北八ヶ岳・縞枯山山麓スノーシュー(R5.2.11)

先週末の土日を利用して北八ヶ岳ロープウエイ山麓駅近くに宿を取り、一泊二日で今シーズン初めてのスノーシューを楽しんできました。
両日とも天気予報は晴れでしたので、出発前にモチベーションはかなり高くなっていました。

初日は7時15分に自宅を出発、圏央道から上信越道経由で佐久を目指します。
ところが、途中ナビどおりに進むと激しい渋滞(スキー客か…)のため、2回高速から一般道へ降りることになり、結構な時間を費やしました。
おかげで現地の宿に着いたのは13時半と当初予定より大幅に遅れてしまいました。

宿のオーナーに挨拶をすると事前に初日の計画を伝えていたので、懇切丁寧にコースガイダンスをしてくれます。
ピラタスリゾートスキー場のクワッドリフトに乗車して終点で下車、その後オーナー自ら赤旗を立ててコース管理をしている縞枯山山麓の「ダケカンバコース」を歩いてロープウエイ山麓駅に下山して宿に戻るという計画です。
簡易マップを掲載しておきます。黄色の線でマークしてあるのが今日のコースです。

身支度をして2時前にはクワッドリフトに乗車します。ちなみに宿からリフト乗り場までは徒歩数分の距離です。
リフト終点で下りるとスタッフがスノーシューコースの入口を丁寧に教えてくれました。
下の写真がその入口に立つ案内標識です。
北横岳がすっきりと姿を見せてくれています。

写っている赤旗は宿のオーナーがスノーシューシーズンの最初に設置してくれているものです。

「昨日相当の新雪が積もっているのでトレースがないかもしれない。」と言っていたオーナーの言葉どおりノートレースです。

「トップで歩くのは疲れるよ!」と細君にアドバイスしたのですが、新雪のモフモフ感が心地良いのか果敢に進んでいきます。

このコースは眺望も最高です。こちらは御岳山の雄姿です。

ダケカンバと青空のコントラストが素晴らしい。

東西の天狗岳をアップしてみました。

こちらは南八ヶ岳の盟主赤岳と阿弥陀岳です。

左から南アルプスの北岳、甲斐駒ヶ岳そして仙丈ケ岳です。

こちらは中央アルプスです。

ノートレースなので赤旗の目印の誘導どおりに歩きます。

我々が残したトレースを振り返ります。

「ダケカンバコース」という名称どおりにダケカンバが美しい。

諏訪盆地を見下ろして下っていきます。
爽快です。
風も穏やかで気温も高く春山のようです。

振り返ると蓼科山が立派な山容を見せています。

こちらは北横岳です。

雲海の向こうには乗鞍岳が…。

お手軽コースなのに抜群の眺望です。

細君も十分に楽しめたようです。

その後はロープウエイ山麓駅に下山し、スノーシューを脱いで宿へと戻りました。
所要時間は1時間25分でした。
極めてお手軽なコースでしたが、美しいダケカンバと新雪と抜群の眺望を堪能できて、渋滞による長時間運転の疲れをすっかり忘れさせてもらえた気がします。

申し遅れましたが、今日の宿は「ペンション山の朝」です。
オーナーは山本氏で奥様とお二人で運営されている極めてアットホームなペンションです。

昨シーズンもこちらにお邪魔してスノーシューを楽しむ計画を立てたのですが、コロナにより実現できませんでした。
今回はそのリベンジというわけです。
明日はオーナーに雨池スノーシューのガイドをお願いしています。
今日と同様に好天を期待したいところです。

※ヤマレコの記録

投稿者:

tatsunoko

若い頃から山が好きで、いろいろなところに出掛けてきましたが、社会人になってからはかなりのブランクがありました。 それでも40代過ぎから自転車を始め、組み立てまで自分でこなすほどののめりこみようでしたが、現在は再び山へと回帰しています。 ただ、キャンプも好きで細君と年に数回関東甲信越のキャンプ場を訪れています。 もう還暦も過ぎたので「今のうちに行きたいところへ行っておこう」と自分に言い聞かせているのですが、ここ数年はコロナ禍で山もキャンプも自粛ムードでした。 新しいブログを出発点に野外活動を一層充実させていきたいと思っています。

「北八ヶ岳・縞枯山山麓スノーシュー(R5.2.11)」への2件のフィードバック

    1. 行先地のチョイスと天候の見極めと十分な装備があれば、未経験者でも楽しめます。ただ、経験者の同行が望ましいです。

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