谷川岳一ノ倉沢紅葉狩ハイキング

今日は職場の仲間と計4人で一日仕事を休んで谷川岳一ノ倉沢に紅葉狩ハイキングに行ってきました。
私以外のメンバー三人は、一人を除いてあまり山の経験もなく、今回のハイキングで装備をある程度揃えたりしていました。
もっともコース自体は天気さえよければスニーカーでも歩けるものです。ただ、天候の急変に備えて防寒衣と雨具は必携ですね。

現地へのアクセスは、上野から新幹線で上毛高原駅へ移動、その後駅レンタカー利用で谷川岳インフォメーションセンター駐車場へ向かうというものです。
メンバーがちょうど四人でしたので、レンタカー利用は時間が有益に使えてなかなか便利でした。

まずはインフォメーションセンターで記念撮影です。

谷川岳山岳資料館前には懐かしいウィンパー型テントが展示されていました。

さてこのゲートからハイキングが始まります。
それにしても本当に良い天気になりました。
当初は明日の予定だったのですが、休暇予定を一日前倒しにして大正解です。

紅葉はまさに今が盛りですね・・・。

白毛門を見上げます。左奥には笠ヶ岳が頭を出しています。

ススキも風情を増してくれます。

レトロな指導標

マチガ沢に到着です。素晴らしい光景です。
初見参の三人も歓声を上げていました。

トマの耳とオキの耳です。

一ノ倉沢衝立岩が見えてきました。

こちらも岩壁と紅葉のコントラストが素晴らしいですね・・・。

圧巻の眺め・・・。言葉を失います。

湯檜曽川の対岸には白毛門と笠ヶ岳が聳えています。

所々の紅色が大変際立って美しい。

お手軽ハイキングでこれだけの絶景が楽しめる場所はなかなかないのではないでしょうか・・・。

一度朝日を受ける岩壁も見てみたいものです。

記念撮影。一生の思い出ですね(^^♪。

恐ろしいまでの迫力。

衝立岩をズーム。

こちらは白毛門。

一ノ倉沢から先は未舗装路となります。ここからのブナ林の黄葉が素敵です。私の好きな場所です。

カエデの紅が映えます。

金色に輝いています。

味わいのある風景。

さて幽ノ沢出合に到着して昼食休憩とします。
と言ってもカップラーメンとおにぎりの簡単なランチです(^^)/。

この岩塔が幽ノ沢のシンボルですね。

岩壁群は迫力があります。

食後はコーヒーを淹れます。

白毛門です。高校二年生の冬山訓練で登って以来ご無沙汰です。来年あたりに再訪したいなあ・・・。

食後のティータイムを終えて出発。ちょっと先にあるブナのしずくで給水します。

再び幽ノ沢出合いを通過して・・・帰路につきます。

ゴジラの背中は堅炭尾根です。ここの景観も素晴らしいですね。

おっと・・・どちらへ?

高校生の頃に何度か夜行日帰りで蓬峠越えを計画しましたが実現しませんでした。

帰りもこの紅葉を堪能します。

後ろ姿も楽しそう・・・。

午後の陽射しを受けて輝きを増してますね。

毎年でも訪れたい・・・。

山肌のパッチワーク。

一ノ倉沢が近い。

一ノ倉沢まで戻ってきました。光線の関係で全く印象が変わります。

松の緑がアクセントになっています。

笠ヶ岳が素晴らしい。

こちらは無骨な白毛門。

足取り軽やか。

癒されます。

マチガ沢に戻ってきました。

白毛門の山肌も美しいです。

ゴールは近い。

ゲートまで戻ってきました。

登山指導所前のカエデ?です。今日一番のアカですね。

インフォメーションセンターに帰還です。

全行程4時間余りのお手軽ハイキングでしたが、最高の天気の下谷川岳の岩壁の迫力と美しい紅葉・黄葉が堪能できました。
よく、職場の仲間に山登りの指南を求められるのですが、今日のような平坦に近いコースの道中でおしゃべりしながら装備や山歩きの留意点などを話すというのもなかなか効果的かもしれないと思いました。

