ツインピルツフォークTCの乾燥作業

フォレストパークあだたらで活躍してくれたツインピルツフォークTCの乾燥作業に近くの河川敷運動公園まで行ってきました。

最終日の撤収作業中ににわか雨にやられ、そのままColemanのでかい防水袋に入れて帰宅し、トランクルームに収納…。今日で四日目になりますが、ようやく終日晴れ予報となったので、乾燥作業が実施できたというわけです。

今日は無風快晴です。
まずは平置きにしてまんべんなく陽に当てます。
ただ、芝の方も昨日の雨が乾き切っていないようでやや湿り気味…。

写真ではわかりづらいですが、山砂と泥汚れがひどい。このまま汚れを取ろうとすると逆に生地に汚れを浸透させることになりかねないので、水分をタオルで叩くように吸わせて、とにかく乾かします。

スカートが大体乾いた時点でポールを入れて立ち上げます。この方が乾きやすい。

乾いたウォール部分から「たわしブラッシング」で汚れを落としていきます。
今回の発見の一つは、生地が乾くとたわしブラッシングだけでほとんどの汚れを落とすことができるということ。ただ、たわしは一応毛足の比較的ソフトな高級たわしを利用しました。本当は靴ブラシのような柔らかいブラシを使うのがベストのようです。
もっとも、カビのようにこびり付いてしまっているものには歯が立ちません。

カビ様の汚れは中性洗剤をぬるま湯で薄め、これに浸したスポンジで優しく擦ってみます。残念ながら完全に落とすことは叶いませんでした。

トータルで二時間少々かかりましたが、最初に防水袋から引っ張り出して広げた時と比較すると見違えるように綺麗にすることができました。
注意すべきは、ポリエステル幕の場合、繊維自体の吸水率が極めて低いのですぐに乾く…しかしポリコットン幕の場合はコットンの水分吸水率が高いため、ポリ幕に比較して乾燥にえらく時間がかかるということです。
特に今回は、雨に当たった幕を防水袋で四日間保管したためにコットンが水分をたっぷり吸収してしまっていました。それが乾燥時間長時間化の一因になったのは間違いないかと…。

ところで私はツインピルツTCのこのスマートな姿に惚れ込んでいます。
またTC幕は通常カーキーやタンカラーがメインですが、この幕は白系の大変上品な色遣いになっているのもお気に入りです。
真冬のお座敷スタイルには最適な幕なので、12月に今年最後のキャンプに出掛ける際は再び彼にお供してもらおうと思っています。

フォレストパークあだたら③(R4.11.22)

昨夜は夜半ゴゴーという風の音が聞こえ、何度かシェルターがパタパタと音を立てていました。
夜中にトイレに起きた際は満天の星空で、風もさほどではなかったので一安心。
ただ、朝起きてみるとシェルター内で脚立に載せて設置していたMLIMAのウォータージャグが転げ落ちており、外のタープ下でも椅子が転倒していました。

ただ、ペクが抜ける等の被害は全くなしで、大した風ではなかった模様です。
これから冬型の気圧配置が強まると安達太良颪が本格化するんでしょうね…。

シェルター内の物の配置を少々。
ツインビルツはサイドウォールの傾斜がきついので高さのある物置台は使えません。写真のユニフレームもどきの中華製ラックはサイドウォールの奥に納まりも良く邪魔にもなりません。

こちらは反対側。アイアンフレームを利用した木製ラックを置いて細々としたものが散らからないようにしています。
右隣にも中華製ラックが見えていますが、こちらは洗いかごを乗せて乾燥させるのに使っています。これもなかなか便利なんです。

さて朝食は昨日仕入れたパンです。あぶり家で温めるだけですので簡単…。

中まで温めるためにはスキレットかホットサンドメーカーを使った方が良かったかもしれません。

朝食後は徐々に撤収準備です。太陽も顔を出してくれて乾燥撤収に期待が高まります。

三日目にして初めてまともに陽射しが感じられます(^^♪。

ところが撤収作業終盤に急に雲行きが怪しくなりにわか雨が…。

地面も結構濡れてしまいせっかくの乾燥撤収の目論見はご破算になってしまいました。

明日の天気予報も終日雨ですし、今週末にいつもの河川敷に行って、天日干ししてメンテナンスをする必要がありそうです。
細君に業者クリーニングを勧められましたが、二万円もかかるようなので、とりあえず自力でやってみようと思います。

