岳ガイド協会の松田ガイド(ハッピースノーシュー代表)主催のツアーに参加しました。
集合時間は事前に松田さんから「10時10分頃で」と連絡を受けていたので自宅を6時ちょっと前に出発。
流石は平日。途中極めて順調に9時半には玉原スキー場の第一駐車場に到着しました。
駐車場で身支度をして松田さんの到着を待ちます。
10時過ぎには松田さんも到着です。トイレの帰りに声を掛けられて気付きました。
私たち以外に3組5名のお客さんが参加されるそうです。平日なのに大賑わいですねえ…。
第一駐車場からは浅間山と八ヶ岳連峰が見えました。
ゲレンデのはずれでスノーシューを履いて松田ガイドと参加者各人の自己紹介です。
準備完了! 松田ガイドを先頭に出発です。
最初からブナの巨木が現れます。
どうしてこんな瘤ができるんでしょうか…。
こちらは山ぶどうの木です。
雰囲気は日光戦場ヶ原周辺の森に似ています。
今日の我々の服装はウール混のロングスリーブシャツの上にソフトシェルジャケットですが、暑くもなく寒くもなく丁度良かった。
松田さんから「好きなところを歩いてみてください」と指示が出て参加者が思い思いのコース取りで歩きます。
こちらは私が付けたトレース。
こちらはテン君が付けたと思われるトレース。
樹々への着雪の状況を見ると昨夜は多少吹雪いた模様です。
ところどころで松田ガイドのネイチャー教室が開催されます(^^♪。
こちらは朴の木です。黒いのは実なんだそうです。
思わず目を奪われるナラの古木。
途中こんなお遊びも…。樹木は中心部が枯れても樹皮近くに水分を吸い上げる管があるため生き延びられるんだそうです。
すごい生命力。
雪の状態は昨日までの高い気温でいったん緩んだ雪が昨夜の低温で締まり、さらにその上に新雪が乗ったため大変歩きやすくなっています。
間もなく玉原湿原に出ます。
玉原湿原の端っこに到着です。松田さんに撮ってもらいました。
こちらでランチタイムです。
今日はテルモスのお湯でカップ麺を作ります。
沸騰させたお湯と違ってちよっと麺に堅いところが…(‘;’)。
皆さんウキウキで湿原を歩きます。
見えているのは尼ケ禿山です。群馬百名山になっています。
松田さんは今月あの山に登るスノーシューツアーを開催するそうです。
参加者の皆さんが新雪に思い思いのトレースを付けていきます。
細君も満足。
見えている稜線はブナ平と言うそうで、登山道があります。
熊棚がたくさんあります。
玉原には多くのツキノワグマが生息していると言われています。
こちらは朴の木の冬芽。
こちらはヤドリギの実。鳥や小動物にとってのご馳走なんだそうです。
ちょっと密度の濃い森ですね。
玉原湿原の標柱です。
松田さんの話では、例年はこの標柱は頭が少々出ているくらいなんだそうです。今年は雪が少ない。
十二山宮です。一年前の大雪で鳥居が壊れてしまったそうです。
こちらはぶなの湧き水のところにあったカエル?の石像。
近くにはこんなツララが…。
少雪と言っても結構な量です。
立派な建物がありました。
少々林道歩きが続きます。
林道を離れます。
松田さんの最後の解説。
第一駐車場直前にツェルトが張ってありました。
松田さんの知人の男女がガイド試験を受けるための自主訓練をやっていたようです。
駐車場に帰還しました。上州武尊の前衛峰・剣ヶ峰が素晴らしい。
アップしてみました。
4時間強のスノーシューツアーでしたが、松田さんの巧みな話術で楽しい時間となりました。
玉原高原はブナの森が美しい極上のスノーシューフィールドでした。
ただ、降雪等の悪天時には、平坦な地形であるが故に正確なルートファインディングが求められます。
そういった意味からまずはガイドツアーに参加するのが正解だと思いました。
今シーズンはもう一度くらいスノーシューに出かけられると良いのですが…。
※ 今日のヤマレコの記録
2件のコメント
会長
スノーシューハイクは、色々な景色が見られてとても楽しそうですね〜
tatsunoko
是非一度経験されることをオススメします。
手軽なフィールドは奥日光です。
来シーズンあたりに御一緒しますか?