私自身はここ3年連続でこの時期に一ノ倉沢を訪れていますが、今回は一番のコンディションだったように思います。
次回は芝倉沢まで足を延ばそうかと・・・。

 

※ 今日のヤマレコ記録

八ヶ岳遠征で購入した山バッジ

今回の(10月21日から22日)八ヶ岳遠征では三つの山バッジを購入しました。

一つ目は「黒百合ヒュッテ」のオリジナルバッジです。
山バッジにはなかなかないセンスが感じられる一品です。
黒百合ヒュッテで購入しましたが、このヒュッテは何度も通過しているのですが小屋内に入ったことがありません。
また、黒百合平を黒百合の咲く頃に訪れたこともありません。
他にも幾つもオリジナルバッジがあるようですので、次回は黒百合の咲く頃に再訪し、できれば宿泊して別のバッジを購入したいと思います。

なお、黒百合ヒュッテで応対してくれたスタッフに「今年の開山祭のバッジはありますか?」と尋ねたところ「売り切れちゃったんです。」との回答。
次に立ち寄る「本澤温泉」に望みをつなぎました。

本澤温泉で確認すると、こちらでは販売していました。これが二つ目のバッジです。
描かれている花は「ミヤマシオガマ」です。
ただ、残念なことに本澤温泉のオリジナルバッジが品切れでした。
こちらも次回は泊りで再訪しないといけませんね☺。

三つめは最後に立ち寄った「しらびそ小屋」のオリジナルバッジです。
天狗岳とみどり池、そしてリス君が描かれています。
他にも二種類ほどのバッジが置いてありました。
ここも泊りで是非訪れたいところです。

以上が今回購入したバッジです。
それぞれに特徴があり良いコレクションになりそうです。

日光だいや川公園オートキャンプ場②(R4.10.16)

翌日の朝は5時過ぎに目が覚めましたが、明るくなるまで寝袋の中で待ちました。

5時40分過ぎにはテントから出てシェルター内のカセットガスストーブと電気ストーブを点けます。
下の写真だとわかりづらいかもしれませんが、シェルターの入口メッシュをビニールシートで被って暖房効率を高められるように昨年プチ改造しました(ビニールシートは面ファスナーで取り外し可能になっています。)。
シェルターは3×3mの大きさなので効果テキメンでした。

朝方の天気は曇天で、いつ雨が落ちてきても不思議でない感じでしたが、幸いなことにその後も曇天が続き、時折薄日も差し込んで来ました。

朝食は、昨日だいや川公園内の旬菜館で買い求めた餅をいただきます。
こういう時にイワタニの炙り家はお手軽です。

ちょっと伸びがない餅でした。細君の実姉に言わせると夏の餅はあまり美味しくないそうです。もち米の関係でしょうか…。

食後に撤収作業開始です。今回はテントもシェルターも結露なしでした(^^)。

撤収は順調で9時50分にはすべての作業を完了しました。
我々の対面サイトに張っておられたご夫婦キャンパーは(車は我々と同県ナンバーでした(^^)。)、慣れた様子でチャチャッと撤収されて8時半過ぎにはチェックアウトされていきました。
キャンプスタイルには色々ありますが、数多くの道具を持ち込んでそれらのレイアウトも含めてキャンプを楽しんでいる方と最低限の装備で自然の中で語らい寝ることだけを楽しんでいる方と二極化しているような気がします。
我々は両者の中間スタイルでしょうか…。

家路につく前にまずは温泉に…。
こちらは源泉かけ流しの温泉です。よく温まりました。ちなみに休日の入浴料は700円です。

その後は「たまり漬け本舗」に寄って結構な量の漬物を仕入れて今市I.C.から高速に乗り、途中大谷パーキングエリアで昼食を済ませて安全運転で無事に帰宅しました。

「日光だいや川公園オートキャンプ場」は設備が充実した自然環境豊かな施設でした。
ただ、細君の総合評価は「78点」と厳しめ。本人曰く「トイレがウォシュレットだったらもっと高得点だったのに…」とのことでした。