撤収完了です。薄日は時折差しますがやはり天気は今一つです。
しかし、サイト自体は大変好環境だと思います。周囲より高くなっているので水はけも良い。

我がサイト前からサニタリー棟を見たところです。
皆さん早めの撤収で10時前には数組を残すのみとなりました。

我々も10時15分にはビジターセンターでチェックアウト手続きを完了しました。
こちらのキャンプ場は清算がチェックアウト時になっています。

サイト料3,300円×2=6,600円
電源使用料550円×2=1,100円
環境保全費330円
基本料金660円×2=1,320円
計 9,350円

これで入場中の温泉利用料が無料ですので大変リーズナブルだと思います。
注文をつけるとすれば、男女別トイレのウォッシュレット化と洗面台の給湯可能化の2点です。
せめて前者だけでも実現されると好感度はさらにアップするのですが…。

さてキャンプ場を後にした我々はまずは岳温泉へと向かいます。
光雲閣の日帰り入浴の評価が高かったので行ってみると11時からでした。
駐車場で時間調整しようとも思ったのですが、10時からオープンしているところに転進することに…。

そして向かったのがこちらです。
入浴料600円とリーズナブルでしたが、浴場は大変広くゆったりと入浴するには良い施設だと思いました。

入浴後は二本松市JAの運営する「こらんしょ市」に立ち寄って野菜やたくあんを買って、昼食は昨日買い物をした「あだたらの里直売所」のお隣のこちらのお店で取りました。

細君も私もかき揚げ蕎麦をいただきます。

食後は給油をして本宮ICから高速入りして安全運転で家路につきました。

今回は、天候がいまひとつで最後の最後の撤収時ににわか雨に見舞われ、ポリコットンシェルターが残念なことになったのがキャンプ全体の印象をマイナス方向に大きくブレさせた感があります。
スムースに撤収していれば大変好印象で終わったかと。

ツインピルツTCの利用は今回で丁度10泊になりました😀。

フォレストパークあだたら②(R4.11.21)

昨夜から降り始めた雨は結局朝になっても止みませんでした。
それでも時折小康状態になります。

今回のメイン幕は小川キャンパルのツインピルツフォークTCです。
本格的な雨での使用は初めてでしたので、耐水性等はどうだろう?と少々心配でもあったのですが、全く問題ありませんでした。

スカートにはガッチリ雨が溜まっています。

朝食は昨夜の鍋の残りにうどんを投入するという簡便なもの…。

美味しくいただきます。

食後は日本茶をいただきます。

この秋?初めてのアルパカ君登板です。気温は極端に下がらなかったので十分に暖かでした。

少々サニタリー棟の紹介を…。
こちらが洗い場です。
シンクはそれぞれ独立していて周りに気を遣うこともない配置になっているので使いやすいと思います。シンク周りも広い。もちろんすべてお湯が使えます。
木製のテーブルとベンチも併設されています。
下の写真の右に見えているのがトイレの入口です。

男子トイレの紹介を…。
こちらは洗面台。清潔ですが、残念ながらお湯は使えません。

個室トイレは洋式、和式それぞれ一室ずつ。
残念ながらウォッシュレットでも暖房便座でもありません。お尻が冷たい(‘;’)。

こちらは男女共用のバリアフリートイレ。
ウォッシュレットかつ暖房便座。
そして今回は電源が入っていませんでしたが、オイルヒーターも設置されていました。

こちらはシャワールーム。無料で利用できます。
ただ、センターハウスの温泉が無料で利用できるので使われた形跡はありませんでした…。

写真の電話はセンターハウス直通電話です。チェックインの際の説明では24時間対応してくれるとのことでした。

我々のサイトは赤でマークしたC-17です。センターハウスにも近く、サニタリーハウスにも100m程度とまずまずの立地です。

こちらはごみ集積場。分別はかなり細かい。ゴミ袋はセンターハウスでチェックインの際に自分で取っていく形になっています。

集積場内部は匂いもなく整然としていました。

場内の紅葉はほぼ終わっていて、こちらの紅葉が最後かなあ?

洗い物を済ませた後に朝風呂をいただきに行きました。

朝から温泉が楽しめるのは何だかとても贅沢ですね。

その後完全に雨が上がったのを見極めて紅葉狩りと買い出しとランチに出発します。
まずは「安達ケ原ふるさと村」へ向かいます。
ふるさと館前の駐車場に車を停めて若干の買い物を…。

その後村内の散策に出掛けます。

正直なところ事前に紅葉の情報は把握していなかったのでその素晴らしさに感激しました。

こちらの五重塔が村内のシンボルになっています。

散策路を一周します。
どうぞ紅葉をお楽しみください。

 

絵になります。

黄色と紅のコントラストが美しい。

細君も撮影に夢中です。

こちらは細君撮影。

たっぷりと紅葉を楽しみました。
その後は園内の古民家を回ります。
こちらは「絹の家」、養蚕農家ですね。

こちら「農村生活館」です。立派な建物で維持するのも大変かと…。

移築したんでしょうか?

