日光・庵滝を訪ねる(R5.2.5)

一昨日の日曜日は関東地方は穏やかな晴天に恵まれるという予報でした。
そこで以前から気になっていた日光外山沢奥にかかる庵滝(いおりたき)の氷瀑見物に細君と出かけてきました。

今シーズンは2月12日まで赤沼茶屋裏の駐車場(例年冬季閉鎖)が実証実験で解放されているので、満車になる前(収容は150台とのこと)に到着せねばと自宅を5時15分には出発しました。
途中のいろは坂にもまったく雪はありません。
極めて順調に8時には赤沼茶屋に到着しましたが、7割程度の埋まり具合だったでしょうか…。

下の写真は赤沼の自然情報センターです。右奥にあるのがトイレですが、こちらは冬季閉鎖になっています。
オールシーズンオープンの赤沼茶屋前のトイレに寄って8時50分には同所を出発しました。

湯川の流れです。
今年は去年に比べると雪が少ない感じです。

奥日光のこの森が私は大好きです。

間もなく小田代ヶ原です。

小田代ヶ原到着です。

豆大福で腹ごしらえします。地元のスーパーで調達しましたが、柔らかくて美味しかった。

貴婦人と太郎山です。
それにしても雲一つない大快晴になりました。おまけに風もほとんどありません。

貴婦人をアップしてみました。

外山沢の入口まで林道を歩きます。綺麗に除雪されていました。
ただ、日陰はアイスバーンになっています。
小田代ヶ原展望所のベンチでチェーンスパイクを着けましたが正解でした。
結局持参のワカンの出番はなく(細君用にはスノーシューを準備したのですが、雪が少ないようでしたので車で留守番してもらいました。)、その後赤沼茶屋に帰還するまでずっとチェーンスパイクで通しました。

弓張峠を通過します。

外山沢出合から林道と別れて庵滝へと向かいます。

途中の開けた場所から撮った写真ですが、関門のように聳える岩山のちょうど谷間のところに庵滝があります。
奥に見えているのは前白根山辺りの稜線でしょうか…。見事に真っ白です。

途中暑いくらいでしたので、細君も私もジャケットを脱ぎました。

庵滝に到着です。言葉ではなかなか表現できない素晴らしさです。
写っている女性ハイカーと比べるとその大きさがお分かりいただけるかと…。

細君をパチリ。

「どういうふうに凍っていくのかな?」と細君が素朴な疑問を持っていました。
こちら↓は細君に撮ってもらいました。

上部に穴が開いており、水流が見えています。

来た甲斐がありました。

滝の裏側に入ってみました。

氷が青い。

1月号のヤマケイにガイド記事が掲載されたためなのか、近年の傾向なのか、多くのハイカーで賑わっています。

こちらでランチをとることにしました。

滝も見えてなかなかいい場所です。

細君はこちらを…。

私はこちらを…。何とフォークを忘れてしまいスプーンでいただきました。

食後は林道出合まで一気に下りました。

ちょっとわかりにくいですが、こちらが林道から庵滝へのトレースが分岐している地点です。

弓張峠です。

帰りもチェーンスパイクで快適に歩くことができました。

青空と樹々のコントラストが素晴らしい。

小田代ヶ原から見る太郎山の雄姿です。

前白根山辺りでしょうか?

ズームしてみます。

肉眼ではこんな感じです。

林道から遊歩道への分岐点です。

気分のいい森の散歩道です。

戦場ヶ原展望台からの太郎山です。

少々のアップダウンをクリアーして…。

美しい。

男体山が正面に見えています。

しゃくなげ橋を渡ります。

赤沼茶屋までもう一息…。

無事に駐車場に帰還しました。お疲れ様でした!。

庵滝は想像以上に迫力があり、好天の下訪ねることができラッキーでした。
トレースが踏み固められていて、チェーンスパイクで軽快に歩くことができたのも良かったなと…。
細君はこの冬初めての雪山ハイクでしたが、元気に歩いてくれて何よりでした。

今度の週末には北八ヶ岳に遠征する予定ですが、天気がやや心配されるところです。

※今日のヤマレコの記録です。

投稿者:

tatsunoko

若い頃から山が好きで、いろいろなところに出掛けてきましたが、社会人になってからはかなりのブランクがありました。 それでも40代過ぎから自転車を始め、組み立てまで自分でこなすほどののめりこみようでしたが、現在は再び山へと回帰しています。 ただ、キャンプも好きで細君と年に数回関東甲信越のキャンプ場を訪れています。 もう還暦も過ぎたので「今のうちに行きたいところへ行っておこう」と自分に言い聞かせているのですが、ここ数年はコロナ禍で山もキャンプも自粛ムードでした。 新しいブログを出発点に野外活動を一層充実させていきたいと思っています。

「日光・庵滝を訪ねる(R5.2.5)」への2件のフィードバック

    1. 日光には「雲竜渓谷」という氷瀑の殿堂があるのですが、「庵滝」の方が比較的容易にアプローチできるので、人気沸騰中という感じでしょうか

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です