ただ、日光という世界的観光地を控えた立地の貴重なキャンプ場です。
お気に入りのキャンプ場がまた一つ増えました。

日光だいや川公園オートキャンプ場①(R4.10.15)

土日の一泊二日で「日光だいや川公園オートキャンプ場」に行ってきました。
公営キャンプ場ですが、大変評価が高く前々から一度行ってみたいと思っていました。

土日の天気予報は両日とも曇天で、あまりパッとしないものでしたが昨日の土曜日は青空がのぞくまずまずの天気でした。

第一日目はアーリーチェックインの申し込みをメールで行ったので午前9時にインするのを目標に自宅を出発します。
道中極めて順調で、センターハウスに到着したのは8時40分でした。
まだ早いので受付だけしようと思い、必要書類を記載してカウンターで提出するとそのままチェックインできました(^^)/。
利用料金は一泊二日で4,800円+アーリーチェックイン料金1,500円+施設使用料400円(大人一人200円)でトータル6,700円です。サイトにある電源(15A)の利用料もコミコミです。リーズナブル!

設営はスムーズに行うことができました。
口コミ等を見るとサイトが狭いという評価があったので、2ルームは止めてColemanのタフドームとLOGOSのクイックタープに登板してもらいましたが、この二張で丁度良いという感じです。
焚火スペースも確保できたので、あまり大きなツールームやワンポールテントでない限り問題ないのではないかと思います。
現にスタンダードなツールームやワンポールを張っているキャンパーは結構いました。

我々のサイトはナンバー「3-4」で水場もトイレも直近にあり非常に利便性の高いサイトでした。

こちらは四国で頻繁に活躍してくれたLOGOSのクイックタープです。
関東に戻ってから今回が初登板です。もう購入して6年ほど経ちますが、すぐ建てられて撤収も容易というメリットは大変大きくお気に入り幕の一つです。

設営を終えてから買い出しと昼食そして観光に車で出かけました。
まずは「だいや川公園」へ。
空は秋の青空です。

だいやの森「旬菜館」で買い物を・・・。

その後日光駅周辺地区へ転進。観光センターの有料駐車場に車を停めて散策します。
まずはこちらのお店で「酒まんじゅう」を買い求めました。

文化元年と言えば1804年ですから創業から220年近く経つ老舗です。

こちらは旧日光市役所。もともとホテルとして造られたそうですが、ホテル営業のめどが立たなくなり日光市役所として使われることになったそうです。

お昼は「江戸っ子」というお店で「ゆばセットざる」をいただきました。

なかなか美味しかった。ご馳走様でした。

古い建物も残っていますね・・・。

神橋までやってきました。

神橋の脇を走る国道は何度も車で通っていますが、神橋を渡るのは初めてです。拝観料300円を納めて渡らせていただきます。
ただ、対岸の国道に渡り切る前で安全のため行き止まりとなっていて、対岸直前から引き返すこととなります。
神橋は奈良時代に架けられたと伝えられ。現在の形には江戸時代の初期になったそうです。

神橋からの帰り道こちらのお店で羊羹を購入しました。「おにへい」かと思ったら「きびら」と読むそうです。

14時にはサイトに帰還です。通常の13時チェックインの皆さんが設営作業に汗を流しているところでした。
我々はまったりと過ごします。

さてティータイムにしましょう。
まずは前回の「ふもとっぱら」土産のまかいの牧場「チーズケーキ」をいただきます。しっとりとした美味しさです。

その後焼き栗を・・・。自宅冷蔵庫で熟成させたものです。甘みが増して美味しかった。

ティータイム後に場内散策を・・・。こちらはセンターハウス内のランドリーコーナー。大変清潔です。

センターハウス内にはトイレとシャワー室もあります。シャワーは無料だそうです。

場内の外周道路は一方通行になっています。

こちらは水場に併設されているバーベキューコンロ等の洗い場です。

洗い場はすべての蛇口でお湯が使えます。それも熱いくらいのお湯が出ます。

細君が洗いものをしています。強いて言うなら照明が少々暗かった。

こちらはトイレ棟。

トイレ棟内の洗面スペースです。何と全洗面台でお湯が使えます。これはナイス!