こちらは二本松藩の中流武士の「武家屋敷」を再現したものだそうです。

そしてこちらは(‘_’)。茶屋なんですが、なぜか巨大どくろが鎮座していました。
安達ケ原と言えば鬼婆伝説が有名で小さい頃によく父から聞かされたのを思い出しましたが、その伝説を伝えるような展示物は見当たりませんでした。

安達ケ原のふるさと村を後にした我々は「向山製作所」に向かいます。
機械メーカーのような名称ですが、ケーキ屋さんです。

こちらでランチにします。
細君共々サツマイモのグラタンとパンケーキのセットを注文しました。
量が少ないようですが、満腹になりました。
久しぶりにいただくパンケーキは美味しかった。

食後に今日のデザートのケーキと明日の朝食のパンを買い求めました。
そして同じ敷地にあるこちらの直売所に立ち寄ります。

キャンプ場に戻る前に再びPLANT-5に立ち寄り食材と着火剤を補給しました。

サイトには2時半には戻りました。天気は午後から回復との予報でしたがどうもすっきりしません。陽射しがないので寒々としています。
こちらはモーターホームサイトです。
ファミリーや祖父母と一緒のキャンプでしたらこちらの利用もありかも知れません。

こちらはセンターハウスの言わば裏口です。
ゲートを通過せずにセンターハウスに行くことができます。
キャンプ場利用者はこちらから温泉に直行するシステムです。

表に回ってビジターセンターです。初日にこちらでチェックイン手続きをしました。売店とカフェが併設されている大変立派な施設です。

正面入り口まで行ってみます。
こちらがメインゲートの案内です。

右に見える駐車場に車を停めて、ビジターセンターでチェックイン手続きを済ませてから左に見えるゲートにカードキーをかざして入場するシステムです。

何度も言いますが大変立派なセンターハウスです。

さあサイトに戻りましょう。こちらはAサイトです。広大な芝生が広がっているのはサイトではなく多目的広場のようです。
モーターホームサイトはこちらが入口になるようです。

我々のCサイトの出口から奥を覗いたところです。白いピルツが中央に映っています。

こちらがCサイトの入口です。各サイトの内周道路は一方通行になっています。

コーヒータイムにします。

向山製作所で購入したモンブラン。黒い方が甘みが抑えられていて美味しかった。

フカヅメカンガルーテントはふもとっぱらに続いて2度目の登板です。
ツインビルツとペアでの使用は初めてですが、相性良く収まってくれました。

コーヒータイム後に今日2度目の温泉に行きました。露天風呂も楽しんで満足。

陽が傾くのは早く4時近くなるともう薄暗くなってきました。
サイトから見上げる安達太良山方面。冬に安達太良颪が吹きキャンパーを悩ませるというのもわかる気がします。

この時間になって漸く天気が回復してきた感じです。

今日は外で焼き物をします。

いい雰囲気です。

シェルター内にいつでも逃げ込める態勢です。ちょっと散らかってますが…。

サイト表示にライトが内蔵されているのは心憎い配慮かと思います。

カンパーイ!

焼き物で…。

鉄板で肉を焼いて

サンチュで巻いていただきます。美味しい。

シメジのニンニク炒め。

案の定冷たい北風が吹き始めてシェルター内に退避しました。シェルター内は20℃弱あるのでとても暖か。

その後も焼き物を楽しんでお酒を少々いただきます。

夕食のスタートが早かったので9時前には洗面を済ませます。
サニタリーハウスへの行き帰りに頭上を見上げると満天の星空が…。
明日も晴天を期待したいところです。

フォレストパークあだたら①(R4.11.20)

福島県安達郡大玉村の安達太良山麓に「フォレストパークあだたら」というキャンプ場があります。
高規格かつリーズナブルなキャンプ場ということで、過去に二回予約を取りましたが、体調不良とコロナ禍で二度ともキャンセルせざるを得なくなり、結局実現しないままになっていました。

今回は満を持して遅い夏休みを取り、日曜日出発の二泊三日の日程でオンライン予約を入れました。

チェックインは13時なので自宅を7時半に出発して途中買い出しと昼食を済ませてキャンプ場に向かいます。
ちなみに買い出しはPLANT-5大玉支店で済ませました。こちらは超大型スーパーで、食料品からキャンプ用品、衣料品まで大概のものは揃います。
昼食はこちらのお蕎麦屋さんに立ち寄りました。
下調べして行ったわけではなく、買い出しを終えてからキャンプ場までの道中で「新そば」の幟に導かれるままに行ったものです。
週末のみ営業のこだわりのあるお店のようでした。

メニューはこれだけです。ただ、味は確かでした。

珍しくもり蕎麦大をいただきました。細君は並です。

キャンプ場には12時40分には到着しましたがスムースにチェックインできました。
完全こたつスタイルなので設営に結構時間がかかりましたが、それでも14時半には完了です。
サイトは松を主体にした林の中にあり、平らに整地されていてペグの刺さりも良く好印象です。
センターハウスまで歩いていける距離でしたが、温泉入浴には横着して車で行きました(^^♪。
地元を出るときには青空も見えていたのですが、天気は確実に下り坂のようです。

