忘年山行・丹沢主脈縦走(R4.12.28~12.29)②
二日目は午前5時に起床しました。
外はまだ真っ暗です。
まずは自炊部屋でテルモス用のお湯を沸かします。
自炊部屋にもストーブが置かれていて比較的暖かに作業できました。
外を覗くとどうやら今日も快晴です。
5時半に朝食をいただきます。簡素なメニューですが温かな食事がいただけるので十分ですね。
こちらは小屋の広間から自炊部屋とデッキを見たものです。
写真の左が自炊部屋、右がデッキです。ちょっとピンボケですがご容赦を…。
こちらは室内からガラス越しに夜景を撮ったものです(^^♪。
朝食前に外に出てみましたが霧氷も見られず、比較的温かな朝でした。
さて食後はパッキングを済ませて日の出時間(6時50分)まで写真撮影を楽しみます。
まずはこちらの1枚。
ズームするとこんな感じです。
左から聖岳、赤石岳、荒川岳といった南アルプス南部の名峰群でしょうか…。
左から農鳥岳、間ノ岳、北岳の白峰三山です。
相模湾には江の島が見えています。
同宿の皆さんも撮影に余念がありません。
こちらが蛭ヶ岳山荘の全景です。
すっかり明るくなりました。
写真奥に連なる真っ白な連山が南アルプスです。
小屋内に掲出されている山頂からの山座同定写真では、南アルプスは光岳から甲斐駒ヶ岳まで確認されています。
それでもこちらの主役には敵いません。
富士山の裾野に見えているのは山中湖ですね…。
こちらはちょっとわかりません。調査してみます。
山頂も賑わってきました。
そうこうするうちに間もなくご来光です。
出ました。江の島との取り合わせが絵になります。
素晴らしいとしか言いようがありません。
はるばる遠征した甲斐がありました。
赤富士ですね。
こちらも文句なしです。
日の出ショーを満喫して、一旦小屋に戻ってザックを背負って出発です。
時刻は7時14分でした。
まずはこんな登山道を下っていきます。南斜面ですので残雪、凍結はまったくありません。
快晴の真冬らしい天気です。
ずっと富士山が見守ってくれます。
鬼ヶ岩です。
振り返るとドーム状の蛭ヶ岳が何となく可愛らしい。
蛭ヶ岳山荘も良く見えます。
富士山…。
蛭ヶ岳山荘をアップ。
やはり富士山は遠景でもズームしても絵になる日本一の山です。
南アルプスの3000メートル級の峰々。
棚沢ノ頭は好ましいピークです。
それぞれのピークは丸っこいのですが、それを繋ぐ稜線は痩せています。
蛭ヶ岳が少し遠ざかりました。後発の同宿者が写っています。
不動ノ峰を通過します。
不動ノ峰の休憩所で朝飲み忘れていたこちらを服用…。早めの服用が奏功したのか、今回はまったく足が攣りませんでした。
休憩舎はこんな感じです。雨風は凌げそうです。
蛭ヶ岳の右に見える山々はどのあたりでしょうか…。
手前が大菩薩連嶺で奥が奥秩父の山々でしょうか…。一番左の白いピークが金峰山かなぁ…。
左が雲取山で右が芋の木ドッケ。
素敵な写真が撮れました。
丹沢山も近い。
丹沢山到着です。蛭ヶ岳山荘から1時間半かかりました。コースタイムどおりです。
こちらは山頂に立つみやま山荘…人気の山小屋です。食事に力を入れているそうです。
丹沢山頂標識です。絵になります。
丹沢山は2回目の登頂になります。
富士山をズームしてみました。
休憩せずに塔ノ岳に向かいます。
行く手に塔ノ岳が見えています。山頂の尊仏山荘ですぐにそれとわかります。
富士山遠景。
主脈稜線でよく見かけるこちらの木は…
「しなのき」と言うそうです。
ちょっと枝が邪魔でしたでしょうか。
こちらはすっきり…。
だんだんと近づいてきました。
それにしても何と言うお天気なんでしょう。
日高を通過します。
塔ノ岳に到着です。こちらから見る富士山も秀逸です。
尊仏山荘には昨年の忘年山行でお世話になりました。
爽快な山頂です。
良い天気なので皆さん撮影に余念がありませんね…。
「これでどうだ」という感じでしょうか(^^♪。
塔ノ岳山頂ではパンと白湯で小休止としました。
今まではテルモスには紅茶を入れることが多かったのですが、今回は白湯にしてみました。山に登り始めて45年以上経ちましたが、白湯も体に沁みわたって十分美味しいと遅ればせながら気付きました(‘_’)。
さて、昨年はここからの下りでも難儀しましたが、今日はどうでしょうか?
写真だとわかりづらいですが、正面に相模湾が見えています。
鍋割山との分岐「金冷し」を通過です。
花立山荘通過です。昨年の今日はクローズでしたが、今年は営業中でした。
海が光っています。
堀山の家通過。今日はお休みです。
これで富士山ともお別れです。
見晴茶屋のベンチをお借りして行動食を取りました。
さあもう一息です。
昨年も見た紅葉の名残り。
下界のテリトリーに入ってきました。
ここが山と町との境界線でしょうか…。無事に下山です。あとは車道を大倉バス停までたどるだけです。
やはり去年に比べると調子が良かった(^^)/。
これにて2022年の忘年山行は無事終了です。
今回は二日間ともこれ以上ない好天に恵まれました。
また、コンディションもまずまずで大変充実した余裕のある山行ができたのではないかと思います。
泊まった山小屋「蛭ヶ岳山荘」もなかなか雰囲気が良く、昨年の尊仏山荘同様に機会があれば再度訪れたいと思います。
新年も地道にトレーニングを積んで、年の瀬には今年と同様に山小屋利用の忘年山行に出かけたいものです。
※今回のヤマレコ記録
2件のコメント
会長
冬の富士山は荘厳ですね。実に素晴らしい写真を拝見しました。忘年山行ご苦労様でした!
tatsunoko
今回の主役は何と言っても富士山でした。二日間に渡って様々な表情の富士山を見ることができて最高でした。