こちらはトイレ内。大変奇麗です。
個室は和式、洋式各一室ですが、残念なことにウォシュレットの装備はありません。

さて時刻は17時となり宴を開始します。

まずは、前回ふもとっぱらに続いていただきモノの米沢牛(^^♪。

スキレットで焼いていただきます。

だいや川公園内の旬菜館で購入した宇都宮餃子もいただきました。が・・・なぜか美味しくなかった。
その後も焼き物をいただいたのですが、今日は米沢牛以外の食材の味がいまひとつ・・・。何故だろう・・・。

食後に食器洗いと洗面を済ませて・・・

焚火を楽しんで・・・

地酒をいただきました。これは美味しかった(^^♪。

焚火はやはりイイです。
日本酒をいただいて21時には細君共々就寝しました。

土曜日なのでほぼ満サイトでしたが、全体的には大変静かでした。
ただ、午前1時にトイレに起きると通路を挟んだ反対側のサイトの男性二人組が未だに焚火をやっていました。驚きです・・・。
トイレを済ませてから再びシュラフにくるまりましたが、焚火の爆ぜる音と話し声が気になりしばらく寝付けませんでした。
両隣のサイトの方達は我々以上に迷惑だったのではないでしょうか・・・。

ちょっと考えて欲しいな・・・と正直思いました(‘_’)。

薬王院から筑波山に登る

八ヶ岳遠征を中止したので、ぽっかり空いた連休中日の今日、半年ぶりに筑波山に登ってきました。

コースは比較的人の少ない薬王院コースをチョイス・・・。
薬王院の登山者専用駐車場には6時半に到着しましたが、既に7割ほどの埋まり具合です。
今日はKeenのブーツを履いて出発です。

こちらから登山道に入ります。

鬼ヶ作林道を越えると本格的な登りの始まりです。

小腹が空いたのでバナナでエネルギー補給しました。
気温は低めですが、既に大汗です。

薬王院コース名物激階段道も大詰めです。

階段道が終わって平坦な山道になるこの辺りはなかなか好ましい雰囲気です。
春には山桜が綺麗なんですよね・・・。

今日も自然研究路南回りで男体山へ向かいます。

男体山頂に到着です。関東平野の眺望はまずまず。

男体山神社御本殿。伊弉諾尊が御祭神です。

宝篋山の頭越しには霞ケ浦が…。

御幸ヶ原に下りてきました。昨年から今年にかけて山頂トイレは大改修工事が行われていましたが、工事完了した模様です。

御幸ヶ原からは八郷盆地の眺めがいいんですが、今日は北風が抜けて寒い。

加波山から続く北筑波の峰々、そしてその奥には難台山と吾国山が・・・。

いつもの休日だとケーブルカーとロープウエイの運行前から御幸ヶ原は多くのハイカーで賑わっていることが多いのですが、今日は閑散としています。

女体山神社御本殿。伊弉冉尊が御祭神です。

山頂です。今年4度目です。

ハイカーは少なめです。

大鳥居と駐車場を見下ろします。

高曇りなので霞ケ浦は比較的クリアーに見えています。

下山はキャンプ場を経由します。

こちらのコースはいつも静かなハイキングが楽しめます。

イヌブナでしょうか・・・。

お名前は後ほど・・・。

アザミですが詳細なお名前は調査中。

いつものキャンプ場のベンチをお借りして小休止。

今日のザックはオスプレー。

筑波高原キャンプ場も老朽化が進んでいます。

ノコンギク?リュウノウギク?

今年4月にこちらを通った時には「進入禁止」プレートが出ていましたが、今日はなくなっています。とりあえず良かった。

伐採地は眺望に優れますね・・・。

八郷盆地をアップしてみました。

男の川も進入禁止が解除になっていると良いのですが・・・。

あらー!。進入禁止のプレートは出されたままになっていました。残念です。

林道沿いには栗の木がちらほらと・・・

栗の毬が落ちていましたが、中身は?