一応屋外でバーベキューができるようにセット完了です。

シェルター内は完全こたつスタイルです。こたつの熱源は豆炭あんかを2個使っています。

木製のテーブルとベンチは移動可能です。

夕食前にセンターハウスに温泉に入りに行きます。滞在中は温泉は無料で利用できます。
利用時間は8時から10時と12時から21時となっています。
シャンプー等は備え付けのもの以外は使用禁止です。露天風呂もあり地元の人が日帰り入浴に来たりしているようです。

夕食は確実に雨になりそうでしたので、シェルター内でイワタニあぶり家を利用します。
まずは焼き鳥。美味しかった。

カンパーイ!

トマトはPLANT-5で購入した南郷トマトです。無茶苦茶美味しかった。今年食べたトマトの中でも一番ではないでしょうか…。

今日の夕食はキムチ鍋です。

こたつスタイルに鍋はピッタリです。

お酒のつまみに小あじを炙っていただきます。これもなかなか美味しかった。

寝床はこちらです。リビング?とつながっているので楽ちんです。

イスカのオーロラ1000という冬山用シュラフに湯たんぽを入れて寝ます。
マットの上には電気毛布を敷いています。
細君は暑かったと言っていました。

こうして第一日目は無事に終了しました。
ただ、19時頃から雨が降り出し、シェルターを叩く雨音を聞きながら眠りにつきました。

マナスル山荘本館で購入した山バッジ

今回のマナスル感謝祭で購入した山バッジを紹介します。

下の写真のオリジナルバッジ二種類を購入しました。

まずはこちらの缶バッジ。山の缶バッジはあまり購入したことがないのですが、こちらはデザイン性が良く一見して気に入ったので買ってしまいました。
山荘と看板犬あじ君、そしてシンボルフラワーのすずらんが描かれています。

続いて伝統的山バッジです。
こちらはすずらんと登山道と山頂標識がメインに描かれています。
ちょっと上品に感じるのはすずらんの白と緑のカラーリングのせいでしょうか・・・。

来春山荘の屋号が変わるとまた新しいバッジが登場するのかも知れません。
今から楽しみな気がします。

マナスル感謝祭②(R4.11.13)

第二日目は「天気は下り坂で昼から雨」という予報でした。

朝の様子次第で山頂まで行こうと思っていたのですが、5時過ぎに玄関ホールへ行くと三宅 岳氏が撮影機材の入ったザックを背負って山靴を履いているところです。
一緒に外へ出てみると空には結構な雲が・・・私は三宅氏を見送って日和ることにします。気温も高めで暖かい朝です。
その後、起きだした細君を誘って6時頃に山荘裏のドッグランに登ってみます。
すると綺麗な朝焼けを見ることができました。

分かりづらいですが、よく見ると雲海になっています。

いい色です。

こちらの一枚が一番良いでしょうか・・・。

お月さんも出ています。

雲が美しい。

だいぶ明るくなってきましたね・・・。

山荘に戻ると玄関ホールでも朝食準備が進んでいます。

6時半には朝食をいただきました。
大変美味しかった。
お腹がすぐに一杯になり、カレーと玉子かけご飯が食べられなかったのが残念・・・。

朝食後部屋を整理して荷物のパッキングを済ませ、フリードに積み込みます。

8時10分には山口社長と三宅 岳氏の見送りを受けて山荘を後にしました。
その際に山口社長に撮っていただいた一枚です。
車で山荘前を通過する際に三宅氏が鳴らしてくれた鐘の音が何とも素敵で今でも耳に残っている気がします(鐘は写真に写っています。)。

入笠林道を下る途中の八ヶ岳ビューポイントで一枚。

同じ場所で富士山を一枚。笠を被っていますね・・・。

「ゆーとろん」という日帰り入浴施設が一番近いのですが、オープンは11時からということでしたので、ネットで9時からやっている日帰り入浴施設を探して諏訪湖畔にあるこちらの施設に立ち寄ります。
銭湯のようなアットホームな施設で、入浴料も400円と極めてリーズナブル。おまけにできてから日が浅いようで館内も綺麗といいことづくめ。
マナスル山荘でも入浴しましたが、基本1名しか入浴できないため、汗を流すだけにとどめていたので、こちらの施設でゆっくり温まりました。

その後は諏訪I.C.から中央道に乗ってまったく渋滞につかまることなく帰宅しました。

今回は山歩きは入笠山頂ピストンのわずか1時間強の行程のみであとはマナスル山荘という山小屋にどっぷりと浸かり切った山旅でした。
過去にランチで利用したことはあったものの、やはり山小屋は泊まってみないとその真価は分かりません。
我々夫婦の印象は館内はどこも清潔に保たれ、山口社長以下のスタッフは極めて親切。食事は品数豊富で極めて美味しい・・・と欠点が見当たらないというものでした。

