キャンプ道具

ツインピルツフォークTCの乾燥作業

フォレストパークあだたらで活躍してくれたツインピルツフォークTCの乾燥作業に近くの河川敷運動公園まで行ってきました。

最終日の撤収作業中ににわか雨にやられ、そのままColemanのでかい防水袋に入れて帰宅し、トランクルームに収納…。今日で四日目になりますが、ようやく終日晴れ予報となったので、乾燥作業が実施できたというわけです。

今日は無風快晴です。
まずは平置きにしてまんべんなく陽に当てます。
ただ、芝の方も昨日の雨が乾き切っていないようでやや湿り気味…。

写真ではわかりづらいですが、山砂と泥汚れがひどい。このまま汚れを取ろうとすると逆に生地に汚れを浸透させることになりかねないので、水分をタオルで叩くように吸わせて、とにかく乾かします。

スカートが大体乾いた時点でポールを入れて立ち上げます。この方が乾きやすい。

乾いたウォール部分から「たわしブラッシング」で汚れを落としていきます。
今回の発見の一つは、生地が乾くとたわしブラッシングだけでほとんどの汚れを落とすことができるということ。ただ、たわしは一応毛足の比較的ソフトな高級たわしを利用しました。本当は靴ブラシのような柔らかいブラシを使うのがベストのようです。
もっとも、カビのようにこびり付いてしまっているものには歯が立ちません。

カビ様の汚れは中性洗剤をぬるま湯で薄め、これに浸したスポンジで優しく擦ってみます。残念ながら完全に落とすことは叶いませんでした。

トータルで二時間少々かかりましたが、最初に防水袋から引っ張り出して広げた時と比較すると見違えるように綺麗にすることができました。
注意すべきは、ポリエステル幕の場合、繊維自体の吸水率が極めて低いのですぐに乾く…しかしポリコットン幕の場合はコットンの水分吸水率が高いため、ポリ幕に比較して乾燥にえらく時間がかかるということです。
特に今回は、雨に当たった幕を防水袋で四日間保管したためにコットンが水分をたっぷり吸収してしまっていました。それが乾燥時間長時間化の一因になったのは間違いないかと…。

ところで私はツインピルツTCのこのスマートな姿に惚れ込んでいます。
またTC幕は通常カーキーやタンカラーがメインですが、この幕は白系の大変上品な色遣いになっているのもお気に入りです。
真冬のお座敷スタイルには最適な幕なので、12月に今年最後のキャンプに出掛ける際は再び彼にお供してもらおうと思っています。

若い頃から山が好きで、いろいろなところに出掛けてきましたが、社会人になってからはかなりのブランクがありました。 それでも40代過ぎから自転車を始め、組み立てまで自分でこなすほどののめりこみようでしたが、現在は再び山へと回帰しています。 ただ、キャンプも好きで細君と年に数回関東甲信越のキャンプ場を訪れています。 もう還暦も過ぎたので「今のうちに行きたいところへ行っておこう」と自分に言い聞かせているのですが、ここ数年はコロナ禍で山もキャンプも自粛ムードでした。 新しいブログを出発点に野外活動を一層充実させていきたいと思っています。

2件のコメント

  • 会長

    雨でも晴れでもキャンプから帰ってからの大仕事は、テント乾しでした。防水された分厚いコットン(?)のジャンボリーテントでしたので、乾燥が大変!そしてテント独特のカビ臭い匂いが子供時代のキャンプの思い出です。今ならファブリーズでブアッ〜と一発消臭できますね。

    • tatsunoko

      山岳部時代もビニロン製の重たいテントのメンテナンスは極めて重要な次回山行への準備でした。
      メンテナンスをしっかりやると新たな不具合の発見に繋がることも多いです。自転車でも同じですよね。今後も決してサボることなく丁寧な装備品メンテナンスを心掛けていきたいと思います。

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