出発から3時間20分余りで駐車場に戻りました。
今日のブーツのKeenは大変快適でした。
日帰りで荷物が軽めの時には最高の相棒です。

筑波山は4月以来でしたが、やはり地元の山は登っていてホッとするような気がします。
今までに何度登ったか残念ながら定かでないのですが、今日のコースが一番楽しい気がします。
ただ、年始だけは筑波山神社に詣でて男体山神社と女体山神社にも参拝しないといけません。
今年ももう10月です。あっという間に初詣登山の時期になりますね・・・。

※ 本日のヤマレコの記録

ファースト・インプレッション

ふもとっぱらで「サーカスSTDX」と「フカヅメカンガルーテント(S)」がそれぞれデビューを飾りました。
二つの製品のファースト・インプレッションを書いてみたいと思います。

まずは「サーカスSTDX」からですが、昼間の強い日差しに対する遮光性はかなりのものでした。ただメインエントランスのみオープンにした状況では流石に幕内に熱がこもる・・・。
背面ファスナーも開けてオープンにして何とか過ごせそうといった感じです。
したがって真夏の炎天下にサーカスSTDX単体で済ませるには無理があるかと・・・。
タープが必携ですね・・・できればポリコットンタープを・・・。

あともう一点弱点を挙げるとすれば、ピグメントコーティングされているが故に光を通しにくいというメリットが、そのまま内部が暗いというデメリットになってしまうということでしょうか・・・。
陽が傾き始めると、外はまだまだ明るくてもサーカス内部は薄暗くなり、食事の準備作業等にはライトが必要になります。
まあ、これはライトを点ければ解消されるので特に問題にならないかと・・・。
下の写真でもセンターポールに設置したライトを点灯しています。

そしてこれは多くのポリエステル幕に共通する弱点ですが、結露しやすいということ。
朝起きると幕内の結露はかなりのものでした。ただ、ポリ幕が故に軽量で乾燥もたやすいというメリットもあります。
雨の時には重宝するでしょうね・・・。

「サーカスSTDX」のデビュー戦の印象はこんなところでした。
私は色味も気に入っていて、これからの活躍を期待しています。

次に「フカヅメカンガルーテント(S)」です。
そもそもこの幕を購入したのは長辺の両方に出入口があり下の写真のように、アウターの内部側のみならず外部側にも出入りができるという理由からです。

今回二泊していずれも就寝後の夜中にトイレに起きだしましたが、狙い通りにアウター外部への出入りが容易で大いに重宝しました。
寝ている細君を踏んづける恐れもなく…(^_-)-☆。

また、このテントはコットン製なのでまったく結露しません。結露するのはバスタブ型になっている下部の側面の一部だけでした。
さらにはコンパクトなテントなので内部の温度維持が容易で、内部は大変暖かに感じます。これは大きなメリットですね・・・。
サイズ感も夫婦二人にはぴったりです。

新規に購入して大正解だったと思います。
これからのウインターシーズンはツインピルツTCのインナーとしても活躍してくれそうです。

さて以上が新たに導入した二製品のファースト・インプレッションでした。
両者ともTPOに応じた使い分けをして、これからも楽しいキャンプライフを送りたいと思っています。

八ヶ岳遠征断念

本当であれば今頃(10月7日22:40)は東京竹橋の毎日新聞社前で毎日アルペン号の乗車手続きをしているはずでした。

計画は、明日の朝早く美濃戸口でバスを降り、美濃戸から南沢を経由して行者小屋、阿弥陀岳、中岳、赤岳と歩き赤岳頂上山荘に泊まって夕景と翌朝のご来光を楽しみ、その後ゆっくり下山するというものです。

ところが日本気象協会の予報はこんな感じです。泣く泣く本日の夜行バスと明日の山小屋宿泊のキャンセル手続きを取りました。

そして先ほどヤマテンの予報を覗いてみると

まずまずの予報ではないですか・・・(‘;’)
山の天気はどう転ぶかわかりませんね。

悔やんでも仕方ありません。次回のリベンジを決心して三連休を心静かに過ごそうと思います( ;∀;)。

ふもとっぱら③(R4.10.4)