山荘屋号も来春からは正式に「ヒュッテ入笠」に変わるということですので、引き続きウオッチして行こうと思います。
もちろん再訪しないといけませんね・・・。

以上が「マナスル感謝祭」のご報告でした。

マナスル感謝祭①(R4.11.12)

11月12日(土)から翌13日(日)まで南アルプス前衛・入笠山に所在する「マナスル山荘本館」で開催された「マナスル感謝祭」に参加してきました。
感謝祭とは、グリーンシーズンの最終宿泊営業日に開催される山荘のお祭りです。
入笠山には過去三回登っていて(一回目はこちら二回目はこちら三回目はこちら)、今回が四回目の訪問なのですが、マナスル山荘本館に宿泊するのは初めてです。

感謝祭に参加したきっかけは、いつも覗いている同山荘のfacebookに募集広告が載っていたので一度は泊まってみたいと以前から思っていたこともあり、迷わず申し込んだというわけです。

第一日目はマナスル山荘本館まで入笠林道を通ってフリードで乗り付けました。
写真の建物の前を奥に進むと駐車場かあります。入笠林道はマイカー規制がされていて、入笠山の宿に宿泊する場合に限ってマイカー入山が認められるので要注意です。
なお、ウインターシーズンになると入笠林道も沢入登山口から上は通行止めになるので、車での入山はできなくなります。

自宅を6時過ぎに出て10時半過ぎまでには山荘到着の予定だったのですが、圏央道と中央道との合流点から手前10kmほどの渋滞につかまり、山荘到着はお昼直前になりました。

山荘スタッフの聖子さん(詳細は山荘ホームページ「スタッフ紹介」をご覧ください。)の指示に従って、まずは部屋に荷物を入れさせてもらいます。
そしてチェックイン手続きと精算。全国旅行支援で一人15,000円(感謝祭の飲み放題付き)のところ5,000円引きで10,000円、さらに一人1,000円分のクーポンが付きました。

さてまずはお昼を・・・。早速クーポンを使って私はマナスル塩ラーメンのハーフを、細君は鍋焼きうどんのハーフをいただきます。
美味しかった。

腹ごしらえを済ませ、山頂ビストンに向かいました。
風も穏やかで快適です。

岩場コースをチョイス。

山荘から30分弱で山頂に到着です。
まずは八ヶ岳の大パノラマが目に飛び込んできます。

赤岳、阿弥陀岳、横岳をズーム。雪はほとんどないようです。

東西の天狗岳です。

霊峰富士です。

甲斐駒ヶ岳です。

甲斐駒の右隣は鋸岳です。

鋸岳の右隣は仙丈ケ岳です。来年は甲斐駒&仙丈に久々に登ってみたい。

こちらは槍穂連峰です。

諏訪湖と諏訪の街です。

中央アルプスです。

御嶽山でしょうか・・・。

多くの登山者、ハイカーで賑わっています。

下山前にもう一度富士山をパチリ。

山荘に戻るとランチタイムは終了していました。
入笠山ピストンは1時間強で、これまでの私の山の記録の中では最短の山歩きかもしれません(^^)/。

マナスル山荘はワンコも泊まれるのでイヌ用アメニティ?も充実しています。

マナスル山荘の看板犬あじくんの家です。別の場所でお昼寝してました。

こんな渋い看板も・・・。オーナーの思い入れが伝わります。

ランチタイムが終わったので山荘も何となく静かになりました。

15時から感謝祭の飲み放題が開始となります。生ビールが美味い。

山口社長の山の歩き方教室が始まりました。ピンボケご容赦。社長ごめんなさい。
冒頭にここ数年のコロナ禍における厳しい山荘運営と、最近の爆発的な登山者増にやや戸惑っている旨のお話がありました。
もちろん利用者への感謝も改めて表明されていました。
講座の方は大変わかりやすく、来シーズンは実践教室も企画されるということでしたので、チャンスがあれば参加したいと・・・。

