晩秋の上高地遊山②(R4.11.5)

白樺荘の二日目は5時前に起きて風呂に行き、5時15分に細君を起こして身支度をして、5時55分にはロビーに降りました。

昨日と同じガイドさんの下に集まったのは我々以外に4組でした。
ガイドさん曰く「今日は穂高のモルゲンロートが期待できます。」とのこと。
外に出るとやや雲量多めなるも西穂から前穂まで穂高連峰がくっきりと姿を現してくれています。

昨日月明かりで見た穂高はもっと白く見えたのですが・・・。

それでも姿を見せてくれたことに感謝しなければいけません。

梓川が生み出す水蒸気が雲になっているのでしょうか・・・大変趣のある情景です。

ガイドさんの説明を熱心に聞く参加者。

気持ち赤くなって来たでしょうか・・・。

イイ感じになってきました。

ただ、雲も多くなってきました。

綺麗な朝焼けになって欲しいところです・・・

残念ながらここまでで、モルゲンロートはお預けとなってしまいました。

雪と岩壁の織り成す風景は日本離れしているような・・・。

モルゲンロートを諦めた後は岳沢湿原に向かいます。
雲の流れが速いので穂高に掛かった雲も徐々に取れていくのではないでしょうか・・・。
早朝の岳沢湿原は初めてです。

水面から水蒸気が・・・。

不思議な雲です。

大分明るくなりましたが、陽射しは届きません。

やはりここの美しさは格別です。

ガイドさんの案内で水源地を訪れます。山の裾野から滾々と水が湧き出ています。一年中枯れずに一定の水温を保っているそうです。

早朝ガイドは1時間コースなのでこちらで折り返しました。

かなり青空がのぞいてきました。

こちらはイチイの巨木。千手観音と呼ばれているそうです。

ホテルに帰還しました。
昨夜と今朝は「竹内 博」ガイドのお世話になりました。

部屋に戻ってザックを置いてレストランに向かって朝食をいただきます。
レストランの窓からは。すっかり青空になった穂高連峰が一望できます。
素晴らしいの一言。

朝食はバイキング形式です。品数豊富でついつい食べ過ぎてしまいました。

普段どちらかというと小食の細君も白米のご飯を食べた後にマフィンを食べていました。
よほど美味しかったんだと思います。

食後に写真を撮りに表に出ました。
ジャンダルムから奥穂です。

これぞ上高地という景観ですね。ホテル前の展望所からの眺めです。

西穂もクリアーに・・・。

こちらは河童橋からの眺望です。

明神もくっきりです。

今回も来た甲斐がありました(^^♪。

焼岳も素晴らしい。

一旦ホテルに戻ってチェックアウトの準備をします。
9時過ぎにはチェックアウトを完了しました。
細君が土産物を買っている間に再び絶景をカメラに収めました。

  

これにて今回の上高地遊山は幕となります。
バスターミナルからシャトルバスに乗って沢渡のひぐちドライブインに戻りました。

今回の上高地は初日こそ生憎の天気でしたが、そこはやはり上高地・・・雨でも十分に楽しめました。
そして今日のこの冠雪の穂高連峰の絵のような風景に接し、毎度のことながら夫婦共々「来てよかった」と思うのでした。
また、宿の白樺荘は二回目の宿泊でしたが、何より穂高の眺めと我々の嗜好に合う美味しい食事が秀逸です。
できれば来年も宿泊したいと・・・。

さて来年はいつ頃訪問したらいいかと今から思案中です。

投稿者:

tatsunoko

若い頃から山が好きで、いろいろなところに出掛けてきましたが、社会人になってからはかなりのブランクがありました。 それでも40代過ぎから自転車を始め、組み立てまで自分でこなすほどののめりこみようでしたが、現在は再び山へと回帰しています。 ただ、キャンプも好きで細君と年に数回関東甲信越のキャンプ場を訪れています。 もう還暦も過ぎたので「今のうちに行きたいところへ行っておこう」と自分に言い聞かせているのですが、ここ数年はコロナ禍で山もキャンプも自粛ムードでした。 新しいブログを出発点に野外活動を一層充実させていきたいと思っています。

「晩秋の上高地遊山②(R4.11.5)」への2件のフィードバック

  1. どのお写真を見ても、絵葉書のようですね。実際現地に行くと、もっと迫力があるのでしょうね。楽しかった思い出のお話を伺いたいです。

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