最終日の朝も御覧のとおり快晴に明けました。
午前4時にトイレに起きた際はオリオン座、北斗七星をはじめ満天の星空が広がっていました。ただ、眠さに負けて写真を撮る元気はありませんでした(‘_’)。

ふもとっぱらの人気の理由の一つは、この端正な富士山の山容にあるのではないでしょうか。
ご案内のとおり富士山は見る方向によって「こんなにも違うんだ」というくらい形が違って見えます。
私としては山梨県の三ッ峠山や富士急行線沿線の山々から見る富士山が好きなのですが、ここふもとっぱらから見る富士山もそれに近い。したがって私の好みの山容なのです。
今回初訪問でしたが、「また来たい」という動機形成にこの見え方は十分なインパクトがあります。

言葉は不要です。

牛舎も味わいがあります。
牛舎内の売店は9時から17時まで営業時間ですが、クローズ時間をせめて一時間延ばしてもらえるとありがたいかなと思います。

こちらは草原中央トイレの建物です(チェックアウト前に撮影したものです。)。

中には綺麗な水場が備え付けられています。ただ、給湯設備はありませんので、我が家はヤカンで沸かしたお湯を持参して洗い物の最後の仕上げに利用していました。
シンク内に三角コーナーが置かれていますが、これだけの規模だと処理が追い付かず、満タンになって、排水口にも生ごみが詰まり、シンク自体がプール状態になっている時がありました。
キャンパー個々が、洗い物を水場に持ち込む前に、自分のサイトでキッチンペーパー等を使って可能な限り汚れを拭い、シンク周りを拭くためのウエスやごみ袋を持参して水場利用すれば、キャンパー全員が気持ちよく利用できると思うのですが・・・。

こちらは男子トイレ入口です。
トイレは細君に言わせると大変清潔で気持ちよく利用できたとのことです。
ウォシュレット&暖房便座完備です。

さあ日の出が近づいてきたようです。

雲に太陽光が当たって輝いています。

出ました。

朝食は昨日富士宮市内のマックスバリューで購入したパンをいただきました。
これはカレーパン。左側が激辛バージョンです。

カップスープでいただきます。

こちらのパンも美味しくいただきます。
スキレットでパンを温めたのは今回初めてでしたが、なかなか良いアイデアかと・・・。

撤収中の写真はありません。
こちらの写真は全ての作業を完了し積み込みを終わったところです。

車でゴミステーションに立ち寄って10時過ぎにはチェックアウトしました。
チェックアウト時間は14時なのですが、明日が仕事なので・・・。

帰路は「富士眺望の湯 ゆらり」で汗を流します。大人一人1,300円というかなり強気な料金設定。

その後富士急ハイランドそばのこちらのお店で吉田うどんをいただきまして・・・

細君とキャンプ中に見聞きした様々なことを道中の話題にしつつ無事に帰宅しました。

ふもとっぱらはおそらくウインターシーズンが空いているんでしょうが、電源がないのでその頃のキャンプはなかなか厳しいかと・・・。
細君も珍しく「ここだったらまた来てもいい」と言っているので、春秋の気候の安定した時期に平日狙いで再訪しようかと思っています。

いずれにしろ今回は、二泊三日の充実したキャンプができました。
何にもまして富士山に感謝しないといけませんね・・・(^^♪。

ふもとっぱら②(R4.10.3)

第二日目の朝です。
昨夜は比較的よく寝れました。これだけ広大な敷地のキャンプ場ですが、遅くまで騒いでいるキャンパーもいなかったようで近隣の話声で目覚めることもありませんでした。
今朝の天気は雲量多めですが、富士山はてっぺんから裾野までクリアーに見えています。