講座終了後、山岳写真家三宅 岳氏の夕日撮影に同行させてもらいました。
写真はあじくんと遊ぶ細君です。

夕景の中央アルプスです。素晴らしい。

槍穂連峰です。

乗鞍岳です。

再度槍穂。

中央アルプスが一層くっきりしてきました。

木曽御嶽山です。9月に中央アルプスから見た印象と異なります。

山荘に戻りました。
こちらが我々の部屋です。

こちらが部屋名。部屋にはすべてヒマラヤの山の名前が付いています。

夕食前に再びビールをいただきます。

豪華な夕食。バイキング形式なのでお代わりができます。

こちらは飲み放題コーナーです。

薪ストーブの暖かさは格別です。キャンプにも導入したいのですが・・・。

シンガーソングライター「はしもとよしはる」氏のミニコンサートの歌集です。
右側の「ヒュッテ入笠へ」は、コンサートの休憩時間に山口社長からマナスル山荘本館の屋号が来春から「ヒュッテ入笠」に変更されるという重大発表がなされたのですが、それを祝して、新たにはしもと氏が作られた歌だそうで今宵が初披露の場となりました。
ただ、公式発表まで新屋号共々SNSに上げないようにと注意がありました(*^^)v。
今日11月14日に新屋号がfacebookで公表されました(^^♪。

はしもと氏ミニコンサート。

休憩時間にサプライズで振る舞いケーキが配られました。女性陣大喜び。

美味しかった。原村のケーキ屋さんにオーダーして作ってもらったそうです。

山口社長と山岳写真家三宅 岳氏。

2つ目も出ました。「ようこそヒュッテ入笠へ」。

三宅 岳氏の即興ジャパニーズロックライブ?です。
盛り上がりました。ありがとうございます。

かくして夜は更けていきました。10時に中締めとなりましたので、我々は失礼して自室に戻ります。
湯たんぽも配られましたが、結構冷えましたので、部屋にあった余分の毛布と布団を使わせていただいて暖かく休むことができました。

第一日目終了です。

※本日のヤマレコの記録です。

善光寺参り(R4.11.5)

沢渡大橋のひぐちドライブインを後にした我々は、善光寺に向かうことにしました。
目的はもちろんお参りすることですが、もう一つのミッションは門前のお蕎麦屋さんで美味しい蕎麦をいただくことです。

善光寺の第三駐車場にはスムースに駐車できました。
境内の紅葉は今真っ盛りです。

まずは参詣します。

そして珍しくおみくじを引いてみました。
「吉」と出ました。
「欠点の克服が成功への鍵」・・・重たい言葉です。

本堂と沸き立つ雲が絵になります。

休日だけあって多くの参詣者で賑わっています。

さて、本日は門前の「喜多平」で天ざるをいただきます。
文久元年(1861年)創業という老舗です。
恐ろしくコシのある蕎麦で大変美味しくいただきました。
天ぷらも揚げ具合が丁度よく大変美味しかった。
毎回違うお店でお蕎麦をいただくというのもいいかもです。

食後は何軒かのお店に立ち寄り土産を調達しました。

夫婦で善光寺にお参りするのは四回目です。
来年もまた参りますと仏様にご挨拶して境内を後にしました。

晩秋の上高地遊山②(R4.11.5)

白樺荘の二日目は5時前に起きて風呂に行き、5時15分に細君を起こして身支度をして、5時55分にはロビーに降りました。

昨日と同じガイドさんの下に集まったのは我々以外に4組でした。
ガイドさん曰く「今日は穂高のモルゲンロートが期待できます。」とのこと。
外に出るとやや雲量多めなるも西穂から前穂まで穂高連峰がくっきりと姿を現してくれています。

昨日月明かりで見た穂高はもっと白く見えたのですが・・・。

それでも姿を見せてくれたことに感謝しなければいけません。

梓川が生み出す水蒸気が雲になっているのでしょうか・・・大変趣のある情景です。

ガイドさんの説明を熱心に聞く参加者。

気持ち赤くなって来たでしょうか・・・。

イイ感じになってきました。

ただ、雲も多くなってきました。

綺麗な朝焼けになって欲しいところです・・・

残念ながらここまでで、モルゲンロートはお預けとなってしまいました。

雪と岩壁の織り成す風景は日本離れしているような・・・。

モルゲンロートを諦めた後は岳沢湿原に向かいます。
雲の流れが速いので穂高に掛かった雲も徐々に取れていくのではないでしょうか・・・。
早朝の岳沢湿原は初めてです。

水面から水蒸気が・・・。

不思議な雲です。

大分明るくなりましたが、陽射しは届きません。

やはりここの美しさは格別です。

ガイドさんの案内で水源地を訪れます。山の裾野から滾々と水が湧き出ています。一年中枯れずに一定の水温を保っているそうです。

早朝ガイドは1時間コースなのでこちらで折り返しました。

かなり青空がのぞいてきました。

こちらはイチイの巨木。千手観音と呼ばれているそうです。

ホテルに帰還しました。
昨夜と今朝は「竹内 博」ガイドのお世話になりました。

部屋に戻ってザックを置いてレストランに向かって朝食をいただきます。
レストランの窓からは。すっかり青空になった穂高連峰が一望できます。
素晴らしいの一言。

朝食はバイキング形式です。品数豊富でついつい食べ過ぎてしまいました。

普段どちらかというと小食の細君も白米のご飯を食べた後にマフィンを食べていました。
よほど美味しかったんだと思います。

食後に写真を撮りに表に出ました。
ジャンダルムから奥穂です。

これぞ上高地という景観ですね。ホテル前の展望所からの眺めです。

西穂もクリアーに・・・。

こちらは河童橋からの眺望です。

明神もくっきりです。

今回も来た甲斐がありました(^^♪。

焼岳も素晴らしい。

一旦ホテルに戻ってチェックアウトの準備をします。
9時過ぎにはチェックアウトを完了しました。
細君が土産物を買っている間に再び絶景をカメラに収めました。

  