月曜の朝ですが、いったい何張のテントが立っているのでしょうか・・・。

朝ご飯はこちらです。すき焼きの翌朝の定番「焼うどん」(^^♪。おにぎりは昨日自宅から持ってきた細君のお手製です。

だいぶ陽が高くなってきました。

美しい山容です。そういえば昨日夕方四時に「頭を雲の上に出し♫」という「富士山」のメロディーが場内に流れました。今日も流れるんでしょうね・・・。

さてデザートはこちら。これも自宅から持ってきました。

こちらもいただきます。

食後は少々場内散歩。こちらの建物にはノルディスクのブランドロゴが描かれていましたが、何の建物か判明しませんでした。

所々にこうした二連のシンクが設置されています。

ゴミステーションです。分別を徹底したいものです。

管理棟です。

牛舎トイレ・売店です。基本的に場内どの位置からも富士山を見ることができます。

売店の一角にオリジナルの木製家具が展示されています。

散策を終えた我々は9時半にサイトを後にして一番近い日帰り温泉施設「風の湯」で汗を流してさっぱりしました。
入浴料は1,000円と少々お高めです。写真は撮り忘れました。

その後は、富士山本宮浅間大社に参拝に向かいました。
富士山大噴火を鎮めるために創建された古社で全国の浅間神社の起源と言われる由緒あるお宮です。
立派な神門です。

本殿は400年以上前に造営されたものだそうです。

 

「湧玉池」は一見の価値がありました。

富士山の伏流水が湧き出ているようです。

カモ君たちも気持ちよさげ・・・。

鳥居の間から富士山を望みます。

その後、マックスバリューで今夜のバーベキューの食材を若干仕入れます。
レジで細君が係の女性に近くで富士宮やきそばが食べられるお店がないか尋ねたところ、こちらのお店を紹介してくれました。

富士宮やきそばです。500円なり。

お好み焼きです。こちらも500円なり。

両方とも大変美味しかった。また食べたくなるかもです・・・。
その後キャンプ場に戻る道すがら「白糸の滝」に立ち寄ります。
駐車場近くの観光案内所付近から仰ぐ富士山。ちょっと首を傾げた感じでしょうか。

音止の滝、白糸の滝ともに私は二回目の訪問です。前回の記録はこちら。
音止の滝の轟音は大迫力です。

本当に大迫力です。音をお伝えできないのが残念😅

続いて白糸の滝。少々長い階段を降りる必要があるので足の悪い方には厳しいかと。
こちらはまた趣があります。

周辺の岩から染み出す水が簾状の滝を構成しています。

美しい。

こちらで大福を二個購入。一個は今朝細君と半分ずついただきました。残りはこの記事を書きながらいただきました。大変美味しい。

駐車場に戻る途中の売店でこちらをいただきます。大変濃厚でこれまた美味しい。

滝見物の後「まかいの牧場」に若干立ち寄りました(入場せずに売店のみ(>_<)。)。子供たちが小さい頃に朝霧高原のファミリーキャンプで訪れて以来です。

サイトに戻ったのは二時半でしたので、おやつに持参の栗を焼きます。

スキレットを使います。

先日笠間で購入したものとご近所でいただいたもののミックスです。おやつにはちょうど良かった。

もう車には乗らないので陽が高いうちからアルコールをいただきます。

タープの下でまったりした時間が流れていきます。

今回も頑張ってくれています。

おっと富士山に笠雲が・・・。

アップします。

5時には夕餉のスタートです。

御殿場高原ビールでカンパーイ!

バーベキューもスタートです。

頭を出してくれました。富士山の歌の歌詞どおりです。

雲が心なしか減ってきたような・・・。

続いてふもとっぱらのオリジナルビールでカンパーイ! 400円とお高めでしたが、なかなか美味しいビールでした。

暗くなってきてオイルランタンとノーススターに点火します。

チーズハンバーグをいただきます。正直言って色々食べたのでお腹が苦しい。

最後は焚火で温まります。

良い雰囲気です。

明日は撤収日なので是非乾燥撤収し得る好天に恵まれたいものです。
細君曰く「二泊三日はあっという間ね・・・」とのことでした。

ふもとっぱら①(R4.10.2)

10月2日(日)から二泊三日で静岡県富士宮市に所在する「ふもとっぱら」に細君とキャンプに出掛けてきました。

我が家の二回目のファミリーキャンプが同じ朝霧高原に所在する「朝霧高原オートキャンプ場」だったのですが、当時(31年前)は「ふもとっぱら」という名称は聞いたことがなかったなあと思い、いつできたのかを調べてみると2005年に開設されたそうです。自分の記憶が正しかったと少々安心しました。