これにて今回の上高地遊山は幕となります。
バスターミナルからシャトルバスに乗って沢渡のひぐちドライブインに戻りました。

今回の上高地は初日こそ生憎の天気でしたが、そこはやはり上高地・・・雨でも十分に楽しめました。
そして今日のこの冠雪の穂高連峰の絵のような風景に接し、毎度のことながら夫婦共々「来てよかった」と思うのでした。
また、宿の白樺荘は二回目の宿泊でしたが、何より穂高の眺めと我々の嗜好に合う美味しい食事が秀逸です。
できれば来年も宿泊したいと・・・。

さて来年はいつ頃訪問したらいいかと今から思案中です。

晩秋の上高地遊山①(R4.11.4)

今年二回目(前回の記録はこちら)の上高地を、秋も深まった11月4日~5日の一泊二日の日程で訪問しました。
前日松本市内のホテルに投宿した我々は、ホテルで朝食を済ませてからチェックアウトし、小一時間のドライブを経て沢渡大橋近くのひぐちドライブインに駐車しました。

身支度をして9時3分のシャトルバスに乗り・・・

大正池で下車します。
参考ですが、大正池の公衆トイレは未だに周辺整備工事を行っていて、大正池湖畔に降りてしまうと直接行くことができません。
池畔に降りる前にトイレは済ませましょう(^^)/。
ちなみに次々に観光バスがやってきて、ハイカーや観光客を降ろして行きます。
外国人の姿が際立って多いように感じました。

焼岳の眺望はまずまずです。

天気予報では午後から徐々に回復傾向とのことですが、今のところは完全に曇天です。

でかいザックを背負ってますが、ほぼ二人分の装備品が詰まっているからです。

カモのつがいが一心に毛づくろい中です。

天気は曇天でも水の美しさが良くわかります。

カラマツの黄葉が素晴らしい。

今日は11月4日なのでしばらくクマの目撃情報はないようですね・・・。

白樺の美林です。

田代湿原に到着です。穂高連峰は全く見えません。

それでも田代池はやはり美しい。

岳沢湿原に次いで我々夫婦のお気に入りポイントです。

こんなドライフラワーが。花の名前は残念ながらわかりません。どなたかご教示を・・・。

田代湿原を出る頃から雨が落ちて来ました。慌てて折りたたみ傘を出します。
田代橋までは川沿いの遊歩道を辿ります。
梓川のエメラルドグリーンが何とも綺麗です。

結構な雨です。ほんとに天気は回復するのでしょうか(-_-)。

カラマツの落葉が美しい。

途中、上高地帝国ホテルに寄り道します。
細君が帝国ホテルのオリジナルチョコレートを買い求めようとしたのですが、今シーズンは完売ということでした。残念・・・。
帝国ホテルの内部に初めて足を踏み入れましたが、やはり高級感が漂っていました。

梓川沿いのカラマツ林は植林の模様ですが、整然としていて美しさは格別ですね。

雨は降ったり止んだりの繰り返しです。

河童橋に到着しました。穂高は残念ながら雲の中です。

今宵の宿のこちらのホテルに荷物を預かってもらうために立ち寄りました。

レストランでコーヒーブレイクとします。

こちらは「ジャンボモンブラン」。

こちらは「アップルパイ」。
どちらも美味しくいただきました。

お昼ご飯は嘉門次小屋まで我慢することにします。
ホテルのロビーをお借りして、明神までのハイキングに必要なものだけサブザックに入れ、大型ザックはホテルに預けます。
また、雨衣のズボンを履きました。これは防寒の観点からも正解でした。
さて、明神目指して梓川右岸遊歩道を辿ります。
こちらは岳沢の眺め。

好ましい景観が広がります。ただ、何となくクマが出そうな感じも・・・。

イチイの巨木です。昨年、写真を西糸屋のご主人に見てもらって樹の名前を教えてもらいました。

岳沢湿原の一角です。

岳沢湿原に到着です。

大正池は立ち枯れの樹の数が年々減ってしまっていますが、こちらはまだまだです。

カモ君が遊泳中です。

陽が射し込むと美しさを増すんですが・・・今日は残念です。

何度訪れても感動します。

さて岳沢分岐を過ぎて直進です。

途中の木橋から岳沢湿原を見通します。

秋の名残り。

こんな天気なので行き交うハイカーは少なめでしょうか・・・。

対岸の美しいカラマツに目を惹かれます。

そうこうするうちに穂高神社奥宮に到着です。

小一時間歩いてお腹が空いたので参拝前にお昼にします。

今日はこちらを・・・。名物のイワナの塩焼きはホテルの夕食に出されるのではないかと思い遠慮しましたが→ホテルの夕食には出てきませんでした(-_-)。

社務所で参拝料500円を納めて明神池へ。

明神池にはいつもと同様に静寂な空間が広がっています。

カラマツの黄葉以外の紅葉は既に終わってしまっているようです。

神域に相応しい景観です。

少々青空がのぞいています。

期待できるか・・・。ただ、雨も落ちています。

雲はどうやら雪雲のようです。雨も冷たく気温を下げているような気がします。

参拝を済ませて社務所横のトイレをお借りします。
6月に来た際も左側の女性トイレは故障中だったと記憶していますが、あれからずっと直ってないんでしょうか。
ちなみに管理は穂高神社がされているようです。

河童橋には左岸遊歩道を辿って帰ることとします。
梓川河畔に出てみるとここにも青空が・・・。

明神館は昨日11月3日でクローズとなりました。明神館前にある公衆トイレも閉鎖となっています。

左岸遊歩道から見た明神岳です。

思わず目を奪われる苔の群生。

小梨平キャンプ場です。生憎の天気ですが、テントは10張ほどありました。

岳沢小屋も11月3日でクローズとなったはずです。

この頃には雨は上がりましたが、穂高の稜線は雲の中です。

その後ホテルに帰還し、無事にチェックインしました。
こちらはホテルの自室から見た明神岳です。居ながらにしてこの絶景です(^^♪。

こちらは吊尾根方面です。
とっぷりと日が暮れてから岳沢小屋の灯が見えました。
自宅に帰ってから岳沢小屋のブログで確認したところ、11月3日に今シーズンの営業を終了し、スタッフは11月5日に山を下りたそうです。
ですので4日の夜はまだスタッフが小屋で残務処理をされていたんでしょうね・・・。

17時近くになって明神の山肌を夕日が照らしていました。
今宵は19時半からホテル専属ガイドの主催するナイトウォークに参加します。
何とか晴れて欲しいところです。

ナイトウォーク参加のため夕食は17時半スタートとなりました。

こちらがディナーメニューとなります。以下料理の写真を順番に掲載しておきます。
いずれも大変美味しくいただきました。

以上でディナーは終了です。
19時半からのナイトウォークスタート時には天気は明らかに回復していました。
十一夜?の月が穂高連峰を明るく照らして、それはそれは素晴らしいものでした。
また、ガイド氏の星座解説も丁寧で、星座の名前のいくつかは記憶にとどめることができたように思います。
山好き(山屋)は遠くに見える山の名前を知りたがります。星座好きが夜空に広がる天体の名称を知りたがり、覚えたがるのはこの山屋の欲求に相通ずるものがあるのではないでしょうか・・・。

おおむね1時間15分程度のナイトウォークは色々と得るものも多く、参加して大正解でした。

ナイトウォーク後は入浴を済ませ若干のアルコールを補給して床に入りました。

第一日目はこれにて終了です。お疲れ様でした。

※今日のヤマレコ

上高地入山前(R4.11.3)

11月4日から5日まで一泊二日で今年最後の上高地を楽しみに行ってきました。
上高地に入山する前日の11月3日は松本市で前泊しました。

自宅からはまっすぐ安曇野に向かいモンベルとA&Fで買い物をした後こちらのお蕎麦屋さんでランチにします。
店はA&Fのスタッフ氏に教えてもらいました。
香川・高松市在勤中は散々セルフのうどん店に通いましたが、蕎麦のセルフというのは初体験です。

蕎麦は大変美味しく、地元の人々に愛される理由が分かった気がします。

さて、食後は松本へ・・・。
ホテルにチェックインするには早いので、松本城近くの臨時駐車場に車を停めて散策と買い物に向かいます。
現地に来てから気付いたのですが、今日11月3日は「松本まつり」の開催日でした。
お城の大手門につながる大名町通りは歩行者天国になっており、多くの市民や観光客で賑わっています。

我々はお城を眺めてから繩手通り商店街に向かいます。

松本に来たら例外なく参拝している四柱神社。

その後細君のお目当てセラミカへ・・・。

ポーランド製の食器です。細君が少しずつ揃えています。

こじゃれたビルの一階に店舗があります。

買い物を終え駐車場へ戻るため、再びお城の傍らを通過します。何度見ても風格のあるお城です。

ホテルにチェックイン後、夜はこちらの店でいただきました。

さて、明日の天気はどうでしょうか・・・。