現在のような日本を代表するキャンプ場になったのは、ゆるキャン△に登場した影響が大だと思います。

能書きはこのくらいにして第一日目から振り返っていきたいと思います。
前週の金曜日から貸し切りのイベントが行われていて、日曜日当日のチェックインは14時でした。
キャンプ場入場口に到着したのは13時半でしたが、スタッフの誘導も明確でなく、付近道路はうろうろするキャンパーの車でやや混雑しています。
しばらくするとスタッフの男性のアナウンスがあって、入場ゲートへと林間を迂回して進む林道入口における案内が始まりました。

入場ゲートではスタッフが車のナンバーチェックをして予約状況をPCで確認しています。ですので受付はスムース。検温を受け、二泊分の料金8,000円を支払い場内の施設案内マップを受け取って簡単な説明を受けたのちに待ちに待った入場です。

場内には、まだまだ多くのキャンパーが滞在していますが、草原中央トイレ近くに陣取ることができました。
設営には一時間半強かかりました。
赤い三角印が設営場所です。なかなか良い場所です。

今回はサーカスSTDXとフカヅメカンガルーテント(S)のデビュー戦です。
サーカス君とフカヅメ君の相性は御覧のとおりピッタリです。
焚火と日よけ用にTCタープも張ります。
サーカスSTはピグメントコーティングがされた遮光性が高いタイプですが、それでも中にいると暑い。この時期はまだまだタープの設営は必須です。

設営時、それまで見えていた富士山が雲に巻かれてしまいました。

しばらくすると雲が取れて富士山が姿を現します。この時点で今回の目的は達成です(^^♪。

富士山の頭をアップします。

炭を熾して宴の準備です。

サーカス内はこんな感じです。「ちょっと狭い気がする」というのが細君のコメントでした。

富士山が見え続けていてモチベーションアップです。

今日は自宅から持参したこちらの瓶ビールをいただきます。

カンパーイ!このビールはキリンの新商品ですが香り豊かでなかなか美味しい…。

その後気温が下がったのでサーカス内に移動・・・。16℃しかありません。

今日のメインディッシュはいただきモノの米沢牛ですき焼きです。

まずは肉だけ焼いてすき焼きのタレでいただきます。最高です(*^^)v。

その後すき焼きをいただきます。

出来上がりの図。満腹です。

食後に洗い物を済ませ、若干焚火をしつつ、日本酒をいただいて9時過ぎには消灯しました。

第一日の日程は無事に終了です。

新しいカンガルーテント

明日からいよいよ「ふもとっぱら」へ遠征です。
そこで今日は先日新しく購入したDODの「フカヅメカンガルーテント(S)」とサーカスSTの相性を確認しに行ってきました。
「フカヅメカンガルーテント(S)」は長辺それぞれに出入口を備えていて、我が家における細君とのキャンプスタイルにはぴったりなんです。(その理由についてはこちらの記事を参照。)
実はずっとこのテントが気になっていたのですが、タンカラーが長いこと欠品になっていました。
先日久々にDODのホームページを確認すると入荷していたので、すかさず購入手続きを取ったというわけです。

さて、今回も小貝川河川敷の芝生の広場を利用します。ここは直近まで車で乗り付けられるので大変便利なんです。

まずはサーカスST・DXとフロントフラップを張ります。

次にフカヅメカンガルーテント(S)をサーカスの中で張ります。
なかなかイイ感じです。

フロントフラップを張っているのでスペース的にも余裕があります。
最初に触れたようにフカヅメカンガルーテントは長辺にそれぞれ出入口が装備されているので背面からの出入りも可能です。

こんな感じになります。

ちなみに今日は快晴で陽射しも強く、サーカスSTはピグメントコーティングされていて遮光性が高いのですが、フロントフラップ側のみ開けていると中は暑い・・・。それでも前後の入口をオープンにすると風が抜けて涼しく過ごせることも体感できました。

明日から二泊三日のキャンプでそれぞれの実力を実証してきたいと思います。